令和5年度第3回厚木市教育委員会点検評価委員会会議録

更新日:2023年07月20日

公開日:2023年07月20日

令和5年度第3回厚木市教育委員会点検評価委員会 概要
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 令和5年7月6日(木曜日)15時00分から16時30分
会議開催場所 厚木市役所第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 厚木市教育委員会点検評価委員会委員5人
(事務局)教育総務部長、学校教育部長、社会教育部長、教育総務課長、教育総務課教育企画係長

 地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、教育に関し学識経験を有する方の知見の活用を図りながら、点検及び評価を行うために、公募による市民の方及び学識経験者の方に委員をお願いし、厚木市教育委員会点検評価委員会を設置しています。

 会議の経過は、次のとおりです。

開会
開会時刻15時00分

〇事務局

ただ今から、第3回厚木市教育委員会点検評価委員会を開催します。本委員会の会議は、委員の半数以上の出席で成立することとなっておりますが、本日は、委員5名中5名の出席をいただいておりますので、会議が成立いたしましたことを御報告申し上げます。また、本委員会は原則公開することとなっておりますが、本日は傍聴者がおりませんので、こちらも御報告させていただきます。

それでは、ここからは委員長に議長をお願いし、議事を進めていただきたいと存じます。委員長、よろしくお願いいたします。

〇委員長

それでは、案件「令和5年度厚木市教育委員会点検評価答申(案)」について、事務局から説明をお願いします。

〇事務局

資料を御覧ください。第2回会議後にいただいた御意見の修正等を、資料に反映しています。追加・修正箇所を御確認いただくとともに、他にお気付きの点がありましたら、御指摘ください。

〇委員長

修正や御意見等はありますか。

〇委員

小・中学校ICT化推進事業への意見で、「生成AIなどの新しい教材の学校教育への導入の要否なども検討していただきたい」と書かせていただいたのですが、7月4日に文部科学省から生成AIを学校で取り扱う際のガイドラインが発表されました。これを踏まえると、何らかの形で今後導入していくだろうと思われますので、「導入の要否」ではなく、「導入の在り方」のほうが適切だと思いましたので、修正をお願いします。

〇事務局

修正いたします。

〇委員長

以上でよろしいでしょうか。他にないようでしたら、点検評価委員からの総括的意見をまとめましたので、御覧ください。

(総括的意見の読み上げ)

修正、御意見等はありますか。

〇委員

過去2回の会議で出された委員意見や思いを、的確に集約していただきありがとうございます。前回の会議でも申し上げましたが、公民館の重要性を強く感じております。地域の力で子どもたちを育てていくことで、不登校や引き籠りのような課題が解決できれば、こんなにすばらしいことはありません。そうしたことから、公民館への期待は今後も大きくなっていくだろうと思います。適材適所はもちろん、予算の配分に関しても重点を置いていただきたいと思います。このことは教育委員会だけではなく市全体で取り組んでいかなければならない課題だと思いますので、教育委員会から市長部局への問題提起をしていただけたら大変ありがたいと思いました。

〇委員長

前回の会議では、社会教育に関する質疑が多かったように思います。やり取りの内容や委員の思いを伺って、改めて、公民館や図書館、郷土博物館が社会教育のための重要な施設であると感じましたので、総括的意見で取り上げさせていただきました。

〇委員長

以上でよろしいでしょうか。では、本日いただいた意見を内容に反映させるこということで確定させていただきたいと思います。修正した答申内容については、後日事務局から改めて送付させていただくこことし、本日、教育委員会に答申を行わせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。

(異議なし)

ありがとうございます。

以上でよろしいでしょうか。他にないようでしたら、本日の案件は以上になります。進行を事務局にお返しします。

〇事務局

ありがとうございました。ただ今から、厚木市教育委員会主要事業の点検及び評価についての答申を行っていただきます。点検評価委員の皆様には、令和4年度の教育委員会主要事業につきまして、実績内容や成果と課題、今後の取組などを踏まえて御意見をいただき、点検評価委員会において、教育的な観点から総合的かつ公正的に審議をしていただきました。本日、審議結果を答申していただくことになりましたので、委員長、よろしくお願いいたします。

(委員会を代表して、委員長から教育長に答申)

ありがとうございました。委員の皆様におかれましては、2年目の点検評価となりますが、熱心に御審議いただき、本当にありがとうございました。以上をもちまして、厚木市教育委員会主要事業の点検及び評価についての答申を終了します。

