令和3年厚木市教育委員会5月定例会

更新日:2021年07月19日

公開日:2021年07月19日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和3年5月25日 火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
委員 宮崎 昌彦
事務局
田中教育総務部長、佐藤学校教育部長、長沼社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、山口学校給食課長、
窪田学務課長、長谷川教育指導課長、
重久青少年教育相談センター所長、中丸社会教育課長、
佐藤スポーツ推進課長、伊從文化財保護課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第18号  令和4年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市
                    教育委員会の方針の制定について
議案第19号  厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱について
議案第20号  厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について
議案第21号  厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について
議案第22号  厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱について
議案第23号  厚木市教育支援委員会委員の委嘱について
議案第24号  厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱について
議案第25号  厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱について
議案第26号  厚木市社会教育委員の委嘱について
議案第27号  厚木市スポーツ推進審議会委員の委嘱について
議案第28号  厚木市文化財保護審議会委員の委嘱について

3 報告事項

(1)  給食用食材の放射性物質の測定結果について
(2)  学校における事故発生状況について
(3)  令和2年度児童・生徒指導について


会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

曽田教育長   皆さん、こんにちは。

ただ今から令和3年厚木市教育委員会5月定例会を開会いたします。

現在の出席者は5人で、定足数に達しております。

厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山本委員を指名させていただきます。

始めに、私から報告いたします。

お手元に配布しております教育長報告を御覧ください。

令和3年5月定例教育委員会教育長報告。

令和3年4月27日火曜日に開催されました4月定例会以後の主な行事等12件につきまして、御報告申し上げます。

まず、1ページの4番、5番、7番及び8番です。クロームブックを各小・中学校に配布・導入したわけですが、先生方に対しての使い方の研修も終わりまして、今度は実際にクロームブックを活用した学習活動が各学校でスタートしております。このため、5月7日に小鮎中学校、5月13日に厚木小学校、5月18日に南毛利小学校、そして5月19日に玉川小学校に、パソコンを活用した授業がどのように行われているのかを視察に行ってまいりました。

それぞれの学校で、様々な学習活動に活用されておりましたけれども、教科で言いますと、理科や社会、それと小学校では生活科、また、道徳の時間や学級活動の時間など、様々な学習場面で活用されておりました。

子供たちの様子を見ていますと、本当に慣れるのが早いといいますか、今、小学生でもスマートフォンを持っていたりしますけれども、その活用の仕方を見ていると、子供たちは案外、活用そのものについて戸惑うことはないのだなと思いました。

小学校では1年生から6年生まで、中学校では1年生から3年生まで、ざっと拝見しましたけれども、各学年に応じた活用がそれぞれされておりました。まだ始まったばかりですし、学習場面のどういうところでクロームブックを活用した学習活動を行うのがより効果的なのか、そのあたりのところを模索しながら、これからもっともっと学校の方で工夫を重ねて取り組んでいってくれるのではないかと思いました。

次に、6番です。5月14日金曜日、厚木市立小中学校PTA連絡協議会から、泡ハンドソープ1,104個、24個入り46箱の寄贈をいただきました。既に各学校に送っていただいておりましたけれども、この日、市P連の臼井会長ほか4人の幹部の皆様が報告に来てくださいました。

昨年度、今年度と、状況としてはかなり厳しい状況が続いているわけですけれども、感染防止対策としては手洗い、消毒、3密回避、これに尽きると言ってもいいのではないかと思います。そういう意味で、各学校には手洗い用の石けん等を配布しているわけですけれども、どんどん子供たちが使うものでありますので、子供たちの安心・安全な学校生活のためにお送りいただいて、大変ありがとうございましたと伝えさせていただきました。

次に、7番です。先ほどのGIGAスクール、パソコンを活用した学習活動の視察を兼ねてお伺いした南毛利小学校とは別に、今年度、校長先生に昇任された学校を中心に学校訪問をさせていただきました。年度始めの1か月半ほど経過するわけですけれども、状況はいかがでしょうかといった話を校長先生にお伺いしながら、同時に各学校の子供たちの学習活動の様子を拝見してまいりました。

5月18日火曜日は相川小学校、三田小学校、林中学校、2ページを御覧いただいて、9番の5月20日木曜日は飯山小学校、小鮎小学校、上依知小学校に行ってまいりました。

次に、10番です。5月22日土曜日、市内13中学校で、この日一斉に体育大会を実施する予定だったのですが、前日までの天候不順によって、各学校のグラウンド状況が多少違うということで、13校中11校が、この日に体育大会を実施し、2校が翌日23日の日曜日に順延する形で実施されました。22日土曜日には荻野中学校にお伺いしまして、子供たちが練習を重ねて当日を迎え、一生懸命楽しくやっている競技、演技の様子を拝見してまいりました。

校長先生がおっしゃっておりましたけれども、昨年度はこういう形での体育大会が実施できなくて、日にちを分けて、「荻リンピック」という名称でやったのですが、今年は子供たちも感染防止の工夫を競技の中に取り入れてくれて、何とかこのようにできましたと、そういったことをおっしゃっておりました。

特に玉入れですが、普通だと周りに子供たちが集まってお手玉をぽんぽん上げるのですが、2グループに分かれていて、真ん中のところに置いてある籠のところまで2人が走って行って、お手玉を投げ、今度は向こう側からまた2人走って来て投げて、絶対密にならないような、そういった形での玉入れが行われておりました。これは子供たちが何とかやりたいからということで工夫をして、こういう形にしたのですということを校長先生がおっしゃっておりました。

また、23日日曜日は、順延となっておりました依知中学校の体育大会を拝見しに行ってまいりました。どこの学校でもリレーは花形の種目で、この依知中学校においてもクラス全員でバトンをつないでいく団結リレーというのを1年生、2年生、3年生の各学年でやっておりました。

これも見ていましたら、バトンを渡していくのですが、みんな手袋、軍手をはめていまして、軍手でしっかり握ったバトンを次の走者に渡していました。滑ってしまってバトンが落ちてしまったクラスもありましたけれども、これもまた子供たちが何とかクラスの全員が参加してバトンをつないでいくリレーをやりたいと、でも、感染は何とか防がなければならない。ではどうしようかということで、そういった工夫を子供たちの方で案として出して、こんな形でやっているのですということを校長先生がおっしゃっておりました。

