平成31年厚木市教育委員会2月定例会
会議主管課 | 教育総務課 |
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会議開催日時 | 平成31年2月16日土曜日 午後2時 |
会議開催場所 | 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室 |
出席者 | 教育長 曽田 高治 教育長職務代理者 山田 一夫 委員 門田 美惠子 委員 山本 正彦 事務局 山口教育総務部長、佐後学校教育部長、霜島社会教育部長、 若林教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、 大塚学校給食施設整備担当課長、窪田学務課長、 佐藤教育指導課長、須田教職員課長、川口教育研究所長、 外村青少年教育相談センター所長、渡辺社会教育課長 小林スポーツ推進課長、増田文化財保護課長、 葉山中央図書館長 |
説明者 | 事務局職員 |
1 教育長報告
2 審議事項
議案第4号 平成30年度教育予算補正について
議案第5号 平成31年度教育予算について
議案第6号 平成31年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算について
議案第7号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則について
議案第8号 厚木市教育ネットワークコーディネーター規則の一部を改正する規則について
議案第9号 厚木市立学校施設使用条例施行規則の一部を改正する規則について
3 報告事項
- (1) 事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)
- (2) 平成30年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
- (3) 厚木市教育情報セキュリティポリシーの策定について
- (4) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
- (5) 学校選択制の実施結果について
- (6) 平成30年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について
- (7) 平成30年度こどもアート展について
会議の経過は、次のとおりです。
開会時刻14時00分
- 曽田教育長 皆さん、こんにちは。
それでは、定刻となりましたので、ただ今から平成31年厚木市教育委員会2月定例会を開会いたします。
現在の出席者は4人で、定足数に達しております。森委員から欠席の届出がありました。
厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、門田委員を指名させていただきます。お願いします。
始めに、私から報告いたします。
平成31年2月定例教育委員会教育長報告。
平成31年1月22日火曜日に開催されました1月定例会以後の主な行事等12件につきまして御報告申し上げます。
まず1ページ、1番ですけれども、1月23日水曜日、今年度神奈川県優良公民館表彰を受賞された2館、玉川公民館、南毛利公民館の館長さんが報告に来られました。市長に報告に来られましたので、私も同席させていただきました。長きにわたって地域の方々のニーズを酌み取りながら取り組まれてきた様々な地域行事、公民館行事等が評価されての受賞ということで、今年度は県全体で7館受賞されたということですけれども、そのうちの2館が厚木市ということで、厚木市は15館プラス1分館がありますけれども、各公民館の取組のレベルの高さといいますか、それが今年度もまた証明されたと言ってもよろしいんじゃないかと思います。
次に、4番目です。2月2日土曜日、厚木市文化会館大ホールにおきまして、第40回厚木市立小・中学校PTA活動研究大会が、参加者およそ1,000人ということで、盛大に開催されました。委員の皆様方にも御出席をいただきました。
次に、5番目ですけれども、2月3日日曜日、文化会館4階集会室A・Bほかにおきまして、平成30年度こどもアート展表彰式が実施されました。これもお忙しい中、各委員の皆様方にも御出席をいただきました。今年度、総作品数が295点、入賞作品が、最優秀賞3点、優秀賞6点、優良賞21点ということで、保護者の方々を含め非常に多くの方々が、地下展示場に展示してありますアート展の作品を御覧になりにお越しいただきました。1月31日から2月8日までの期間、展示会を実施いたしました。
次に、7番目です。2月6日水曜日、平成31年度新採用教職員教育長面接、これは来年度採用される先生方の最終の面接ということになりますけれども、この2月6日、そして裏を御覧になりますと2月7日、2日間、2回に分けまして、来年度4月から教壇に立っていただく先生方について、私の方で、教育長面接ですから、頑張ってくださいという励ましの意味も込めて、面接を実施いたしました。採用ですけれども、小学校が12人、中学校が17人、養護教諭が1人、事務職員が3人ということで、来年度採用される方は33人ということで、2日間の日程で実施をさせていただきました。
2ページを御覧いただきまして、10番目です。2月8日から10日まで、2泊3日で厚木市の友好都市である北海道網走市に、市民訪問団13人の方々と御一緒に、平成30年度あばしりオホーツク流氷まつりに出かけさせていただきました。団長を仰せつかりましたけれども、やっぱり寒さは神奈川ではほぼ経験することのできないマイナス15度、マイナス18度の世界を味あわせていただきました。網走の方々の心の温かさを、自然の雄大さと同時に強く感じて帰ってまいりました。
以上でございます。
本日の日程のうち、報告事項1については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら御退室いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきいただきたいと思います。
それでは、審議事項に入ります。
日程1 議案第4号 平成30年度教育予算補正についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
教育総務課長。 - 若林教育総務課長 それでは、議案第4号 平成30年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
まず、1の総括ですが、歳入の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を2億6,808万9,000円、学校教育部に関する事業費を654万9,000円、社会教育部に関する事業費を2,309万1,000円それぞれ減額し、補正後の教育予算歳入金額を23億3,313万8,000円とするものでございます。
次に、歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を2億3,685万8,000円減額、学校教育部に関する事業費を500万円増額し、補正後の教育予算歳出金額を67億3,812万3,000円とするものでございます。
詳細につきましては、各所管部から御説明いたします。
始めに、教育総務部でございます。
1枚おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。
歳入でございます。
まず、学校施設課の国庫支出金、学校施設環境改善交付金及び市債、教育債でございますが、小・中学校校舎・体育館改修事業につきましては、平成29年度の国の補正予算の成立に伴い、急きょ、学校施設環境改善交付金が採択され、昨年度の2月議会におきまして、今年度分を前倒して補正予算として計上したため、既に本年度分として計上していたその分につきましてそれぞれ減額するものなどで、右側の説明欄にありますけれども、小学校整備事業費交付金を4,037万2,000円、中学校整備事業費交付金を4,657万円、小学校整備事業債を1億6,920万円、中学校整備事業債を7,240万円それぞれ減額するものでございます。
次に、中段の諸収入、雑入でございますが、都市計画道路座間荻野線の整備に伴う三田小学校の体育館等の整備に関して、事業費が確定したことに伴い、県からの補償額も確定いたしましたので、7,145万3,000円を増額するものでございます。
次に、3ページを御覧ください。
学校給食課の諸収入、雑入でございますが、小・中学校の学校給食費を合わせて1,100万円減額するものでございます。
3枚おめくりいただき、8ページを御覧ください。
歳出でございます。
まず、学校施設課の小学校費及び中学校費の校舎・体育館改修事業費でございますが、先ほど歳入で説明いたしましたが、昨年度の2月議会において本年度分を前倒して補正予算として計上したため、既に本年度分として計上していたその分を減額するもので、右側の説明欄になりますけれども、小学校校舎・体育館改修事業費を8,017万1,000円、中学校校舎・体育館改修事業費を1億647万9,000円それぞれ減額するものでございます。
また、平成29年度、30年度の継続事業であります三田小学校体育館建設事業費でございますが、事業費が確定いたしましたので、不用額として1,091万8,000円を減額するものでございます。
次に、9ページでございます。
学校給食課の小学校費及び中学校費の給食調理経費でございますが、給食の材料費につきまして、小学校費を600万円、中学校費を500万円減額するものでございます。
また、学校給食施設整備事業費につきましては、(仮称)厚木市学校給食センターPFIアドバイザリー業務委託の入札差金等につきまして、1,198万2,000円を減額するものでございます。
次に、11ページをお開きください。
学校施設課の継続費補正でございます。教育費、小学校費、三田小学校体育館建設事業につきまして事業費が確定したことにより、三田小学校グラウンド整備事業につきましては一部の事業費が確定したことにより、現段階での不用額をそれぞれ減額するものでございます。
次に、最後のページになります。1枚おめくりいただき、12ページを御覧ください。
地方債の補正でございます。
先ほど、歳入で説明いたしましたが、学校施設の小・中学校整備事業債を合わせて2億4,160万円減額いたしましたので、それぞれ限度額を変更するものでございます。
教育総務部の補正予算の説明につきましては、以上でございます。
引き続き、学校教育部から御説明申し上げます。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 それでは、続きまして、学校教育部の補正予算につきまして御説明を申し上げます。
歳入でございます。
恐れ入りますが、4ページを御覧ください。
県支出金、県補助金、教育費県補助金、教育総務費補助金の654万9,000円の減額につきましては、帰国・外国人児童・生徒に対するきめ細かな支援事業費補助金に関する国・県予算の範囲内での補助金交付決定による減額に伴いまして、1,224万9,000円から570万円となるものでございます。
続きまして、歳出でございます。
恐れ入りますが、10ページをお開きください。
教育費、教育総務費、教育指導費の積立金、和田傳文学基金積立金の500万円の増額につきましては、平成29年度に和田氏の遺志による寄附を受けたことによる基金への積立を行うために増額をするものでございます。
学校教育部の説明は以上でございます。 - 曽田教育長 社会教育課長。
- 渡辺社会教育課長 続きまして、社会教育部所管分の詳細につきまして御説明申し上げます。
恐れ入りますが、5ページを御覧ください。
歳入について、始めに、社会教育課の市債、教育債、社会教育債でございますが、小鮎公民館空調設備改修工事費等が確定したことなどにより、公民館改修事業債について530万円の減額補正をするものでございます。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、6ページを御覧ください。
スポーツ推進課の保健体育債、体育施設整備事業債につきましても、対象事業費が確定したことなどにより、1,240万円の減額補正をするものでございます。
次に、7ページを御覧ください。
文化財保護課の諸収入、雑入、教育費雑入につきましては、地域伝統芸能等保存事業助成金が助成されることになりましたので、20万9,000円の増額補正を行うものでございます。
また、市債、教育債、社会教育債につきましては、(仮称)あつぎ郷土資料館整備に関する対象事業費が確定したことなどにより、560万の減額補正を行うものでございます。
恐れ入りますが、2枚おめくりいただきまして、11ページを御覧ください。
継続費補正でございます。下段の社会教育費、(仮称)あつぎ郷土資料館建設事業につきましては、額の変更はございませんが、先ほど御説明いたしました起債の減額に伴い、財源更正が生じましたので、補正として計上しているものでございます。
次に、1枚おめくりいただきまして、12ページを御覧ください。
地方債の補正でございます。先ほど3課の歳入で御説明いたしましたが、公民館改修事業債、そして(仮称)あつぎ郷土資料館整備事業債、最後、体育施設整備事業債をそれぞれ減額いたしましたので、限度額も変更するものでございます。
社会教育部補正予算につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
1回説明を聞いても、なかなか分かりにくいところがあるかと思いますので、遠慮なく、どんなことでも御質問していただけたらと思います。
いかがでしょうか。
6ページの保健体育費の体育施設整備事業債減、この体育施設はどこですか。
スポーツ推進課長。 - 小林スポーツ推進課長 こちらにつきましては、玉川野球場の1塁側・ライト側防球ネットと、あと戸沢橋スポーツ広場水道施設でございます。
- 曽田教育長 そのほかいかがですか。よろしいですか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第4号を可決いたします。
次に、日程2 議案第5号 平成31年度教育予算についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
