消防活動用ドローン

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

新たな消防活動のツールとして

 厚木市消防本部では、 災害発生時における状況把握や情報収集を上空から迅速かつ効率的に行うことを目的とし、平成29年8月1日から消防活動用ドローンを運用しております。

白いドローンの後ろで操縦する3名の隊員の写真

運用効果について

 「新たな消防活動のツール」として、土砂崩れ現場等、二次災害が発生するおそれのある場所及び水難事故現場での広範囲にわたる要救助者の検索等、消防隊員が接近することが困難な状況下や災害現場全体の状況把握に時間を要する場合において、消防活動用ドローンを活用することで、要救助者の早期発見、被害状況の早期把握など、新たな消防活動が期待できます。

上空を高く移動するドローンを地上から操縦隊員が確認している写真

消防活動用ドローンの操縦者について

 消防活動では、様々な状況下で常に安定した飛行が求められることから、その知識と技能を身につけるとともに、運航に関わる十分な安全を管理するため、ドローンの基本操作などを習得する操縦技能者研修やリスクアセスメントを習得する運航管理者研修を受講した消防職員の中から、指揮者、操縦者及び操縦補助者を選任し、3人一組で活動します。

操縦者3人が空見上げてながら操作している写真
ドローンを操縦する手元のプロポ画面のアップ写真

ドローンの性能等について

1 DJI PHANTOM4 Pro Plus

 (1) 配備数 2機

 (2) 機体寸法 350mm(対角)

 (3) 機体重量 約1.4kg

 (4) 最大飛行時間 約30分

 (5) その他 高性能カメラを搭載し、本体内蔵のSDカードに動画を保存出来ます。

地面に置いてある消防活動用ドローンとプロポの写真

2 DJI MAVIC2 ENTERPRISE DUAL

 (1) 配備数 1機

 (2) 機体寸法 354mm(対角)

 (3) 機体重量 899g

 (4) 最大飛行時間 31分

 (5) その他 全方位障害物検知システムと赤外線検知システムを備えています。また、リアルタイムの放送や音声再生が可能なスピーカー等を設置することができます。

マビック2

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