大変だということではなくて、こういう状況の中でどのようにすればできるのだろうかという方向で子供たちも先生方も考えてくださって、大きな行事をやってくれたことを私も見ていて大変うれしく思いました。

次に、12番です。5月24日月曜日ですけれども、子供の読書活動優秀実践校文部科学大臣表彰を受けられました愛甲小学校が、川口校長先生、吉田学校司書さん、お二人で報告に来てくださいました。

委員の皆様方も御覧いただいたと思いますけれども、教育委員会で教育委員会だよりを発行しております。Edu Naviという名称で発行しておりますけれども、その第12号の第1面の上段に、この文部科学大臣表彰を受けた愛甲小学校の取組を掲載いたしました。これも全戸配布ということで、市民の皆様方が小学校ではこういった読書活動への取組を、また中学校でもこんな特色ある学校図書館づくりを進めてくれているのだなということを御理解いただけたのではないかと思っております。

以上でございます。

本日の日程のうち、報告事項3については個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 御異議ありませんので非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。

それでは、審議事項に入ります。

日程1 議案第18号 令和4年度に厚木市立小中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針の制定についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 議案第18号 令和4年度に厚木市立小中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針の制定につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

提案理由でございますが、本市立小・中学校で使用する教科用図書について、適正かつ公正な採択を行うため、令和4年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針を定めるものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりください。

令和4年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針(案)について御説明申し上げます。

内容に入る前に、国及び県の流れについて御説明いたします。

文部科学省が令和3年3月30日に、令和4年度使用教科書の採択事務処理について通知し、神奈川県教育委員会は同通知を受け、令和3年5月10日に令和4年度義務教育諸学校使用教科用図書採択方針を定めました。本市教育委員会といたしましては、同方針を受け、本方針案を提案させていただくものでございます。

それでは、方針案の内容につきまして、御説明申し上げます。

1につきましては、教科用図書採択は神奈川県教育委員会の採択方針に基づいて、文部科学省から送付される目録に登載された教科用図書の中から行うことを示したものでございます。

2につきましては、令和2年度に文部科学大臣の検定を経て、新たに発行されることとなった図書については、県教育委員会において行う調査研究の結果及び令和2年度における採択理由や検討の経緯、内容等を踏まえて判断することを示したものでございます。

具体的には中学校社会科、歴史的分野の教科用図書につきまして、令和2年度末に文部科学大臣の検定を経て、新たに発行されることになった図書がございました。今年度、神奈川県教育委員会において行う調査研究の結果及び令和2年度における採択の理由や検討の経緯、内容等を踏まえて、採択替えを行うか否かについて判断することを提案いたします。このことにつきましては、後ほど御説明いたします。

3につきましては、採択の公正確保に向けて、広く関係者の理解を求めるなど、静ひつな採択環境を整え、円滑な採択事務に支障を来す事態が生じないよう努めることを示したものでございます。

4につきましては、採択結果や採択理由等に関する情報は、採択権限を有する者の責任において、適切に公開することを示したものでございます。

以上4点が、議案第18号の採択方針の内容でございます。

ここで、教科用図書採択そのものにつきまして、参考資料を基に御説明させていただきます。

資料を1枚おめくりいただき、左ページの参考資料を御覧ください。

ここからは、令和3年度に実施する教科用図書採択について御説明申し上げます。

採択については、学校教育法及び義務教育小学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づいて行うものであり、1の「採択について」に、関係法令をお示ししてございます。

続いて、中段よりやや下にございます2の「採択の対象」でございますが、大別して2種類ございます。(1)の通常の学級で使用する教科用図書と(2)の必要に応じて特別支援学級で使用する学校教育法附則第9条第1項に規定する教科用図書がございます。

始めに教科用図書でございますが、本年度、通常の学級で使用する教科用図書につきましては、(1)の採択を行います。最初に(1)の採択期間内である教科用図書を継続して使用するための採択について御説明申し上げます。

令和元年度に新規採択いたしました小学校の教科用図書及び昨年度に新規採択しました中学校の教科用図書につきましては、採択期間内でございますので、法令の規定に基づき、現在使用している教科用図書と同一の教科用図書を採択していただくこととなります。

ただし、方針案の2でお伝えしたとおり、中学校社会科、歴史的分野の教科用図書の採択につきましては、文部科学省通知「令和4年度使用教科書の採択事務処理について」に記載のとおり、採択替えを行うか否かは採択権者の判断によるべきものであるとなっておりますことから、本市教育委員会では今年度、県教育委員会において行う調査研究の結果及び令和2年度における採択理由や検討の経緯、内容等を踏まえて判断することを方針の案として御審議いただくこととしました。

続きまして、(2)学校教育法附則第9条第1項に規定する教科用図書でございます。

特別支援学級で用いる教科用図書につきましては、それぞれの児童・生徒の障害の状況に合わせて本を選定し、毎年採択を行うものでございます。

右側のページを御覧ください。

こちらは、教科書採択に係る令和7年度までの使用・採択・検定のサイクルを参考にお示ししたものでございます。

説明は以上でございます。何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

宮崎委員。

○宮崎委員 方針が1から4までありますけれども、この2番目、先ほど説明があった昨年度の中学校社会科においての採択を行うという内容だと思いますが、2番の2行目に、「神奈川県が行う調査研究の結果及び」とあり、この後ですけれども、「令和2年度における採択の理由や検討の経緯、内容等」とあります。ここは令和2年度に行った厚木市の採択の検討、経緯、内容を踏まえているということでよろしいのでしょうか。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 そのとおりでございます。

社会、歴史分野につきましての資料一式、そちらを準備させていただくという形で検討していければと思っております。

○曽田教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 この二つ目は、神奈川県の調査研究の結果で、次は厚木市の検討の経緯。厚木市と入れない理由は何かあるのでしょうか。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 すみません。ものとしては厚木市の調査研究結果でして、そこについては特に厚木市とは入れずに出させていただきました。理由というものは特にはないですけれども、厚木市の調査研究結果ということでございます。

