令和7年度第6回厚木市総合計画審議会 会議録

更新日:2025年11月04日

公開日:2025年11月04日

 

令和7年度第6回厚木市総合計画審議会

会議主管課 企画政策課
会議開催日時 令和7年10月22日(水曜日)
午後2時から午後3時まで
会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者 厚木市総合計画審議会委員 13人
(事務局)8人
企画部長、企画部次長、総合計画担当課長、企画政策課長、企画政策係長、計画調整係長、
計画調整係主査、主任
説明者 計画調整係長
傍聴者 2人

 

 

会議の経過は、次のとおりです。

第6回厚木市総合計画審議会

1 開会

2 挨拶

3 案件

(1) 第11次厚木市総合計画長期ビジョン(案)に対するパブリックコメントの実施結果について

(2) 総合計画審議会及びまち・ひと・しごと創生総合戦略会議の統合について

(3) 第11次総合計画における評価方法の考え方について

 

(1) 第11次厚木市総合計画長期ビジョン(案)に対するパブリックコメントの実施結果について

 

・中村会長

それでは、案件(1)「第11次厚木市総合計画長期ビジョン(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料1、資料2に基づき説明

 

・中村会長

事務局から、「第11次厚木市総合計画長期ビジョン(案)に対するパブリックコメントの実施結果」について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

 

・野元委員

資料1のパブリックコメントのNo38の意見概要にあるように、特別養子縁組をされた方のほっとタイムサポーター利用については、意見に対して柔軟な対応をされたことを知り嬉しく思いました。次期計画への反映だけでなく、いただいた意見について事業レベルですぐに取り組めるものは対応していただきたいと思います。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

具体的な取組はアクションプランに位置付けていきますが、すぐに対応できることは取り組んでいきます。パブリックコメントの意見内容や、オープンハウスでいただいた意見等も全庁に共有しています。第11次総合計画の推進に当たっては、市民ニーズを捉えて取り組んでいきたいと考えています。

 

・宮崎(三)委員

アクションプランについての意見もありますが、今後策定されるアクションプランを我々がチェックできる体制はありますか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

アクションプランは3月までに策定しますので、委員の皆様には2月下旬か3月上旬頃に開催する総合計画審議会において、案をお示しする予定です。

 

・宮崎(昌)委員

パブリックコメントの意見にもありましたが、総合計画と総合戦略を一体化した中でもコンパクトにまとめられているという意見を自分も持ちました。

また、No6の意見に対する市の考え方の中で、アクションプランについては、パブリックコメントを行わないと記載がありますが、要件を満たさないなど、規定上実施できないのでしょうか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

個別の事業を位置付けるアクションプランについては、既にパブリックコメント等の市民参加手続を行った長期ビジョンを基に策定するものであることから、原則として市民参加手続を行う必要はないとされており、実施の予定はありません。

長期ビジョンに対する市民参加手続の中で、具体的な意見もいただいていますので、アクションプランに反映していきたいと考えています。

 

 

(2)総合計画審議会及びまち・ひと・しごと創生総合戦略会議の統合について

 

・中村会長

続いて、案件(2)「総合計画審議会及びまち・ひと・しごと創生総合戦略会議の統合について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料3に基づき説明

 

・中村会長

事務局から、「総合計画審議会及びまち・ひと・しごと創生総合戦略会議の統合」について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

 

・水谷委員

附属機関の設置に関する条例の設置目的について、総合計画の「策定」を「推進」に変更する趣旨を教えてください。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

厚木市附属機関の設置に関する条例の別表の中で、他の附属機関についても記載されていますが、総合計画以外は「推進」という文言を使用しています。厚木市の附属機関として統一するために変更したいと考えています。

 

・事務局(総合計画担当課長)

総合計画の策定が終わると、進行管理の部分で審議をいただく形になります。「推進」の中に「策定」も含まれるという意味で、他の附属機関とも合わせて整理しました。

 

・水谷委員

審議会の委員として策定に参加しているという意識があるので、「策定」も含めて「推進」だというときに、委員の受け止めも含めて大丈夫かということが気になりました。

 

・事務局(総合計画担当課長)

庁内の例規担当部署とも調整してこの表現としました。条例上はこのような表記になりますが、審議会としての取組内容については、委員の方に丁寧に説明していきたいと考えます。

 

・水谷委員

誤解のないように進めていただきたいと思います。

 

・宮崎(三)委員

来年5月末で任期が終わりますが、2年間策定に関わってきたので、アクションプランの進捗を確認したいという思いがあります。来年6月からの総合計画審議会委員について、公募市民の募集はどうなりますか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

