令和7年度第1回厚木市総合計画審議会 会議録

更新日:2025年05月01日

公開日:2025年05月01日

 

令和7年度第1回厚木市総合計画審議会
会議主管課 企画政策課
会議開催日時 令和7年4月21日(月曜日)
午前9時30分から午前11時00分まで
会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者 厚木市総合計画審議会委員 12人
(事務局)8人
企画部長、企画部次長、総合計画担当課長、企画政策課長、企画政策係長、計画調整係長、
計画調整係主査、主任
説明者 計画調整係長
傍聴者 なし

 

 

会議の経過は、次のとおりです。

第1回厚木市総合計画審議会

1 開会

2 挨拶

3 案件

(1) 第11次厚木市総合計画について

ア 市民参加の状況について

イ  将来都市像について

ウ  施策体系(案)について

エ  厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化について

オ 今後のスケジュールについて

(2) 第10次厚木市総合計画について

ア 第1期実施計画の振り返りについて

 

(1) 第11次厚木市総合計画について

・中村会長

それでは、「案件(1)第11次厚木市総合計画について ア 市民参加の状況について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料1に基づき、説明

・中村会長

事務局から、市民参加の状況について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・宮崎(三)委員

ワークショップに参加された方の年齢層の分布はどうでしたか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

あつぎ女性100人プロジェクト及びあつぎ未来創造プロジェクトは、中学生から高齢者まで幅広い世代の方に御参加いただきました。年齢の内訳といたしまして、あつぎ女性100人プロジェクトにつきましては、10代7名、20代6名、30代15名、40代19名、50代22名、60代23名、70代5人、合計で97名に御参加いただきました。

・事務局(総合計画担当課長)

あつぎ未来創造プロジェクトにつきましては、最終的に29名に御参加いただき、内訳は10代4名、20代1名、30代1名、40代4名、50代3名、60代10名、70代4人、80代1人、不明1名となっています。

・水谷委員

市民参加については、よく工夫されている印象を受けました。いただいた意見の公表や計画への反映についてはどう考えていますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

いただいた意見については、市のホームページで報告書を公開しています。また、計画への反映については、個々の意見を一つずつ反映させていくというよりは、分野ごとの傾向としてとらえ、参考にしていきます。なお、総合計画の冊子の中で、主な意見を載せていくことを検討しています。

・中村会長

続いて、「イ 将来都市像について」を議題とします。事務局の説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料2に基づき、説明

・中村会長

事務局から、将来都市像について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・浜崎委員

将来都市像のうち「T」が表す言葉について、挑戦という意味を込めて、チャレンジを入れてはどうでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

検討させていただきます。

・中村会長

続いて、「ウ 施策体系(案)について」を議題とします。事務局の説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料3に基づき、説明

・中村会長

事務局から、施策体系(案)について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・宮崎(三)委員

第10次と第11次の施策は連携していると思ってよいでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

第10次の施策体系を見直し、市民の皆様に分かりやすい分類となるように再構築しています。また、時代に合わせて、新たに追加するものなどを精査しています。

・宮崎(三)委員

第11次は「河川」がはずされていたり、「商業」が新規に追加されたりするなどの差異が見られますが、これも時代に合わせて変えていくという認識でよいでしょうか。

・事務局(総合計画担当課長)

「河川」は第11次では「自然環境」の中に位置付けています。また、第10次で共創政策に位置付けていた行政経営及び広域連携については、第11次では施策体系に位置付けず、行政運営の基本姿勢として整理することを考えています。

・水谷委員

施策体系について、第10次の基本政策は抽象的な表現に感じますが、第11次では名称などが分かりやすくなって良いと思います。一方、コミュニティについては、福祉・健康に入っていますが、様々な分野にまたがるものなので、位置付けが難しいと感じます。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

福祉・健康・コミュニティに位置付けている施策については、庁内でも議論になりました。生涯学習や社会教育が入っていることが政策名を見ただけでは分かりづらいという意見もあります。事務局としては、政策の項目はこの程度にとどめ、分かりやすい表現について庁内組織を含めて検討を進めていきます。

・野元委員

確かにコミュニティの位置付けは難しいとは思います。今後更に高齢化が進む中で、福祉や健康の施策を進めるためには、コミュニティは切っても切れないものであり、行政主導では難しく苦労している部分でもあります。位置付けが難しい中でも、コミュニティを福祉・健康に入れるのは良い案だと思いますし、つながりが分かりやすくなったと思います。