○曽田教育長 この文の流れだと、神奈川県教育委員会が「及び」以下にも全部引っかかってきてしまうような、そういう心配があるということでしょう。ですので、「及び」の次に「厚木市における令和2年度における」という、おけるが重なってしまうので、そこは別の言葉にするにしても、その点をはっきりさせた方が分かりやすいのではないかということですよね。

○宮崎委員 何か理由があるのかなと思ったのですが、この表題が厚木市の方針なので入れなかったのか、今、教育長が言われたのは、流れで言うと県がやったのかなという流れにも受け止められないので、その辺がはっきりすればいいのかなと思いますけれども。

○曽田教育長 学校教育部長。

○佐藤学校教育部長 御指摘いただきましてありがとうございました。

ここで示している令和2年度における採択の理由や検討の経緯というのが、昨年やったものの一連の全てという意味合いで考えていたものですから、「県教委が行う」の後に、このまま言葉として「及び」でつないでしまったのですが、具体的に見ていただきながら検討していただく内容としては、昨年度、教科用図書採択検討委員会で行われた調査研究結果と新しい教科書の趣意書等を見ていただいて比較をしていただくということになりますので、この表記については分かりにくい点もございましたので、訂正させていただきたいと考えております。

○曽田教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 新たに中学校の社会、歴史が出てきたということですけれども、令和2年度に厚木市で十分時間をかけて調査研究をされたと思うのです。ですから、その辺のことがこの方針の中に載っていると思うので、厚木市でも十分調査研究をして、検討をして、この内容を踏まえるのだよということだと思うので、その辺は分かりやすくしていただいた方が、十分やられたのですから、そこは是非出していただければと思いました。

○曽田教育長 そのほか、いかがでしょう。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 自分のノートを見ましたら、昨年の6月4日から教科書展示会があって、そこから時間をかけて私はいろんな教科書を見たという記憶があるのですが、多分新しく採択された教科書がこちらに届いたのが5月中、下旬ぐらいかと思っているのですが、見通しとして、新しく検定を通った教科書が厚木市に届くのか否か、その辺はいかがでしょうか。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 見本本につきましては、現在4冊届いております。5月中旬過ぎぐらいに届いた状況でございます。昨年は12冊でしたので、各学校に回したり、展示などをさせていただいたのですが、4冊しか届いていない。しかも4冊目がつい最近届いたという状況にございまして、なかなかそこまでは至らないところもございます。このため、この後、教育委員の皆様方には順番に回していただきながら、見ていただきまして、御判断いただけたらと考えております。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

そのほかいかがでしょう。

森委員。

○森委員 このページの内容は厚木市教育委員会の方針ということですが、やはり今の2番目のところで、もし具体的に、もう少し明確に書くのであればというところで少し気になったのは、社会科の歴史分野のものが新たに検定を受けたというのは令和2年度ですけれども、以前、令和2年度の本当に末頃だということを聞きました。令和2年度というと、冒頭というか、令和2年の4月とか5月とか、いわゆる昨年やったものをイメージしてしまうのですが、令和2年度の末頃となると随分違うなという印象を持ちました。

神奈川県の教育委員会が調査研究するのは令和3年になってからなのかと思うと、この辺のニュアンスについて、単純に新しい教科書が認定を受けましたというところだけを御覧になると、ちゃんと同じテーブルに載せないのかという意見が出たときに、実は令和2年度の末、何月かは具体的に覚えていないですけれども、令和2年度中には確かに検定を経ている。しかし、実際に公開されるのは、また神奈川県の教育委員会が調査をするのは令和3年になってからということを、もしそういう事実があるのであれば、この「令和2年度」という部分が全部ここに効いてしまうかなと、先ほどの文章ではないですけれども。

その辺を具体的に載せた上で厚木市の教育委員会では、そもそも文科省が採択権者の意向によると言っているのであれば、むげに去年一生懸命決めたのだから決めるではなくて、神奈川県で調査研究していただいたものを参考にしてということを入れるということですので、今年度、神奈川県が調査研究をするのはいつかというのも入ると、より具体的にしっかりとそういう資料や経緯を基にして決めているという方針になるのかなということを少し感じました。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 今、御指摘がありましたけれども、調査研究は今、ちょうど県の教育委員会が行っているところで、まとめとしては6月中旬に出ると伝えられております。ですので、皆様方にお示しするのもそれ以降という形でございます。

その記載につきまして、先ほどの関係もございましたけれども、文言についてはまた改めて確認をしたいと思います。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

では、6月中旬に県の調査研究の結果が来るということですので、今日は教科書についてもお持ち帰りいただけると思いますが、採択は7月ですよね。1か月間を利用して新たに検討とか、歴史的分野の教科書をよくよく委員の皆様でも調査研究していただいて、県から調査研究の結果が来たら、すぐそれを委員の皆様にお渡ししますので、両方を検討していただいて、採択を行う7月定例会に臨んでいただくという、そのような流れになるかと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 では、そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑はないようですので採決に移ります。

本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第18号を可決いたします。

次に、日程2 議案第19号 厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 議案第19号 厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の任期が満了することに伴い、厚木市久保奨学金基金条例第15条第3項の規定により、委嘱するものでございます。

議案書を1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

厚木市久保奨学金奨学生選考委員会につきましては、現在5人の方を委嘱しておりますが、表の関幸男様の任期が令和3年5月31日をもって満了することに伴い、引き続き委嘱するものでございます。なお、任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間でございます。

裏面につきましては、参考資料といたしまして、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員名簿を添付しております。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はございますでしょうか。

よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第19号を可決いたします。

次に、日程3 議案第20号 厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 議案第20号 厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市学校運営協議会委員の任期が満了すること及び厚木市学校運営協議会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市学校運営協議会規則第5条の規定により、委嘱又は任命するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

番号1番の北村太様から、恐れ入ります、16ページをお開きいただきたいと思いますが、最後の312番の仁井田義尋様までの312人の方に委嘱又は任命するものでございます。