3月1日号の広報及び市のホームページで募集を予定しています。委員の任期は6月からですが、書類選考と面接選考を考えていますので、1か月間を募集期間とする予定です。

 

 

(3)第11次総合計画における評価方法の考え方について

 

・中村会長

続いて、案件(3)「第11次総合計画における評価方法の考え方について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

資料4に基づき説明

 

・中村会長

事務局から、「第11次総合計画における評価方法の考え方」について説明がありました。これに関して、御意見等がございましたら、御発言をお願いします。

 

・野元委員

それぞれの指標について具体的な例を示していただけますか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

一つの例として生涯学習の例を挙げますと、産出(アウトプット指標)は、「生涯学習講座の開催回数」、直接成果(直接アウトカム指標)としては、「講座の参加人数」や「講座に参加した人の意識高揚度」などが挙げられます。中間成果(中間アウトカム指標)については、複数の事業に紐づけて「生涯学習活動を始めた人の割合」、最終成果(最終アウトカム指標)については、「生涯学習活動を継続している人の割合」などを設定して成果を測っていきたいと考えています。

 

・水谷委員

例外なく直接成果、中間成果、最終成果を当てはめるということでしょうか。施策によっては中間成果がないものなどありますか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

最終アウトカム指標については、長期ビジョンに位置付けておりますが、中間アウトカム指標については、アクションプランにおいて、全ての施策に主観的な指標と客観的な指標を設定する予定です。

事業レベルでは、アウトプット指標と直接アウトカム指標の二つを設定し、アウトプット指標については、全ての事業に設定しますが、直接アウトカム指標については、例えば、道路整備などのハード部門は完成までに数年かかることから、設定が難しいものがあります。その他、福祉関係の事業なども設定が難しいものがありますので、所管課と調整しているところです。

 

・宮崎(三)委員

重点プロジェクトについて、KPI(重要業績評価指標)で評価とありますが、定量的なデータと捉えてよいでしょうか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

重点プロジェクトに位置付けるものを数値目標として、戦略1であれば総人口、戦略2では0~14歳人口、戦略3では事業所数等を位置付けています。KPIについては、一部市民のアンケートによる数字もありますが、最終成果に至る進捗を測る指標として、定量的な指標を設定する予定です。

 

・中村会長

厳しい目標だと達成が難しく、低い目標だと達成がたやすくなってしまうので、指標の設定は難しいと思います。

事務局からは何かありますか。

 

・事務局(総合計画担当課長)

評価方法については、具体的な内容を次回の会議でお示ししたいと考えています。

本日の会議ではパブリックコメントの結果及び反映をメインに説明をさせていただきました。今後、パブリックコメントを踏まえた案を庁内の会議に諮り、12月議会に提出する予定です。何か気になった点などがありましたら、御意見をいただきたいと思います。

 

・宮崎(三)委員

資料1のパブリックコメントのNo50の意見概要に記載されているこどもの自殺者数が多いと感じましたが、全国統計の数字ですか。また、不登校については厚木市の人数ですか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

自殺者数は全国の人数で、不登校の人数は厚木市(統計あつぎ)の数字です。

 

・浜崎委員

市職員がまちづくりに全力投球で行動していることが市民に伝わって、パブリックコメントを提出するという行動につながったことが、素晴らしいと思いました。

 

・中村会長

現行の第10次総合計画策定時のパブリックコメントと比較してどうでしたか。

 

・事務局(企画政策課計画調整係長)

現行の第10次総合計画の策定に当たって実施したパブリックコメントでは、基本構想で130件、基本計画で74件の意見をいただきました。

今回は97件の意見をいただきましたが、パブリックコメントの実施に当たっては、オープンハウスなどで周知を行ったほか、市の出前講座で説明をさせていただきました。

パブリックコメントの意見提出については、郵送やファックス、メール等による提出のほか、電子申請も数年前から取り入れております。また、今回は厚木市公式LINEアカウントからの提出も取り入れ、手段を増やしたことから、今回の意見の件数につながったと考えています。

 

・中村会長

他にございますか。無いようでしたら、本日、予定していた案件は以上になります。

なお、本日の会議録につきましては、事務局で作成し、私の方で最終的に確認した上で、市のホームページで公開してまいります。また、公開に合わせまして、委員の皆様にも会議録を送付しますので、御承知おき願います。

 

・中村会長

それでは、以上で本日の議事は全て終了といたします。

 

4 閉会

 

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