グリーン電力証書制度について

太陽光や風力、バイオマス等の再生可能エネルギーにより発電される電力は、電力そのものの価値のほかに、発電時に二酸化炭素を排出しないことや、化石燃料の使用削減効果から、地球温暖化を防止するなどの「環境価値」 があると考えられ、「グリーン電力」と呼ばれています。

この「グリーン電力」の「環境価値」を電力と切り離し、「証書」という目に見える形にて取引できるようにしたものが「グリーン電力証書」です。

事務所や店舗、工場、イベントなどの事業者がグリーン電力証書を購入することで、事業者が使用する電力に「環境価値」が上乗せされることとなり、事務所や店舗の運営、商品の製造やサービスの提供に、「グリーン電力」を使用したと見なし、環境に配慮した事業をPRすることができます。
また、個人がグリーン電力証書を購入することもできます。証書を1,000kWh分購入した場合、一般家庭の年間消費量の約3分の1の量のグリーン電力を使用したと見なすことができます。

グリーン電力は、グリーンエネルギー認証センターによって認証される必要があります。その認証の申請と、証書の発行・取引を行っている複数の証書発行事業者があります。
グリーン電力証書制度に参加するには、証書発行事業者へ「環境価値」を売る、証書発行事業者からグリーン電力証書を買う方法があります。
また、自らグリーンエネルギー認証センターから認証を受け、証書を発行することも可能ですが、その場合は販売先も自分で探す必要があります。

詳しくはグリーンエネルギー認証センター ホームページをご覧ください。