続きまして、次第の3「その他」について、事務局から説明させていただきます。

(事務局から、資料2に基づき説明)

来年度以降の点検評価委員会の進め方について、委員の皆様から2年間携わっていただいた中での感想等を含めて、御意見をいただければと思います。

〇委員

この2年間、できるだけ市民目線で各事業を評価するよう努めてきましたが、やはり自分が長年携わってきた社会教育への思いがより強く意見に表れていたように思います。点検評価の在り方については、現状どおり、毎年度全事業を対象として評価するのが良いと思います。全事業を見ることで、自分が関わってきた分野以外の取組を知ることができ、また他分野との関係性を理解することを通して全体が見えてくるというメリットがあると思います。また、教育は非常に広範囲ですので、様々な観点から評価できるよう、委員の人選も大変重要だと思いました。

〇委員

学校現場を離れ、一市民、地域の一員として各事業を見るという新たな視点を持つことができました。他の委員の皆さんから様々なお考えを聞くことができ、大変有意義な経験ができたと思います。会議を通じて、保護者や地域の力への理解を深めていく中で、幅広い視野を持って教育を進めることが大事だと改めて感じました。点検評価の在り方については、「未来を担う人づくり」という基本理念の下、三つの基本目標、八つの基本方針に沿って評価できると良いと思います。学校には、まず大きな学校目標があり、それを達成するためのいくつかの重点の柱があり、その重点の柱を達成するための取組があるというように、ゴールを見据えた学校づくりを行っています。教育委員会においても、目標を達成するための事業と、目標に近付けていくことを考えた上での指標を踏まえて点検できると良いと思いました。

〇委員

各事業に対して、毎年新鮮な気持ちで見てきたという感覚がありますが、前年と同じ意見が出ているということは、改善がなされていないということだと思います。進め方の検討案の一つである、任期を踏まえて2年に分けて事業を評価する方法では、新鮮な目で事業を見られる一方、改善されたかどうかの判断は難しくなります。委員としては、毎年全ての事業について「今年はどう思うか」という感覚を大事にしつつ評価すること、教育委員会としては、委員から意見のあった事業について、どう改善したかを踏まえた報告をしていただくと良いと思いました。もしくは、任期の1年目は全事業を点検評価し、2年目は前年に改善が求められた事業の抜粋と新規事業のみを評価するということも考えられます。関連して、管理職の方たちが毎回、本委員会の質疑応答の準備のために多くの時間を掛けているのではないかと想像しますが、考え方次第では、その時間をより市民に必要なことのために振り向けていただいても良いのではないかということも感じました。

〇委員

2年間、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。私自身の過去の経験から、事業の考え方や背景は何かということに重点を置いて意見させていただきました。事業の目的は何か、目的の達成に向けてどのような指標を設定するべきかを明確にしていくことが重要だと思いましたので、指標に関する質問や意見が多くなったと思います。また、報告書を拝見し、事業数の多さに驚きましたが、非常に多くの方が事業に関わっていることもわかりました。多くの方の御協力によって事業が実施されていることは、折に触れて、周りの人たちにも伝えていきたいと思いました。

〇委員長

私自身は学校教育の視点が強くなりがちでしたが、他の委員の皆さんから、それぞれ異なる分野のお話を聞くことができて、とても視野が広がりました。先ほど、委員の人選が重要というお話がありましたが、本当にそのとおりだと思います。この会議を通じて、様々な立場からの意見が集まるということが、点検評価委員会の在り方として一番大事な点だと思いました。また、指標は事業を評価する上で最も重要ですので、明確にしていってほしいと強く感じます。今回、進め方の検討案の中には、指標の設定理由や目標値の根拠を記載することと、前年の意見を踏まえた取組状況を報告するという2点が記載されていますが、これが実践されれば、大きく改善するだろうと期待しています。実際、委員2年目に当たる今年は、一つ一つの事業について昨年の内容と見比べて、昨年の成果と課題は、その後の取組でどう変わったかということを確認してきました。教育委員会としても同様に、丁寧に自己評価していただきたいと思います。その上で、まとめ方としては、各事業の評価に加え、基本方針ごとなど、大きな視点からの評価も有効ではないかと思いました。

〇事務局

委員の皆様には2年間にわたり、御協力ありがとうございました。今後も引き続き、本市教育行政に御理解、御協力をお願い申し上げます。それでは、第3回教育委員会点検評価委員会を終了いたします。

閉会
閉会時刻16時30分

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