任期につきましては、厚木市学校運営協議会規則第5条第4項ただし書の規定により、委員の任期は委嘱の日から2年以内において教育委員会が定める期間とされておりますので、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間の任期といたします。

なお、18ページ以降につきましては参考資料といたしまして、各学校の学校運営協議会委員名簿を添付しております。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第20号を可決いたします。

次に、日程4 議案第21号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

学校給食課長。

○山口学校給食課長 議案第21号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市学校給食センター運営委員会委員の任期が本年5月31日をもって満了することに伴い、厚木市学校給食センターの管理及び運営に関する規則第3条の規定により、15人の方を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧いただきたいと思います。

15人の委員でございますが、再任が7人、新任が8人でございます。また、任期につきましては、令和3年6月1日から令和4年5月31日までの1年間でございます。

なお、裏面には関係する条例及び規則の抜粋を記載しております。

説明につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第21号を可決いたします。

次に、日程5 議案第22号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

学務課長。

○窪田学務課長 議案第22号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市学校事故審査委員会委員の任期が満了することに伴い、厚木市学校事故審査委員会規則第3条の規定により、委員の委嘱をするものでございます。

この厚木市学校事故審査委員会につきましては、学校管理下における事故により児童・生徒が災害を受けた場合に学校事故見舞金を支給するに当たり、公平かつ適正に審査するために設置されるもので、委員の任期につきましては令和3年7月1日から令和5年6月30日までの2年間、年3回の会議を予定しているものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりください。

厚木市学校事故審査委員会委員の名簿を添付しております。再任が3人、新任が3人となってございます。

以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 委員に対しては特にないですけれども、昨年度は、この学校事故審査委員会で何回ぐらいの会議があって、件数はどのくらい扱ったのか分かりますでしょうか。

○曽田教育長 学務課長。

○窪田学務課長 昨年度につきましては5件ございました。審議につきましては年3回という形でございますが、昨年度はコロナの関係で書面会議により3回開催させていただいております。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

○杉山教育長職務代理者 はい、結構です。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第22号を可決いたします。

次に、日程6 議案第23号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 議案第23号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

提案理由でございますが、厚木市教育支援委員会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市教育支援委員会規則第3条の規定により、委員を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

委員は15名でございますが、そのうち新たに8名の方々を委嘱するものでございまして、厚木児童相談所職員が1名、県教育委員会特別支援教育担当職員が1名、県立支援学校教員が2名、市内小中学校長が2名、市内特別支援学級設置校長が1名、市内特別支援学級担任が1名でございます。

前任者の異動や役職の交代等により欠員が生じまして、厚木市教育支援委員会規則第3条第3号から第7号までの規定に基づき委嘱するものでございます。

今回委嘱する委員の任期につきましては、令和3年6月1日から令和4年5月31日までの1年となります。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、参考資料を御覧ください。

今年度の委員全員の名簿を載せてございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

よろしいでしょうか。

では、特にないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第23号を可決いたします。

次に、日程7 議案第24号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 議案第24号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

提案理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第3条の規定により、新たに委員を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

今年度、神奈川県弁護士会から推薦をいただいたこと及び関係行政機関である厚木児童相談所の職員に異動があったことに伴い、新たに2名の委員を委嘱するものでございます。

なお、任期につきましては、令和3年6月1日から令和4年5月31日までの1年間でございます。

表の下でございますが、参考として委員の委嘱に関する厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例の抜粋を載せてございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、参考資料を御覧ください。

今年度の委員全員の名簿を載せてございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 これも委員の方うんぬんではなくて、昨年度、いじめ防止対策委員会は何回開かれたのか、お願いできますか。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 昨年度は3回実施してございます。主な内容としましては、昨年度、第4期の始まりになりますので、最初は厚木市のいじめの状況、それから市や学校の具体的な取組について話題に挙げ、そこで見えてきた課題等について、具体的、実効的な対策についての検討を2回、3回としたような状況でございます。

○杉山教育長職務代理者 ありがとうございます。

○曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第24号を可決いたします。

次に、日程8 議案第25号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

青少年教育相談センター所長。

○重久青少年教育相談センター所長 議案第25号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、人事異動等の理由により本運営協議会委員に欠員が生じましたので、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第2条の規定により委嘱をするものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

名簿に記載されておりますように市立小・中学校長の2人の方を新たに委員として委嘱しようとするものでございます。

なお、任期につきましては、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第3条第1項により前任者の残任期間と定められておりますので、令和4年5月31日までとなります。

また、別紙の裏面でございますが、参考資料として他の委員を含めました委嘱後の運営協議会委員名簿を載せてございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 またお願いですが、委員の方についてではなくて、昨年度どのような内容で何回ぐらい会議を持たれたか、お願いします。

○曽田教育長 青少年教育相談センター所長。

○重久青少年教育相談センター所長 昨年度は2回会議を行いまして、第1回は6月19日、第2回は11月12日に実施いたしました。

内容といたしましては、青少年教育相談センターの円滑な運営に関する重要な事項について審議する機関として設置されておりますので、6月の第1回につきましては、前年度の事業報告及び令和2年度の実施計画等を御報告させていただき、御意見等をいただいております。

11月の第2回につきましては、令和2年度上半期の事業報告及び下半期に向けての方向性等を御説明差し上げて、委員の皆様に御審議いただきました。

○杉山教育長職務代理者 ありがとうございます。

○曽田教育長 ほかはいかがでしょうか。

森委員。

○森委員 1点確認をさせていただきたいと思います。

この運営協議会の定数は14人と書いてあったのですが、これは14人なのか14人以内なのか。裏の参考資料ですと9人ですが、ほかの資料は「何人以内」という表現と「何人」という表現があって、私の見た資料では、この運営協議会は定数が14人だったのですが、14人以内なのかを確認させていただきたいと思います。

○曽田教育長 青少年教育相談センター所長。

○重久青少年教育相談センター所長 条例では委員の数を14人以内と定めているところです。以前、平成9年までは14人の方に委嘱を差し上げていたときもございまして、平成10年には10人、平成12年には現在と同数の9人ということで、現在は14人以内の中で9人という数で推移しているところでございます。

