令和6年度自転車ヘルメットインフルエンサー事業(県立厚木北高校)

更新日:2024年12月27日

公開日:2024年09月27日

 道路交通法の改正により、全ての自転車利用者について乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。

 厚木市では、県立厚木北高校の生徒代表に自転車用ヘルメットを贈呈し、生徒は通学中必ず着用して「ヘルメットインフルエンサー」となることで、着用の必要性を発信し、他の生徒や市民全体に対し、自らの命を守るヘルメットの着用行動を広げていく「自転車ヘルメットインフルエンサー事業」を実施します。

7月 任命式

厚木北高校

7月19日、県立厚木北高校で任命式を行いました。

任命式では、32人のヘルメットインフルエンサーに対し、山口厚木市長が任命書を手渡しし、ヘルメットが贈呈されました。

山口市長は、「みなさんがヘルメットを着用してかっこよく市内を自転車で走り、他の高校生や大人に大きな影響を与えてほしい」と期待を述べ、生徒代表の畑下さんは、ヘルメットを積極的に着用し、交通安全の輪を学校内だけでなく、校外に広げたいと決意を述べました。

任命式の終了後は、厚木警察署交通第一課の署員が自転車の交通ルールなどについて講話を行いました。

8月 ワークショップ

厚木北高ワークショップ

8月27日、厚木北高校でワークショップを行いました。

インフルエンサーの皆さんは4つのグループに分かれ、「自転車ヘルメットの着用を増やすためにできること」をテーマに、積極的にアイデアを出し合い、話し合った結果を模造紙にまとめ、グループごとに発表しました。今回出たアイデアをヒントにして、二学期以降の活動に生かします。

9月 朝の啓発活動

厚木北高 朝の啓発活動

 9月24日から26日の3日間、朝の啓発活動を行いました。

インフルエンサーの皆さんは、朝早くから正門前に立ち、ハンドプレートを掲げ、登校中の生徒の皆さんに向けて積極的にヘルメットの着用を呼び掛けていました。

10月 文化祭(若楓祭)での啓発活動

文化祭での啓発活動

10月19・20日、厚木北高校の文化祭「若楓祭」で、インフルエンサーたちが在校生や来場者に啓発品などを配布し、自転車ヘルメット着用の啓発活動を行いました。

また、交通安全に関するブースに、8月に行ったワークショップでまとめた模造紙を貼り出し、来場者に見ていただきました。

インフルエンサーたちは、クラスの出し物の合間を縫って、代わるがわる参加し、積極的に自転車ヘルメットの着用についてPRしてくれました。

12月 スケアード・ストレイト交通安全教室

スケアード・ストレイト交通安全教室
スケアード・ストレイト交通安全教室

12月16日、校庭でスケアード・ストレイト交通安全教室が実施されました。

生徒達はスタントマンが目の前で再現する、自転車と車両、自動二輪車(バイク)や歩行者との衝突事故や、トラック左折時の自転車巻き込み事故の再現を見て、交通ルールの順守や交通マナーを守ることの重要性を学んでいました。

教室終了後、ヘルメットインフルエンサーの皆さんは生徒たちの前で、自転車乗用中のヘルメット着用の重要性を伝え、積極的にアピールしていました。

ヘルメット非着用時の致死率は約2.2倍!

ヘルメットを着用しましょう

 自転車乗用中に交通事故で亡くなられた方の約6割が頭部に致命傷を負っています。

 また、ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて平成29年から令和3年までの5年間の合計で約2.2倍高くなっています。

 通勤や通学、買い物などの日常生活でも、自転車に乗る際はヘルメットを着用して、頭部を保護しましょう。

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