令和5年度自転車ヘルメットインフルエンサー事業
道路交通法の改正により、全ての自転車利用者について乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。
厚木市では、モデル校である県立厚木西高校の生徒代表に自転車用ヘルメットを贈呈し、生徒は通学中必ず着用して「ヘルメットインフルエンサー」となることで、着用の必要性を発信し、他の生徒や市民全体に対し、自らの命を守るヘルメットの着用行動を広げていく「自転車ヘルメットインフルエンサー事業」を開始します。
7月 任命式

7月14日、県立厚木西高校で任命式を行いました。
任命式では、30人のヘルメットインフルエンサーに対し、山口厚木市長が任命書を手渡しし、ヘルメットが贈呈されました。
山口市長は、「みなさんがヘルメットを着用してかっこよく、美しく市内を自転車で走り、他の高校生や大人に大きな影響を与えてほしい」と期待を述べ、生徒代表の酒井さんは「自転車事故は時に他人の命も奪ってしまうことを心にとめて、交通マナーを守って乗ることが一番大切。学校内で意識改革を行い、交通安全の輪を校外に広げたい」と決意を述べました。
任命式の終了後は、厚木警察署交通第一課の署員が自転車の交通ルールなどについて講話を行いました。
7月 ワークショップ
7月21日、厚木西高校でワークショップを行いました。
インフルエンサーの生徒は4つのグループに分かれ、「自転車ヘルメットの着用を増やすためにできること」、「自転車の安全利用をさらに向上させるためにできること」の二つのテーマについて、積極的にアイデアを出し合い、話し合った結果を模造紙にまとめ、代表の生徒が発表しました。
まとめた成果物は、9月の文化祭で掲示するほか、今回出たアイデアをヒントにして、二学期以降の活動に生かします。

9月 文化祭(西翔祭)での啓発活動
9月2日、厚木西高校の文化祭「西翔祭」で、インフルエンサーたちが在校生や来場者にリーフレットなどを配布し、自転車ヘルメット着用の啓発活動を行いました。
また、PTA交通安全委員会主催の自転車シミュレーター体験のブースに、インフルエンサーの紹介と、7月に行ったワークショップでまとめた模造紙を貼り出し、来場者に見ていただきました。
インフルエンサーたちは、クラスや部活の出し物の合間を縫って、代わるがわる参加し、積極的に自転車ヘルメットの着用についてPRしてくれました。






10月 在校生への啓発活動
10月30日から11月1日までの3日間、朝の通学時間帯に校内の駐輪場において、自転車通学者への啓発活動を行いました。
インフルエンサーたちは、のぼり旗やハンドプレートを掲げ、自転車のルールが記載されたリーフレットや反射材キーホルダーを配りながら、在校生にヘルメットの着用を呼びかけました。


3月 新入学生説明会での啓発活動
3月13日、合格者説明会において、インフルエンサー10名が入学予定者と保護者の方に反射キーホルダーとリーフレットを配布しながら、自転車ヘルメット着用の呼びかけを行いました。

ヘルメット非着用時の致死率は約2.2倍!

自転車乗用中に交通事故で亡くなられた方の約6割が頭部に致命傷を負っています。
また、ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて平成29年から令和3年までの5年間の合計で約2.2倍高くなっています。
通勤や通学、買い物などの日常生活でも、自転車に乗る際はヘルメットを着用して、頭部を保護しましょう。
関連情報
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市民交流部 くらし交通安全課 交通安全係
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厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2760
ファックス番号:046-221-0260
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更新日:2024年03月18日
公開日:2023年07月25日