令和元年厚木市教育委員会5月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 令和元年5月21日火曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
事務局
山口教育総務部長、佐後学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、
大塚学校給食施設整備担当課長、窪田学務課長、
八木教育指導課長、外村青少年教育相談センター所長、
長沼社会教育課長、増田文化財保護課長、葉山中央図書館長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第17号 厚木市第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会規則について
議案第18号 令和元年度教育予算補正について
議案第19号 教育財産(土地)の取得(案)について
議案第20号 厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱について
議案第21号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について
議案第22号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱について
議案第23号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱について
議案第24号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱について
議案第25号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱について
議案第26号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱について

3 協議事項

(1) いじめ防止対策推進法「重大事態」に係る調査報告書に基づくいじめ防止に向けた取組について

4 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について(厚木市学校運営協議会委員の委嘱について)
  • (2) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (3) 学校における事故発生状況について
  • (4) 平成30年度児童・生徒指導について
  • (5) いじめ防止対策推進法「重大事態」に係る調査報告書について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 曽田教育長 それでは、ただ今から令和元年厚木市教育委員会5月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として森委員を指名させていただきます。お願いします。
     始めに、私から報告いたします。
     令和元年5月定例教育委員会教育長報告。
     平成31年4月23日火曜日に開催されました4月定例会以後の主な行事等22件につきまして、御報告申し上げます。
     1ページの6番目です。4月28日日曜日、荻野運動公園競技場におきまして、平成31年度厚木市小学生サッカー大会の開会式が実施されました。参加チームが12チームということで、どの子も、数あるスポーツ種目の中でサッカーを選んだ子どもたちということで、指導者の方もたくさんお見えでしたけれども、これは長丁場の大会でして、年明けまで断続的に続いていく大会ですけれども、体調を整え、チーム一丸となって頑張ってくださいという挨拶をさせていただきました。
     次に、7番目です。同じ日ですけれども、玉川の中流でしょうか、上流でしょうか、神明橋前の田んぼにおきまして、せんみ凧揚げ大会が実施されました。大人の方、子ども含めて150人の方々が、まだ水が入る前の田んぼの使用を快くお引き受けいただいた方の田んぼで、凧揚げ大会を楽しく行うことができました。
     次に、8番目です。5月3日金曜日、若宮公園芝生広場におきまして、これはもう恒例となっております第31回森の里鯉のぼりまつりが、来場者約1,000人ということで、非常にたくさんの方々が参加をされて、執り行われました。森の里中学校の吹奏楽部の生徒さんが演奏をしてくれまして、また、森の里小学校の児童が鼓笛隊のすばらしい演奏を、来場された方々に披露してくれました。様子を見ていまして、その子たちが発表する様子に、多くの人たちがすごく優しい目を向けてくださっているということを強く感じまして、これだけの人たちが子どもの成長を見守り、応援してくださっているんだなと、そういう気持ちを強く持ちました。
     1枚おめくりいただきまして、2ページの12番です。5月11日、上三田青少年広場におきまして、春季健康まつりが実施されました。これは厚木市の15地区全てで行われるわけですけれども、そのトップバッターということで、睦合北地区、種目がターゲットバードゴルフということで、大変すばらしい天候の下、すばらしい会場で、多くの方々が楽しそうに競技に取り組まれておりました。
     同様に、15番、5月12日の日曜日に9地区で、さらに、3ページの20番ですけれども、5月19日の日曜日に3地区、まだあと何地区か残っておるんですけれども、多くの地区でソフトボール、グラウンドゴルフ、ティーボール、バウンスボール等、いろいろな種目を各地区が選択をされて、大変多くの方々が参加され、春の一日、スポーツに汗を流しておられました。開会式に間に合ったところでは御挨拶をさせていただきましたし、また、既に競技が始まっているところでは、公民館長さんを始め、お骨折りをいただいた方々に御挨拶をさせていただきました。
     次に、3ページの19番です。5月18日土曜日、及川球技場におきまして、第50回目となります厚木市少年野球大会の開会式が行われました。中学校13校13チーム、小学校チームは7チームということで、全部で20チーム、人数にすると400人前後でしょうか、非常に多くの野球を愛する少年たちが、監督さん、コーチの方々から教えていただいたその成果を十二分に発揮し、また感謝の気持ちを持って、1試合でも多く戦いますと、こういったすばらしい選手宣誓をやってくれて、競技がスタートいたしました。
     18日の土曜日だけでなく、翌日の19日日曜日には、今度は小学生のチームが試合をやりまして、勝ったチームがまた来週以降試合が続いていくと聞いております。野球については中学校13校全てで設置されておりますけれども、やはり少子化の影響といいますか、中学校の部活動にも少しずつ影響を及ぼしているということを、チームの選手の人数等を見ながら感じました。
     次に、21番目です。5月19日、あつぎ市民交流プラザ、アミュースタジオにおきまして、令和元年度第22回少年少女フェスティバルが、参加約1,000人ということで盛大に執り行われました。これは青少年指導員の方々だとか、子ども会の役員の方々、母親クラブの方々、ジュニアリーダー、そういった人たちが、15の地区それぞれで手づくりおもちゃを子どもたちと一緒につくるということで、会を重ねて22回を迎えたと。子どもたちの中には、この春の少年少女フェスティバルを大変楽しみにしているという子どもたちもたくさんいるんですと、こういったお話も伺いました。
     以上でございます。
     本日の日程のうち、協議事項1、報告事項4及び5については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において協議等を行うことといたします。
     なお、傍聴されていらっしゃる方につきましても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら、御退室いただくこととなりますので、あらかじめ御承知おきいただきたいと思います。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1 議案第17号 厚木市第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、議案第17号 厚木市第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会規則の制定につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     提案理由につきましては、第2次厚木市教育振興基本計画の策定に当たり、厚木市第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会を設置するため、本規則を制定するものでございます。
     付け加えさせていただきますが、現在の厚木市教育振興基本計画の計画期間が、令和2年度をもって満了を迎えます。このことから、令和3年度を始めとする次の計画、第2次厚木市教育振興基本計画を策定するための策定委員会の設置を教育委員会規則で定める必要がございますので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2項に基づき、提案するものでございます。
     それでは、内容を御説明申し上げますので、恐れ入りますが、資料を1枚おめくりいただき、策定委員会規則を御覧ください。
     第1条、設置といたしまして、策定委員会規則制定の目的及び根拠を示しております。
     第2条、所掌事務になります。この策定委員会では何を調査審議するのかということを、2つ記載させていただいております。
     (1)基本計画の基本理念、基本目標及び基本方針に関すること、(2)その他基本計画の策定について、教育委員会が必要と認める事項に関すること、とさせていただいております。
     第3条の委員につきましては、委員は10人以内とさせていただいて、次の方々から教育委員会が委嘱いたします。