教育総務課長。 - 若林教育総務課長 それでは、議案第5号 平成31年度教育予算につきまして御説明申し上げます。
本予算につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
内容につきまして御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
まず、1の総括でございます。
歳入につきましては、教育総務部、16億7,287万1,000円で前年度比99.6%、金額で622万8,000円の減、学校教育部、3,228万円で前年度比98.5%、金額で48万9,000円の減、社会教育部、3,133万3,000円で前年度比3.8%、金額で7億8,954万4,000円の減、歳入合計額、17億3,648万4,000円で前年度比68.6%、金額で7億9,626万1,000円の減となりました。
歳出でございますが、教育総務部、36億7,452万4,000円で前年度比104.5%、金額で1億5,940万円の増、学校教育部、13億4,153万2,000円で前年度比108.9%、金額で1億926万7,000円の増、社会教育部、11億764万3,000円で前年度比60.1%、金額で7億3,410万円の減、歳出合計額、61億2,369万9,000円で前年度比92.9%、金額で4億6,543万3,000円の減となりました。
それでは、歳入歳出の主な内容につきまして、各所管部から説明いたします。
始めに、教育総務部の歳入から御説明申し上げますので、2ページをお開きください。
教育総務課の繰入金、久保奨学金基金繰入金につきましては、平成31年度の奨学金事業を実施するため、基金からの繰入金として906万円を計上いたしました。
3ページを御覧ください。中段になります。
学校施設課の国庫支出金、学校施設環境改善交付金につきましては、小・中学校のトイレ改修及びグラウンド改修事業の実施に係る交付金の受け入れとして、小・中学校合わせて1億3,802万5,000円を計上いたしました。
その下の諸収入、雑入につきましては、都市計画道路座間荻野線の整備に伴う三田小学校のグラウンド改修等再整備事業に係る県からの補償金の受け入れとして、6,835万円を計上いたしました。
次に、市債、教育債につきましては、小・中学校のトイレ改修及びグラウンド改修事業並びに三田小学校グラウンド改修事業で、小・中学校合わせて5億2,290万円を計上しました。
1枚おめくりいただき、4ページを御覧ください。中段でございます。
学校給食課の諸収入、雑入につきましては、学校給食費として小学校、中学校合わせて7億2,530万7,000円を計上いたしました。
次に、市債、教育債につきましては、中学校給食施設整備事業で2億50万円を計上いたしました。
続いて、議案第5号の後ろに添付しております35ページの次の参考資料、平成31年度教育委員会当初予算主要事業により、歳出の主な内容について説明いたしますので、御覧ください。
1枚おめくりいただき、裏面の1ページでございます。
厚木市教育充実プランの基本方針ごとに事業数、予算額を記載した一覧でございます。
平成31年度につきましては、合計で200事業、前年度と比較いたしまして4億6,543万3,000円の減額で、総額61億2,369万9,000円となっております。
それでは、教育総務部の主な事業につきまして御説明いたしますので、2ページを御覧ください。
まず、1番のコミュニティ・スクール推進事業費につきましては、平成30年度に全小・中学校に学校運営協議会の設置を完了いたしましたが、継続的に活動できるよう支援し、地域とともにある学校づくりを進めます。613万4,000円を計上いたしました。
次に、2番のスクールアシスタント事業費につきましては、教職員の負担軽減を図るための経費として520万円を計上いたしました。
次に、3番の第2次教育振興基本計画策定事業費につきましては、新規事業として2021年度からの新たな計画を策定するため、第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会を設置し、教育委員会として進むべき方向性を検討いたします。48万1,000円を計上いたしました。
次に、5番、6番及び1枚おめくりいただき10番、11番の小・中学校校舎・体育館改修事業費及び小・中学校校庭整備事業費につきましては、児童・生徒が安全で快適な教育環境の中で学校生活を送れるよう、校舎のトイレ及びグラウンドの改修設計委託、改修工事等に係る経費として、小学校校舎・体育館改修事業費、5番になります、3億6,173万5,000円、小学校校庭整備事業費9,690万8,000円、中学校校舎・体育館改修事業費、10番になります、1億5,990万6,000円、中学校校庭整備事業費781万円を計上いたしました。
次に、1枚お戻りいただき、2ページになります。
7番、8番の三田小学校再整備関係でございますが、都市計画道路座間荻野線の施工に伴う学校施設再整備の一環として、平成30年度から実施しているグラウンドの整備など、総額2億616万8,000円を計上いたしました。
最後に3ページ、13番、中学校給食施設整備事業費でございますが、(仮称)厚木市学校給食センターを整備する経費として、2億1,937万9,000円を計上いたしました。
教育総務部の説明は以上でございます。
続きまして、学校教育部から御説明申し上げます。 - 曽田教育長 学務課長。
- 窪田学務課長 学校教育部の当初予算につきまして、主要事業を中心に御説明申し上げます。
始めに、歳入でございます。
恐れ入りますが、平成31年度教育予算に戻っていただきまして、5ページをお開きください。
始めに、学務課の国庫支出金、教育費国庫補助金につきましては、生活保護世帯への児童・生徒の就学援助に対する補助金、また障害のある児童・生徒への就学奨励費に対する補助金、さらには理科教育の振興を図るための教材教具の整備に対する補助金を受け入れるものでございます。
小学校費補助金といたしましては、要保護児童援助費補助金28万円、小学校特別支援教育就学奨励費補助金338万7,000円、小学校理科教育設備整備費等補助金192万円、中学校費補助金といたしましては、要保護生徒援助費補助金79万6,000円、中学校特別支援教育就学奨励費補助金217万4,000円、中学校理科教育設備費等補助金154万円をそれぞれ計上しております。
1枚おめくりいただきまして、6ページを御覧ください。
教育指導課の国庫支出金、教育費国庫補助金につきましては、小学校の学力ステップアップ支援員の理科の観察実験活動に係る賃金等に対する教育総務費補助金といたしまして、理科教育設備整備費等補助金394万3,000円を計上しております。
次に、県支出金、教育費県補助金につきましては、日本語が理解できず学校生活に支障を来している外国籍及び帰国した児童・生徒に対し、指導や支援の充実を図り、国際社会に対応した教育を推進するための補助金として、帰国・外国人児童・生徒に対するきめ細かな支援事業費補助金として1,167万5,000円を計上しております。
また、同じく教育費委託金につきましては、インクルーシブ教育の理念に基づいた総合的な支援体制を整備し、適切な学習指導、生活指導、進路に関する支援を行うため、県教育推進地域研究委託金135万8,000円を計上しております。
続きまして、歳出につきまして、主な内容を御説明申し上げます。
恐れ入りますが、参考資料の平成31年度教育委員会当初予算主要事業、こちらの3ページをお開きください。
始めに、新規事業として、14番の学校電話音声応答装置設置事業費でございます。時間外の電話対応を軽減することで、教職員の働き方の改善を図るため、小・中学校36校に設置するもので、432万2,000円を計上してございます。
次に、同じく新規事業として、16番及び19番の小・中学校屋外AED設置事業費でございます。小・中学校36校にAEDを屋外設置することにより、児童・生徒のさらなる安心・安全と一般開放時の利用者の急病等に備えるもので、992万6,000円を計上してございます。
次に、18番及び4ページの21番、要保護及び準要保護児童及び生徒の就学援助事業費でございます。教育の機会均等を図るため、経済的な理由により就学が困難な児童・生徒の保護者に学用品費等の一部を支給するものと、来年度小学校へ入学する未就学児童の保護者に入学準備金を支給するため、小学校費9,467万5,000円と中学校費5,439万8,000円をそれぞれ計上しております。
なお、本年度、平成30年度から新入学学用品費及び中学校入学準備金の単価を増額してございます。
次に、22番の英語教育推進事業費でございます。小・中学校に英語を母語とする外国語指導助手を配置し、授業や教員研修を通して学校における英語教育の充実を図るため、4,350万円を計上しております。
24番のインクルーシブ教育推進事業費でございますが、共生社会の実現に向けて、障害のあるなしにかかわらず、全ての子どもができるだけ同じ場でともに学び、ともに育つことを目指すインクルーシブ教育を推進するため、引き続き毛利台小学校及び玉川中学校をモデル校に指定するとともに、31年度は新たに1つの中学校区をモデル校に加える予定です。この取組を通して、支援体制づくりや環境整備等について研究を行うもので、126万円を計上しております。
5ページを御覧ください。
30番のインターナショナルセーフスクール推進事業費でございます。インターナショナルセーフスクールの考え方や手法を用い、児童・生徒がより安心・安全に過ごせる学校づくりを支援するものでございます。268万9,000円を計上しております。インターナショナルセーフスクール認証校である清水小学校の4回目の認証及び睦合東中学校と妻田小学校の支援を行います。
次に、34番の部活動指導員配置事業費でございます。生徒一人一人の個性を伸長し、豊かな心とたくましい体を培う上で、部活動をより活発に効果的に展開できるよう指導員を配置するとともに、教職員の働き方改革の一つとして、部活動における教員の負担軽減を図るため、新規事業として99万9,000円を計上しております。
次に、新規事業として、35番の教職員出退勤管理システム導入事業費でございます。タイムレコーダーを各36校に設置し、勤務時間管理を徹底し、心身の健康保持を図り、教職員の働き方に対する意識改革を図るもので、564万1,000円を計上してございます。
次に、37番の中学校少人数学級実施事業費でございます。中1ギャップの未然防止、学校の実態に応じて少人数の学級編成を行うため、中学校に非常勤講師を派遣するため、698万円を計上してございます。
6ページをお開きください。
40番の先生のための研修事業費ですが、教職員の資質・指導力の向上を図るため、教育課題研修や教科指導研修、教育研究発表会など、107万1,000円を計上してございます。
最後に、42番の青少年教育相談事業費ですが、児童・生徒とその保護者が抱える課題の解決のため、相談員の家庭訪問、学校への派遣など、5,277万8000円を計上してございます。
学校教育部の説明は以上でございます。 - 曽田教育長 社会教育課長。
- 渡辺社会教育課長 それでは、社会教育部の当初予算につきまして御説明申し上げます。
始めに、歳入でございます。
恐れ入りますが、議案書の平成31年度教育予算にお戻りいただきまして、横長の資料の10ページを御覧いただきたいと存じます。
歳入の主なものについて御説明申し上げます。
10ページの下段、始めに社会教育課でございますが、市債、教育債につきましては、公民館体育室等のLED照明交換に関する事業債として1,320万円を計上いたしました。
次に、11ページを御覧ください。
スポーツ推進課につきましては、中段の県支出金、教育費県補助金につきまして、ねんりんピック開催事業費補助金として7万5,000円を計上いたしました。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、13ページを御覧ください。
文化財保護課でございます。中段、国庫支出金、教育費国庫補助金につきましては、埋蔵文化財調査費補助金として300万円を計上いたしました。
また、県支出金、教育費県補助金につきましては、指定文化財保存修理事業に係る市町村事業推進交付金の受け入れとして100万円を計上いたしました。
続きまして、歳出について、主な事業を御説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書最後に添付しております縦長の参考資料の6ページを御覧ください。
始めに、6ページ、社会教育部45番、家庭教育情報提供事業費につきましては、家庭教育の必要性や重要性を啓発するとともに、必要な情報を提供するなど、乳幼児の保護者や小・中学校の保護者等を対象に、合計3回の講演会等を実施する経費として、18万6,000円を計上いたしました。
次に、2つ後の47番、地域ぐるみ家庭教育支援事業交付金でございますが、地域自らが主体となって、その地域の特性をいかしながら家庭教育の支援に取り組んでいただくため、各地区の実行委員会に交付する交付金として90万円を計上いたしました。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、7ページを御覧ください。
49番でございます。公民館維持補修事業費につきましては、公民館施設を安心・安全に御利用いただくため、設備の保守や修繕に係る費用を始め、体育室等の照明について、省エネ効果の高いLED照明に交換するなどの経費として、5,851万5,000円を計上いたしました。
次に、50番、市民スポーツ活動推進事業費につきましては、多くの市民の皆様にスポーツに触れ合う機会を提供するため、ニュースポーツを体験する「スポーツなじみDAY」を年3回開催するなどの経費として、43万6,000円を計上いたしました。
次に、53番を御覧ください。市民体力向上推進事業費につきましては、幼児から高齢者の幅広い世代に体力向上や健康増進を図るとともに、スポーツ人口の拡大を目指し、日本体育大学と連携する事業の経費として、149万4,000円を計上いたしました。
