令和3年厚木市教育委員会第1回臨時会

更新日:2021年05月12日

公開日:2021年05月12日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和3年2月24日 水曜日
午後4時30分

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
委員 宮崎 昌彦
事務局
山口教育総務部長、佐藤学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、
大塚学校給食施設整備担当課長、窪田学務課長、
小島教育研究所長、長沼社会教育課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第11号  厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織等に関する規則の一部を改正
                     する規則について
議案第12号  厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程について

3 報告事項

(1)  事務の臨時代理の報告について(令和2年度教育予算補正について)



会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻16時30分

○曽田教育長 ただ今から令和3年厚木市教育委員会第1回臨時会を開会いたします。

現在の出席者は5人で、定足数に達しております。

厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本臨時会会議録署名委員として宮崎委員を指名させていただきます。お願いします。

それでは、審議事項に入ります。

日程1 議案第11号 厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織等に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 議案第11号 厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織等に関する規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織改正に伴い、本規則の一部を改正するものでございます。

内容を御説明いたしますので、2枚おめくりいただき、参考資料の新旧対照表を御覧ください。

こちらは、厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織等に関する規則になりますが、右側が改正前の旧の規則、左側が改正後の新の規則となります。改正箇所を朱書きとアンダーラインで示してございます。

まず、第2条の組織になりますが、これまでの旧の学校施設課、学校施設係、教育情報係を、左の新になりますが、教育施設課、維持管理係、計画整備係に改正するものでございます。

また、その下の第3条の分掌事務になりますが、旧の学校施設課を、左に行きまして、教育施設課とし、旧の学校施設課の第4号「学校の情報化の推進に関すること。」及び第5号「学校の情報機器等の整備に関すること。」を、左の新の教育総務課の第21号及び第22号に置くものでございます。

また、新の教育施設課の第4号に、「教育委員会が所管する市有建物の建設及び改修に係る公共工事の設計及び監督に関すること。」を置くものでございます。

さらに、その下の教育研究所になりますが、第5条の第3号に、「教育における情報機器等の活用に関すること。」を追加するものでございます。

補足説明をさせていただきますが、今後、公共施設最適化基本計画に基づく目標耐用年数60年を迎える学校が多くございます。建て替えや長寿命化工事などの整備事業、施設規模の最適化、施設の適正配置、周辺施設との統合等、保護者や地域と調整を行いながら検討を進めていく事業など、学校施設に係る業務は多岐にわたってまいります。そこで、教育施設の最適化などに組織一丸となって取り組む体制を構築するため、教育委員会に建築職を配置し、教育施設の建築全般を担う部署を設置したいという考えから、教育施設課とするものでございます。

また、その事務分担の変更に伴いまして、これまで学校施設課の所掌事務であった学校の情報化の推進に関する事務につきましては、教育総務課が担うこととし、さらに、教育研究所に教育における情報機器等の活用に関することを追加したものでございます。

恐れ入りますが、1枚お戻りいただき、規則の附則を御覧ください。

この改正につきましては、令和3年4月1日から施行するものでございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

  杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 前の学校施設課という名前のときには、学校に関わる施設全部ということだと思うのですが、今度は教育になりますから、かなり守備範囲が広くなるのかなと思うのです。例えば、公民館、東町スポーツセンター、南毛利スポーツセンターなどが加わると思うのですが、そのほかに何か教育施設課になった場合に、所管する建物といのはありますでしょうか。

○曽田教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 今、お話がございましたとおり、当然、小・中学校と、そのほかに公民館等があろうかと思います。また、調理場の関係などについても、これから出てくることがあろうかと思いますが、基本的には教育施設と分類できるものについては、教育施設課で担っていくことになろうかと思います。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

では、ほかにいかがでしょう。

  山本委員。

○山本委員 今回の件については、今後を考えて仕事をしやすく、整理しやすくということかと思いますけれども、一つお教えいただきたいのは、「学校の情報化」というのがございました。次の議案にも関係するかもしれませんけれども、「学校の情報化」というのは具体的にどういうものなのかお教えいただけますでしょうか。

○曽田教育長 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 まず、情報化につきましては、学習活動を効果的に進めていく上で、今年度であれば、GIGAスクール構想に基づいたハードの整備に併せて、今後はソフトの整備というものが出てくると思いますが、その全般につきまして所管をしていくということになろうかと思います。

○曽田教育長 山本委員。

○山本委員 そうしますと、例えば学校のホームページですとか、前回もそういう話題が出たかと思いますけれども、学校そのもののインフォメーションということではないという理解でよろしいですか。

