はじめましょう!災害時のトイレ備蓄
「もしも」の時、トイレは「どうする」?

わたし達の生活に欠かせない水洗トイレ。
トイレはいつでも使えると考えていませんか?
大規模災害が発生した場合、停電や断水などでトイレが使えなくなるかもしれません。
地震などにより、停電が発生したり、上水道・下水道のインフラが破損したら、トイレはどうしたら良いでしょうか。
災害時でも、トイレは行きたい。
平成28年熊本地震でのアンケート結果によると、39%の人が3時間以内にトイレに行きたいと感じています。
6時間以内にトイレに行きたくなった人も合わせると、なんと7割以上!
災害時でもトイレは我慢できません。
また、トイレを我慢するために水分補給を控えたりすると、脱水症状やエコノミー症候群になるリスクが上がってしまいます。
避難生活におけるトイレ問題は、災害関連死を防ぐ上でも重要な課題となっています。
いつもの備蓄に、『携帯トイレ』をプラス
災害時のトイレ問題を解決するのは、『携帯トイレ』です。
携帯トイレは、災害時に水が流せない場合でも、洋式トイレに設置することで利用が可能です。
「もしも」の時のために、備蓄を検討してみてください。
携帯トイレ 備蓄の目安は?
備蓄の目安 : 5回/日 × 人数 × 7日分
4人家族の場合 : 5回 × 4人 × 7日 = 140回分
人は1日5回はトイレに行くと言われています。
災害時、電気や水道のインフラはすぐには復旧できません。
その間は、トイレも流せない状況が続きます。
備蓄の目安を参考に、自分にあった備蓄をしていきましょう。
「もしも」のために覚えよう!
いつ来るかわからない「もしも」の時。
普段から使い方を覚えて、災害時に備えましょう。
携帯トイレの使い方
排泄物を吸水シートで吸収するタイプや、凝固剤で固めるタイプがあり、どちらもトイレの便器にとりつけ使用します。
準備物
- 携帯トイレ1セット
- ポリ袋1枚
引用:携帯トイレを備蓄しましょう(神奈川県ホームページ)
使用後の注意点
- 蓋付きの容器に保管するなどし、臭いを防ぎましょう。
- 使用後は、「もえるごみ」として処理します。
応急トイレの作り方
便器の破損やトイレがない場合など、段ボールでトイレを作ることもできます。
準備物
- ほどよいサイズの段ボール(大・小)
- 補強に使用する段ボール
- ポリ袋(大・小)
- 粘着テープ
引用:携帯トイレを備蓄しましょう(神奈川県ホームページ)
携帯トイレ、どこで買える?
携帯トイレは、インターネットの通販サイトやホームセンターでお買い求めください。
また、厚木市消防設備安全協会でも購入場所を紹介していますので、お問い合わせください。
厚木市消防設備安全協会
事務局 株式会社神菱商事
電話 046-248-3955
飲むこと、食べること、そして、トイレのこと。
今からできる災害対策、考えてみましょう。
関連ファイル
チラシ:「もしも」の時に、トイレは「どうする」? (PDFファイル: 2.1MB)
外部リンク
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 危機管理課 防災・危機管理係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2190
ファックス番号:046-223-0173
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更新日:2025年06月26日
公開日:2025年06月19日