次に、54番、新規事業のねんりんピック開催準備事業費につきましては、2021年に神奈川県で開催されるねんりんピックに向けて、視察及びねんりんピックに係る関係者の会議等を開催する経費として、15万1,000円を計上いたしました。
次に、55番、体育施設整備事業費につきましては、安心・安全な施設利用や機能性、快適性の向上のため、及川球技場のダグアウトフェンス防護マットの修繕を行う経費として、137万5,000円を計上いたしました。
続きまして、8ページを御覧ください。
56番、郷土博物館活動推進事業費につきましては、今年1月に開館いたしましたあつぎ郷土博物館に多くの方々が来館していただくよう、講座や見学会などを開催するほか、研究・調査の成果について展示会等で公開するための経費として、1,543万2,000円を計上いたしました。
次に、57番、新規事業の(仮称)渡辺崋山展プロジェクト事業費につきましては、あつぎ郷土博物館が具備する高規格の企画展示室を活用した(仮称)渡辺崋山展の実施に向けたプロジェクトを進めるための経費として、212万5,000円を計上いたしました。
次に、58番、市史編さん事業費につきましては、14巻目の発刊となる厚木市史近代資料編(1)を編集・刊行するための経費として、1,557万2,000円を計上いたしました。
最後に、60番、子ども読書活動推進事業費につきましては、第3次厚木市子ども読書活動推進計画に基づきまして、諸事業を実施するための経費として、154万円を計上いたしました。
社会教育部の説明及び3部の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
山本委員。 - 山本委員 まず、1ページ目なんですけれども、社会教育部、本年度予算額と前年度予算額が大きく違っていたと思うんですけれども、この大きく違った理由というのは、具体的には何なんでしょうか。
曽田教育長 社会教育課長。 - 渡辺社会教育課長 主な減額の理由でございますが、1月に開館いたしましたあつぎ郷土博物館、この建設費、それから、先ほど補正でも御説明いたしました玉川野球場の防球ネット、それから小鮎公民館の空調設備の工事、これが30年度にございましたが、31年度はそれがございませんので、大きな減額がございました。
以上でございます。 - 山本委員 ありがとうございます。
- 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 山本委員 はい。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
山田委員。 - 山田教育長職務代理者 幾つかお聞きしたいと思うんですが、当初予算主要事業の参考資料の方です。
まず始めに1ページ目なんですけれども、平成31年度事業が昨年から比べて200に増えたということで、非常によかったなと思っていますので、これは各課が努力をされて、いろんな事業を新しく展開するということだと思いますので、非常にきめ細かく事業が進んでいるなという感じがいたしました。
その中で、今度、具体的に各課にお聞きしたいんですけれども、まず、学校教育部です。14番に学校電話音声応答装置設置事業費ということで、教員の働き方改革の中でこういうことを早速取り組んでいただいたということは、非常に喜ばしいことだなと思っているんですけれども、具体的にこの電話を設置すると、何時頃までその電話が通じて、何時頃から、いわゆるずっと働いていますよね。当然、勤務時間がありますから、勤務時間外のところからスタートしてしまうのか、それとも少し余裕があるのかとか、時間がどういう形で、朝の何時までとか、そういうような形で具体的に決まっているんでしょうか。まず1点、そこをお聞きします。 - 曽田教育長 学務課長。
- 窪田学務課長 今の時間の関係でございますけれども、これにつきましては、各学校の開校時間等が異なることもございます。今後、校長会を通させていただきながら、各学校、ある程度統一した時間も必要ではないのかというようなことも考えられますので、その中で検討していきたいと考えてございます。
- 曽田教育長 よろしいですか。
- 山田教育長職務代理者 はい、ありがとうございます。
では、次の質問に移らせていただきます。
22番に英語教育推進事業が本年度もALT、いわゆる外国語指導助手を使っていくわけですけれども、頻度的には、1つの学校にどのくらい助手の方が入っていただけるのかお聞きしたいんですけれども。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 ALTなんですけれども、来年度が移行期間の2年目ということになります。今の様子を見ておりますと、小学校5、6年生が大体50時間ぐらい年間で授業をやるような予定がございます。それから3、4年生につきましては、15から20時間ということになっています。ALTが配置される数なんですけれども、その半分と考えていただければよろしいと思っています。50時間のところですと大体25時間程度、15時間ですと、もう少し、半分より上がってくるとは思うんですけれども、そこの部分は各学校で保障していきたいと。
中学校については、全体が数多くございますけれども、年間で15時間程度、これは、中学校の教員は、英語がオールイングリッシュでもできるということで、そのような配置の仕方をさせていただきたいと考えております。
以上です。 - 曽田教育長 よろしいですか。
- 山田教育長職務代理者 はい、ありがとうございます。
まさに生きた英語といいますか、やっぱり非常に大事なことだと思いますので、何とかみんながしゃべれるようになったりするといいと思います。
それから、24番のインクルーシブですね。これは中学校区でということで、毛利台小と玉川中が、これ、2年目、3年目ですかね、迎えるということなんだと思うんですけれども、具体的にこのインクルーシブを毛利台小と玉川中学がやって、詳細がちょっと分からないんですけれども、その辺のところが分かったら教えていただいて、今後、また更に増えるということで、非常に喜ばしいことだと思っているので、その辺の成果があったら教えていただければ有り難いと思います。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 この玉川中学校と毛利台小学校につきましては、平成28年から3年間ということで、県の「みんなの教室」の推進事業を活用させていただいて、取組をしてまいりました。
3年間の成果として一番挙げられるのは、まず授業づくりのところが変わってきたということで、ユニバーサルデザインを意識した授業づくりを学校で取り組んだということ、それからもう一つは、支援体制が整ったということで、要するに、通常の学級にいても、配慮が必要なお子さんというのをどう扱っていくか、その子の学習計画をどう立てていくかということを、打合せの中で、通常どこの学校でもあるんですけれども、支援会議のようなものが学年任せ、担任任せではなくて、学校全体でやれるようになってきた。
その成果といたしましては、目に見えるところでは、毛利台小学校の話は随分と広がってまいりましたが、学校に来る子、例えば1日のうち欠席者がゼロになる日というのが多く現れてきたということも実際にあります。非常に子どもたちが落ちついて学校生活を送れているということは、一番、今、強調されているところでして、同じように玉川中学校でも、ゼロにはならないんですけれども、そのような形で、カワセミ教室というんですけれども、そういったところで、学習に来るという子が増えてきたということで、まずはインクルーシブ教育を理解して、授業づくりと支援体制づくりを取り組めたというところが、3年間の成果ということになろうかと思います。
この後2年間につきましては、これをまとめていくと同時に、インクルーシブな学校というのがどうあるべきかという指標を作っていくというのを2年間でやってまいりたいと思います。ただ、県の研究委託は外れてしまいましたので、先ほども予算のところで出てきたんですけれども、国の人権教育推進事業を、研究委託を今年手を挙げて入れまして、厚木のインクルーシブをその事業のお金を使ってやっていくということで、引き続き続けてまいりたいと考えております。
以上です。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 山田教育長職務代理者 ありがとうございます。
まさに県立高校が外れてしまったということで、ちょっと残念なんですけれども、うまくそれが小・中・高とつながっていくと、一つの大きな成果が出てくるのかなという感じがしたんですけれども、また新しい形で成果が出るようにしていただければと思っています。
私ばかり質問すると申し訳ないので、途中で切りますけれども、1つだけ。
34番の部活動指導員の配置事業費が、これもやっぱり働き方改革の中でできたと思うんですが、具体的にどのような、いわゆる指導員が配置できるのかとかいうようなことが分かりましたら、教えていただければ有り難いんですけれども。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 部活動指導員につきましては、来年度、モデルとして2校に1人ずつ、ですので2名を配置したいと考えております。今、2つのタイプを考えておりまして、1つは、簡単に申し上げて、顧問として活動をしていただける方ということですので、実際に学校の先生がやっている顧問と同じ立場で入っていただくということが1点。
もう一つのタイプは、身分としては、両方とも一応市の臨時職員ということで考えておりますけれども、もう一つのタイプは、今まで技術指導だけをやっていた従来の部活動指導協力者、この方に引率等の業務を加えた形でやるというタイプのもの、ちょっと違いが分かりにくいところもありますが、2つのタイプのものを1年間モデルとしてやらせていただいて、その次の年から厚木市の部活動指導員というのはどういうスタイルがいいのだろうかということを協議をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。
配置につきましては、大体平日2時間、休日は4時間、これを52週間、要するにフルに考えておりますので、そのような時間配置をできるように、今、設定をしているというところで、配置校につきましては、まだ各学校と調整をしているところでございます。
特に、技術指導がなかなか御自身ではできなくて、子どもの数がたくさんいてというところの困り感がある学校をメインに考えて、配置を考えております。
以上です。 - 山田教育長職務代理者 ありがとうございました。
- 曽田教育長 山本委員。
- 山本委員 今の山田委員のところに関連して、私も質問しようかなと思っていたんですけれども、追加してお話を聞かせてください。
非常に中学校の部活の学外指導者、導入が難しいなと思います。教員でない方が入ってくることによって、どれだけ学校現場に教育的な配慮をしながらスポーツを教えていくか、どこのコーチの方も非常に悩まれるんじゃないかなと思うんですけれども、2校それぞれ1名配置ということで、非常に期待していい事業かなと感じるんですけれども、将来的なところからして、厚木市の中学校の多くにこういったスタイルの指導メソッドというのを導入していく方向なんでしょうか、それとも、先ほどお話があったように、今後とも協議しながら、もしかしたら廃止も含めて考えていくということなんでしょうか。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 今後のことにつきましては、明確なお答えができないところはあるんですけれども、今、校長会との相談の中では、できるだけそういう方がいてほしいという、それから昨年度、山本委員にもお世話になりましたけれども、部活動の在り方検討委員会の中でも、この指導員は導入するべきだというふうに提言をいただいているところですので、まずもって拡大をしていくという方向性は持って考えていきたいと思っております。
ただし、全ての学校にということになりますと、予算の面等もございますし、その辺のバランスは考えていかなければならないと思っています。特に今のところ公募をするということは考えておりませんで、今、おっしゃっていただいたとおり、学校教育を理解していただける方に来ていただきたいというのがありますので、当面、ちょっとモデルの部分に関しては、学校の推薦、それから臨時職員でと先ほど申し上げたんですけれども、私たちの方も面接をして採用していく。その形をまず整えて、どれぐらいの規模で展開できるかということは、少しお時間をいただきながら考えていきたい。
また、部活動指導協力者が、今、75名ほどおりますけれども、この方々が本当に学校でよく技術指導をやっていただいているということがあります。できればこの方々に同じようにやっていただけるのが、一番、一気に全ての学校に広げていく機会にはなるので、その人材もいかしながら、どういう形でできるかと。それがありましたので、2つのタイプの部活動指導員を考えている、2つ目のタイプとして、指導協力者に引率等を加えてやれる方が、一気に展開ができるかもしれないという、そんなこともあって、先々のことを考えて、2タイプの指導員を入れようと考えております。
以上です。 - 曽田教育長 よろしいですか。
- 山本委員 はい、ありがとうございます。是非、期待しております。
もう一点、質問よろしいでしょうか。
資料の方の、1つ戻りまして3ページになるんですけれども、16番目、小学校屋外AED設置ということで、ここについてお話を伺いたいんですけれども、学内の方ですと、どこにAEDがあるのかというのがしっかり把握されていると思うんですね。ただ、目的として、学外の方が利用したときに、グラウンドを利用したときに、万が一のときに使えるようにというような意図もあろうかと思うんですけれども、具体的にはどういったところに設置して、案内とかそういった周知の仕方というのは、ある程度の方向を決めてやっているんでしょうか。 - 曽田教育長 学務課長。
- 窪田学務課長 設置場所等につきましては、学校と調整という形にはなりますが、基本的には屋外ということですので、体育館の外側とかプールの外側とか、グラウンドとか、そういうところで一応想定をさせていただいているというところでございます。
- 曽田教育長 よろしいですか。