○曽田教育長 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 ホームページの作成システムにつきましては、やはり情報化の一環として、現在でも学校施設課で所管をしておりまして、この作成システムにつきましても、もう十年以上経過してございますので、来年度以降、システムの更新に向けた検討というのも進めていく予定でございますが、このホームページに掲載する内容につきましては、学校の方で編集をしていただいておりますので、そのような体制で進めていくような形になるかと思います。

○曽田教育長 校務支援システム関係などもこの中に入っているということでいいですか。

  学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 平成30年度に実施いたしました教育情報システムの再構築、ネットワークでございますが、その維持管理、それから、導入しております校務支援システム、それと、今年度やっているものを含めた学習系のシステム全般での情報化が所管になっていくということでございます。

○曽田教育長 大きく言うと子供の学びに直結していくものと、あとは教職員の事務の効率化、それに関わるICT化というか、それを全部担うということですね。

そのほかいかがでしょうか。

森委員。

 ○森委員 私もここのところについて、ハードが教育施設課になって、ソフト的なものが教育総務課になったのかと単純に思っていたのですが、その「情報化」という表現が分かるようで分からないのです。でも、今のお話を聞いていますと、メインはICT化なのかなと、でもあえてその言葉を使わないのだなと今のお話を聞いて思いました。「情報化する」というのは、言葉として分かるようで分かりにくい表現かなと感じました。

○曽田教育長 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 まず、情報化についてでございますが、国が令和3年度に「学校教育の情報化の推進に関する法律」を制定いたしました。これに基づいて国が今後、情報化の推進計画というものを策定していくわけでございますが、国については義務となっております。これに対して、地方公共団体につきましては、努力義務となっておりますが、国の方で策定されれば、県の方も推進計画を策定する計画であると聞いておりますので、それと整合した形で、市町村の方も作るような形で考えております。今後のデジタル化で、例えば書類の印鑑をなくしていくとか、そういうものも含めて、国では情報化という形で言葉をまとめておりますので、それに倣っているような状況でございます。

今年度までは学校施設課がこれを所管しておりましたが、これを全て教育総務課の方に所管を移動するという形でございます。

○曽田教育長 森委員。

○森委員 分かりました。国が「情報化の推進」という表現を使っているのであればそれに従うのだなと、なるほどと思いました。情報を明確にするとかそういうことも含めてトータルでそういう情報化を推進するというのはなかなか難しいなと思いますが、国がそういうことであれば、分かりました。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。

宮崎委員。

○宮崎委員 この情報とかICT関係は、今までも組織改正や機構改革でいろいろなところを渡り歩いてきた経過があると思います。この新旧対照表で確認させていただきたいのは、新のところの教育総務課の第21号にあります「情報化の推進に関すること。」と、下の教育研究所の第3号にある「情報機器等の活用に関すること。」とありますが、研究所は当然、情報機器等を活用した教職員の研修などを含むと思うのですが、それと教育総務課の方では支援システムとか学習系のソフトということで、これは大きく関わりが出てくると思うのです。この辺を9階と5階のフロアで縦割りにならないように、学校現場は一つですので、いろいろなことを共有しながら、研修もソフト面の支援も含めてよく連携を取ってやっていただきたいなと思いました。

なかなかフロアが違うと、そういうことになりがちですので、よろしくお願いしたいということと、それから、教育総務課は2係ですが、その1係がここに来るのかという質問と、それから、新しい教育施設課というのは、いろいろなハード面の建て替え等のことだと思うのですが、これは何人くらいを想定されているのかというのをお聞かせいただければと思います。

○曽田教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 この情報化の関係につきましては、教育総務課に来るわけでございますが、今、教育総務課は教育総務係と教育企画係の二つになっております。この情報化の関係につきましては、教育企画係の事務分担ということで、今のところは考えております。名称はそのままで教育企画係が担当するということでございます。

新しい教育施設課でございますが、今のところ想定しているのが、既に御案内のとおり公共施設最適化基本計画における耐用年数60年を迎えようとしている依知南小学校の中央棟、あるいは緑ケ丘小学校の東棟、こちらの整備が急務となっております。こちらの細かい事務分担については、これから詰めていきますが、整備、建設につきまして、建築技師を活用しながら教育施設課で担っていただきたいと考えております。今のところ予定ではございますが、係の人数といたしましては、係長を含めて5人と想定しております。

○曽田教育長 教育総務部長。

○山口教育総務部長 今、教育総務課長が、人数につきましては予定と申し上げましたが、今、教育委員会関係の仕事をしている係がそのまま来るという前提ではおりますけれども、ただ、人事あるいは定数についての権限は市長部局が持っておりますので、人数については、まだはっきりしたことは申し上げられないという状況でございます。

