【12月9日】水引交差点で混雑緩和に向けた実証実験を実施
横断歩道を渡る歩行者に左側通行を呼び掛ける厚木高等学校の生徒たち
交通混雑解消を目指して
国道246号線・水引交差点での交通混雑解消に向け厚木市は9日、近隣にある県立厚木高等学校と共同で実証実験をスタートしました。高校の生徒8人が参加し、歩行者がスムーズに横断歩道を渡る方法を検証しました。実験は20日まで実施します。
この実験は、厚木高等学校が実施する主体的な探究活動の取り組みの一環で実施。5月から週2回、約半年かけて水引交差点の混雑緩和方法の研究を続けた結果、横断歩道を渡る歩行者の速度向上が交通混雑緩和に効果があるとの仮説に至り、立証のために実験を実施しました。
この日は、「実証実験中」と書かれた案内板を首から下げた厚木高等学校の生徒が交差点の横断歩道に立ち、実験がスタート。二つのグループに分かれ、朝の通勤・通学時間帯約30分間にわたり、青信号になると「左側通行にご協力をお願いします」と声をかけて歩行者を誘導しました。他にも、歩行者数や、横断歩道を渡り切る時間を調査していました。
実験に参加した髙島大暉さん(17)は「この交差点は毎日通学で使っていて、混雑解消のために何かできることはないかと考えていた。左側通行を呼びかけることで歩行者速度の改善が見られたように感じた」と話しました。
実験で得られたデータは厚木高等学校が解析し、来年3月に開催される成果発表会で結果を公表する予定です。
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更新日:2024年12月09日
公開日:2024年12月09日