清水小学校でISSの現地審査を実施(平成25年10月9日)

更新日:2023年02月24日

公開日:2023年02月24日

生徒3名が教室の前に立っており、うち2名の女の子が作成した資料を持ち、1名の男の子が青いファイルを持っている、その様子を女性2名と男子生徒2名が見ている写真

現地審査の様子

再認証を目指して

安全な教育環境づくりに取り組む学校に与えられる国際認証、インターナショナルセーフスクール(以下『ISS』)を取得している厚木市立清水小学校(妻田西3-18-1、藍原万里子校長、児童数932人)が9日、ISS再認証のための現地審査を受けました。再認証に向け、教員や児童らが熱心に学校・地域での取り組みを審査員に説明しました。

 ISSは、「事故やけがは、偶然の結果ではなく予防できる」という理念のもと、児童や教職員、地域の住民らが協働して安全な教育環境づくりに取り組む学校に対し、WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ推進協働センターから与えられる国際認証で、3年ごとの再認証が必要となります。同小は、平成22年に国内2校目、市町村立小では初となるISSの認証を受けています。

 同日は藍原校長やPTA、地域住民らよるプレゼンテーションからスタート。「今日より更なる未来へ」と題したプレゼンテーションでは、自転車ヘルメットの着用率の向上や学校・保護者・地域が一緒になったパトロールの実施など、同小のISSへの積極的な取り組みを説明しました。

 児童による活動報告では、校内で活動する各委員会の代表児童らが「交通安全マップを作って、危険な場所を明確にしました」、「ISSのクイズを作って興味を持ってもらえるようにしました」などを報告しました。現地審査後は、同じくISSの認証を受けている大阪教育大学付属池田小学校や豊島区立朋有小学校らの関係者を交えたシンポジウムを開催。ISSの認証を目指す全国の関係者らが見守る中、日本や世界のISSの動向などについて、意見を交わしました。

 審査を務めたISS認証審査員のパイ・ルさんは「前回の認証から3年間、清水小ではISSの取り組みが着実に進んでいることを証明してくれました。ISSは継続することが大事。自信を持って活動を続けてください」と講評しました。

 児童を代表して活動を報告した6年の藤岡美佳さんは「発表はとても緊張したけど、全校児童で取り組んだ3年間の活動が、審査員の先生に伝わって、ほっとしています」と話し、笑顔を見せました。

 今回の審査を経て11月18日に正式に再認証が決定する予定です。

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