     (1)公募による市民、(2)教育関係団体の代表、(3)学識経験者、(4)市立小・中学校長でございます。
     第4条の任期につきましては、令和2年8月31日までとしております。これは策定委員会の審議の開始時期を本年9月に予定しておりますので、9月1日から1年間とさせていただいております。
     第5条の委員長につきましては、委員会に委員長を置いて、それは委員の互選により定めることとさせていただいております。
     第6条の会議につきましては、会議は委員長が招集することや、会議は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができないとさせていただいております。
     第7条、意見の聴取等についてになります。必要があると認められるときは、この委員会の委員以外の関係者に出席を求めて意見を聞くことができるといたしました。
     第8条は秘密の保持についてになります。委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならないとさせていただきまして、第9条は庶務といたしまして、委員会の庶務は基本計画所管課、教育総務課において処理するとさせていただいております。
     第10条は委任になりますが、この規則に定めるもののほか、必要事項は別に定めることとしております。
     最後に附則を御覧ください。この規則の施行日は、令和元年9月1日とするものでございます。
     以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 第3条の委員についてなんですけれども、(1)は公募による市民、それから(2)が教育関係団体の代表となっています。それから(3)が学識経験者、この(2)の教育関係団体というのは、具体的にどのような団体をイメージされているのか、分かったら教えてください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 (2)の教育関係団体の代表につきましては、子ども会の代表とかPTAの代表とか、そういった方々を想定しております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 社会教育の関係の団体が入っているということでよろしいですね。
  • 柴田教育総務課長 そうです。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。よろしいですか。
     (「はい」との声あり)
  • 曽田教育長 それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第17号を可決いたします。
     次に、日程2 議案第18号 令和元年度教育予算補正についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 議案第18号 令和元年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
     内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
     まず、1の総括ですが、歳入の補正額につきましては、社会教育部に対する事業費を1,000万円増額し、補正後の歳入合計を13億8,325万9,000円とするものでございます。
     次に、歳出の補正額につきましては、社会教育部に対する事業費を1,852万1,000円増額し、補正後の歳出合計を57億2,912万2,000円とするものでございます。
     1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。
     歳入につきましては、諸収入、雑入、教育費雑入、コミュニティ推進事業助成金につきまして、1,000万円の増額補正を行うものでございます。なお、この件につきましては、一般財団法人自治総合センターの決定通知が平成31年3月29日でございましたことから、令和元年度教育予算の補正を行うものでございます。
     3ページを御覧ください。
     歳出につきましては、教育費、社会教育費、図書館費、中央図書館運営事業費の5事業、移動図書館整備事業費につきまして、1,852万1,000円の増額補正を行うものでございます。詳細につきまして、1ページおめくり、4ページを御覧ください。
     これまでの経過でございますが、移動図書館車による巡回サービスは、昭和53年10月から始まり、このとき愛称はわかあゆ号と名づけられました。現在のわかあゆ号は平成10年につくられたもので、5代目となります。6代目の移動図書館車更新のため、宝くじの社会貢献広報事業として実施しているコミュニティ助成事業に応募し、子ども、女性、高齢者、障害者など、全ての住民に優しいまちづくりを進める共生の地域づくり助成事業として、1,000万円が助成されることとなりました。
     移動図書館の活動内容でございますが、2トントラックを改造し、車の外側に2,000冊、車内に600冊を積載し、本の貸出しを行っております。積み込んだ本だけではなく、予約リクエストサービスにより、インターネット等で予約した図書、あるいは県内の市町村立図書館から借り受けた図書も、巡回先のサービスポイントにおいて借りることができます。さらに、サービスポイントでは、0歳児とその保護者を対象としたブックスタートも実施しております。
     平成30年度は、2週間おきに年間194日巡回し、延べ6,455人に2万4,150冊貸し出しました。利用者はシニア世代、乳幼児を連れた子育て世代、小学生までの子どもが多い状況となっております。更新に際し、新たな移動図書館車には車椅子リフトを装備し、一層サービスの充実を図る予定でございます。
     以上で教育予算補正の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 非常にこの移動図書館車、すばらしいアイデアだなと思って資料を拝見していたんですけれども、現在稼働しているわかあゆ号が5代目ということで、次が6代目、現在この移動図書館車、何台ぐらい稼動しているのかをお教えいただきたいのですが。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 今は、こちらの1台で稼働しております。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 わかあゆ号というのは、広報あつぎにも何日の何時頃、どこへと出ますので、その地域ではなくても、他からも来ることできますし、学校にいても、給食の放送で子どもたちに、明日はわかあゆ号が来ますよというと、みんなグリーンのバッグを持って借りている本を持ってきたりして、子どもたちもすごく楽しみにしている事業です。
     それで、返却もわかあゆ号でもいいし公民館でもいいという、いろいろ使いやすく子どもの意欲を高めるいい試みだと思っています。分からなかったのは、宝くじのコミュニティ助成事業というのは、ほかにもあるのでしょうか。教えていただけたらと思います。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 コミュニティ助成事業につきましては、昨年度は文化財保護課で支給をされているものがございます。それについては地域の郷土芸能に関する助成金として使われたと聞いております。また、こちらは地域防災組織の助成ですとか、消防クラブとか、そういったものについても、こちらのコミュニティ助成金が支給されている状況でございます。移動図書館車につきましては、今年度は厚木市を含めて10の地方公共団体が、それぞれ1,000万円助成ということが決まりました。
  • 曽田教育長 これは去年も応募をしているんですよね。
  • 葉山中央図書館長 昨年度は残念ながら決定いたしませんで、2回目の応募で今回通りました。
  • 曽田教育長 ほかにいかがですか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 確か記憶では、わかあゆ号は以前は2台あってあちこち回っていたと思うんですけども、現在の5代目が平成10年ということは、もう20年以上経過、かなりくたびれてきているのかなと思うんですが、5代目も使って2台で回していくような、そういうようなことは考えているのでしょうかというのが1点。
     それから、県内のいろいろな図書館とオンラインでつながっているということなんですが、今はかなり盛んにそういう形で本の貸し借りが行われているのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。お願いします。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 確かに委員おっしゃるように、以前2台体制で行っていたときがございます。そのときは小学校の方に巡回をさせていただいておりましたが、池田小の事件等がございまして、学校図書館の充実を図る方向にかじを切り、その後1台体制となりました。現在は1台で24箇所の巡回をしております。
     それから、県内の相互貸借ですが、神奈川県は特に活発な自治体でして、例えば厚木市については1万冊近い冊数をお借りして、7,000冊ぐらいを貸し出している状況でございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
     森委員。
  • 森委員 2点お尋ねしたいと思います。まず、巡回の場所ですけれども、そのときの状況に応じて選定するとございますが、これは1年間固定なのか、どういう時期に選定があるのかというのが1点。特に興味深かったのは、厚木市は老人介護施設が比較的多いかなと思うのですが、施設は2箇所なのだなというところから思いました。
