最小限で最大限の防犯対策について(令和6年度提案)
提案の趣旨
住宅侵入の犯罪が増えていますが、見回りをするにも時間帯を考えると厳しいと思いますし、各自防犯対策グッズを買ってもまちまちです。
また、被害に遭った時に声を出すというのも、恐怖で出せない、高齢で大声が出ない方もいらっしゃると思いますし、声を聞いたからといって110番を躊躇する事もあると感じています。
そこで、高齢者世帯や一人暮らしの方など狙われやすい方に防犯ブザーの所持の呼び掛けと、防犯ブザーの音を聞いた人は躊躇わずに110番の呼び掛けを強化することを提案します。
被害にあった時にブザーを使うことで、室内なら会話ができないほどの音で近隣に知らせる事ができますし、余裕があればブザーを外に投げて音が篭らない分、さらに近隣に知らせやすく犯人にブザーを止められる事もなくなります。
一番重要なのは、ブザー音を聞いた人が躊躇わずにその場で110番できるかなので、警察の方と連携して「ブザー音、聞いたら直ぐに110番」のようなポスターや講習会でブザー=110番の意識付けができればと思いますし、防犯に取り組む地域なんだと見せ付ける事でも防犯に繋がると思います。
こういった一つの決め事をすれば判断しやすくなると思います。
提案に対する回答
近年、高齢者宅を狙った空き巣や強盗が増えており、市においても、防犯に関する取組として、本厚木駅周辺等に70台、市立各小・中学校の通学路に42台、合計112台の防犯カメラを設置しており、今年度は、公民館、公園、児童館などの公共施設への設置を進めています。
防犯ブザーについては、大音量を鳴らすことにより、不審者の撃退や周囲に非常事態を知らせるなど、防犯対策の一つとして有効なものと認識しています。
市としては、防犯ブザーの携帯を呼びかけるとともに、防犯ブザー音を聞くなど不審な状況を把握した場合又は事件や事故、犯罪の現場を目撃した場合には、躊躇せず警察へ通報するよう、あらゆる機会を通じて周知啓発しているところです。
今後についても、安心して暮らせる防犯のまちの実現に向けて、厚木警察署と連携し、市民の皆様の防犯意識の高揚に取り組んでいきます。
担当:くらし交通安全課
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更新日:2024年12月19日
公開日:2025年01月17日