厚木市の将来に望むについて(令和5年度提案)

更新日:2023年10月11日

公開日:2023年10月16日

提案の趣旨

   厚木市は、都心方面のアクセスが小田急線のみで発展性がないにもかかわらず、本厚木駅の北口、南口開発のまちづくりから一歩も脱していません。その限界は、この50年の歴史で証明されています。
   市中心部は、相模川から96.4mに位置し、経済的な後背地が少なく、将来性がありません。商店街は消滅し、専門店は激減しています。人口は減り選挙の投票率も過去最低を記録しています。これは、厚木市の将来に期待していない証拠だと思います。
  これは、厚木市の30年から50年、あるいは100年先の将来を見据えたまちづくりが具体的に考えられていないためであると考えています。

  提案する内容は、

1.駅移動によって、厚木中心街の拡大をする。
2.都心とのアクセスを増加する。これによる人口増の可能性は大きい。
3.確かな都市計画を基に企業に示し、企業誘致を積極的に推進する。
4.そのためには、小田急線本厚木駅を西方向に商業施設と共に、80m程移動して新駅を作る。これは厚木の将来発展の前提の前提条件であり、かつ、必要条件である。
5.厚木市が将来大きく発展するためには、30年から50年先を見据えた、思い切ったまちづくり計画を早急に検討し、立案、作成する。
6.新駅が完成した暁には、東西南北に延びる道路が完成、その先も、大きく発展する可能性を秘めたまちづくりで、市民の閉塞感が解消し,市民が厚木市の将来に希望を持つことができる。
   予想される効果としては、都心への通勤者と地元就職者の増加、人口の増加、厚木市全体の活性化と発展、市民の将来への期待が膨らむ、投票率の向上等が見込まれます。

提案に対する回答

   市はこれまで、先人たちの努力により、自然と調和する都市として発展してきました。現在では、全国トップクラスの子育て支援サービスをはじめ、県内有数の道路網の整備や企業が集積し、安定した財政基盤に支えられ自主・自立した行政運営を進めているところです。

   一方で、時代の変遷とともに大規模店舗等が郊外へ立地するなど、商業環境等も変わり、本厚木駅周辺のビルにおいては、老朽化が進んでいる建物もあります。本厚木駅北口と周辺地区においては、現在、複合施設整備事業、本厚木駅北口地区市街地再開発事業を始め、複数のハード事業を並行して進めています。

   市としましては、今後、商業・業務、行政、文化芸術など多様な都市機能を集積させるため、本厚木駅北口とその周辺地区を一体的な面として捉え、市民の誇りとなる玄関口への「生まれ変わり」を目指し、関係機関と連携し市民の皆様の要望の把握に努めながら、ハード事業からソフト事業まで幅広い視点から検討を進めているところです。

   今後についても、御提案にもありましたとおり、50年あるいは100年先の将来を見据えた視点をもって、本厚木駅北口とその周辺地区をデザイン性・機能性に優れた街並みに再整備し、市民の皆様の期待に応え、全国から憧れを抱かれるまちの実現に向けて取り組んでいきます。

 

担当:市街地整備課

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