もともとの委員の構成が、議員の方に入っていただいた時代もございましたり、時代とともにいろいろな変化をしてきているというところで、進んできているということでございます。

○曽田教育長 森委員。

○森委員 今回、いろいろと同じような議案がありましたので、厚木市のホームページで全部確認をさせていただいたのですが、この協議会については、現在のホームページの内容が、定数14人、実数9人という表記だったのです。

ほかのものは、「15人以内」とか「12人」とかという表記の仕方がありましたので、もし、「14人以内」という規定であるならば、今の表記の仕方が定数14人、実数9人という表記の仕方でしたので、やはり、「14人以内」と書いてあった方が分かりやすいのかなと感じました。御検討ください。

○曽田教育長 青少年教育相談センター所長。

○重久青少年教育相談センター所長 ありがとうございます。私の方でも確認が十分できていないところだったかと思います。よく確認をさせていただきまして、より良い形に修正させていただきたいと思います。

○曽田教育長 ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第25号を可決いたします。

ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。

暫時休憩14時50分

再開時刻14時51分

○曽田教育長 再開いたします。

日程9 議案第26号 厚木市社会教育委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

社会教育課長。

○中丸社会教育課長 議案第26号 厚木市社会教育委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市社会教育委員の任期が満了することに伴い、社会教育法第15条第2項及び厚木市社会教育委員条例第2条第2項の規定により委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、議案書を1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

新たに委嘱する方につきましては、4番の脇田陽子様、6番の林元春様、7番の大沢利郎様、8番の花上高典様、12番の宮野利美様、14番の室田陽子様、15番の横溝淑江様の7人でございます。

なお、任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間でございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 やはりこれも委員の方はいいのですが、社会教育委員は確か諮問があって答申をしてくださるという形だと思うのですが、昨年度はどういう内容、どういうテーマの会議があったのか、また、何回ぐらい会議があったのか、その2点をお願いいたします。

○曽田教育長 社会教育課長。

○中丸社会教育課長 今、御質問がございました昨年度のテーマでございますが、厚木市における地域学校協働活動について御審議いただいております。また、会議の回数につきましては、書面会議1回を含め4回となっております。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。よろしいでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第26号を可決いたします。

次に、日程10 議案第27号 厚木市スポーツ推進審議会委員の委嘱についてを議題といたします。

なお、本件につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第6項の規定により、山本委員を除斥いたします。

(山本委員退席)

○曽田教育長 それでは、議案の説明をお願いします。

スポーツ推進課長。

○佐藤スポーツ推進課長 議案第27号 厚木市スポーツ推進審議会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市スポーツ推進審議会委員の任期が満了することに伴い、厚木市スポーツ推進審議会条例第3条第2項の規定により、新たに委員を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、議案書を1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

新たに委嘱する方につきましては、1番の大塚一義様、7番の関根賢治様、8番の前田直継様、10番の吉川裕治様の4人でございます。

なお、任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間でございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 これも委員の方はいいのですが、昨年度からスポーツ推進審議会については、多分、スポーツ推進計画の話合いをずっとされていたのだと思いますけれども、トータル何回ぐらい会議を開かれたのでしょうか。

○曽田教育長 スポーツ推進課長。

○佐藤スポーツ推進課長 昨年度は書面会議を含めまして、会議の回数としては3回行っております。

対面で会議をすることが難しかったこともございましたので、郵送でのやり取りという形での意見交換なども行ったりしております。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

○杉山教育長職務代理者 はい、ありがとうございます。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第27号を可決いたします。

それでは、山本委員の除斥を解きます。

(山本委員復席)

○曽田教育長 次に、日程11 議案第28号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

文化財保護課長。

○伊從文化財保護課長 議案第28号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市文化財保護審議会委員の任期が満了することに伴い、厚木市文化財保護条例第17条第4項の規定により、委員を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、議案書を1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

委嘱する方につきましては、青木司光様を始め9人の方でございます。全員が再任となっております。

なお、任期につきましては、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間でございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 昨年度もこの席上で、厚木市で指定したい文化財の議題があったと思いますけれども、多分、この保護審議会委員の方というのは、そういう仕事をされていたと思うのですが、会議はトータルで何回ぐらいやられたのでしょうか。

○曽田教育長 文化財保護課長。

○伊從文化財保護課長 昨年度は、資料送付1回と会議を2回開催しております。

以上でございます。

○曽田教育長 よろしいでしょうか。

○杉山教育長職務代理者 はい。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○曽田教育長 異議なしと認め、議案第28号を可決いたします。

ここで、説明員交代のため、暫時休憩いたします。

暫時休憩14時59分

再開時刻15時00分

○曽田教育長 再開いたします。

報告事項に入ります。

報告事項1 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。

学校給食課長。

○山口学校給食課長 報告事項1 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料1を御覧ください。

始めに、4月14日から5月11日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、全て不検出となっております。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。

4月、5月ともに保護者の方からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材、4月は18品目を測定し、5月は21品目を測定してまいります。

今後も、保護者の方から要望があった食材を基本として測定してまいります。

○曽田教育長 教育施設課長。

○齋藤教育施設課長 続きまして、小・中学校プールの放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料1の3ページを御覧ください。

平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災による福島第一原発事故以降、毎年任意の小・中学校6校を設定し、プール清掃前に安全確認のため、プール水の放射性物質の測定を実施しております。

今年度は、厚木第二小学校、上荻野小学校、戸田小学校、睦合中学校、藤塚中学校及び森の里中学校の小学校3校及び中学校3校のプール水を採取し、令和3年4月19日に測定を実施いたしました。

測定結果でございますが、資料に示すとおり、いずれも不検出でございました。

報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

○曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。

特になければ、報告事項1を終わります。

次に、報告事項2 学校における事故発生状況について、報告をお願いします。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 報告事項2 学校における事故発生状況につきまして、資料2により御報告申し上げます。