○曽田教育長 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 最初にお話がございましたとおり、学校施設課の方に平成29年度の組織改正で学校の情報化の事務が移動してきました。そして、今回また来年度、所管が教育総務課に移動するということになりますが、これまでも毎月、学校教育部と教育総務部とで連絡会を持ちまして情報交換をさせていただいております。特に教育総務部には指導主事もおりませんので、やはり学校でどのように活用していくのか、それと、学校現場の声もきちんと届くような形で今後体制を作っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○曽田教育長 もし、差し支えがなければ、言える範囲でいいけれども、今まで学校関係、公民館関係については、建築についてどこがどのようにやってきて、それをどのようにするかということで話してもらえると理解しやすいと思うけれども、それはまだ無理だろうか。

 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 今まで、教育委員会の学校や、社会教育部で所管している公民館、あるいは、スポーツ推進課が所管しているスポーツ施設、そういうものの工事がある場合につきましては、設計と現場の工事関係を市長部局の建築課で行っておりました。この建築課に今、第一係という係があるのですが、これがそのまま教育施設課に入るような計画でございます。今後につきましては、この基本設計、実施設計、それから工事の現場の監理というものを教育施設課の方で見ていくという体制になってまいります。ただ、維持管理につきましては、それぞれ所管している社会教育部と教育総務部の方で所管していくという体制になります。

○曽田教育長 ですので、現状で言うと、専門職である建築職は、今答弁いたしました学校施設課長と学校給食センター整備担当課長の二人しかいないということなのです。あと一人いたでしょうか。いずれにしても非常に数が少ないということです。

学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 今、私どもの学校施設課に、私は電気の職ですけれども、それ以外に建築職が1名おります。また、土木職が再任用でいるのですが、今後は、今、建築課の方で建築職が5人の体制でその係を構成しておりますので、そのままの状態で来るのではないかという情勢でございます。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

それでは、特にないようですので、採決に移ります。

本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」の声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第11号を可決いたします。

次に、日程2 議案第12号 厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 議案第12号 厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程につきまして、提案理由及びその内容につきまして、御説明申し上げます。

提案理由につきましては、厚木市教育委員会事務局の組織改正等に伴い、本規程の一部を改正するものでございます。

内容を御説明申し上げますので、参考資料の新旧対照表を御覧ください。

こちらは厚木市教育委員会の事務決裁規程になりますが、右側が改正前の旧の規程、左側が改正後の新の規程となっております。改正箇所を朱書きとアンダーラインで示しております。

個別事項になりますが、右の旧の学校施設課の項の決裁(専決)事項にあった「学校の情報化」を教育総務課の項の決裁(専決)事項に移動し、右の旧の学校施設課の項の課長の欄にありました1の「学校の情報化に関する計画の調査」につきましては、「計画」を取って、新の教育総務課の項の課長の欄の1に「学校の情報化に関する調査」として置くものでございます。

併せて、右側の旧の学校施設課の項の課長の欄にありました2の「学校情報システムの管理運営」を左の教育総務課の課長の欄の2に移動するものでございます。

また、旧の学校施設課の項にありました「学校安全」、「学校安全推進計画の決定」、「学校安全推進計画の立案」、「学校安全推進計画の調整」、「学校安全推進計画の調査」、さらに、「学校安全の指導助言」につきましては、現在この学校安全推進計画が存在せず、実態に合わないものとして、今回削除するものでございます。

さらに、旧の学校施設課の項の「学校の情報化に関する計画の決定」、「学校の情報化に関する計画の立案」、「学校の情報化に関する計画の調整」、そして、「情報化推進の指導助言」につきましては、削除いたします。

引き続き、左の新の教育施設課の項の課長の欄に、2として「工事施工上の監督指示」と、3として「施工に係る諸届の受理」を追加するものでございます。

次に、新の学校給食課の項を御覧ください。

部長の欄に、2として「学校給食施設の整備に係る事務(軽易なものを除く。)」を追加し、課長の欄に、4として「学校給食施設の整備に係る事務(軽易なものに限る。)」を追加するものでございます。

最後に、左の2ページを御覧ください。

附則でございますが、この規程の施行日を令和3年4月1日とするものでございます。

以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

よろしいでしょうか。

それでは、特にないようですので、採決に移ります。

本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」の声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第12号を可決いたします。

続いて、報告事項に入ります。

報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。

内容につきまして、御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。

理由でございますが、令和2年度教育予算補正につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がないので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、同規則第6条の規定により、報告するものでございます。

1枚おめくりいただき、1ページの令和2年度教育予算補正を御覧ください。

始めに、1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を、1億5,116万8,000円増額し、補正後の教育予算歳入金額を、20億8,687万6,000円とするものでございます。

次に、歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を、1億5,116万8,000円増額し、補正後の教育予算歳出金額を76億3,640万3,000円とするものでございます。