     もう1点が、サービスポイントという表現をされていますが、一瞬ポイント還元のサービスポイントと思ってしまったので、巡回ポイントでもいいのかなと、読めば分かることなんですけども、そんなふうに思いましたので、お尋ねしたいと思います。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 サービス場所につきましては、年間計画という形で、1年間は同じ場所になります。次の1年間について場所を考えるということがございますが、常連の方がおいでになるということで、変更については慎重にさせていただいております。毎回その曜日その時間にお使いになるという方がおられますので、その巡回場所の改廃につきましては、慎重にさせていただいております。
     また、介護老人施設2箇所につきましては、御希望があったところ2箇所ということでございます。駐車場がある程度広いということと、老人介護施設という場所柄、やはり介助の方の体制が整わないと、なかなかそこまではというところがあるのではないかと推察しております。一応、御希望が出た場合には考えさせていただいて、相手先の時間帯などの調整をした上で、新しい巡回先を増やすということをしております。
     サービスポイントの件でございますが、確かに私どもも巡回先と申し上げておりますが、そこにただ巡回しているだけではなくて、サービスをしているところからということで、言葉を足させていただきました。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 森委員 サービスというのは、行政サービスいろいろありますから、あえてサービスという言葉を使う必要があるのかなと少し感じたところです。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第18号を可決いたします。
     次に、日程3 議案第19号 教育財産(土地)の取得(案)についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 議案第19号 教育財産(土地)の取得(案)について御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、(仮称)厚木市学校給食センター設置計画に基づき、新たに給食センターの建設用地を取得することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
     続きまして、内容について御説明いたします。
     取得する土地につきましては、厚木市三田字天神上528番4ほか10筆で、地積は6,300.06平方メートル。取得金額は1億7,955万1,710円で、所有者数は7人となります。
     恐れ入りますが、議案書を1枚おめくりいただき、不動産調書を御覧ください。取得する土地11筆の内訳でございます。
     次に、1枚おめくりいただき、位置図を添付しております。取得する土地につきましては、三田小学校の南西側に位置しており、その次のページには公図写しといたしまして、今回取得する土地をお示しさせていただいております。なお、取得用地北側は現在事業中の都市計画道路座間荻野線で、供用目標が令和8年度以降となる道路建設予定地となっております。
     説明は以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 お願いします。南西の右のところがへこんで欠けているのは、意味があるのか。こんなに広くて要らないとか、地主さんが売らなかったとか、理由があるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 建設形状でございますけども、当初整地計画におきましては、6,000平方メートルという形の計画をしておりました。その後、事業計画に対して、附帯施設等々、受水槽ですとか場外施設などの用地等の必要性がございまして、現在の6,300平方メートルという、300平方メートルほど多く取得するという計画を考えまして、地主さんと交渉の結果、このような形で地主さんと調整がつきましたので、公図上の筆境をはねて、道路側に地主さんの土地をお残しするためにこのような形になってございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今回のこの仮称ですけども、厚木市学校給食センターという名前になっています。今、厚木市には北部、南部の給食センターが2箇所がある。これが北とか南がないということは、今度ここが全て1箇所になるのかなと思いますが、その辺は私の考えどおりなんでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 計画しております新たな給食センターでございますけども、中学校13校を担う給食センターとして計画をしているものでございます。また、緊急時等を踏まえて、全体としては7,000食の規模を想定しております。
     また、現在の北部センター中学校給食、南部センターでも中学校給食を担っておりますけども、こちらの分を新たな施設で担うものでございます。ただ、南部給食センターにおきましては、単独調理場の設備のない小学校、こちらをまだ担っておりますので、こちらが整理がつくまでの期間につきましては、南部給食センターについてはそのまま継続的に事業を続けていくという段階になってございます。
  • 曽田教育長 はい。杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 それでは確認ですけれども、北部給食センターが今まで担っていた全中学校分を、この厚木市学校給食センターが担い、今、南部給食センターについては、多分6小学校が確か自校給食がなかったと思うんですけれども、その残りの6小学校分を南部で作るという理解でよろしいでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 説明が不足して申し訳ございません。現在、北部につきましては9校の中学校の給食を担っております。また、南部につきましては4校の中学校、6校の小学校を、それぞれ担っております。それぞれの中学校の分をまとめて、新たな中学校の施設ということで、13校分を担う給食センターということで計画をしております。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。よろしいですか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第19号を可決いたします。
     次に、日程4 議案第20号 厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第20号 厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員につきましては、令和元年5月31日で任期が満了となることから、厚木市小中学校通学区域再編成委員会規則第3条の規定によりまして、新たに委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき別紙を御覧ください。
     番号1番の福原華子様から、11番の平井真澄様までの11人の方を委嘱するものでございます。11人の方のうち、再任の方が3人、新任が8人でございます。
     委員の構成につきましては、公募による市民がお1人、学識経験者がお2人、住民自治組織の代表がお2人、青少年育成団体の代表がお2人、市内小中学校PTAの代表がお2人、市内小中学校の代表が2人の、合計11人でございます。
     なお、任期につきましては、同規則第4条第1項の規定によりまして、令和元年6月1日から令和3年5月31日までの2年間でございます。
     説明につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 この通学区域というのは、子どもたちにとって非常に大事なことかと思います。距離が長かったり短かったりとか、どのルートが安全なのか、そういったところを含めて重要な問題かなと感じております。この通学区域ですけれども、どのぐらいのスパンで見直しをしているのか、お教えください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 この通学区域編成委員会につきましては、昭和55年から設置しております。昭和50年代から平成の最初にかけて、新しい学校を造っていましたので、開校に合わせまして当委員会を開き、通学区域について検討をしてまいりました。
     現在も2年間の委員さんの任期に合わせまして、そのとき、その状況に合わせた通学区域の課題について、どのようにしたらいいのかということを事務局として案をお出ししまして、皆様に御審議いただいているという状況でございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがですか。よろしいですか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第20号を可決いたします。
     次に、日程5 議案第21号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 それでは、議案第21号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市学校給食センター運営委員会委員の任期が本年5月31日をもって満了となることに伴い、厚木市学校給食センターの管理及び運営に関する規則第3条の規定により、委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、右側のページと、もう1枚おめくりいただきまして、裏面を御覧いただきたいと思います。
     始めに、委員15人のうち、再任が6人、新任が9人でございます。