- 山本委員 はい。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 もうかなり山田委員さんと山本委員さんから出て、ダブるかもしれませんが、よろしくお願いします。
22番の4ページの英語教育推進事業のことも、すごく市民の方も期待されていることなので、私も楽しみにしております。
24番のインクルーシブ教育のこと、ちょっと心配だったのは、2校プラス、今度、中学校区で新しくというけれども、拡大になっていなくても大丈夫かなと思ったんですが、今の課長の御説明で、国のお金も使うということで理解できました。ありがとうございます。
それから、電話応対がありましたね。学校教育部の14番です。これも教員の働き方改革等で、1,000人の教員がびっくりして喜ぶと思うんですが、保護者の立場からすると、ちょっと不安に思う方も多いかなと思うので、この啓発活動というんでしょうか、いろんなところで微に入り細に入り説明していただければ、不安は解消できるかなと思うんですが、この点をよろしくお願いします。質問でも何でもありません。
それから、今のAEDも理解できました。体育館とか職員室とかは分かるんですが、外にどのように入るのか、でも、リースだけれどもかなり高いのが全部の学校に入るということは、これでかなり危ない子どもたちが救えるかなと、新しい事業なので、有り難く思います。
質問ですが、トイレのことについて、同じく3ページの上の10番ですね。今、どこの学校へ行っても、臭わない快適なデパートのようなトイレが増えてきて、臭くないなというのを感じるんですが、この設置状況というんでしょうか、完成状況、どのぐらいまでいったんでしょうか。まだもうちょっと、水回りはすごく高いということは聞いていますので、高額なものだということは聞いているんですが、半分ぐらい終わったとか、大体の目安を教えていただければ有り難いです。
まず1点です。お願いします。 - 曽田教育長 学校施設課長。
- 齋藤学校施設課長 トイレの改修状況でございますが、平成30年1月1日現在のトイレ改修率につきましては、小学校が66.7%、中学校が74.2%、合計で69.5%となっております。
今回、この改修につきましては、第9次厚木市総合計画「あつぎ元気プラン」第4期実施計画に掲げる小・中学校トイレ改修率目標指標、2020年、平成32年でございますが、こちらまでに100%完成させましょうということを目指してございます。それで、31年度、32年度につきましては、重点的に小・中学校のトイレの改修をしていくという予定をしてございます。
平成31年度につきましては、小学校が7校、中学校4校の改修を進めてまいりますので、31年度のこの工事関係が完成しますと、小学校が80.4%、中学校が87.1%、合計で82.9%の改修率になります。平成32年度には全て終わらせて100%という目標で進めてございます。
以上でございます。 - 門田委員 ありがとうございました。約7割がもう終わっているということで、もうちょっとだなということで、有り難く思います。
こういうお金とは別に、学校現場の先生方から、たくさんお金はかからないんだけれども、戸袋が外れちゃったとか、小さいのはできるんですが、できないよということでSOSを出すと、ぱっと飛んできてくれて直してくださる、完成させてくださるというんですか、その感謝の声、あちこちで聞いていますので、お伝えいたします。ありがとうございます。
すみません、その1つ前の2ページに戻らせていただいて、2番目です。スクールアシスタントというので、樹木の剪定とかのところなんですが、お願いします。
今まで業者さんというんでしょうか、専門家の方が学校に年に1回か2回だったのが、これが(拡)となっているから、もうちょっと来てくださるのかなということで、学校は木も多くて、一生懸命やってもなかなか現場でできないことを、これをちょっと増やすということは、例えば大工さんのような方が年に何回ぐらい来てくれるようになるのかなというのを質問させていただきます。すみません。 - 曽田教育長 教育総務課長。
- 若林教育総務課長 スクールアシスタント事業につきましては、今年度が420万ということで、プラス100万円の520万円を来年度は計上しております。内容につきましては、今、おっしゃっていただきましたけれども、樹木の剪定とか、あとは除草、側溝清掃とか、そのような業務になります。
今年度につきましては、シルバー人材センターを中心に行ったんですけれども、来年度、100万円の増ということで、今年度は大体1校1回の感じだったんですけれども、100万なので、そんなに多くはならないんですけれども、1、2回程度、今まで先生がやっていたものを、代わりに業者さんにやっていただくというように取り組んでいきます。
大きな樹木の剪定等につきましては、学校施設課でやっていただいていますので、私どものスクールアシスタントにつきましては、本来、先生たちがやっていた軽微なものを代わってやるということで、若干金額と、あと範囲を少し広げまして、事務の手伝いもできるように少しずつしていきたいなと、そう思っております。
以上です。 - 門田委員 ありがとうございます。
すみません、もう一ついいですか。
2ページの久保奨学金の件です。
財源が使うばかりで減ってきたということは知っていたんですが、感謝したいのは、久保奨学金を募集していますというポスターを公民館とかいろんなところで見かけたり、寄附してくださった方がいたということで、子どもの責任ではない貧困に対して、手厚く、年間30人ぐらいですか、いろいろ教育委員会で手配をしてくださっていることに対して、お礼を申し上げたいと思います。これが900万でしょうか、ここに書いてある、私が見間違いだったらごめんなさい、有り難く思います。啓発活動をしていただいて、ありがとうございます。
1つ質問です。参考資料の1ページの右のところに比較増減の三角印が3つある、今年が予算が減ったというところなんですが、主なものでいいんですけれども、どういうところが減ったのかなというのを教えていただければ有り難く思います。よろしくお願いします。 - 曽田教育長 教育総務課長。
- 若林教育総務課長 予算全体のことですので、私から御説明申し上げます。
1ページの基本方針ごとのマイナスということでよろしいでしょうか。 - 門田委員 はい、主なもので。
- 若林教育総務課長 4番の「課題やニーズに対応した教育環境の整備・充実を図ります。」ということで、1,600万の減額となっております。一番大きな減額につきましては、三田小学校の体育館の建設事業費が継続費で行いましたけれども、それがなくなりましたので、それが3億3,000万ほどの減額。それから、同じく学校施設の方で、中学校の校庭整備費が来年度781万円ということで、今年度に比較すると1億3,000万円の減額となっております。
増に関しては、三田小学校のグラウンドが継続費で1億9,000万ということで、プラスで1億3,700万。あと、小学校校舎・体育館改修事業費が3億6,000万ということで、プラスの1億1,000万と、そのような増減がございまして、合計でマイナス1,600万となっております。
事業数につきましては、4事業増ということで、新規が7事業計上しております。主に先ほどの教職員の働き方改革に関する出退勤のシステムとか電話応答装置、そのほか小学校・中学校の屋外のAED設置事業、このような事業が増えております。
その次に、5番につきましては、「教育の原点である家庭教育を推進します。」ということで、これにつきましては、19万です。事業数については変わらないので、内容が若干下がったということだと思います。
7番の「スポーツや文化活動の振興を図り」ということは、7億3,500万円の減になっております。これにつきましては、先ほど社会教育課長から説明ありましたけれども、一番大きいものがあつぎ郷土資料館建設事業費、これは継続費なんですけれども、これが7億5,300万円の減額となっております。
主な減額理由は以上でございます。 - 門田委員 ありがとうございました。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
山田委員。 - 山田教育長職務代理者 すみません、あと3つばかりお願いします。
1つは、参考資料の35番、36番、37番あたりなんですが、教職員の出退勤管理システムがこれで導入されるということで、非常によかったなと思いますが、タイムレコーダーを入れるということなんですが、これは大体1箇月ぐらいの単位で朝何時に出勤して夜何時に帰ったというのをデータ化するんだと思うんですけれども、土曜日出勤とか日曜日出勤もあるのか、出勤というか、当然、部活動で来られたりするから、そういうのもやるのか、それで、そのデータを最終的にどういう形でまとめて、当然データではっきり分かるわけですから、非常にいいものが導入されるなという感じがしたので、それをどんな形で運用するのかということをお聞きしたいということと、37番にもあるのですが、いわゆる少人数学級の実施事業ということで、中1ギャップの関係で少人数の学級編成を行うということで、当然、来年度に向けてどのくらいの生徒が入学してきてという把握はされていると思うんですけれども、どのくらいの非常勤の方をどういう講師として派遣していくのかなということを、お答えいただければ有り難いなと思います。
それから、40番、先生のための研修事業費がありまして、いろんなことをやっていただいて、これはこうだとか、いろんな形で先生方にとっては非常にいい研修ができているのかなと思いますが、来年度の目玉があれば、是非、教えていただきたい。
それから3つ目なんですが、57番、文化財保護課の関係の渡辺崋山展ということで、これもわくわくする楽しみがあるんですけれども、渡辺崋山の作品で厚木市で所蔵しているものというのは何かあるのでしょうか。もしあるようでしたら教えてください。
以上3点です。 - 曽田教育長 それでは、3課について質問がありましたので、まず教職員課。
教職員課長。 - 須田教職員課長 御質問いただきました出退勤管理システムの導入ですが、全校にまず1台、タイムレコーダーを導入いたします。やり方としては、カード形式のものを一人一人にお配りしまして、それを朝来たときにタッチをすると、それが打刻をするというような状態で出勤が管理されると。退勤するときにも、それを打刻することによって勤務時間がきちっと管理ができるという状態でいきたいと思っています。
管理の仕方としましては、1箇月そのままデータが蓄積されますので、そのデータを、ソフトが付いているんですけれども、そのソフトで管理ができるようになっておりますので、その1箇月分を教職員課に全部データを出してもらおうと思っております。そして全ての教職員の管理、把握ができるように取りまとめをしまして、逆にその取りまとめたものを学校にまたフィードバックをすることによって、先生たちは自分たちの勤務を余り意識しないで、子どもたちのために尽くしているという状態がありますので、初めてそういったものが自分で客観的に見られるような状態で、まず本人たちにも把握をしてもらうという状態で取り組んでまいりたいと思っております。
さらに、部活動のことにつきましては、土曜日、日曜日も活動をされる先生方がおりますので、ここの打刻につきましては、中学校長会の校長先生方とも話をして決めていきたいと思うんですけれども、基本的に土曜日、日曜日も働いておりますので、そういったところもきちんと見れるように進めていこうと考えております。
続きまして、中学校の少人数学級実施事業ですが、こちらは、モデル2校で3年間取り組んでまいりましたが、30年度から3人に拡大をいたしまして、そして3校で実施をしてまいりました。来年度、31年度につきましては、予算を拡大させていただいて、4人の配置を検討させていただいております。
現在、12月に行いました校長先生のヒアリング並びに現在、来年度の子どもの数を把握をしておりまして、そこの学級によって35人以下学級をやる学校、これは校長先生のヒアリングによって、どの学校で行うのか、どういった学校経営を行うのかを校長先生と検討・協議しながら、編成を進めてまいりたいと思っております。
以上です。 - 曽田教育長 教育研究所長。
- 川口教育研究所長 先生のための研修事業につきましては、来年度、先生方の働き方改革もございますので、回数の増加ということではなくて、方法や内容の工夫・充実ということで実施してまいります。
具体的に申し上げますと、指定研修の中で、これまで実施してこなかった総括教諭を対象とした総括教諭研修を新たに立ち上げます。他の研修を統合整理してまいります。
それから、先生方の御希望によって参加していただいております土曜日や夏休みの希望制の寺子屋講座でございますけれども、こちらにつきましては、新学習指導要領の全面実施へ向けた指導内容ですとか、実践的な内容の研修を計画しておりまして、特に対話を通して理解を深めるアクティブラーニング型の授業づくりにつきまして、調査研究部会でも1つ人材育成部分で部会を立ち上げますけれども、その部会とも連動しながら、土曜日の寺子屋講座で1回、それから夏休みの希望制の寺子屋講座で1回ということで、研究部会とも連動しながら研修講座を計画をしているところでございます。
以上です。 - 曽田教育長 文化財保護課長。
- 増田文化財保護課長 渡辺崋山展プロジェクト事業につきましては、まず、事業内容を御説明させていただきたいと存じます。
今回開館いたしましたあつぎ郷土博物館は、高規格の企画展示室を具備しております。そういった点から、貴重な美術品や文化財を借用し、また重要文化財等を含む展示会を企画していきたいと、そういうものを持っておりますので、そこで、まず厚木に関わりのある著名な作家ということで、渡辺崋山を考えてございます。
なぜ渡辺崋山かといいますと、渡辺崋山は、江戸時代の天保2年、厚木に来遊しまして、厚木六勝という絵を描きました。その厚木六勝という絵は、6枚の厚木の名勝といいますか、そういったところをスケッチしたものでございます。これが、今までは分かっていなかったんですが、現在、アメリカのハーバード大学にあることが分かりまして、その結果、これについて何とか里帰りをさせたいと、そういったようなことから、まずこういった渡辺崋山に関するプロジェクトをスタートさせたということでございます。