学校教育部及び社会教育部につきましては、今回は該当ございません。

次に、詳細につきまして御説明いたしますので、2ページを御覧ください。

教育総務部学校施設課の補正予算について、御説明申し上げます。

本件につきましては、昨年の4月7日に発出されました新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言の影響で、市立小・中学校における今年度の夏季休業期間を短縮したことに伴い、三田小学校中央棟校舎及び厚木第二小学校北棟校舎のトイレ改修工事につきまして、学校運営への影響等を考慮し、実施を見送ったことから、改めて文部科学省が所管する学校施設環境改善交付金の前倒し可能な事業として、本市の計画を提出いたしましたところ、令和3年2月16日付けで国の令和2年度第3次補正予算による交付金の内定通知があったことから、この交付金を活用して改修工事を実施するため、令和2年度厚木市一般会計補正予算(第19号)として、補正するものでございます。

まず、2の歳入でございますが、左側の表を御覧ください。

上段の国庫支出金、国庫補助金、学校施設環境改善交付金の右側の表に移りまして、小学校費交付金の小学校整備事業費交付金につきまして、4,346万8,000円を受け入れるものでございます。

恐れ入りますが、左側の表にお戻りいただき、同じく2の歳入でございますが、下段の市債、市債、教育債の再び右側に移りまして、下段の小学校債の小学校整備事業債につきまして、1億770万円を増額するものでございます。

1枚おめくりいただき、3ページを御覧ください。

3の歳出でございますが、左側の表の教育費、小学校費、学校管理費、右側の表に移りまして、工事請負費につきましては、先ほど歳入で御説明申し上げました学校施設環境改善交付金の内定通知があったことから、この交付金を活用して、小学校2校のトイレ改修工事を実施するため、小学校校舎・体育館改修事業費(長寿命化)(その2)として、1億5,116万8,000円を措置するものでございます。

続きまして、4ページの第2表 繰越明許費補正を御覧ください。

先ほど、歳出で御説明申し上げました小学校校舎・体育館改修事業(長寿命化)(その2)につきましては、学校運営にできるだけ支障がないよう令和3年度の夏季休業期間を中心に改修工事を実施するため、翌年度に繰り越して予算を使用できるよう措置するものでございます。

最後に、第3表 地方債補正を御覧ください。

先ほど、歳入で御説明申し上げました小学校整備事業債につきまして、1億770万円を増額いたしますので、限度額を変更するものでございます。

報告は以上でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 今の御説明で大体分かったのですが、もう一度確認させてください。

本件は、本来は令和2年度の夏休みに三田小と厚木第二小のトイレ工事をやる予定だったけれども、コロナの関係で夏休み期間が短縮されたことで、できなくなってしまった。そこで、今度はもう一度令和3年度の夏休みに工事をやるための申請を出したところ、交付金が認められたので工事をしますということですよね。それで、実際には工事期間であるとかそういったものは今年度に計画されていたものをそのままスライドするような形で考えてよろしいでしょうか。

○曽田教育長 学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 今、委員がおっしゃったとおりでございまして、今年度予定していたものが延期という形で、来年度に実施いたします。工期としましては、今年度と同じ考え方で今、学校と調整を進めておりますが、6月上旬に契約をして、夏休みに入る直前から撤去解体工事に入りまして、9月下旬までの工期で施工していく予定でございます。その中で、学校は9月から2学期が始まりますので、できるだけ1階の部分だけトイレを開放するといったことにつきましては、工事担当課と調整を進めておりますので、そのような形でできるだけ学校に支障がないような形で進めていけるようにしたいと思っております。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

これは、出し直しが認められるかどうか分からないけれども出したということですよね。

学校施設課長。

○齋藤学校施設課長 今年度実施予定のものにつきましては、令和元年度に前倒しで補正をさせていただいた予算でございました。これを繰り越そうとしますと、国も市町村も事故繰越しという取扱いになる関係で、国が非常に慎重になっておりまして、なかなか救済措置が出なかったという事情がございます。

12月になって初めて、今年度実施できなかった事業につきまして、1月15日までに実績報告が完了していれば、再度エントリーができるという通知が来たものですから、私どもとしましては、1月15日までにその処理を終わらせて申請をいたしましたところ、今回の第3次の補正予算で採択を受けることができたという状況でございます。

○曽田教育長 夏季休業短縮を理由に、続けて出してよいか分からなかったけれども、認められたということですね。

それでは、ほかにいかがでしょう。

よろしいでしょうか。

では、特になければ、報告事項1を終わります。

以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。

これをもちまして、令和3年厚木市教育委員会第1回臨時会を閉会いたします。

お疲れ様でした。

閉会時刻17時00分

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

教育委員会 教育部 教育総務課 教育総務係
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ファックス番号:046-224-5280

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