【5月26日】相模川でクリーンキャンペーンを開催

早朝から約1900人が清掃活動に参加

約2万匹のアユの稚魚放流を実施

ふるさとの美しい清流を守る

美しい自然を守るために厚木市で26日、「第15回県央相模川サミット六市町村合同クリーンキャンペーン」が開催されました。市民や市内企業の社員など約1900人が集まり、早朝から清掃活動に汗を流しました。

クリーンキャンペーンは、相模川流域の6市町村で構成する「県央相模川サミット」（厚木・相模原・海老名・座間市、愛川町、清川村）が協力して開催。15回目となる今回は、相模川・中津川・小鮎川の三川合流点と旭町スポーツ広場（同市厚木3014－2）の2カ所を中心に実施しました。

開始式で山口貴裕市長は「早朝から多くの皆さんにご参加いただき、とても感謝している。アユ釣り解禁や鮎まつり、キャンプなど河川敷を使う機会も多くなると思うので、市内外の憩いの場となれるようきれいな相模川にしていきましょう」とあいさつ。

その後、参加者はごみ袋と軍手を受け取り清掃開始。空き缶やペットボトル、プラスチックなどのごみを回収しました。清掃後は厚木観光漁業協同組合と相模川第二漁業協同組合の協力を得て、アユの稚魚の放流も実施。清掃に参加した子どもたちがバケツに入れられた稚魚約2万匹を川に放しました。

親子で参加した網藤秀和さん（49・森の里）は「会社から案内があり、この清掃活動に初めて参加した。バーベキューをした後の紙や炭などのごみが落ちていたが、全体的にごみが少なく、取り組みの成果が出ていると感じた」と笑顔で話しました。

県央相模川サミットは県央地域の相模川周辺の6市町村が共通して抱える行政課題の解決に向けて2010年から連携をスタート。クリーンキャンペーンの他、防災対策やカーボンニュートラルの推進などに取り組んでいます。

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