令和4年厚木市教育委員会4月定例会

更新日:2022年07月19日

公開日:2022年07月19日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和4年4月26日 火曜日
午後3時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎16階 会議室A・B

出席者

教育長 佐後 佳親
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 森  厚子
委員 山本 正彦
委員 宮崎 昌彦
事務局
田中教育総務部長、八木学校教育部長、長沼社会教育部長、
柴田教育総務課長、坂部教育施設課長、
齋藤教育施設整備担当課長、井出学校給食課長、
金子学務課長、長谷川教育指導課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第13号  厚木市教育支援委員会規則の一部を改正する規則について
議案第14号  いじめ防止対策推進法に係る調査の諮問について

3 報告事項

(1)  事務の臨時代理の報告について(厚木市教育委員会事務局及び学校以外の教育
   機関の職員の人事異動について)
(2)  事務の臨時代理の報告について(厚木市教育委員会事務局及び学校以外の教育
   機関の職員の人事異動について)
(3)  事務の臨時代理の報告について(厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の
   委嘱について)
(4)  事務の臨時代理の報告について(厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命に
   ついて)
(5)  学校選択制の実施結果について
(6)  令和4年度学校施設整備計画について
(7)  給食用食材の放射性物質の測定結果について

会議の経過は、次のとおりです。


開会時刻15時00分

○佐後教育長 ただ今から、令和4年厚木市教育委員会4月定例会を開会いたします。

現在の出席者は5人で、定足数に達しております。

厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本会議定例会会議録署名委員として、森委員を指名いたします。よろしくお願いします。

始めに、本日は教育委員会の課長職以上の職員と指導主事が出席しておりますので、職員の紹介をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 それでは、私から紹介させていただきます。

     (職員紹介)

○佐後教育長 ありがとうございました。

それでは、年度当初でございますので、私から御挨拶を申し上げたいと思います。

令和4年度がスタートいたしました。小・中学校では、4月5日に始業式、中学校では同じ日に入学式、また、小学校の入学式は4月6日に行われ、今日でおよそ3週間がたとうとしておりますが、学校では順調に教育活動が進んでいると聞いております。一方で、コロナ感染症の影響を受けた学校生活もこれで3年目になります。感染状況はまだまだ予断を許さない状況が続いている様子でございます。

また、ウクライナでの悲惨な戦争の様子が連日報道されております。これを見ている子供たちが不安を抱えているのではないか、こういったことも心配している状況でございます。一刻も早く平和が戻ってきてほしい、このように願うばかりでございます。

このような状況だからこそ、子供たちが希望を持って充実した毎日を安心・安全に過ごすことができるよう、学校を支え、教育環境を整えることが教育委員会の責任であると強く思っているところでございます。

さて、教育委員会事務局では、今年度、事業を確実に行えるように、教育総務部、学校教育部において、機構改革を行いました。

教育総務部においては、耐用年数を迎える校舎等の建て替えを円滑に進めていけるよう、教育施設課に教育施設整備担当を設置することといたしました。また、新しい給食センターが9月から運用を開始することを受け、給食業務を学校給食課に一元化しております。

学校教育部では、通学路の安全対策を強化することから、学務課保健経理係を保健安全係に変更いたしました。

社会教育に関しましては、社会教育の拠点である公民館において、新たに4人の地区館長さんをお迎えいたしました。昨年度は事業が難しい状況でございましたが、工夫をしながら、少しずつ今年度の事業、計画を進めているところでございます。今日も公民館長さんにお集まりいただきましたけれども、是非、市民の皆様が望んでおられるような成果を出していきたいと思っているところでございます。

それから、第2次厚木市スポーツ推進計画に沿って、スポーツ事業についても、今年度、是非、取り組んでまいりたいと思っております。今年はねんりんピックかながわが開催されますけれども、厚木市におきましては、ラグビーフットボール、それから健康マージャンを、荻野運動公園を会場として実施する予定でございます。全国から大会に参加される多くの皆様をお迎えいたしますので、教育委員会としても、おもてなしの心を持って、お越しいただいた方々に満足して帰っていただけるように取り組んでまいりたいと考えております。

また、あつぎ郷土博物館、中央図書館につきましても、魅力ある施設として引き続き多くの市民の皆様、そして、児童・生徒の皆さんに利用していただけるように努めてまいりたいと考えております。

今年度は、第2次厚木市教育振興基本計画が2年目を迎えます。昨年度の評価を、是非、今年度の計画にいかして、「未来を担う人づくり」が着実に行えるように努めるとともに、教育委員の皆様とともに、教育施策の充実に努め、教育環境日本一を目指してまいりたいと思いますので、どうか一年間、よろしくお願いいたします。