     次に、委員の構成でございますが、公募の委員が3人、小中学校長からの選出委員が4人、小・中学校PTAからの選出委員が4人、関係行政機関の職員から2人、学校薬剤師1人、学識経験者1人の、合計15人でございます。
     また、任期につきましては、令和元年6月1日から令和2年5月31日までの1年間となります。
     説明につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何かございますでしょうか。よろしいですか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第21号を可決いたします。
     次に、日程6 議案第22号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 議案第22号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
     厚木市学校事故審査委員会委員の任期が満了することに伴い、厚木市学校事故審査委員会規則第3条の規定により、委員の委嘱をするものでございます。
     この厚木市学校事故審査委員会につきましては、学校管理下における事故により児童生徒が災害を受けた場合に、学校事故見舞金を支給するに当たり、公正かつ適正に調査審議するために設置されるもので、委員の任期につきましては、令和元年7月1日から令和3年6月30日までの2年間となり、年3回の会議を予定しているものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。
     厚木市学校事故審査委員会委員の名簿を添付させていただいており、再任が2人、新任が4人となってございます。
     以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 学校事故というとかなり件数も多いのではないかと思いますけれども、第3条の第2項で、委員の定数が10人以内ということで、今回6人の方を委嘱ということですけれども、人数的に6人で負担というか、その辺は大丈夫でしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 確かに10人以内ということでございますが、もともと学識経験者ということで、医師会から御推薦をいただいている形になっております。人数的にもう少し御推薦をいただくところなのですが、医師会の方からは、2人でお願いしたいということでして、規則でも、定数の過半数以上であれば承認できるということもございますので、6人という形で今現在進めているところでございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
     山本委員。
  • 山本委員 この学校事故審査委員会、第3条を見ますと、事故による災害に対する見舞金の支給に関する事項について審議するということが目的だと思うんですけれども、当たり障りのないところで、この見舞金支給以外の審議というのがあるのかないのか、もし分かりましたらお教えいただきたいのですが。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 見舞金以外という御質問でございますけれども、平成30年度につきましては、9件審議をしていただきました。ただ、内訳につきましては、あくまでも医療付加見舞金と医療見舞金ということで、入院に限ってということと、歯牙破折ということで、歯が欠けたことについての見舞金ということで審議をしていただきましたが、それ以外に特にこれをということではございませんでしたので、例としてはございません。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 学校内の事故による災害ということなんですけども、例えば竜巻など自然災害で事故に遭った場合も、対象になるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 あくまでも学校管理下で起きた事故ということでありますので、それが災害なのかというところは、逆にこの中の審議という形でさせていただければと考えております。
  • 森委員 よく自然災害でサッカーゴールが倒れてとか、行事をしているときにテントが倒れて、それで事故、いわゆるぶつかってけがをしてという場合も、学内で学校の行事で起こっているものなので、こういうものも対象になるのではないかと思ったので。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 その場合には間違いなく対象という形で、学校事故見舞金の支給対象という形になります。
  • 曽田教育長 参考までに、昨年度の審議件数9件ということで、過去3年でも5年でも振り返ってみたときに、審議いただいている件数というのが、増えているのか横ばいなのか減少しているのか、それについては分かりますか。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 データとしては、29年度が合計20件ということで、30年度が9件ですので、減ってはいるということでございますが、内容があくまでも学校管理下で起きた災害ということで、先ほども申し上げましたが、骨折等で入院をした、7日以上という形でございますが、そういった方と、それと合わせまして、歯牙破折ということで、この歯が欠けた場合については7万円が限度額という形になりますが、発生してから10年の間で申請をしていただければ、見舞金の支給対象になりますので、5年前とか6年前にたまたまそういう歯が欠けたお子さんが、ある程度の年齢になると歯が固定してまいりますので、改めて交換するというような形で申請をしてくるケースもございますので、たまたま29年度が20件ということと、30年度が9件ということで、数字的には減っているということですけれども、一概に上下ということについては、言いにくいところはございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがですか。
     森委員。
  • 森委員 これは部活動も対象になるのでしょうか。もう一つは、保護者の方から申請されたものが審議にかけられるのか、学校側からこういうものがありますと教えていただけるのか。過去に入院したケースがあった方がおりますが、多分知らなかったのでしょうか。申請するテーブルに上がるのは、どちらからリクエストするのかなと思いました。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 基本的には、日本スポーツ振興センターを通していく形になりますので、養護教諭から御案内等をさせていただいているという形でございます。
  • 曽田教育長 部活中の事故も対象になるかどうかについては。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 部活動も基本的には該当になります。
  • 曽田教育長 基本的には学校管理下による事故で負った負傷ということなので、教科であるか部活であるかということは関係ないということですね。
     そのほかいかがですか。
     門田委員。
  • 門田委員 学校にいるときだけではなくて、行ってきますと門を出てから、さようならと学校を出て、ただいまと家の敷地というんでしょうか、入るまでが対象ということで、学校で把握していない場合もありますので、PR等、何か市の広報でも見たこともありますが、落ちがないようにということで、来る途中で傘が車にぶつかって、顔をすり傷したというのも、顔はすり傷も跡が残ったりするので、そういうのも対象にしていただいたことがありますが、意外と往復の交通も該当なんだということを、知らない人もいるかもしれませんので、1年に1回ぐらいは何かでPRしていただければと思います。
  • 曽田教育長 ほかよろしいですか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第22号を可決いたします。
     次に、日程7 議案第23号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 議案第23号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱につきまして御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、厚木市教育支援委員会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市教育支援委員会規則第3条の規定により、委員を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     委員は15人でございますが、そのうち今回新たに委嘱をする8人の方々は、厚木児童相談所職員が1人、県教育委員会の指導主事が1人、県立特別支援学校教員が2人、市内の小中学校長が2人、市内の特別支援学級設置校長1人、市内特別支援学級担任が1人でございます。
     前任者の異動や役職の交代等による欠員に伴いまして、規則第3条の規定に基づき委嘱するものでございます。
     今回委嘱する委員の任期につきましては、令和元年6月1日から令和2年5月31日までの1年間となります。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の裏面を御覧ください。今年度の委員全員の名簿を参考資料として載せてございます。備考の欄に新任と書いてある方が新任、空欄の方は継続という形でございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。よろしいですか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第23号を可決いたします。
