市立小・中学校における個人情報の不適切な取扱いについて
市立小・中学校13校において、学校が保有する児童・生徒及び保護者の個人情報を保護者の同意を得ずに、PTAに提供してたことが判明したので、次のとおりお知らせいたします。
保護者の皆様には、御心配と御迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
1.事案の概要及び経緯
本年4月下旬から5月にかけて、教育委員会に対して、「学校が保護者本人の同意を得ずにPTAに対して児童・生徒及び保護者の個人情報を提供しているのではないか」との問合せがあり、その情報を基に対象の学校に対して聴き取り調査を実施しとところ、PTAからの依頼で本年2月頃、PTAに名簿を閲覧させたことが判明しました。
こうした状況から、他の小・中学校における保有個人情報の取扱いについて、2回にわたり実態調査を実施しました。
2.実態調査の結果
市立全小・中学校を対象に、保護者本人の同意を得ずに、PTA活動に利用する目的で児童・生徒の名簿や保護者の氏名・連絡先など、学校が保有する個人情報をPTAに提供したことがあるかを調査した結果、次の実態を把握しました。
| 年 度 | 学 校 数 (件 数) | 合計件数 |
| 令和7年度 |
小学校10校(2,713件) 中学校3校(409件) |
3,122件 |
| 令和8年度 |
小学校5校(2,029件) 中学校2校(313件) |
2,342件 |
3.本事案発生の原因
保護者と教職員から構成されるPTAと学校が密接な関係性にあること、また、同様の提供が慣例的に行われてきたことなどにより、学校現場における個人情報の取扱いに関する意識が希薄化していたため。
4.事後の対応
第1回目の実態調査の後、本年8月3日に開催された小・中学校長会議において、佐後教育長から前校長に対して、市立小・中学校において保有個人情報の不適切な取扱いがあったことを厳しく指摘し、再発に向けて校内における保有個人情報の取扱いについて再確認の上、再発防止を図るよう指導を実施しました。
また、9月15日付けで不適切な取扱いがあった学校の校長から保護者の皆様に対して経緯と謝罪の文書を発出するとともに、個人情報漏えい事案として個人情報保護委員会に報告しました。
5.再発防止策
市教育委員会から市立全小・中学校に対して、個人情報の取扱いのポイントをまとめた資料を配布するとともに、全教職員に対して個人情報保護に関する研修を実施することで、個人情報保護制度の適切な運用について周知徹底し、今後の再発防止に努めてまいります。
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更新日:2026年09月16日
公開日:2026年09月16日