・中村会長

続いて、「エ  厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化について」を議題とします。事務局の説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料4及び参考資料に基づき、第11次総合計画素案の構成を含め説明。次回(5月15日)の会議であらためて意見をいただく旨説明。

・中村会長

事務局から、厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化及び素案について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・和縣委員

総合計画とまち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化について、期間がそれぞれ異なるので、重複している部分など分かりやすい表現にしてもらいたいと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

今回の策定に合わせて、現行のまち・ひと・しごと創生総合戦略は令和7年度に前倒しで終了し、総合計画と合わせて8年度にスタートできるようにします。期間については、総合計画と総合戦略のどちらも10年間としますが、中間年度で見直しを行っていく予定です。

・加賀谷委員

8ページの将来の目標人口について、217,000人とありますが、10年後も今と変わらない人口を維持するということでしょうか。人口がどれくらい減るという予想に対して、どれだけ抑制するかというイメージはありますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

人口ビジョンの推計を行う際に参考にしている国立社会保障・人口問題研究所の推計を基にすると、もっと減少が見込まれますが、人口減少に対する施策の効果を見込んだ上で、217,000人と設定しています。

・加賀谷委員

総合計画の達成度を測る指標として、人口は重要だと考えます。市民の皆様に納得していただくためにも重要な数字だと思いますので、予測人口や目標値を入れた方が明確になると思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

人口ビジョンの改定に合わせて精査していきます。また、総合計画と総合戦略を一体化することによって、市が人口減少対策にどのように取り組むか、より分かりやすくなると考えています。なお、参考資料の3ページに策定の背景を文章で記載していますが、ここでグラフなどを交えてお示しすることを考えています。

・山口委員

出来上がった総合計画を市民の皆様にどのように伝えていくのか方針はありますか。また、指標については参考資料の13ページ以降に現状値・中間目標・目標値の記載がありますが、毎年測定して中間地点で公表するということでしょうか。それとも測定も公表も中間地点なのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

総合計画の周知については、冊子と合わせて、概要版も作成する予定です。また、ホームページへの公開や公共施設への配架のほか、毎年広報に織り込んで配布している事業と予算のあらましに総合計画のページを設け、ホームページにアクセスできるQRコードを掲載するなど工夫していきます。

指標については、毎年測っていきますが、最終アウトカム指標については、中間年度と最終年度に評価することを考えています。毎年の評価については、事業を位置付けるアクションプランにおいて、各事業の毎年の目標値を設定していくとともに、複数の事業にまたがる中間アウトカム指標を設定し、中間アウトカム指標と各事業の指標で評価を行っていく考えです。

・浜崎委員

総合計画と総合戦略の一体化については、とても良い考えだと思います。まちづくりは人づくり、人づくりはまちづくりというのが自分の基本的な考えですが、進行や策定上合理的だと思います。また、素案については、厚木市の歴史を調べると、交通の要衝であることなどが発展の元なので、そういうところをいかしていってほしいです。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

総合計画と総合戦略の関係は、分かりづらい部分がありましたので、一体化することで、より人口減少対策に向けて強力に進めていきたいと考えています。今後、インターチェンジの新設などもあり、交通がまちづくりにとって更に重要になっていきますので、周辺のインフラ整備など、計画的に進めていきたいと思います。

・中村会長

総合計画と総合戦略を一体化した場合、審議会(総合計画審議会とまち・ひと・しごと創生総合戦略会議)のメンバーは別になるのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

計画の一体化に伴い、審議会の一体化も考えています。総合計画審議会をメインに一体化を進めますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略会議については、産官学金労言士と多様な方に参画いただいていますので、その考え方を引き継いで、構成を検討していきます。

・中村会長

KPIや指標の設定が難しいと思います。達成率が10%だったり200%だったりするので適切な指標を設定する必要があると思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

従来から指標が適切に設定されているのかという議論はありました。事業の成果を測る指標についても今回、ロジックモデルを活用したものにしたいと考えていますが、指標の設定が難しい事業もありますので、総合計画事業自体の整理をしながら、進めていきたいと考えています。

・中村会長

特に主観的な指標は難しいと思いますので、議論して適切な指標を設定してもらいたいと思います。

・宮崎(昌)委員

資料4に庁内検討組織が一本化と記載がありますが、具体的にどのような組織が一本化されるのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