     次に、日程8 議案第24号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 議案第24号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱につきまして御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第3条の規定により、委員を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     平成31年4月に厚木愛甲地区小学校教育研究会児童指導部会部長及びPTA連絡協議会中学校保護者代表が改選されたこと、また、関係行政機関、厚木児童相談所でございますが、委員の人事異動に伴い、新たに3人の委員を委嘱するものでございます。
     なお、任期につきましては、令和元年6月1日から令和2年5月31日まででございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の裏面を御覧ください。
     今年度の委員全員の名簿を、参考資料として載せてございます。備考欄の新任が新たに委嘱をする方、空欄の方につきましては継続ということになっております。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。よろしいですか。
     門田委員。
  • 門田委員 提案理由のところは、いじめ防止対策委員と、問題調査委員と両方書いてあるんですけれども、今回の3名の方は問題調査ではなくて、防止対策の委員ということでしょうか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 おっしゃるとおりで、厚木市いじめ防止対策委員会の委員でございます。
  • 曽田教育長 ほかいかがでしょう。よろしいですか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第24号を可決いたします。
     次に、日程9 議案第25号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     青少年教育相談センター所長。
  • 外村青少年教育相談センター所長 議案第25号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、人事異動等の理由により本運営協議会委員に欠員が生じましたので、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第2条の規定により、委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりをいただき、別紙名簿を御覧ください。
     名簿に記載されておりますように、市立小中学校長のお2人の方を委員として委嘱しようとするものでございます。なお、任期につきましては、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第3条第1項により、前任者の在任期間と定められておりますので、令和2年5月31日までとなります。
     参考といたしまして、裏面に他の委員を含めた委嘱後の運営協議会委員名簿を載せてございます。
     よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。よろしいですか。
     それでは、特に質疑ないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第25号を可決いたします。
     次に、日程10 議案第26号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 議案第26号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱につきまして、提案理由を申し上げます。
     本件は、厚木市文化財保護審議会委員の任期満了に伴いまして、厚木市文化財保護条例第17条第4項の規定により、委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧いただきたいと思います。
     委嘱する委員名簿でございます。委嘱の基準につきましては、公募による市民及び学識経験者となっておりますので、公募をいたしましたが、今回応募された方がいられませんでした。また、学識経験者のお2人が退任されましたので、新たに佐伯様、清水様を選出いたしてございます。なお、佐伯様は絵画を、清水様は建築を御専門とされております。
     参考に、それぞれの専門分野でございますが、選出区分に記してございます。定数10人以内としておりますので、学識経験者として7人を再任、2人を新任し、委嘱しようとするものでございます。
     なお、任期につきましては、令和元年6月1日から令和3年5月31日までの2年間となっております。
     以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 平成30年度で構いませんが、厚木市の文化財保護審議委員の方が協議をされて、新たに指定されたものがあったら教えてください。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 昨年度、平成30年度でございますが、2件ございます。瓦塔という埋蔵文化財の一種でございますけれども、今、あつぎ郷土博物館で展示をしてございます。
     あともう1点、今、手元に資料がないので申し訳ございませんが、今のところ3年に1件から2件といったペースで指定していただいてございます。できるだけ文化財をこれからも守っていくという手前、指定をより一層進めていきたいと、そう考えてございまして、この審議会におきましては、必ず指定についての一覧表のようなものを提出させていただきまして、こういったものがございますので御審議くださいと、そういったことをさせていただいてございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 こういった委員会の委嘱に関して、必ず公募によるというのが入っていまして、ほぼ公募によって選任された方が入っているのですが、今回は入っていなくて、もちろん入っていなくてもいいのだと思うんですけれども、公募の方はやはりいらっしゃらなかったのかなというのが、単純な疑問でございます。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 この公募につきましては、今回はホームページ及び広報あつぎで公募させていただきまして、平成31年2月15日から3月11日まで、この期間に公募してございます。ただ、この文化財保護審議会というのは非常に専門的な分野でございまして、公募をいたしましても、なかなか応募される方がいらっしゃらないという状況でございます。
     今回の公募の仕方ですが、日本美術史及び日本建築に関する学識のある方と、そういうハードルがありますが、そういった形を採りながら、公募をさせていただいています。何年か前に公募をした際に、建築家の関係の方で応募をされた方がいらっしゃいました。面接等をさせていただいたのですが、厚木のことがよく分かっていらっしゃらないという、そういったこともございましたので、残念ながら見送りをさせていただきました。
     今回、建築の清水先生が入ってございますが、清水先生につきましては、厚木市内の建築物等に非常に詳しい方でございますので、よろしくお願いしたいと、そういうことで新任として入っていただきました。
  • 曽田教育長 そのほかいいですか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第26号を可決いたします。
     続いて、報告事項に入ります。
     報告事項1 事務の臨時代理の報告について報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、報告事項1 事務の臨時代理の報告につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料1を1枚おめくりいただきまして、臨時代理書を御覧ください。
     提案理由につきましては、令和元年5月1日付けで学校運営協議会委員の委嘱を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がないので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。
     恐れ入りますが、裏面を御覧ください。
     相川小学校の山口治久様の任期が、平成31年4月30日をもって満了することに伴いまして、引き続き委嘱するものでございます。
     任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項の規定によりまして、委員の任期は委嘱又は任命の日から2年以内において教育委員会が定める期間となっておりますので、他の委員と同様に令和2年5月31日までの任期といたします。
     次のページにつきましては、参考資料といたしまして、相川小学校の学校運営協議会の委員名簿を付けてございます。
     報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいですか。
     特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 報告事項2 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして御報告いたします。
     恐れ入りますが、資料2を御覧いただきたいと思います。
     始めに、4月10日水曜日から5月7日火曜日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、御覧いただいているページ、また裏面のページ、全て不検出となっております。
