令和5年度あつぎタウンミーティング(青少年関係団体)

更新日:2023年07月06日

公開日:2023年07月06日

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あつぎタウンミーティングの様子

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    本事業は、市民の皆様とのコミュニケーションを通じて、市政の課題や改善点を把握し、市政に活かすことを目的に実施しています。

    今回は、日頃から青少年の育成支援に取り組んでいる青少年関係団体の代表者の皆様と令和5年6月12日に意見交換を行いました。

≪出席者≫

青少年指導員連絡協議会、青少年相談員連絡協議会、青少年健全育成会連絡協議会、子ども会育成連絡協議会、市立小中学校PTA連絡協議会の各団体代表者

対話内容

    各団体からは、ジュニアリーダー育成に向けた研修の実施や、パトロール等での子どもたちの見守り活動、友好都市との交流活動など、日頃から子どもたちのために取り組んでいただいている団体の活動内容をお聴きする中で、共通していることとして、役員の担い手不足や会員の減少等の課題を抱えている現状を伺いました。

    また、人口減少社会の到来や少子高齢化の進展など、社会環境が大きく変化し価値観の多様化が進むなか、子育て環境も変化しています。最近の子どもたちの居場所や過ごし方について、どのような変化を感じられているのか、どのような場所があると良いか、以下のご意見をいただきました。

・家庭や学校以外の場所として、信頼する友人や大人と関わりながら安心して過ごせる場があれば良いと思います。その上で、自己肯定感を高めたり、人や社会と関わる力を高めるために何ができるのかを考えています。

・子どもたちの多くが塾に通っていますが、受験や試験前に勉強できる場所がないとの声があります。アミューあつぎのような市職員のいる場で落ち着いて勉強できる場所があると良いと思います。

・様々な活動を通じて、子どもたちが短期間で驚くほど成長する姿を見てきました。子どもたちの成長のきっかけとなるよう、意味のある体験ができる事業を行っていくことが大切だと思います。

・子どもたちは塾や習い事で忙しく、外で元気に遊ぶ姿を見掛けなくなっています。人とのつながりが減るなかで、大人のおせっかいを必要とする子どももいると思うので、地域で子どもが集えるようなコミュニティがあると良いと思います。

・インターネット上での関わりが増え、大人の見えないところでトラブルが起きています。セキュリティやフィルタリング等の対策では足りなくなっていると感じるため、今後、子どもたちをどうやって見守っていくか、子どもたちのシグナルをどのようにキャッチしていくかが課題だと考えています。

・学校の先生や親も忙しく、子どもたちの話を聞いてあげられる場所がないと考えています。学校に地域の大人が入り、子どもの話を聞いてあげられる地域協働活動ができれば、子どもたちのストレス発散になると思います。また、最近は食事を菓子パンで済ませている子が多くいるようなので、地域の方が時間に余裕のあるとき、あたたかい食事を提供できる家庭食堂のような場が市の支援のもとにできると良いと思います。

対話を通して

    子育ての課題は複雑で多様であることや、子どもたちの居場所について、それぞれの立場から様々なご意見をいただきました。

    SNS等での交流が増えているからこそ、子どもたちが現実社会で関わり、心が通い合う場所を提供することが必要だと感じました。日頃から、各会の皆様には子どもたちが人と交流する機会を作っていただいておりますが、更にお力添えをいただき、行政としても子どもたちが人と交流する場の提供に取り組んでまいりたいと思います。

    また、組織として皆様の活動を支えるための体制づくりについても、しっかりと進めてまいりたいと考えています。

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