厚木の果物のブランディングについて(令和6年度提案)

更新日:2024年10月01日

公開日:2024年10月09日

提案の趣旨

    厚木市には、あつぎ豚や鮎等がブランド化されていますが、農産物で厚木といえばという物がなく、近隣市町村に遅れをとっているように思います。というのも、本来は誇れる物があるにもかかわらず、ブランディングができていなかった為、近隣市町村が色々と謳っていて使えなくなってしまっているように感じます。

    昨今、地産地消に興味を持つ人が増えてきています。特に、馴染みのある地名が入っているものには、応援の気持ちを込めて購入される方もいるのではないでしょうか。厚木市はすでに色々な取組で名が通っておりますが、果物でも遅れをとらずにアピールしてブランド化しても良いと思います。

    きっかけはグミの存在です。「海老名いちごグミ」、「浜なしグミ」、「湘南ゴールドグミ」、「伊勢原ぶどうグミ」などが販売されていますが、厚木〇〇グミはありません。海老名いちごなどは市をあげてブランディングされているように思います。

    近隣市町村と被らずに果物の特産がないか考えたところ、りんごやブルーベリー、桃が残っていてグミにできそうかなと思います。「厚木りんごグミ」、「厚木アップル」、「厚木ブルーベリー」、「厚ベリ」、「厚木ピーチ」、「厚木桃」、「厚桃」もしくは、「厚木ミックス」にして、いちご・ぶどう・なし・りんご・桃・ブルーベリーなどをミックスジュースのように味を混ぜるか、色んな味がサクマドロップのように入っているミックスにするかは要検討です。

   農家さんと協力してブランディングすれば、新たな特産物としての可能性が見出されると思います。是非、厚木市として果物でもブランド化されたものを作ってもらえたらと思います。

    ブランド化が実現されれば、農家さんの収入アップや、ふるさと納税の返礼品対象が増え、デザインによってはお土産対象になり、厚木は豚と鮎だけでなく農産物もたくさんあるというイメージアップ、地元の農産物に興味を持つ住民がさらに増えることが予想されます。

提案に対する回答

    市においては、農産物等のブランド品の開発やPRなどに取り組む団体等に交付金を交付し、現在、当該団体等において、新たな農産物や厚木産の果樹、野菜を使用した加工品等の商品開発などに取り組んでおり、特に、あつぎのイチゴは、贈答用専用ケースを制作するなどイチゴのブランド化に着手しています。

    また、厚木の豚や鮎をはじめ、市内で生産された加工品などについては、あつぎ食ブランド「あつぎOECフード」として認定し、多くの皆様においしさや魅力を広く情報発信しています。

    頂いた御意見については、魅力あるあつぎの農業を実現させるために有効であると考えておりますので、グミの商品化については、農産物の生産量や果物の選定等に課題がありますが、関係団体と協議し、商品化に向けた研究をしていきます。

    今後については、引き続き、生産者の皆様や関係団体等と連携を図りながら、魅力ある厚木産の農産物の更なるPRに努め、農産物のブランド化に向けて積極的に取り組んでいきます。

 

 担当:商業観光課、農業政策課

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