本厚木駅乗降促進施策について(令和5年度提案)

更新日:2023年10月11日

公開日:2023年10月12日

提案の趣旨

    コロナ前に1日当り15万人に達していた本厚木駅の乗降客数が、今では11万人と海老名駅の黄塵を拝している。
    海老名駅には相鉄線との乗り換え乗降分もあるが、昨今のららぽーとの開業、小田急本社の移転、献血ルームの移転など、目的地としての魅力の増大も著しい。
    このままの状況が続けば、本厚木駅のロマンスカー停車削減も危惧されるなど、住む街としての魅力の更なる低下を招きかねない。
    北口再開発の大規模マンション建設や商業施設などで駅利用者を増やすのが正攻法ではあるが、それに加えて定期利用客の「途中下車」を促進する施策を行ってはどうか。
    都心や相鉄線方面と本厚木以西の間を定期乗車している通勤客が、勤め帰りにいつもは通過する本厚木駅で途中下車して飲食するような需要を、定期券を提示すれば何らかのサービスを受けられるようなキャンペーンを行って喚起するような施策が考えられる。
    駅周辺の更地を活用した新規のオシャレな商業施設が中心で、雑多な街の魅力には欠ける印象のある海老名に対しては、小規模で庶民的な店々でにぎわう夜の本厚木の元々の魅力を最大限活用することができるだろう。
    例えば、愛甲石田駅と町田方面や相鉄線方面を定期通勤している日産テクニカルセンター勤務者だけでも、相当数の利用が見込めるだろうし、逆に伊勢原、秦野、小田原方面から都心方面や相鉄線方面への通勤利用者はその何十倍にも及ぶものと考えられる。
    市民のみを対象とした飲食店応援金券等だけではなく、市外からもお金を落としていただく施策で厚木市の経済振興を図っていただきたく、拙案を記した。

提案に対する回答

    市には事業所が約1万社あり、昼間の人口が多いことを表す昼夜間人口比率については、115.8(令和2年国勢調査では、県内の市で本市のみが100を超える。)と、企業活動等が活発に行われている状況です。

    市としましては、市内外の方々が魅力ある市内店舗をお得に御利用いただけるよう、商店街が実施するプレミアム商品券販売事業への支援や年間を通した多数のイベントの開催を通じて、飲食店など市内店舗の利用促進を図っています。

    御意見をいただいた、定期利用客の途中下車を促進する施策については、地元商店街等と連携しながら、通勤・通学の方々をターゲットとした施策を展開していきます。

   今後についても、中心市街地のにぎわい創出と商業振興につながる施策を展開するとともに、現在検討を進めている本厚木駅北口の再開発事業では、市民の誇りとなる玄関口への「生まれ変わり」を目指し、市民の皆様の期待に応え、全国から憧れを抱かれるまちの実現に向けて取り組んでいきます。

 

担当:商業にぎわい課、市街地整備課

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