ファシリティドッグの普及支援について(令和8年度提案)

更新日:2026年10月26日

公開日:2026年10月26日

提案の趣旨

   病気と闘うこどもたちの不安軽減や精神的支援のため、ファシリティドッグの普及を支援する制度の充実を提案します。

   ファシリティドッグとは、病院などの施設で職員の一員として活動し、治療やリハビリに付き添いながら患者を支える犬のことです。日本では、導入されている医療機関が限られており、多くのこどもたちがその支援を受けられない状況にあります。

   病気で苦しむのはこどもだけではありませんが、大人と比べて自分の気持ちをうまく言葉で表現することが難しいこどもたちは、自分の身に何が起きているのか分からない不安を抱えながら治療を受けている場合があります。そのような不安の軽減に、ファシリティドッグは大きな役割を果たしていると思います。さらに、こども本人だけでなく、付き添う家族の心理的負担の軽減にもつながる可能性があります。

   一方で、導入費用や育成費用、アレルギーへの配慮、犬の健康管理などの課題もあります。そのため、必要性が認識されていても導入が進みにくい状況があるのではないかと考えています。そこで、医療機関がファシリティドッグを導入しやすくなるよう、導入費用や育成費用に対する補助制度の創設・拡充を検討してほしいです。また、ファシリティドッグと共に活動するハンドラーの育成や確保に対する支援も必要だと考えます。

提案に対する回答

   ファシリティドッグについては、病院などの施設で職員の一員として活動し、こどもたちの不安軽減や精神的支援に大きな役割を果たす存在であると認識しています。本市としても、ファシリティドッグの介在が、こどもたちが抱える自分の気持ちを言葉にできないという不安をはじめ、検査や治療への恐怖心を和らげ、リハビリに前向きに取り組むきっかけになるという視点は、非常に重要であると考えています。

   一方で、現在、国や県が運営する一部の公的・高度専門医療機関において、導入されていることは承知していますが、導入に当たっては導入・育成費用の負担やハンドラーの確保、さらにはアレルギーへの配慮や動物福祉の確保など、多くの課題があることから、県内市町村においては実施していない状況です。本市においては、現時点で市単独での導入は難しいところですが、今後、県と情報共有を図っていきます。

   いただいた御提案については、動物介在支援の普及に向けた今後の施策の参考とさせていただきます。

   今後についても、病気と闘うこどもたちやその御家族が、少しでも安心して医療を受けられる環境づくりに努めていきます。

担当:健康医療課

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