庁内組織として、総合計画は総合計画策定委員会、総合戦略については、まち・ひと・しごと創生総合戦略本部があります。部長級で組織しているものと、次長・課長級で組織している幹事会がそれぞれありますが、ほぼメンバーが同じですので、一本化して進めていきます。

・水谷委員

参考資料の10ページに重点プロジェクトとして総合戦略の記載がありますが、少し唐突なイメージを受けるので、序章で総合戦略の説明があった方が良いと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

序章に総合戦略の説明を入れて、分かりやすくなるよう検討していきます。

・宮崎(三)委員

資料4の1ページに総合計画と総合戦略の関係性の図がありますが、総合戦略は完全に人口に特化したものなのでしょうか。また、2ページの5の重点的取組というのは、戦略だけのものなのでしょうか。それとも総合計画の全ての施策に対して重点を決めて短期的に進めていくのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

総合戦略については、国が人口減少社会に対応するため、東京圏一極集中を是正し、人と仕事の好循環により地方が活性化するという考え方のもと進めてきた計画です。

重点プロジェクトについては、総合戦略の考え方を踏まえつつ、全ての施策の中から今後10年間で本市が重点的に取り組んでいくものを位置付けていきます。評価についても、総合計画全体の評価と併せ、重点プロジェクトとしての評価もしていく予定です。

・宮崎(三)委員

このままいくと人口は減少していくので、それを和らげる施策としてやっているという認識でよいでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

お見込みのとおりです。

・宮崎(三)委員

第10次の冊子と比較して、第11次はもう少し絞られたものになるという認識でよいでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

第11次の冊子では、地区別計画は省略し、施策だけのページとしますので、ページ数は少なくなります。分野ごとに何を目指すかを分かりやすく伝えられる構成にしたいと考えています。

・伊藤委員

外国籍の方が増加傾向にあるというのを数字で示した方が良いと思います。

事務局(企画政策課計画調整係長)

序章の策定の背景の中で、具体的な数字をグラフなどで入れていきますので、外国籍の方の人数についても、推移が示せればと思います。

宮崎(三)委員

第11次はKPIが大事だと思います。現実的なデータをとらえないと方向性がずれてしまうので、計画に関わる重要なデータはしっかり取ってもらいたいと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

根拠がある目標値とするためにも、現状値が取れるデータを基に指標を設定していきます。

・中村会長

続いて、「オ 今後のスケジュールについて」を議題とします。事務局の説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料5に基づき、説明

・中村会長

事務局から、今後のスケジュールについて説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・各委員

意見なし

 

(2) 第10次厚木市総合計画について

・中村会長

続いて、「案件(2) 第10次厚木市総合計画について ア 第1期実施計画の振り返りについて」を議題とします。事務局の説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料6及び当日配布資料「第10次厚木市総合計画の振り返り」に基づき、説明

・中村会長

事務局から、第1期実施計画の振り返りについて説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

・中村会長

評価についても、目標値の設定が甘いとA評価になり、厳しいとB・C評価になってしまうので、適切な指標の設定が難しいと思います。第11次の評価は、同じような方法で行うのでしょうか。

・事務局(総合計画担当課長)

評価の方法は検討を進めているところです。重点プロジェクトについては数値目標を置き、中心に評価していきます。個別の事業についても、指標を設けて進捗管理していきますが、評価シートなどの体裁については検討中です。

・和縣委員

第10次の振り返りについては分かりやすいと思いました。第11次の評価に向けて、地方創生2.0との関連性を見たときに、全国の自治体と比較して優位性があるかなど、比較できる項目を用意しておくのも良いかと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

参考に検討させていただきます。特に地方創生については、他市でも同じような指標を設定していますので、比較は可能であると思います。

・宮崎(昌)委員

第10次総合計画の振り返りに対する意見の提出が4月28日までとなっていますが、第11次総合計画の素案に対する意見も記載しても良いでしょうか。次回の総合計画審議会の内容は素案の検討かと思いますので、そこに反映してもらえたらと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

任意の様式で構いませんので、第10次、第11次どちらに対しての意見か分かるようにしていただいて提出をお願いしたいと思います。

・中村会長

他にございますか。無いようでしたら、本日、予定していた案件は以上になります。

なお、本日の会議録につきましては、事務局で作成し、私の方で最終的に確認した上で、市のホームページで公開してまいります。また、公開に合わせまして、委員の皆様にも会議録を送付いたしますので、御承知おき願います。

・中村会長

それでは、以上で本日の議事は全て終了といたします。

 

4 閉会

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