     恐れ入りますが、3ページを御覧いただきたいと思います。
     学校給食用食材の測定につきましては、保護者の方からの要望を取り入れまして、毎週火曜日と木曜日に、翌日の給食で使用する食材を、1日当たり3品目を限度として測定してございます。4月、5月ともに保護者の方からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材、4月につきましては18品目を測定し、5月は24品目を測定してまいります。今後も、保護者の方からの要望があった食材を基本として測定をしてまいります。
     報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 続きまして、小・中学校プールの放射能濃度の測定結果につきまして御報告を申し上げます。
     恐れ入りますが、1ページおめくりいただき、4ページを御覧ください。
     平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災による福島第一原発事故以降、毎年任意の小・中学校6校を設定し、プール清掃前に安全確認のため、プール水の放射能濃度測定を実施しております。
     今年度は上依知小学校、荻野小学校、清水小学校、緑ケ丘小学校、相川中学校及び玉川中学校の小学校4校及び中学校2校のプール水を採取し、平成31年4月19日に測定を実施いたしました。測定結果でございますが、資料に示すとおり、いずれも不検出でございました。
     報告は以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 測定は月1回行われるのでしょうか。これからプールをやっている間。それと、測定する学校はいつも同じ学校かどうか。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 申し訳ございません。まず、ただ今1校、上依知小学校とお話ししましたが、依知小学校の間違いでございましたので、訂正させていただきたいと思います。
     プール水の測定については、清掃前に1回、それと水を張った後に1回ということで、年2回の測定を行っております。学校につきましては、市内を大きく6地区に分けまして、毎年学校を変えて測定を行っております。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 プールは2学期はもうないんしょうかね。昔と違うと思うので。それと、毎年同じ学校というのは、変化を見るのもいいんですけれども、同じ方がいいのか変えた方がいいのか、分からないんですけれども、それでいいのかどうか。
     私のような素人の考えでは、プール指導をやっている間は測定をやってくださると有り難いなということが一つと、それから、これ以外の学校も調べてほしいなという希望があったものですから、よろしくお願いします。分かる範囲で結構です。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 学校については、今お話しましたように、6地区に分けて、採取をする学校を毎年変えてございます。プールにつきましては、中学校の部活が大体ゴールデンウイーク中にプールの清掃を行いまして、ゴールデンウイーク明けから部活動が開始されますので、それをもって、まず4月に一度採取をして、測定をしているという状況でございます。
     このプールの清掃が終わった後、水を張りまして、大体9月まで小学校が使いまして、中学校については10月まで部活で使用しますので、その部活が終わって11月から4月まで約7箇月間ぐらい、プールには消防水利としての利用もございますので、水をためたままになっていますので、まず清掃する前の確認、そして測定をしていくということが1点。それと、子どもたちが入る前に測定をするということで2回の測定を行っております。
     測定している項目につきましても、今こちらに出ているように、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137ということで、これは核分裂成分のうち、放射能の汚染の原因となるシュウ酸核種というものを測定しておりますが、これは、直接体に入るというのは外部からではなくて、例えば食品だとか飲み水として入る場合は内部被ばくということが考えられますが、実際清掃前にやっているというものも含めて、これは外部被ばくに係るものかということでは、直接のものではございませんので、あくまでも念のために測定をしているというような内容でございます。
     空間線量は場所を変えずに、同じ場所で測定するとその変化が見られるというのが確認できるかと思いますが、場所を変えているということにつきましては、市内毎年変えることで、それぞれの場所でどういう状況かという確認で、その年度年度変えることについては問題がないと考えてございます。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 それでは、変えているということについては分かりました。水泳指導期間中、月1回ぐらいだと思うんですが、お金が高いとか、専門家の方からそんなに必要ないというアドバイスがあるのか、教えていただけますでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 まず測定でございますが、こちらは南部学校給食センターに設置されております測定機2台を使って、職員が水を採取して測定を行っていますので、直接の費用はかかってございません。
     それから、期間中実施することについては、申し訳ございません、今後の課題とさせていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがですか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 東日本大震災の直後から数年間は、プール清掃をする際に、特に小学校などでは子どもに直接水を触れさせないようにということで、教員がまずやって、子どもについてはプールサイドとかそういう清掃というやり方をしばらく続けてきたと思いますが、こういう結果を見ますと、もうそろそろそういうのはなくてもいいのかなと思いますけれども、現状どうなっていますでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 中学校については、部活がございますので、先生方と、あと生徒がお手伝いをされてやられているところが多いかと思います。小学校については、すみません、私の方で子どもたちがどこまで清掃を手伝っているか、把握してございませんので、こちらについてはまた確認をさせていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
     それでは、特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3 学校における事故発生状況について報告をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 報告事項3 平成30年度学校における事故発生の状況につきまして、資料3により御報告申し上げます。
     資料3の表につきましては、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則に基づき、事故発生報告書第23号様式により報告された一般事故及び交通事故を集計したものでございます。
     小学校、中学校ごとに平成26年度から30年度までの発生件数と、30年度につきましては、児童・生徒100人当たりの発生率をお示ししております。一般事故につきましては表の左側に、交通事故につきましては表の右側にお示ししてございます。
     まず、平成30年度の小学校の状況でございますが、中段の合計の欄に記載いたしましたとおり、一般事故の総数は191件で、昨年度より45件の増となっております。この表には示しておりませんが、小学校の特徴といたしましては、休み時間の事故が全体の46%、体育の授業中の事故が16%を占めております。
     また表に戻りまして、右側の小学校の交通事故の総数ですが、35件で、12件の減となっております。このうち自転車運転中の事故が71%となっております。
     続いて、中学校の状況でございますが、一般事故の総数は124件で、昨年度より24件の減となっております。中学校の特徴といたしましては、部活動中の事故が51%、体育の授業中の事故が23%を占めております。
     また、交通事故は12件で、4件の減となっております。このうち自転車運転中の事故が83%を占めている状況でございます。
     資料の後半につきましては学務課長から御説明申し上げますが、学務課の資料につきましては、スポーツ振興センター医療費給付に該当した件数がありますので、双方の数字に違いがありますことを御了承ください。
     教育指導課からは以上でございます。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 続きまして、学務課から学校別災害発生件数について御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料3の裏面の2ページを御覧ください。
     こちらの資料につきましては、平成26年度から30年度までの学校管理下で起きたけがなどにより、医療機関を受診し、スポーツ振興センターで災害共済給付を受けた件数を1災害・1給付として集計し、学校別にまとめたものでございます。
     災害発生件数でございますが、小学校、中学校ともに、全体では平成26年度から29年度では減少傾向となってございましたが、30年度については増となっております。
     右側の3ページでございますが、災害発生件数の資料について、学校ごとに平成28年度から30年度の3箇年の給付件数をグラフに表したものでございます。
