【1月12日】荻野運動公園で消防出初め式を実施

更新日:2025年01月12日

公開日:2025年01月12日

古式消防によるはしご乗り

古式消防のはしご乗り

車両分列

車両分列

命と地域を守る決意を新たに

厚木市消防本部は12日、隊員らの士気と市民の防火意識を高めようと、荻野運動公園で消防出初め式を開催しました。消防職員や団員など620人が、はしご乗りや消防車両の分列行進、一斉放水などを披露し、会場に訪れた多くの観客を楽しませました。

式は、式典・表彰と消防演技の2部で構成。第1部の式典では、開会に当たり山口貴裕市長が「昨年の8月に市内で震度5弱の地震や台風が発生し、自然災害への危機感を覚えた。消防職団員の皆さんは日頃から昼夜問わず、市民の安心・安全のために職務を遂行していただき感謝を申し上げる。災害から命と暮らし、そして笑顔を守り抜くために、今後もご協力いただきたい」と力強くあいさつ。消防活動に功労のあった消防団員や分団などを表彰しました。第2部の消防演技では、江戸時代の町火消の伝統を受け継ぐ古式消防保存会による演技からスタート。「まとい振り込み」や高さ約6メートルのはしごの上で華麗な技を決める「はしご乗り」が披露されました。続いて、荻野中学校吹奏楽部の演奏に合わせ、ポンプ車や救急車、拠点機能形成車など47台の消防車両の行進や消防団・職員による日頃の訓練などが披露されました。式を締めくくる消防団員による一斉放水では、ホースから赤や黄、青など鮮やかな8色の水柱が噴き上がり、観客から大きな拍手が送られました。

家族で来ていた後藤美保さん(44・愛甲)は「子どもが消防に興味があったので参加した。訓練などの様子を見て、今の生活が守られているのは、消防士や消防団の皆さんの活躍があるからだと感じた。私たちも防火など、できることをやりたい」と話し、息子の雅弥さん(8)は「はしごやロープなどを使った訓練やたくさんの消防車がかっこよかった」と喜んでいました。

消防本部では、市民の命を守るため、冬季に起きやすい火災の予防や、毎年増加している救急件数に伴う救急車の適正利用を呼びかけていきます。

 

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