報告の前に、本資料に年度をお示ししてございませんでしたが、令和2年度の状況となっておりますことを申し添えます。よろしくお願いいたします。

それでは、資料2の表でございますが、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則に基づき、事故発生報告書(第23号様式)により報告された一般事故及び交通事故をまとめたものでございます。小・中学校ごとに平成28年度から令和2年度までの発生件数と、令和2年度につきましては児童・生徒100人当たりの発生率をお示ししてございます。

一般事故につきましては表の左側に、交通事故につきましては表の右側にお示ししてございます。

まず、令和2年度の小学校の状況でございますが、中段やや下の網かけになっております小学校合計を御覧ください。一般事故の総数は165件で、令和元年度より26件減となっております。この表にお示ししておりませんが、小学校の特徴としましては、昼休み時間の事故が全体の24.8%、体育授業時の事故が18.6%を占めており、体育の授業につきましては半数以上が器械運動に関わる単元によるものでございます。発達段階に応じた段階的な指導が課題の一つとして挙げられております。

また、表に戻りまして、右側の交通事故の総数は27件で、令和元年度と比較しますと11件の減となっております。こちらの表にお示ししておりませんが、このうち自転車運転中の事故が16件となっており、パーセンテージでいきますと59.3%となっております。

続いて、中学校の状況でございますが、下から2段目の網かけの部分、中学校合計を御覧ください。一般事故総数は136件で、令和元年度より12件の増となっております。中学校の特徴といたしましては部活動中の事故が36.2%、体育の授業の事故が46.4%とその大半を占めております。体育の授業中、特にバスケットボールの単元において11件の増となっており、その内容から、ボールキャッチについての指導が課題として挙げられております。

また、交通事故は10件で、令和元年度と比較しますと2件減少しております。この10件全てが自転車乗車中、運転中の事故となっております。

これらの資料を基に、一般事故につきましてはしっかりと小・中学校に事例に関する情報提供をして、事故防止の注意喚起を行うとともに、安全への配慮が十分に行われているか管理職が確認するよう指導をしております。

また、交通事故につきましては、引き続き警察や関係機関と連携し、交通ルールを遵守する学習を始め、交通安全教室の実施等を進めております。

また、小・中学校に効果的な交通安全、事故防止に関する資料を配布することや、適切なタイミングで継続的に事故防止の注意喚起を行うとともに、昨年度、元気アップスクール推進交付金の重点目標追求型連携事業の交通事故、一般事故の取組として、小学校2校、中学校2校を指定し、交付金を活用して、交通事故、一般事故防止の指導に取り組みました。今年度も、この4校中3校は継続して重点校と指定しており、より一層、充実した取組をするとともに、その内容を他校へ発信してまいります。

資料の後半につきましては学務課長から御説明申し上げますが、学務課の資料はスポーツ振興センター医療費給付に該当した件数でありますので、双方の数字に違いがございますことを御了承ください。

以上でございます。

○曽田教育長 学務課長。

○窪田学務課長 続きまして、学務課からスポーツ振興センター医療費給付における発生件数について、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、2ページを御覧ください。

こちらの資料につきましては、平成28年度から令和2年度までの学校管理下で起きたけがなどにより医療機関を受診し、スポーツ振興センターで災害共済給付を受けた件数を1災害1給付として集計し、学校別にまとめたものでございます。

右の欄につきましては、令和2年度の給付率になります。小学校は2.27%、下段の中学校は3.74%となってございます。

続きまして、3ページを御覧ください。

令和2年度の発生件数における部位別・障害別及び場所・時間別の集計表となってございます。3ページは小学校となりますが、上の段が事故発生における部位別・障害別、下の段が場所別・時間別件数の集計となってございます。

恐れ入りますが、4ページを御覧ください。4ページにつきましては中学校の部ということで、同じく上の段が部位別等、下の段が時間別件数等の集計となってございます。

なお、本資料につきましては、毎年小・中学校にも報告をしているものでございまして、各学校におきまして、事故防止に向けた取組をお願いしているところでございます。

報告につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

○曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。

山本委員。

○山本委員 教えてください。まず、1ページからですけれども、例えば、令和2年度の一般事故で、小学校で非常に件数が多いのは、三田小学校、南毛利小学校、戸室小学校で、発生率を見ても3%を超えて非常に多いのかなという印象を受けます。それから中学校について、睦合東中学校は30件、これも発生率を見ると4.88%と非常に多いなと感じています。

この一般事故について、何か特徴的なものがあるのかどうか考察できているのであれば、お教えいただきたいのが1点目です。

次に、2点目です。今度は3ページ、4ページになります。

まず、3ページですが、部位別・障害別件数ということで見ていきますと、頭部、顔部、眼部、それから耳部、それから下の方の歯部、要するに首から上の事故がかなり多いように感じるのです。4ページを見ても、今度は中学校ですけれども、やはり首から上の事故というのが結構な数のような気がいたします。このあたりについても、何か原因があるのではないかと思うのですが、どういうケースで首から上の事故が多いのかも分かるようでしたら、お教えください。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 先ほど御指摘いただきました小学校の3校、3校だけというわけではないのですが、小学校で多い主なケースにつきましては、時間帯としては業間休みや昼休み、登下校中がかなり多くなっております。

例えば、戸室小学校ですと、32件の中で、業間休み、昼休みに15件が発生している状況でございます。また、三田小学校も29件中、業間休み、昼休みに11件、南毛利小学校につきましても18件という形で、その多くが比較的自由な時間、先生がなかなかずっと付いているわけではない時間に発生しているところが特徴的なところでございます。

一方、睦合東中学校でございますけれども、ここはほとんどが運動の場面となっております。30件のうち、部活動、運動部の活動中のところが13件、体育の授業が9件ということで、30件中の22件が運動の場面に起きているというところです。

また、30件中28件が骨折又はひびとなっており、その28件のうちの19件が指の骨折若しくはひびという形になっております。バスケットボールやバレーボールの中でボールをキャッチする際に、どうしても手の突き指のような形になってしまうというところが出ているのかなと思います。

我々としましても、昨年12月に、具体的にどのようにボールをキャッチする、若しくは体育の授業においてボールを軽くするとか準備運動の部分で何を取り入れていけばいいかという、けがの状況に応じた具体的な通知なども出して防止に努めている状況でございます。

