半導体工場誘致の件について(令和5年度提案)

提案の趣旨

市政及び経済活性について、提案します。
政府が半導体や電池の工場建設に土地利用の規制緩和を検討中とのことで、森林や農地などの開発に制限がある「市街化調整区域」において、自治体が工場の立地計画を許可できる方針のようです。
市内には「日産テクニカルセンター」が立地しています。半導体は自動車産業には欠かせない部品です。市のイメージ向上のため、隣接する「市街調整区域」岡津古久に半導体工場の誘致を検討していただきたいです。

予想される効果としては、企業誘致により税収が増え、市の先進的イメージの向上につながります。

提案に対する回答

市では、半導体を始めとした情報関連産業について、「厚木市企業等の立地促進等に関する条例」における戦略産業（地域経済への波及効果が大きく、市民の雇用機会の拡大や産業の活性化に向けて重点的に誘致を図る産業分野）に位置付けています。新たな立地に係る最大1億円の奨励金や最大5年間の課税免除など様々な支援制度を設け、企業の誘致を促進しているところです。

御提案にある国の規制緩和については、「地域未来投資促進法」の特例措置の中に、経済安全保障上の重要物資である半導体などの工場を位置付け、市街化調整区域への工場立地を可能とするほか、税制などを含む規制改革により企業の投資を促進することが検討されています。

今後においても、国の規制緩和等の動向を注視するとともに、東名・新東名高速道路を始めとした高規格幹線道路網や充実した子育て・教育環境といった本市の魅力を広く発信し、進出意向のある半導体を始め様々な企業に対して積極的な誘致活動を展開していきます。

担当：産業振興課

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