     スポーツ振興センター医療費給付における平成30年度の給付率でございますけれども、小学校は平均で3.27%、中学校は平均で4.14%となっており、中学校の給付率が小学校より高くなってございます。
     裏面の4ページでございます。上の段が小学校の事故発生における部位別・障害別、下の段が場所別・時間別件数の集計となります。
     5ページにつきましては、中学生の事故発生における集計となってございます。
     裏面の6ページにつきましては、時間別学校災害発生件数の内訳となって、表になってございます。
     なお、本資料におきましては、毎年小・中学校にも報告をさせていただいているもので、各学校におきまして事故防止に向けた取組をお願いしているというところでございます。
     報告については以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 細かい統計と分析をありがとうございました。子どもは椅子に縛っておくわけにいきませんで、子どもたち休み時間が一番多くて、部活でというのもうなずけますし、これを学校にきちんとデータを返してくださっていること、ありがとうございます。
     一つ分からないところを御指導ください。4ページと5ページは、上の方にタイトルが学校事故発生件数となっております。学校事故発生件数で、小学校が381、中学校と右の一番下の合計の、この件数が2ページと一緒なので、2ページの方の件数と381件、そして中学校241件、同じなので、この2ページと4ページ、5ページは連動するのかなと理解したんですが、なぜかタイトルが違うので、災害発生は先ほどの学校管理下の、行ってきますからただいままでの学校の、子どもたちの、主にけがですね。
     昔、日体健と言っていたんですが、学校事故となると1ページの、病院にかからなくても学校で起きた事故については、また交通事故と別に統計を出して見てくださるので。ですので、ここはもしかして4ページと5ページのタイトルは、学校別の災害発生件数とはまた違うのかなという、このところが私、タイトルが違って件数が一緒なので、ちょっと理解できなかったところで、教えていただけたらと思います。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 申し訳ございません。2ページと4ページ、5ページは当然連動しているという形でございます。ただ、先ほども申し上げましたが、スポーツ振興センターでの災害給付を受けた件数の、1災害・1給付という形でまず集計をして、学校別にまとめたのが2ページということでございます。
     それの内訳というような形で、その中で小学校と中学校に分けて、部位別と、それから場所別と時間別に振り分けたものが4ページと5ページということですので、ちょっと言い回し的には災害発生件数の中の、内訳の事故件数というようなことでございますが、分かりにくいので、また表現につきましては、見直していきたいと思っております。
  • 曽田教育長 これは、片方は災害発生とやって、もう片方は、同じ件数だから災害発生でいいんだろうかなと思ったら、事故発生と書いてあると、その違いですよね。
  • 門田委員 そうです。もし同じだったら、4ページと5ページのタイトルが2ページと一緒になりますね、学校別災害発生件数になって。その中の事故というと、1ページ目の一般事故になってしまうので、分かりがいいのは4ページと5ページのタイトルを、2ページと連動しているということだったので、この学校別災害発生件数のここを別に集計し直したということだったら、分かりやすいなと思います。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 おっしゃるとおり、災害発生件数のものでございますので、そのような形で直したいと思います。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  • 山本委員。
  • 山本委員 1ページの交通事故のところなんですけれども、発生率を見ると、北小学校、それから戸室小学校、上依知小学校と、このあたりが発生率としては非常に大きく見えるのですが、何か幹線道路が近くにあるとか、交通事故が起こりやすい特定するような場所があるとか、いろいろ理由があるのではないかという気がするんですけれども、そのあたり、まず分かる範囲で結構ですので、原因等を知っておりましたらお教えください。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 確かに、北小学校ですとか上依知小学校は、129号線の交通量の多い道路の近くにはございます。それから、内陸工業団地という愛川町と厚木市にあります箇所が、やはりトラック等の通行が多い、交通量の多い箇所ではございます。ただ、原因につきましては、いろいろなケースがございますので、それが直接の原因かということは、今確認はできません。
  • 曽田教育長 山本委員。
  • 山本委員 もし、今後ですけれども、どういう箇所でどういう理由でというのが分析できていくと、交通事故を防ぐ何か一助が得られるのではないかという気がしました。是非、今後分析等をなさっていただければいいのではないかと思います。
     引き続いて、もう一つよろしいでしょうか。今度は4ページ、5ページを拝見していまして、例えば4ページ上の表なんですけれども、小学校で非常に事故として多いのは骨折と、それから打撲ということになるかと思います。
     こういった事故というのは、恐らく小学生ですから、教職員が対応せざるを得ないと思います。その一方で、5ページを拝見しますと、骨折に続きまして、捻挫、脱臼ですとか打撲というのが数的には多くなっているかと思うんですね。このあたりはもう中学生になってくると、捻挫なり打撲なりしたときにどういう対処をしたらいいのかというのを、そろそろ考えられる時期じゃないかなと思うんですけれども、こういったところの事故に対する教育というのはなされているんでしょうか。分かる範囲で結構です。お教えください。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 中学校でありますと、保健体育の保健分野で、応急処置等の内容を指導するという機会がございます。直接自分たちの生活に合わせてというような場面はなかなかないんですけれども、できるだけ自分たちの生活に将来生かせるようなということでの指導はしております。
  • 曽田教育長 杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今、自分は厚木市に住んでいて、車あるいは徒歩であちこち移動することがあるんですけども、やはりヘルメットをかぶって自転車を運転している小学生の数が随分増えてきたのかなと実感をしています。これは、教育委員会が各学校に対して指導する、それと統計を取ったりして、いろいろきめ細かくやってくださっている結果かなと思うのですが、やはりかぶっていない子もいるのが現状です。
     さらに、最近気になるのが、イヤホンみたいなものをしながら自転車を運転している。これは小学生、中学生よりは、圧倒的にそれ以上の大人が多いわけなんですけれども、やはり小さいうちからそういうことはいけないんだよ、危ないんだよということが、多分既にやっていらっしゃると思うんですけども、改めて、ひやっとした記憶もある、自分自身がそういう経験をしたこともありますので、また各学校に向けて情報提供ですとか指導というのかな、お願いをしたいと思います。これはお願いです。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 山本委員。
  • 山本委員 非常に恐縮なんですけれども、杉山委員にお伺いしたいのですが、今、私の子どもも小学生でして、自転車でどこかへ行くときには必ずヘルメットをかぶりなさいという指導を受けているんですけれども、そうでない小学生も散見されるということでしょうか。
  • 曽田教育長 杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 ヘルメットの着用率は随分上がってきておりますが、やはり全員のお子さんがというのではないですね。やはり高い学校では80%、90%という学校もあると思うんですけれども、やはりそれに至らない、もう少し着用率の低い学校もあるというのは、あちこち行っていると割と分かるかなと思います。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 私もひやっとしたことがあるんですけども、ヘルメットをかぶっている子が増えてきて、私は児童館にいるんですけど、子どもたち本当によくかぶって来て、お昼はよくかぶっているね、かっこいいねとかというと、みんな近所の大人も褒めて、もっともっとかぶってほしいなという気持ちが一つと、それから、夜はひやっとするのは、中学生とは限らないんだと思いますけれども、無灯火の自転車が結構ありまして、小学校は自転車点検なんか、学校に持っていけなんか言って、あれも今考えたら怖いですよね。子どもが自転車に乗って学校に来るわけですからね。でも、それで電気がよくないねとか言うんですけど、中学校などはどういう形で調べて乗っているのかとか、今思いついたことですみません。大学生も無灯火が多いんですけど、やはり危険なので、何かの機会に子どもたちにヘルメットと、中学生もヘルメット、そして電気、無灯火は怖いというのを、何かの機会にいろいろなところで言ってくれていると思うんですが、より一層、地域の健全育成とかいろいろな会でも、子ども会でも、いろいろなところでやってもらえたらうれしい。
     でも、減ってきているんですね。どうやってこれが減ったのかという、うまくいったコツなどがあったら教えてほしいなと思いました。
