ロコモティブシンドロームについて
本ページは、ロコモパンフレット2015年度版、ロコモチャレンジ公式WEBサイトを参考に作成しています。
「ロコモ」って何!
ロコモティブシンドローム=通称「ロコモ」は、平成19年に日本整形外科学会が提唱した「運動器症候群」という概念です。筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器の障害により、歩行や日常生活に支障をきたしている状態、または、支障をきたすリスクが高い状態をいいます。
ロコモになると、生活自立度が低下し、要介護状態になる可能性が高くなります。
ロコモを予防して、健康寿命を延ばしましょう。
ロコモの現状
全国の介護が必要になった方のうち、ロコモを原因とする方の割合は、男性が20.3%、女性が44.4%となっています。要介護度別には、要支援者1・要支援者2ともに原因疾患の第1位は関節疾患となっており、ロコモが要支援への移行に大きく関わっていることがわかります。(出典「国民生活基礎調査」厚生労働省 平成25年)
厚木市国民健康保険において、保険加入者のうち40歳以上の男女を対象にロコモ原因疾患の実態を調べたところ、ロコモの可能性がある方は10,265人と推計されることがわかりました。(対象診療年月 平成28年4月から平成29年3月まで)
気がつかないふり、してませんか?
骨や筋肉の量は、20歳代から30歳代にピークがあるといわれています。骨や筋肉は、適度な運動や生活活動で刺激を与え、適切に栄養を摂取することで、強く丈夫に維持されます。骨や筋肉が弱ると、40歳代・50歳代で身体の衰えを感じやすくなり、60歳代以降は思うように動けない身体になってしまう可能性があります。また、軟骨や椎間板にも、運動や生活活動によって適正な負荷が必要です。
年齢を重ねるごとに少しづつ「立つ」「歩く」「走る」「座る」などの日常生活に必要な移動機能が低下していきます。運動習慣の改善などで、機能低下を予防し、重症化を防ぐことが重要です。
- 運動習慣のない生活
運動習慣のない生活を続けることで、少しずつ運動器が衰えてしまいます。 - 活動量の低下
自動車やエレベーターなどの使いすぎに注意。自分の足で歩きましょう。 - 痩せすぎと肥満
痩せすぎると骨や筋肉が弱くなり、太りすぎは腰や膝の関節に負担をかけてしまいます。 - 運動のやりすぎや事故によるケガ
関節はとてもデリケート。酷使やケガでダメージを負ってしまうことがあります。 - 痛みやだるさの放置
腰や膝の痛み。年のせいだからと放置していませんか。
痛みの中には、重篤な病気が隠れている可能性もあります。
症状がある場合は、医療機関を受診するなど適切な対応が必要です。
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更新日:2022年03月16日
公開日:2021年04月01日