○曽田教育長 学務課長。

○窪田学務課長 3ページ及び4ページの小学校、中学校の部位別等の状況につきまして、首から上の上体の部分が多いというお話でございます。

こちらにつきましては、小学校、中学校ともに主に体育館と校庭ということと、それから体育館におけるものについては、ほとんどが体育の授業になっているかと思われます。校庭につきましては主に休み時間ということでございます。

なお、中学校については、やはりどうしても部活動が多く占めるということで、部位別の部分につきましては、特に突き指等が件数としては多くなってございました。バスケットボールとかバレーボールとか、そういった球技での突き指が、中学校の部位別のところでは多くなっている状況でございます。

ただ、頭部や顔部につきまして、特に、小学校の方で頭部骨折があるのですが、これにつきましては、たまたま時間中に児童が居眠りをしていて、それに対して違う児童が頭突きで小突いたというもので、それにより救急搬送されたというケースでございまして、あまり例がないケースということで、主に腰の部分上以上での突き指等と、それからマット運動などで首を寝違えるとか、そういったものが多く見受けられるというところでございます。それを特に学校の授業等で注意を払っていただきたいということで、お知らせをしているところでございます。

○曽田教育長 山本委員。

○山本委員 今のお話を伺いまして、睦合東中学校の例で、キャッチをするのが苦手な子が増えているであろうということを考えますと、きっとこれは小学校でも起こり得ることだろうな、潜在的にそういう事故が起こる可能性があるのだろうなというのを感じました。

何か厚木市だけではない傾向なのではないかという気がするのですが、是非、小学校の頃から、そういうボールの扱い方についての何か指導があると、非常に厚木市らしい体育の方法というのが模索できるのではないかと感じます。

それから、3ページ、4ページのところで、首から上の事故が多いということで、骨折とかそういうのは何なのだろうと感じておりましたが、理解できました。

ただ、子供の運動能力を考えますと、上下するものに対する動きが非常に苦手な気がいたします。そういうものを思いますと、やはりこれも小学校の頃から、上下するようなものに対する空間認識力、動体視力を養うような何かがあると、こういう事故は減っていくのではないかと感じました。

是非、何か対策みたいなものあるいはワーキンググループみたいなものができるのであれば、そういったところで御検討いただけると、厚木市のすばらしい先生方の英知を集められるのではないかという気がいたしました。

○曽田教育長 ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょう。

森委員。

○森委員 質問させていただきます。

先ほどの御説明の中で、1ページと2ページについて、数字が違うということは理解をいたしましたけれども、例えば小鮎小学校で見ると、令和2年度の一般事故の発生が6件で、給付を受けたのが7件ということで、極端に差が少ないのです。中学校でいくと、森の里中学校も、1ページの方では事故発生が1件で、給付を受けた方が4件。この数字が違うのはよく分かりますけれども、極端に差が少ない学校があるのは、一つは給付を受けることを知らないのかとか、あともう一つは、1ページの報告の仕方の基準というのが学校によって曖昧というのか、その辺どうしてこんなに数字の差が違うのでしょうか。単純にこれだけの報告しかなかった、あるいは、これだけの給付申請しかなかったと言ってしまえばそれまでですけれども、何校かについて、この差がすごく少ないのが私は疑問に思ったのが1点です。

あともう1点は、3ページについての質問で、小学生の登下校の事故が意外と多いなと思ったのですが、これは交通事故になるのかどうかというのが気になりましたので、質問させていただきます。

○曽田教育長 学務課長。

○窪田学務課長 スポーツ振興保険の給付件数ということで、私からそちらについて説明をさせていただきます。

給付件数につきましては、保険証を使った後、スポーツ振興保険を最終的に使わなかったというケースもございます。ただ、知らないということではなくて、保険点数が500点未満の場合には、特にスポーツ振興保険の対象にならないというケースもございますので、そちらの方が引かれているという形でございます。

交通事故ですが、登下校の通学路についての交通事故につきましては、基本的には含まれておりません。

○曽田教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 先ほどの件数の違いの部分と同じような説明になってしまうのですが、どうしても一般事故の件数が少ない理由につきましては、やはり同じ基準でという形で、首から上のけがということで、歯や頭、あとは目等のけが、骨折、登下校中の交通事故等々が挙げられるものになっておりますので、どうしても給付よりは少なくなってくるというところでございます。

○曽田教育長 第23号様式で報告する場合の学校での判断基準にばらつきがあるのではないですかということですが、それは徹底するということで、何か出さなかったですか。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 今年度につきましては、第1回の教頭会議の中で、今の資料を具体的に出しまして、御説明をして徹底するという形にさせていただいております。申し訳ございませんが、通知につきましては、もう一度確認させていただきたいと存じます。

○曽田教育長 大きなばらつきはないということですけれども、それでもやはり委員がおっしゃったようなことというのも、もしかしたらあるかも分からないということで、今年度については今、教育指導課長が言ったようなことを教頭会で説明したということです。あともう一つ、学務課の方で日本スポーツ振興センターの医療費給付の対象になるもの、これは幾ら以上とか、金額では言えないですか。

学務課長。

○窪田学務課長 保険点数500点、金額的には自己負担1,500円以下ぐらいですと、スポーツ振興の方も対象にならないという形で、ただあくまでも目安という形ではございます。

○曽田教育長 それくらいのお金しかかかっていない場合は、振興センターの方の書類を出してこられない。給付がここからは出ないので、そういったようなのも実際にはあるということです。

森委員。

○森委員 私は単純に、ほかのほとんどの学校は事故件数よりも給付のほうが断然多い。この2校ぐらいが目立って事故件数と給付件数がほとんど近いので、この差は何だろうと思ったのです。ですので、今の御説明で理解したような感じですけれども、学校の理解の仕方が違うのか、たまたま学校に申告した事故で給付されたものが近似値だったと理解すればいいのか、私の中ではたまたまこんなこともあるのかなと理解すればいいのかなと思います。すみません。

○曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 感想みたいな形になってしまいます。

令和2年度というと、コロナのことがあって年度始めから休業が続いていました。その中で、例えば1ページの小学校の方を見ると、確かに一般事故の件数が減り、交通事故の件数が減り、これはそうだろなと、やはり学校に行っている日数が少ないからこうなるのかなと思っていると、今度は中学校だと逆に一般事故も増えている。これは何だろうなと思うと、やはりこれはある面、もしかするとですが、コロナの有形無形の間接的な影響なのかなと。家の中でずっと我慢していた子が、学校で、やれ部活だというと、気持ち的にも一生懸命たくさん動こうというので、ついついけがになってしまうのかなと思ったりしています。

まだコロナは続くわけですから、どんな要因でどんな事故が起こるのか分からないので、学校は今の報告の内容については説明があったと思いますけれども、引き続き気を付けて子供を見てもらうようにお願いできればと思います。

以上です。

○曽田教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 私もお願いというか、意見ですけれども、学校の事故、交通事故の年度の報告が1ページにまとめられています。年度のまとめが終わって分析をして、いろいろ具体的なケースについて取りまとめをして、それを学校に返し、啓発的な指導をされているということで、先ほど課長から報告がありました。大変いいことだと思っています。

それは引き続きやっていただきたいのと、お願いですが、まとまったときは当然ですけれども、大きな命に関わるような事故については、やはりタイムリーに、起こったときにそれぞれの学校全てに返して、気を付けてもらうということが必要ですし、あとは、指導者側の安全配慮が足りなくて起こる事故のように、指導者側が原因で起こる事故というのもあると思うのです。そういうものをできるだけなくすような形で、予防的な通知というか、情報提供というか、それも是非お願いしたいと思います。

教育指導課には今までもいろいろな事故の資料が集まっていると思うのです。何月頃になるとこういうものが増えてくるとか、そういうものがあると思いますので、予防的に予測しながら、こういう事故が起こる時期ですということを含めて、是非案内を出していただきたいと思います。

私が今、別のところでやっているのは、今年、新体力テストが文部科学省で実施されるということで、去年はなかったのですが、全ての学校で5年生を中心にしっかりやると思います。あの中でシャトルランというものがあるのです。あれはどうしても6月までにやらなければいけないので、この暑い中、湿度も高い中ですが、体育館でやるのです。熱中症とかそれに近いような危険もありますので、この辺もよく案内を出していただいて、とにかく気を付けて実施をするとか、少し気温が低いとき、あるいは湿度の低いときに実施をするとか、そういうことも踏まえて予防的な対応を引き続きお願いしたいと思います。

○曽田教育長 ありがとうございます。

ほかにいかがでしょう。

では私から、こうやってまとめたものを学校に返して、フィードバックするというのは、これはこれからも続けなければならないと思うのですが、もらった学校側が、自分の学校はこうだからということではなく、この中で見るべきところを見れば、かなり減らしていくことができるヒントがたくさんあるような気がするのです。

ですので、学校は学校でこういったデータを受け取った後、職員会議などで活用してくれているとは思いますけれども、そのあたりのところをもう少し、こういったデータを渡すときにポイントになるところや、学校でどのように活用ができるかということを伝えてもいいような気がします。

各校で避け難い事故というのもなくはないけれども、何らかの手立てを講じれば減らすことができるという前提に立たなければ、まあ仕方がないということで、これで終わってしまっては何も変わっていきませんので、そういう意味で今回のこのデータというのはすごく貴重なものだと思います。

それから、3ページのところで、小学校と中学校を比べて見ると一目瞭然のところが結構あって、3ページの小学校の下の方ですが、場所別・時間別件数を見てみると、ほとんど校庭で事故が起こっているのです。体育の授業中、休み時間、昼休み。あともう一つが体育の授業中の縦のところで、校庭か体育館、これでもうほとんどの件数です。一方、中学校はもっと極端で、4ページを見ると、ぱっと見て四つだけなのです。体育の授業中の校庭か体育館、そして部活動の校庭か体育館、これでもう214件中の180件くらいということですので、この辺のところもやはりヒントになるのではないかと思います。

あともう一つ、気になったのが1点だけ、これは分かったら教えてほしいのですが、小・中ではっきり違うのが、中学校はほとんどないけれども、小学校は体育以外の授業中が11件あって、この11件の事故というのは、どういう場面でけがをしているのか、もし分かったら教えてほしい。分からなければ後でいいです。

学務課長。

○窪田学務課長 全ては把握できてございませんけれども、教室での授業中に彫刻刀で指を切ってしまうとか、そういったものがあるのと、それから授業中に勝手に席を立って隣の子にちょっかいを出すとか、そういったケースは承知しております。

それ以外については、申し訳ございませんが把握できてございません。

○曽田教育長 学校教育部長。

○佐藤学校教育部長 今、学務課長が御説明したものに加えまして、小学生の授業中の事故でございますが、例えばクリアファイルのようなものを後ろに配るときに、それが目に当たってしまうとか、そういった形で、何か子供の動きによって事故になってしまうようなことが幾つか報告されてございます。

それから先ほどのお話で、予防ができるという教育長のお話ですけれども、交通事故につきましては、具体的な例ですとか、こうなりましたという絵を学校にも示すことで、随分予防効果が出ていると考えております。それを学校の方で扱っていただいて、具体的に申しますと、例えばT字路の部分ですとか、一時期はやったのですが、家から急に道路に飛び出して車に当たってしまうという、こういったところの予防効果は、少し表れているかなと思っておりますけれども、一般事故については、その辺の感覚がまだ薄いところがあったかと思います。この辺については、また課題にして取り組んでまいりたいと思っております。

○曽田教育長 そのほかいかがでしょう。よろしいでしょうか。

特になければ、報告事項2を終わります。

それでは、ここで暫時休憩といたします。

再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。

暫時休憩15時35分

再開時刻15時36分

   報告事項3  令和2年度児童・生徒指導について
   (資料に基づき報告し、了承された。)

○曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は、全て終了いたしました。

これをもちまして、令和3年厚木市教育委員会5月定例会を閉会いたします。

お疲れ様でした。

 

閉会時刻15時46分

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