そして、厚木市が持っております渡辺崋山の資料でございますが、例えば思想録、これは絵ではございませんが、日記でございます。これは渡辺崋山が書いた自筆の日記でございまして、これは文政4年に鎌倉、それから江ノ島などへ赴いたときの日記でございます。これを厚木市が所蔵しております。それから、游相日記と言われております厚木に来た際の日記なんですが、これは、実物は大正の震災の際に焼けてしまったと言われていますが、復刻版というものがございます。これを所有してございます。
それから、今、特別展を実施しておりますが、版画として一掃百態、版本でございますが、これを所有してございます。それから、渡辺崋山の次男でございますが、渡辺小崋という方がいらっしゃいまして、この方の作品を数点所蔵してございます。
このほかにも、今後、ほかの国内の博物館等からお借りするなど、いろいろと考えながらプロジェクトを進めていきたいと、そう考えてございます。
以上でございます。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 山田教育長職務代理者 はい、ありがとうございました。
- 曽田教育長 教職員課長。
- 須田教職員課長 先ほどの中学校の少人数学級実施事業につきまして、私が説明した内容で、35人以下学級という言葉を使ったのですが、35人を超える学級について、少人数学級を編成するということで、訂正させていただきます。
失礼します。 - 曽田教育長 今、渡辺崋山展の説明をしてくれましたけれども、この特別展の渡辺崋山展の実施予定年度、目標、その辺のところを補足してほしいんですけれども。
文化財保護課長。 - 増田文化財保護課長 実施につきましては、まず、平成31年度につきましては、今、アメリカに行ってしまっていますので、アメリカのハーバード大学の美術館との調整を図りますために、東京芸大の古田先生という方がいらっしゃるんですが、その方とちょっと懇意にしておりまして、調整をこれから図り、今後、6月以降、アメリカに渡りまして、相手方と調整をし、さらに現場を、今回新しく開館しました博物館に、ハーバード大学の美術館の学芸員の方に来ていただきまして、確認をしていただきまして、大丈夫だという話になった際に、それでは次の年度、32年度にアメリカからこちらにお借りして展示をしていくと、そういう考えでございます。
以上でございます。 - 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 ありがとうございます。
今の渡辺崋山の作品の里帰りということですけれども、この前、開館したあつぎ郷土博物館に、大英博物館に展示してあった縄文土器が里帰りして、子どもたちも周りで見ていまして、こんな厚木のお宝がイギリスの博物館に飾られていたんだということで、びっくりしましたので、またそれが戻ってくるのが楽しみでおりますので、どうぞ御努力をよろしくお願い申し上げます。
すみません、質問です。
今の資料の3ページですが、学校教育部のところです。番号では18番になるんですが、保護の関係の子どもたちの財源が、昨年、1億2,000万だったと記憶していたんですが、今回9,000万ということになっているんですが、でも、これ拡大になっているから、もしかして人数の関係なのかな、統計の出し方の違いなのかなということを思っているんですが、すみません、私が見たのはデータボックスですね、今、開いてみましたら、小学校が6,000万、中学校が6,000万で、小・中合わせまして、これはデータボックス106ページなんですが、1億2,000万が保護家庭の子どもたちに学用品等で行っているお金かなと思っていたんですが、減かなと思ったら(拡)となっていたので、また私も調べてみますけれども、きっと統計の取り方の違いかなと思いながら、もし分かりましたらよろしくお願いします。 - 曽田教育長 学務課長。
- 窪田学務課長 要保護及び準要保護の児童につきましては、増額になってございます。先ほど言われましたとおり、人数の関係もございますが、小学校におきましては入学準備金、それから6年生、中学校1年生に上がる前の6年生にお渡しする入学準備金等の単価も増額しておりますので、小学校については増額と。
中学校については、基本的に人数的なものが主に減という形になってございます。 - 曽田教育長 よろしいですか。
- 門田委員 はい。丁寧に説明ありがとうございます。理解できました。ありがとうございます。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
確認も兼ねてなんですけれども、委員から質問が出ていた第5号の参考資料の5ページの34番、部活動指導員配置事業費、これは国の事業が県を通して下りてきているものというのがありますけれども、あれはスポーツ庁のガイドラインを厳守するというか、それを対象としてできるものなので、若干、厚木市の方で先生方に集まってもらって検討して、1日の休養日ですね、その点などがガイドラインと合致していない部分があります。ただ、現実問題、様々な問題というか状況がありますので、それを待ってじゃなくて、今回は市の独自事業として、この2校2人を配置しようと、そういったようなことを企画したということになります。
スポーツ庁の方だと、平日の時間が2時間の休日が3時間、あとは平日の休養日1日の休日、土曜日、日曜日どっちか1日と。厚木の場合、そこまでにはなっていないですね。そういったようなことがありますので、市は市として先生方の負担軽減、そういう面から考えたときに、施策として打てるところがあれば、待っているんじゃなくてやっていこうということで、主管課で事業を提案してもらったと、そういったような経過があります。それでいいですよね。
そのほか、いかがでしょうか。
よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特に質疑ないようですので、採決に移ります。
その前に、今、いろいろと御意見等を頂戴しましたけれども、2月定例会が3月4日、初日を迎えます。御承知のように、予算関係については、詳しい検討等は環境教育常任委員会で行われますので、環境教育常任委員会で各課長が委員の御質問に対してお答えをするということになります。十分に御理解をいただいて、今回作成した予算に基づく事業が御承認いただけるようにやっていきたいと、こんなふうに思っております。
話を戻します。
それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第5号を可決いたします。
次に、日程3 議案第6号 平成31年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
社会教育課長。 - 渡辺社会教育課長 議案第6号 平成31年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
本予算につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
内容につきまして御説明申し上げます。
1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
歳入でございます。
まず、社会教育課の繰入金、一般会計繰入金につきましては、厚木北公民館拡張用地取得に係る市債償還分として、一般会計から特別会計に繰り入れるため、62万9,000円を計上いたしました。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。
スポーツ推進課でございます。
繰入金、一般会計繰入金につきましては、飯山グラウンド用地取得に係る市債償還分を一般会計から特別会計に繰り入れるため、7,791万4,000円を計上いたしました。
続きまして、歳出でございます。3ページを御覧ください。
社会教育課の公債費でございますが、厚木北公民館拡張用地取得に係る市債元金の償還として3万4,000円を、また、市債利子として59万5,000円を計上いたしました。
1枚おめくりいただきまして、4ページを御覧ください。
スポーツ推進課の公債費でございますが、飯山グラウンド用地取得に係る市債元金の償還として7,711万2,000円を、また、市債利子として80万2,000円を計上いたしました。
説明は以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
山本委員。 - 山本委員 飯山グラウンドなんですけれども、非常に広大な面積があろうかと思います。具体的にはどのようなスポーツ種目であったりとか、使途があるのか教えていただけると有り難いんですが。
- 曽田教育長 スポーツ推進課長。
- 小林スポーツ推進課長 現在、暫定的に使用していただいているんですけれども、サッカー、あるいは野球、ソフトボール、そういう協会が現在使用しておりますので、調整を図りながら、また来年度、償還の方が終わりますので、今後、実施計画、あるいは整備を進めていきたいと考えておるんですけれども、それまでに各協会の意向等をもう一度再確認する、あるいは地元と、観光も含めまして、調整を図っていきたいと考えております。
現状では、既存の施設の整備状況を生かしまして、付帯設備を中心に整備を図りたいと考えております。
以上でございます。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 山本委員 ありがとうございます。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特にないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第6号を可決いたします。
次に、日程4 議案第7号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 それでは、議案第7号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則について御説明を申し上げます。
提案理由でございますけれども、神奈川県立厚木西高等学校との連携型中高一貫教育の終了に伴いまして、規則の一部を改正するものでございます。
このことにつきましては、先ほどインクルーシブ教育のところでも少しお話をしたところなんですが、平成28年度から本市でインクルーシブ教育推進のために、学校管理運営規則第6条の2第1項に基づきまして、市内全中学校において県立厚木西高等学校と連携した教育課程の編成を実施してまいりました。
しかし、県では、2020年度から県立高校の改革、第2期の計画に基づきまして、インクルーシブ教育の推進実践校が14校と拡大をするということになりました。本市の中高連携一貫教育につきましても、対象校を拡大する必要が生じたため、本規則の一部を改正するものでございます。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則を御覧ください。
第6条の2につきまして、削除をいたしました。
次のページには、参考資料として新旧対照表を示してございます。
今後につきましても、引き続き、障害の有無にかかわらず児童・生徒がともに学びともに生きるために、互いを理解しながら社会性、思いやりの心を育めるよう、インクルーシブ教育の推進には力を入れてまいりたいというふうに考えております。
よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
確認なんですけれども、厚木西高校については、現在、枠として20ですか。 - 佐藤教育指導課長 21です。
- 曽田教育長 21人が厚木市13中学校から進むことができるということであるわけですよね。これがなくなって、今、3校でしたっけ。
- 佐藤教育指導課長 そうです。
- 曽田教育長 3校が14校に拡大ということで、影響として、近隣がどうなのかということがちょっと気になるんじゃないかと思うので、増える14校のうち、厚木に割合近いところがどうなのかって、その辺のところの情報があったら説明してほしいんですけれども。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 この対象、インクルーシブの推進校につきまして、近いところでは、伊勢原高校と綾瀬高校が通える対象にはなるかなと考えています。橋本にもあるんですけれども、この辺が対象に広がってくるという予定でございます。
- 曽田教育長 ありがとうございます。
そのほか、よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第7号を可決いたします。
次に、日程5 議案第8号 厚木市教育ネットワークコーディネーター規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
議案の説明をお願いいたします。
青少年教育相談センター所長。 - 外村青少年教育相談センター所長 それでは、議案第8号 厚木市教育ネットワークコーディネーター規則の一部を改正する規則について御説明申し上げます。
提案理由につきましては、平成19年度をピークとして年々減少傾向であった本市の不登校児童・生徒数ですが、平成28年度を境に再び増加に転じております。不登校の要因は一人一人様々ですけれども、近年、本人の心の問題だけではなく、子どもたちを取り巻く家庭環境や社会環境に関わる課題を抱えているケースが増加している現状がございます。
教育ネットワークコーディネーターを増員して支援の強化を図り、相談体制をより充実したものにしていく必要が高まっていることから、本規則の一部を改正するものでございます。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、厚木市教育ネットワークコーディネーター規則の一部を改正する規則を御覧ください。
第3条の数につきまして、「1人」とございますところを「2人以内」に改めるものです。
次のページに参考資料として新旧対照表を示してございます。
今後につきましても、経済的困窮など、学校だけでは解決困難なケースに対し、福祉や医療など関係諸機関等と連携を図りながら、児童・生徒を取り巻く環境への働きかけを積極的に行い、効果的な支援の推進に努めてまいりたいと思います。
よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 質問ではなくて、28年度からすごく厚木の小・中学生の不登校児童が増えているのは事実で、そのとおりなんですけれども、全国も県も増えていて、でも賢明に取り組んでくださっている皆さんのおかげで、厚木市は県よりも下がっているということを、ちょっと追加で、小学生も中学生も県の平均よりは下がっている。しかし、全国も県も全て28年度から不登校児童が増えているということで、厚木だけがぐんと増えたんじゃないということで、この前、皆様からいただいた資料から、付け加えたらちょっとおこがましいんですが、すごく厚木市の教育関係の指導体制頑張っているということを、ちょっと付け加えさせていただきました。
- 曽田教育長 ありがとうございます。
そのほか、いかがでしょうか。
山田委員。 - 山田教育長職務代理者 ネットワークコーディネーターを増やすというので、具体的に今度2人になったら、どのような住み分けでやるのかとか、当然、それだけの不登校に関するケースが多いから、分けざるを得ないということとか、いろいろあると思うんですが、主な仕事の内容といいますか、そのものも含めて、これを導入することによってどんなような効果を期待しているのかというようなことがあれば、ちょっと教えてください。
- 曽田教育長 青少年教育相談センター所長。
- 外村青少年教育相談センター所長 増員と、それから効果、あるいはどのように展開していくかということですけれども、現在、お一人の教育ネットワークコーディネーターがいらっしゃるんですけれども、その方は、およそ大体週3日程度の勤務で、ケースを持っていただいております。残り2日を担当できる教育ネットワークコーディネーターを導入することによって、平日の5日間をカバーしていけるようにという配置で考えております。
勤務時間につきましては、1日につき7時間、そして午前8時30分から午後9時までの間で割り振ることとしております。ケースによっては朝早くの対応が必要であったり、夕方の対応も必要になる場合もございますので、そういった対応ができるようにと考えております。
また、どのような働きをしていただくかというところで、環境への働きかけ、あるいは関係機関とのネットワークを構築すること、それから保護者ももちろん教職員への支援であったり相談を受けたり、保護者にも教職員にも情報提供を行ったり、間をつないでいく役割になるかと思います。
また、学校が開くケース検討会に参加をし、情報共有をし、その後の福祉的な部分へのつながりでネットワークコーディネーターが活動を始めるという形になるかと思っております。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 山田教育長職務代理者 ありがとうございます。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
よろしいですか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第8号を可決いたします。
次に、日程6 議案第9号 厚木市立学校施設使用条例施行規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
スポーツ推進課長。 - 小林スポーツ推進課長 議案第9号 厚木市立学校施設使用条例施行規則の一部を改正する規則につきまして御説明申し上げます。
提案理由につきましては、学校の事務負担の軽減を図るため、学校施設の使用に関する事務を教育委員会事務局で処理することに伴い、本規則の一部を改正するものでございます。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、厚木市立学校施設使用条例施行規則の一部を改正する規則を御覧ください。
本則中「校長」を「教育委員会」に改め、附則といたしまして、この規則を平成31年4月1日から施行するものでございます。
次ページには、参考資料といたしまして新旧対照表を示してございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 - 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
よろしいでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 学校を出るまで体育館や運動場、グラウンドの開放、会議は大体夜とか土曜日の午後とかに校長、教頭等でやっているわけで、大変な仕事で、長い間これが実現できなかったのが、こういうふうに結びつけて、有り難く思います。
1つ心配なのは、大変ありがたい反面、教育委員会の方も過労で倒れたとほかの市町村もありますので、もし教育委員会でこれをやって、学校はもうびっくりするほど有り難いことなので、教育委員会の方も倒れないように、是非お願いしたいなと思いながら、感謝の気持ちを一言申し上げます。
以上です。 - 曽田教育長 ありがとうございます。
ほか、いかがでしょうか。
働き方改革で、教員が行うべき仕事だとか、ほかをもって代えられる仕事だとかという、業務の見直しというのが行われておりますけれども、そういう意味で、厚木市においても全ての課がこの教職員の働き方改革について何かできることはないか、そういったような視点でいろいろと検討してくれまして、今回スポーツ推進課で提案してもらった、これについてもその中の一つだと御理解いただけたらと、そんなふうに思っております。
よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり) - 曽田教育長 異議なしと認め、議案第9号を可決いたします。
続いて、報告事項に入ります。
報告事項2 平成30年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いします。
教育総務課長。 - 若林教育総務課長 報告事項2 平成30年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして御報告申し上げます。
資料2を御覧ください。
本件につきましては、厚木市教育委員会表彰要綱に基づき、去る平成31年1月25日に厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
内訳につきましては、教育委員会表彰の被表彰者が個人44人、団体13団体、教育委員会感謝状贈呈の被贈呈者が個人3人、教育長感謝状贈呈の被贈呈者が個人1人、団体2団体でございます。
1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
個人の部でございますが、第24回神奈川県ドッジボール選手権女子単独の部におきまして、第1位になりました坂本琴音様を始めといたしまして、各種コンクールやスポーツの分野において優秀な成績を収められた方々でございます。
3ページを御覧ください。
次に、団体の部でございますが、かながわシニアスポーツフェスタ2017ソフトボール大会におきまして優勝されましたシニア厚木クラブ様を始めといたしまして、様々な大会などで優秀な成績を収められた13団体を表彰するものでございます。
続きまして、5ページを御覧ください。
教育委員会感謝状でございます。多年にわたり荻野中学校内に手づくりの絵手紙を飾り、校内環境の美化に貢献されました萩原トミエ様を始めといたしまして、3人の方々に感謝状を贈呈するものでございます。
続きまして、6ページを御覧ください。
教育長感謝状でございます。電子ピアノ1台を市立中学校へ寄附いただきました木村克己様を始めといたしまして、1人の方と2団体に感謝状を贈呈するものでございます。
表彰式につきましては、2月26日火曜日、午後4時から市役所第2庁舎で開催する予定でございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
よろしいですか。
門田委員。 - 門田委員 中身ではありませんが、なかなかお伝えする機会がなくて、一言。
表彰していただくだけで大変ありがたくて、副賞が出たり感謝状も一生の宝だと思うんで、そのほかに、記念写真を撮ってくださるのがすごく記念でうれしいという声を、それからあゆコロちゃんが入ってくる途端に、子どもたちの表情がほわっと、本当に子どもらしい、小学生、中学生らしい表情に変わるので、その御配慮に感謝します。内容ではありません。なかなかお伝えする感謝の機会がないので、今、お伝えさせていただきました。
以上です。 - 曽田教育長 ありがとうございます。
そのほか、いかがでしょうか。
特になければ、報告事項2を終わります。
次に、報告事項3 厚木市教育情報セキュリティポリシーの策定について報告をお願いします。
学校施設課長。 - 齋藤学校施設課長 それでは、報告事項3 厚木市教育情報セキュリティポリシーの策定につきまして御報告申し上げます。
恐れ入りますが、資料3を御覧ください。
情報セキュリティポリシーとは、組織内の情報セキュリティを確保するための方針、体制、対策等を包括的に定めた文書を言います。地方公共団体における情報セキュリティが各地方公共団体が保有する情報資産を自ら責任を持って確保するべきものであり、情報セキュリティポリシーも各地方公共団体が組織の実態に応じて自主的に策定するものでございます。
地方公共団体における情報セキュリティポリシーにつきましては、その策定や見直しを行う際の参考として、総務省において地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインが既に整備されております。本市においても、厚木市情報セキュリティポリシーが既に策定されてございます。
しかし、行政事務では、職員以外の者、市民の方などが情報端末を活用して、日常的に情報システムにアクセスする機会が極めて限られていますが、学校では、教室やPC教室に児童・生徒が利用するパソコンが設置されており、授業はもとより休み時間等におきましても、児童・生徒が日常的に情報システムにアクセスする機会があります。このことが学校現場における最大の特徴と言えます。
実際に、学校が保有する個人情報などに対する不正アクセス事案が発生しており、学校現場ならではの特徴を考慮した情報セキュリティを確立する必要が高まったことから、平成29年10月に文部科学省において「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が整理されました。
恐れ入りますが、資料3を1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
本市では、本年度、教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインに沿った教育情報システムの強じん化を図るため、多くの個人情報などを取り扱う校務支援システムの導入に合わせ、厚木市教育情報システムの再構築を行いました。
再構築前、別紙上段においては、教職員が利用する校務系システムと教員及び児童・生徒が利用する学習系システムが同時のネットワークで運用されておりましたが、教育情報システムの再構築により、別紙下段のとおり、成績処理や児童・生徒の指導記録等の個人情報などを取り扱う校務系のシステムと教育及び児童・生徒が学習活動等で利用する学習システムのネットワークを物理的、論理的に分離することで、教育システムの強じん化を図りました。
つきましては、本年度導入を進めてまいりました校務支援システムを平成31年3月から運用を開始するに当たり、厚木市教育情報セキュリティポリシーを策定いたしましたので、御報告するものでございます。
恐れ入りますが、1枚お戻りいただき、資料3の下段「3 教育情報セキュリティポリシーの構成」を御覧ください。
教育情報セキュリティポリシーは、基本方針と対策基準で構成されます。基本方針は、情報セキュリティに関する組織の基本方針、宣言であることから、教育情報セキュリティポリシーにつきましても、厚木市が既に策定している厚木市情報セキュリティポリシーの基本方針を準用いたしました。対策基準は、厚木市立小・中学校の特徴を踏まえ、厚木市教育情報セキュリティポリシー対策基準において具体的に記載いたしました。
なお、対策基準を実施するためのマニュアル的な実施手順については、教育委員会がひな形を学校に提示した上で、各小・中学校において実態を踏まえた整備をする予定でございます。
恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、裏面の中央部、「対策基準の主な内容」を御覧ください。
厚木市教育情報セキュリティ対策基準の主な内容といたしましては、管理体制、物理的セキュリティ、人的セキュリティ及び技術的セキュリティなどの項目で構成し策定いたしましたが、大変申し訳ございませんが、厚木市教育情報セキュリティポリシーは、技術的セキュリティに関する記述を含んでございますので、厚木市教育委員会事務局及び厚木市小・中学校外に非公開とさせていただきますので、本日はこの資料をもって御報告とさせていただき、閲覧用の厚木市教育情報セキュリティポリシーを教育総務課内事務室に用意してございますので、必要に応じて御覧をいただければと存じます。
以上が厚木市教育情報セキュリティポリシーの策定についての御報告となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 お願いします。
1枚目です。一番下の2行なんですが、各小・中学校において実態を踏まえた整備ということで、どのような、またお願いになっちゃうんですが、各学校への支援はどのような形で、全くお任せということはないと思うんですが、ちょっと、もし分かりましたら教えてください。
以上です。 - 曽田教育長 学校施設課長。
- 齋藤学校施設課長 こちらにも記載しているとおり、教育委員会からひな形を作りまして、ベースとなるものから学校の状況に応じたものを作成をしていただくということで、基本的なものはこちらからお示しをさせていただくということで考えております。
以上でございます。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 門田委員 プロの方が学校に行って、それを見て、これでオーケーとか、そういう支援はないということでしょうか。