     もう一つ、数字で出ていて表には出てこないのですが、本当にこういう事故があったんですよというのがあったら、教えていただけたらと思います。数字だけではなくて、何か昨年度のことで、学校事故のことで、施設に起因するもの、指導に起因するもの、いろいろなものがあると思うんですが、教えていただけたら有り難いです。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 学校で起こる事故というのは、本当に様々なケースがございます。体育の授業あるいは部活動等で、教員の指導の想定を超えてしまって、思わぬけがをしたというようなことがありまして、例えばバスケットボールで、ボールをキャッチする際に、指がうまく開かずに曲がった状態でボールを受けて、指を骨折してしまうというようなケースが、中学校の場合はかなりありました。
     ボールを小さくするであるとか、できるだけ基礎基本の技術指導をしっかりするというような指導をして、防止するように働きかけてはいるんですけれども、なかなかその辺は十分に徹底できないで、同じような思わぬけがといような形につながってしまうというケースもございます。
     あと、交通事故につきましては、今年度あったことなんですけれども、ヘルメットをかぶっていてトラックと接触をして、ヘルメットはかなり変形をしてしまったんですが、奇跡的に本当にかすり傷で、入院もせずに自宅へ帰れたというような事故がございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
     森委員。
  • 森委員 冒頭の御説明のときに、1ページと2ページは基準が違いますということをいただいたのですが、いま一つ私にはよく分からなかったので、質問させていただきます。例えば、1ページ3番目の北小学校で、平成30年度の一般事故の件数が1件なんですが、学務課で出されているのは件数が8件なんですね。発生件数ですから。この違いが私にはよく分からなかったんですね。
     2ページは給付を受けた該当者ということで、それは分かるんですが、1ページの人数の方は結局全員が給付を受けているんだな、そうすると、この件数の1と8の違いは何なんだろうというのがちょっとよく分からなかった。一番分かりやすい数字で御質問させていただきました。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 1ページの数字につきましては、事故発生報告書という23号様式というものがあるんですけれども、中学校、小学校に対しまして、骨折等の重篤な事故、それから首より上の事故について、教育委員会に報告してくださいという形で、報告のあった事故の数字でございます。
     2ページ以降の数字につきましては、スポーツ振興センターの医療費給付を受けた事故ということですので、教育委員会に報告は特にないんですけれども、骨には異常なくても病院に数回通うようなけがが発生したときに、こちらのカウントに入ってくるという形になるかと思います。
  • 森委員 そうすると、その児童数って変わらないのかなと。1件というのは、報告書の枚数が1件あったというのは、それがこんな人数がいるのかというのが、何と言ったらいいんでしょう。いまひとつ私もよく分からない、すみません。
     1件の報告書があって、対象の児童が386名いたということでしょうか。その方が全員給付を受けているという、すみません、根本的なところがよく分からなくて。
  • 曽田教育長 発生件数の隣に書いてある児童生徒数は、その学校の在籍児童生徒数なので。
  • 森委員 在籍数なんですね、失礼いたしました、分かりました。事故に遭った生徒だと思って。在籍数ですね、給付率を見るための。分かりました。
  • 八木教育指導課長 表中の下のところに、児童生徒数を平成30年5月1日時点での人数と。
  • 森委員 1日時点の在籍数と書いてあるんですね。
  • 八木教育指導課長 はい、在籍している人数です。
  • 曽田教育長 23号様式で報告を上げてくださいというけがの程度ではない軽微なものでも、医者にかかった、お金がかかったというときに、スポーツ振興センター医療給付が受けられるということで、子どもを通して親御さんに申請の紙を渡しますので、その件数の方が実際は多くなるということですね。
     そのほか。いかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 私の方からもう1点質問させてください。
     4ページ、5ページに小学校それから中学校、それぞれの場所別・時間別件数というのが掲載されているんですけれども、給食中の事故というのがありまして、体育だとか課外活動等で事故が起こるというのは、上の表などを見ていてもよく分かることなんですけれども、給食中の事故というのは具体的にどのようなものか、もし分かりましたらお教えいただきたいんですけれども。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 主にはアレルギーの関係になるかと思います。何件かは報告がございますけれども、アレルギー的なものが給食中という形で認識してございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     1点、これは今後のことになりますけれども、御承知のように、10月1日の施行によって、自転車保険に入らないといけないことになりますので、これは子どもたちが自転車に乗る、小学生、中学生が乗るというのは、自転車通学は厚木の場合はないので、家に帰ってから、あるいは土曜、日曜なんだけれども、入らなければならないということになるので、そのあたりのところの入っていただくよう促すではないですけれども、啓発というか、その辺を交通安全課と連携をとりながら、どういったようなやり方がいいのかということは、ちょっと考えないといけないと思うんですね。
     10月1日というと、あともう4箇月半後なので、これは子どもだけではなくて大人も全て入らないといけないということになるので、私も自転車に乗りますし、皆さんもほとんどが自転車に乗るんじゃないかと思いますので、この自転車保険の加入促進というか、ヘルメットと同様にやらなければならないだろうと思いますから、その辺はまた、今後の問題ということで検討してもらいたいと思います。
     ほかよろしいですか。
     門田委員。
  • 門田委員 このデータを出していただいて、小・中学校では重篤なもの、命に直結、先ほどのアレルギーにしても、一秒を争って命に関係するものもあるし、相手のあるけがは、学校が訴えられたり裁判事件になる場合もあるし、それから教員と親、子ども同士のいろいろなトラブルの元にもなる。大変緊張感のあるデータというのを、私も現場にいた経験上、すごく現場の先生方、保護者の方、教育委員会ですごく神経を使ってやっている時代なので、一つ一つの陰にすごく先生方や皆さんの御苦労があるんだということを思いながら、このデータを見ました。
     これからもいろいろなときに、これを現場に返していただいて、ゼロにすることはできませんけれども、少しでも大きいけががないようにということで、一緒に考えて頑張っていきたいなと思いました。
     以上です。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 度々で申し訳ございません。先ほど、小・中学校プールの放射性物質測定結果の報告に当たりまして、私、手持ちで持っていました昨年度の原稿を読み上げてしまいました。
     正確には、資料2、4ページにございますとおり、依知小学校、鳶尾小学校、玉川小学校の小学校3校、厚木中学校、東名中学校、相川中学校の中学校3校、合計6校の実施ということで、訂正をさせていただきたいと思います。大変申し訳ございませんでした。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 先ほど、30年度の指定に関して、1件、瓦塔がありましたが、そのほかに2件、絵画がございます。養徳寺にあります井上五川が描きました涅槃図、それから同じく養徳寺にあります、島崎旦良という者が描いた三尊十八羅漢図という、この2つを合わせて3件が指定文化財となっているものでございます。
  • 曽田教育長 先ほど杉山委員の質問に対しての回答ですね。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 大変申し訳ございません。私、先ほど小・中学校の学校別事故の説明をさせていただきましたときに、小学校の交通事故の件数、平成30年度を35件と申し上げたようですが、38件の間違いでございます。訂正をさせてください。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 38件ということで、訂正をお願いします。
     そのほかよろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項3を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。
     なお、傍聴いただいた方につきましても、これ以降会議が非公開となりますので、御退室くださるようお願いいたします。

暫時休憩15時39分
再開時刻15時40分
 
協議事項1 いじめ防止対策推進法「重大事態」に係る調査報告書に基づくいじめ防止に向けた取組について
 (資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項4 平成30年度児童・生徒指導について
 (資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項5 いじめ防止対策推進法「重大事態」に係る調査報告書について
 (資料に基づき説明し、了承された。)

  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、令和元年厚木市教育委員会5月定例会を閉会いたします。
     お疲れ様でした。

閉会時刻16時47分

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