- 曽田教育長 学校施設課長。
- 齋藤学校施設課長 教育委員会事務局の方で必要に応じて学に出向いてサポートさせていただくという体制は整えてございますので、そのような形で進めてまいりたいと思っております。
以上でございます。 - 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 門田委員 はい、安心しました。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
よろしいですか。
特になければ、報告事項3を終わります。
次に、報告事項4 給食用食材の放射性物質の測定結果について報告をお願いします。
学校給食課長。 - 安齊学校給食課長 報告事項4 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして御報告申し上げます。
恐れ入りますが、資料4を御覧ください。
始めに、1月9日水曜日から裏面の1月29日火曜日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、御覧いただいているページ、裏面のページ、全て不検出となってございます。
恐れ入りますが、右側のページを御覧ください。
学校給食用食材の測定結果につきましては、保護者の方からの要望を取り入れまして、毎週火曜日と木曜日に翌日の給食で使用する食材を、1日当たり3品目を限度として測定をしてございます。1月につきましては、1名の保護者の方から3品目の要望に対して、教育委員会が選定した食材と合わせて、18品目を測定いたしました。
今後も保護者の方からの要望のあった食材を基本として、測定をしてまいります。
報告につきましては以上でございます。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
特になければ、報告事項4を終わります。
次に、報告事項5 学校選択制の実施結果について報告をお願いします。
学務課長。 - 窪田学務課長 報告事項5 学校選択制の実施結果について、学務課からは中学校選択制及び小規模特認校制度実施結果につきまして御報告いたします。
恐れ入りますが、資料5を御覧ください。
始めに、平成31年度入学中学校選択制の実施結果でございます。
中学校選択制につきましては、子どもたち一人一人が自ら適した教育環境で個性や能力を一層伸ばすことを目的として、新中学1年生となる児童とその保護者が、指定校と隣接している厚木市立中学校の中から、就学を希望する学校を1校選択できる制度でございます。
2の実施結果でございますが、受入上限人数を厚木中学校が3人、他の12中学校は20人の合計243人に対しまして、隣接66人、隣接外7人の合計73人がこの制度を使い就学することになります。隣接外につきましては、指定学校や隣接する学校に希望する部活動がない場合に、希望することができるものです。
なお、今年度は、厚木中学校と睦合東中学校が受入上限人数を超えたため、公開抽選となり、厚木中学校は受入上限人数3人に対し8人の申請、睦合東中学校は受入上限人数20人に対し23人の申請があったため、平成30年11月25日に公開抽選を実施いたしました。
右側の表は、他校への希望を選択した人数と、この制度による増減数を表したものです。
3の申請期間でございますが、平成30年10月16日から、二次募集を加えまして平成31年1月15日まで実施いたしました。
主な選択理由でございますが、教育環境が10人、部活動が27人、友人関係が29人、通学距離が7人となっております。
次に、裏面2ページを御覧ください。
平成31年度入学小規模特認校制度実施結果でございます。
小規模特認校制度につきましては、少人数ならではのきめ細かい指導や地域と連携した教育活動を推進している小規模校において、通学区域外からの就学を認めることで、児童の適性を生かした教育を推進することにより、学校規模の適正化及び学校の活性化を図る制度でございます。
2の児童を受け入れる小学校といたしまして、児童数が現在161人の厚木市立玉川小学校におきまして、市内全域から全学年での就学を受け入れるものでございます。
3の実施結果でございますが、新1年生6人、他の学年に3人が就学を希望されたものです。右側の表は、指定学校別の申請人数となります。
申請期間でございますが、平成30年10月16日から平成30年11月14日まで実施いたしました。
学務課からの報告は以上でございます。 - 曽田教育長 教育総務課長。
- 若林教育総務課長 それでは、引き続き教育総務課から御報告いたします。
3ページの3、平成31年度入学、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択実施結果でございます。
住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択につきましては、児童・生徒の教育環境をより良いものとするため、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針に基づき、大規模状態にある学校の通学区域に居住する児童・生徒について、そうでない他の学校が住居からおおむね1キロメートル以内にある場合、この学校への就学を認めることにより、学校規模の適正化を図るものでございます。
対象校でございますが、大規模状態にある学校が厚木第二小学校と南毛利小学校で、選択することができる学校は、厚木第二小学校が相川小学校、南毛利小学校が緑ケ丘小学校と毛利台小学校でございます。
実施結果につきましては、相川小学校が4人、緑ケ丘小学校が3人の合計7人でございます。
申請期間でございますが、平成30年10月15日から平成30年12月14日までで実施いたしました。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
いかがでしょうか。
では、ちょっと確認で、玉川小学校の特認校制度、スタートして何年目になりますか。
(「4年」との声あり) - 曽田教育長 スタートして4年ということで、現在、全校児童に占めているこの制度を利用して入学した児童の割合というのはどれくらいなのか、それともう一つが、今回、新1年生が6人ということで、新1年生の中で占めているこの制度を利用して入学する児童の割合というのはどれくらいなのか、その辺のところを分かったらちょっと補足の説明をしていただきたい。
学務課長。 - 窪田学務課長 平成28年度の入学者から始まったわけでございますけれども、当初、7人が入学をしてございます。パーセンテージでいきますと約15%と。それから、29年度におきましては、同じく7名が入学をしております。パーセンテージで24%。それから30年度におきましては、3人入学しておりますが、11%。それから31年度入学につきましては、9名ということになりますので、28%ということでございます。
それから、新1年生の割合でございますが、今の割合になります。28%ということで。
ちなみに、新1年生21名が玉川小学校、31年度入学予定になりますが、そのうちの6名が小規模選択を使われた人数という形になってございます。 - 曽田教育長 あと、玉川小の全児童に占めるこの制度を利用して入ってきた子どもたちの割合、トータルで今、どれくらいの状況なのか。パーセンテージで出なかったら、全児童と、あとはこの制度で入ってきた子どもたちの延べ人数、それだけでも教えてもらえれば。
学務課長。 - 窪田学務課長 人数でございますが、161人が今、玉川小学校全体では就学してございます。
- 曽田教育長 今年度ね。
- 窪田学務課長 はい、30年度。そのうち、今、9名を除きますと、7名、7名、3名の17名が入学しているという状態になってございます。パーセンテージにしますと。
- 曽田教育長 およそ1割になりますね。1割がこの制度を使って入ってきている子どもたちだということですね。分かりました。
ほか、いかがですか。よろしいですか。
(「はい」との声あり) - 曽田教育長 特になければ、報告事項5を終わります。
次に、報告事項6 平成30年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について報告をお願いします。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 それでは、平成30年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について御報告を申し上げます。
恐れ入りますが、資料6を御覧ください。
本資料は、昨年12月25日にスポーツ庁から送付されました本市の結果を、全国・県の結果と併せて示したものでございます。本調査は、握力ほか7種目から8種目の体力・運動能力の測定と、運動習慣等に関する質問となっております。対象となりますのは、全国の小学校5年生の男女及び中学校2年生の男女で、本市では、4月から7月に小学生約2,000人と中学生約1,900人を対象に調査をしたものとなってございます。
最初に、1の調査結果を御覧ください。
調査結果につきましては、おおむね全国平均と同程度の結果というところかとは思いますけれども、特に小学校5年生の男女とも、上体起こし、あるいは長座体前屈、中学校2年生の男子50メートル走においては、全国の平均を上回る結果が得られました。色が付いているところがそれに当たるというところになります。
また、反復横跳びに関しましては小学校の男女、ソフトボール投げの小学校の女子、1,000メートル走の中学校女子につきましては、県の平均を上回る結果となりました。
また、逆に、全国平均に対しましてやや差が大きく及ばなかった項目につきましては、立ち幅跳びでは小・中男女とも、上体起こしでは中学校の男女、反復横跳びでは中学校の女子となっております。
1枚おめくりいただき、右側のページ、2の「厚木市調査結果 平成29・30年度の比較」を御覧いただきたいと思います。
本市30年度の結果を昨年29年度の結果と比較いたしますと、小・中学校の男女とも体力合計点は上昇しているということがございます。また、小学校5年生男子につきましては8種目中4種目、小学校5年生女子については8種目中7種目、中学校2年生男子につきましては9種目中5種目、中学校2年生女子につきましては9種目中6種目において、記録の向上が見られました。
この結果につきましては、昨年度のこの定例会での御意見なども含めまして、今年度4月に平成29年度本調査の学校別データを基に課題を確認をいたしまして、中学校区ごとにまとめた資料を作成・配布をいたしまして、学校単位だけでなく中学校区での取組を促したことですとか、また、体力テストの際に目標を立てやすいよう、各学校へ全国・県・厚木市の平均を示した掲示物等を作成いたしまして、各種目のポイントを示した掲示物を送付をいたしました。
さらに、県の体力向上サポーターですとか指導主事の直接のサポート、キャラバン隊、これは県の取り組みなんですけれども、キャラバン隊等の研修、あるいは元気アップスクール推進事業の交付金におきまして、体力向上の重点目標追求型の指定をさせていただいた学校でも、この交付金を活用しまして、運動カードを作っていただいたりとか、昼休みの体力チャレンジ等のイベントを打っていただいたというようなことで、効果が出てきたものと考えております。
恐れ入りますが、左側のページを御覧いただきたいと思います。
運動習慣等の調査につきましては、「運動が好き」ほか5項目を抜粋をいたしました。これらと体力合計点との相関関係を見ますと、こちらに載せてあります6つの項目、「はい」と答えている生徒につきましては、「はい」と答えているほど、やはり体力合計点が高くなっているという傾向が分かっております。
本市の状況を見ますと、全国や県と比較をしまして、5番の朝食を毎日食べている、あるいは6番の最後までやり遂げてうれしかったと感じている児童・生徒がやや少ないということが挙げらると思われます。
さらに、ページ下の表を御覧ください。
学校に対する調査におきまして、学校全体の体力・運動能力の向上の目標設定ほか4項目を抜粋をいたしました。
この4項目につきましては、体力合計点が高い学校では取組実施率が高いものとなっておりますけれども、本市の状況は、小・中学校ともに県平均はやや上回っているものの、全ての項目において全国平均を下回っている形ということになっております。特に中学校では、大きく差がある現状でございました。
このことを踏まえまして、体力向上の目標を立てるために、まず、自校の児童・生徒の体力状況を正確に把握をすること、その上で課題を明確にしまして、学校として具体的な目標を設定し取り組む必要があると考えております。
また、最後までやり遂げてうれしかったと感じられるような成功体験を味わう、そのような機会を、運動の場面だけではなくて、学校生活全般において意識をして実践をすることが大切であると捉えております。
この学校に対する調査につきましては、取組の課題が明確になっておりますので、引き続き一定の効果があった取組は継続をし、特に中学校につきましては、様々な研修の機会を通して、子どもたちの健康、体力について、その重要性を発信してまいりたいというふうに考えております。
恐れ入りますが、1枚おめくりをいただきまして、左側のページには、ただ今御報告させていただいた内容を、箇条書き等にまとめてございます。
以上で報告を終わります。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
山本委員。 - 山本委員 もしお分かりになりましたら教えてください。
子どもの体力というのは、やはり遊んでいる時間、外で遊んでいる時間とかなり相関があるというようなことも言われております。そういった中で、市街地の学校と、それから郊外にある学校では、体力テストの総合点含めたところが違うんじゃないかなというような想像もしてしまうんですけれども、もしそういったデータがあれば教えてください。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 郊外と市街地の部分ということで、具体的な数字は持っていないんですけれども、全ての学校の様子を見てまいりますと、特に郊外、町中というところの区別はないように感じております。むしろ、先ほど申し上げたような休み時間の取組ですとか、何か特に小学校の場合は、楽しんで動けるような時間を設定していただけているところが、どうしても得点が高くなるという傾向にございます。
- 山本委員 ありがとうございます。
- 曽田教育長 よろしいですか。
山田委員。 - 山田教育長職務代理者 昨年もちょっと質問したかなと思うんですけれども、大学と連携していて、そういう例えば投げ方だとか跳び方だとかいうようなことが、今年実際に行われたのかどうか、30年度ですね。例えば、社会教育課の、朝食を毎日食べていると答えた率というのが、やっぱりちょっと低いですね。これは社会教育課の方でやっていますよね。「早寝早起き朝ごはん」という。そういうのをうまく何かリンクさせられないのかなというのがいつも気になっていて、これをもうちょっとリンクしていくといいのではないかなという気がするんですけれども、もし必要でしたら3課でお答えいただければありがたい。
- 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 具体的に大学生をという場面は、平成30年度にはできていないんですけれども、人的な支援については、先ほど申し上げた県が付ける体力向上サポーター、小学校に付いているものですけれども、この方には、具体的に継続的に入っていただいて、体力テストの前に指導していただいているということがあります。
あと、キャラバン隊の方も、小学校の先生方が、これは具体的に子どもに直接ではなかったんですけれども、指導者、先生方に研修をしていただいて、そのような学校、具体的には鳶尾小ですとか愛甲小だったかと思うんですけれども、この学校については結果が上がってきているということがございます。あとは、指導主事が直接体力テストの方にまいりまして、直前でちょっと指導しているようなこともございました。そのようなサポートをしてやってきているという現状でございます。 - 曽田教育長 社会教育課長。
- 渡辺社会教育課長 社会教育課の方でも「早寝早起き朝ごはん」という、やはり子どもたちの生活習慣を見直さなければいけないということを啓発しております。今回、このような結果がありますので、今後、より一層啓発していく、保護者にもこの部分の重要性を知っていただくような取組が必要と感じているところでございます。
以上です。 - 曽田教育長 スポーツ推進課長。
- 小林スポーツ推進課長 日体大との連携事業の関係ということだと思うんですけれども、毎年度、年度の始めに日本体育大学さんに行って、いろいろな事業を調整させてもらっております。今年度につきましても、4月に行ったんですけれども、ちょっとスポーツテストの日程等の調整ができないということで、また改めて日本体育大学さんの事務局に提案させていただいて、来年度につきましては、調整を図っていきたいなと考えております。
また、それとは別に、体育協会と連携いたしまして、中学校の部活動の顧問を対象に、けがを防ぐためのストレッチ方法や生徒の基礎体力を引き上げるためのトレーニング方法というのを、研修として実施いたしました。睦合東中学校、睦合中学校ということで、2校で今年度やっております。
これにつきまして、部活動の指導、あるいは体育の授業にも活用していただくということで、来年度につきましても、引き続きそういうようなことはやっていきたいと考えております。
以上です。 - 曽田教育長 よろしいですか。
- 山田教育長職務代理者 はい。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
門田委員。 - 門田委員 昨年度のこの資料は忘れてしまったんですけれども、やっぱりカラー版だったでしょうか。何か今年見て、信じられないほどほとんどの項目が30年度アップしているというのが出たので、すごいなというふうにびっくりしました。このカラー版の、今日いただいた資料を是非、各学校にも、こういう色分けしたので、とても励みになるかなと、クラスの先生、また体育の専門の先生方、喜ばれるなというのと、あと、キャラバン隊というのが、今年2校でしたよね、鳶尾と愛甲ですか。これは、もっと増やしたり中学校にも、可能だったら有り難いなというのが1つ。
もう一つは、コミュニティ・スクールで地域の方がいろいろスポーツテストのテストの前に、子どもたちに指導してくださったという事例報告があったと思うんですが、コミュニティ・スクールも広がっていけば、こういうところでもいいなという気持ちでおります。キャラバン隊のこと、よろしくお願いいたします。 - 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 このキャラバン隊につきましては、県の事業にはなるんですけれども、2つ方法がありまして、直接学校の方でフォローするというものと、先生方の研修をするというものになっています。この先生方の研修については、今年度も呼び掛けをしてまいりますので、参加をしていただく。
具体的な子どもへの支援というのは、今年度はなかったんですけれども、来年度は、小学校1校ですけれども、それを取るということと、中学校でも1校、厚木の方で、今、取る方向で準備を進めております。 - 門田委員 ありがとうございます。
- 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
それでは私から。
全国学力・学習状況調査については、いろいろな分析をやってもらっていますけれども、この体力・運動能力についても、毎年度毎年度これだと違う子たちなわけですよね。だから、逆に言うと、小学校5年生の男の子、女の子は、3年後、中2の男子、女子ということで、正式な運動能力のこの調査をやるわけですよね。中学校は中2だけじゃなくて中1も中3もやっているかも分からないんだけれども、いずれにしても、小学校5年生、6年生の子どもたちが3年後、体力・運動能力がどうだったのかというのが、同じ子どもたちの集団だから、比較というのができると思うんですね。中学校に入ってから伸びているか伸びていないか、伸びているんだったら、そのほかにどういうことが行われたのかだとか、そういったような分析というのも、やる必要があるのかなということを感じたんですけれども、そのあたりのところは、所管課ではどう考えていますか。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 ちょうどこの平成30年の中2は、平成27年で小5ということになりますけれども、この子たちについては、共通に行われた7種目に関しまして、一応調べてはございます。記録自体は、小学校から中学校ですので、当然伸びていくということはあり得るんですけれども、その伸び率を3年間について考えていくと、特に今年の中2につきましては、例年の小5、中2の比較、昨年度の小5、中2、一昨年度の小5、中2と比べますと、7種目中で6種目、かなり多くの部分で伸び率が高いということが分かっております。
このような結果は、一応調べているというところがございます。 - 曽田教育長 あと、全国体力・運動能力、習慣の調査というのは、いつまでにやって、それを送ることになっていますか。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 およそ1学期、7月までに実施をするという形で、通達が来ております。
- 曽田教育長 ということは、特に、中学校はともかくとして、小学校の場合は、5年生、6年生というのは、進級してから3箇月、4箇月だと思うんで、それ以前の小4だとか小3、このあたりのところというのが一つポイントになってくるんじゃないのかなと思うんですね。運動能力の受け方がどうなのかという、それはまたそれであると思うんですけれども、基本的にどの子もが本当に一生懸命、真剣に取り組んでいるということを前提とすると、やっぱり小3、小4あたり、この辺のところをちょっと考えていく必要があるのかなというふうに思ったけれども、その辺のところはどうですか。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 様々な資料を送っていく中で、例えば、たまたま1つ持ち合わせてはいるんですけれども、小学校の中学年ぐらいですと、このようなちょっとこう、マッスルザウルスなんて書いてありますけれども、恐竜の絵で示していて、けんけんの運動をしましょうみたいなことを進めていく、こういった資料については、中学年からも、一応こちらからお送りをして、使ってくださいということでやっておりますので、今、御指摘のあったとおり、3、4年生についても、このようなものを少し、もうちょっと周知ができるようにしてまいりたいというふうに考えております。
- 曽田教育長 潜在能力という、それを考えたときに、厚木の子どもたちの多くが運動は好きだし、体育の授業は楽しいと言っているので、やっぱり小学校の低学年、中学年、このあたりというのは、運動は遊びみたいな、そういったような感じでやらないと、運動嫌いになっちゃったら困るので、その辺のところもまた学校によっていろいろな取組をされていると思いますので、事例を集めて提供してもらうと、それでは、参考でこれをやってみようかという学校もまた出てくるのかなと、そんな感じがしますので、お願いいたします。
そのほか、どうでしょうか。よろしいでしょうか。
特になければ、報告事項6を終わります。
次に、報告事項7 平成30年度こどもアート展について報告をお願いします。
教育指導課長。 - 佐藤教育指導課長 報告事項7 平成30年度こどもアート展について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、資料7を御覧いただきたいと思います。
まず、趣旨でございますけれども、平成30年度こどもアート展につきましては、子どもたちに創造と鑑賞の喜びを広め、制作する意欲や自分の思いを表現する能力の向上を図ることを目的に、昭和59年に揚州展・日中友好書画作品展として始まって以来、今年度で第35回を迎えることになりました。
募集期間及び応募数でございますが、昨年同様学校推薦と個人応募という形で作品を募集いたしました。作品は、絵画で254点、立体で41点、合わせて295点の推薦応募がございました。うち、個人応募は立体、絵画を合わせまして10点ございました。
審査会及び受賞者の決定でございますけれども、1月30日水曜日に審査会を開催いたしまして、最優秀賞3点、優秀賞6点、優良賞21点のこどもアート展受賞者を決定をいたしました。受賞者につきましては、裏面にございます資料の受賞者名簿のとおりでございます。
続きまして、4の表彰式、展示会等でございますけれども、表彰式につきましては、2月3日、教育委員の皆様にもおいでをいただきまして、厚木市文化会館集会室で開催いたしました。
なお、展示会につきましては、1月31日木曜日から2月8日金曜日まで、厚木文化会館地下展示場で行い、友好都市である横手市、網走市、ニューブリテン市、軍浦市、今年は揚州市も作品を送っていただきまして、合計48点と、今年度から友好都市を締結いたしました糸満市の子どもたちの作品5点も合わせまして、展示をいたしました。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 - 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
今回、国内外の友好都市全てからの作品を送っていただいたということで、もともとがこのアート展の前身となるのが友好都市子ども作品展ということだったので、年度によっては送るのがちょっと難しいというような友好都市もあるかも分からないですけれども、そのあたりのところというのは、やっぱり今後も友好都市の子どもたちの作品を、またこの厚木市の子どもたち、あるいは親御さんが見るというのも、友好都市としてのつながりを持っていく大事なことじゃないかと思いますので、そのあたりのところも、来年度以降またよろしくお願いしたいと、そんなふうに思っています。
門田委員。 - 門田委員 教育長のお話で、逆に網走とか韓国とかに厚木の作品を送るということはできないんでしょうか。見せて送ってくださいということで、厚木の子どもたちが友好都市の子どもたちの作品を見せていただいて、反対に送ってくださったところに厚木の子どもの作品が行くということもあり得るんでしょうか。それは不可能でしょうか。
- 曽田教育長 教育指導課長。
- 佐藤教育指導課長 もし友好都市の方で同じように美術作品展があって、御依頼があれば、そのようなことも可能と思います。実は、大賞受賞をした作品については、一応許可をいただきまして、写真というか、丁寧に写真を撮って保存してございます。それを広げますとある程度、そのもの自体は送れるかどうかということも、これからですけれども、そうでなくても、そういった写真のようなものをその大きさにして送ることができますので、対応はしてまいりたいと考えております。
- 曽田教育長 よろしいでしょうか。
- 門田委員 はい、ありがとうございます。
- 曽田教育長 それでは、よろしいでしょうか。
特になければ、報告事項7を終わります。
それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は、会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。
なお、傍聴いただいた方についても、これ以降、会議を非公開といたしますので、御退室くださるようお願いいたします。
暫時休憩16時33分
再開時刻16時37分
報告事項1 事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)
(資料に基づき説明し、了承された。)
- 曽田教育長 以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
これをもちまして、平成31年厚木市教育委員会2月定例会を閉会いたします。
お疲れ様でした。
閉会時刻16時50分
この記事に関するお問い合わせ先
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厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日