私からは以上でございます。

それでは、議案審議の準備のため、ここで暫時休憩といたします。

案件に係る説明員以外の方につきましては、退席されて結構です。お疲れ様でした。

暫時休憩15時10分

再開時刻15時12分

○佐後教育長 再開いたします。

それでは、私から報告いたします。

令和4年3月23日水曜日に開催されました3月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告いたします。

お手元の教育長報告を御覧ください。

まず、1番目でございます。

3月29日火曜日に、市役所本庁舎において、株式会社半導体エネルギー研究所寄附贈呈式に参加いたしました。今回、株式会社半導体エネルギー研究所様から、コロナ感染症流行のために経済的に困っている子供たちのためにと、1,000万円の御寄附を頂きました。教育委員会といたしましても、多大な御寄附をいただきましたことに感謝申し上げるとともに、子供たちのために有効に活用してまいりたいと思います。

次に、2番目でございます。

3月29日火曜日に、教育長室において、JAバンク教材本贈呈式を行いました。御寄附いただきましたのは、小学校補助教材「農業とわたしたちのくらし」でございます。児童が農業について理解しやすいよう工夫された資料になっておりますので、小学校社会科の授業等で活用させていただきたいと思います。

次に、3番目でございます。

3月30日水曜日に、厚木小学校、戸室小学校及び三田小学校において、教育委員会の感謝状を1団体4人の個人の方にお渡ししてまいりました。感謝状をお渡しした皆様は、長年にわたり通学路で児童の登下校を見守っていただいている方々でございます。児童の安心・安全のために御尽力いただいておりますことに、心から感謝申し上げたいと思います。

次に、4番目でございます。

3月30日水曜日に、厚木北児童館において、厚木市北児童館竣工式に参列してまいりました。新しい厚木北児童館は、厚木小学校に接した敷地に以前の児童館の場所から移転したものでございます。館内は、床が全て段差なく造られ、つまずいてけがをすることなく安全に遊べることや、車椅子での利用に配慮されていました。また、樹木や花が植えられて、みんなの畑があるなど、児童の心を豊かにする工夫も見られます。さらに、小学校と行き来ができる門もあり、児童が校外に出ることなく直接移動したり、小学校のグラウンドで遊ぶことができたりするなど、学校と隣接したメリットをいかす工夫が見られました。竣工式は午前中に行ったのですが、終わりますと、早速待ちわびていた子供たちが遊びに来ておりました。

次に、ページをおめくりいただき、8番目でございます。

4月4日月曜日に、子ども科学館サイエンスホール250において、令和4年度第1回初任者研修会が行われ、教育長講話として約1時間お話をさせていただきました。初任者研修には、小・中学校教諭、養護教諭、事務職員、拠点校指導教員を加えた68人の参加がございました。初任者の皆さんの様子から、教員になった喜びと、児童・生徒のために力を尽くしたいという意欲が伝わってきました。教師としての自覚を持ち、児童・生徒の心を捉え、信頼される指導者となって活躍されることを大いに期待したいと思います。

次に、17番目でございます。

4月15日金曜日に、第二庁舎16階会議室において、令和4年度厚木市教育研究所調査研究部会発足式に参加いたしました。今年度、教育研究所では、三つの部会を立ち上げ、調査、研究を行います。それぞれの部会のテーマは、1人1台の端末を効果的に活用した授業づくりに関する調査、研究。資質、能力の育成を図るための指導と評価の一体化に関する調査、研究。自ら学び指導力を高めるための調査、研究でございます。今、教育現場で求められている課題についての調査、研究から、先生方の日々の授業実践にいかすことができる成果を期待したいと思います。

次に、20番目でございます。

4月22日金曜日から23日土曜日まで、沖縄県糸満市において、糸満市市制施行50周年記念及びシャボン玉石けんくくる糸満開館記念式典が行われ、友好都市である厚木市が招待されましたので、市長、市議会議長とともに、参列してまいりました。糸満市は昨年が市制施行50周年の年でありましたが、コロナウイルス感染症の流行拡大のため、1年延期され、今年度記念式典を行ったものでございます。式典には、糸満市の姉妹都市である宮崎県都農町、友好都市の網走市も参加しており、教育長同士で情報交換を行うことができました。糸満市とは、今後も児童・生徒の交流を進めてまいりたいと思います。

報告につきましては、以上でございます。

本日の日程のうち、議案第14号については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、 厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

○佐後教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において審議を行うことといたします。

なお、傍聴される方につきましても、事務局の関係者以外の職員と同様に、会議が非公開となりましたら御退出いただくこととなりますので、あらかじめ御承知置きください。

審議事項に入ります。

日程1 議案第13号 厚木市教育支援委員会規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 議案第13号 厚木市教育支援委員会規則の一部を改正する規則について、御説明申し上げます。

恐れ入りますが、議案書を御覧ください。

提案理由でございますが、厚木市教育支援委員会に臨時委員を設置するため、本規則の一部を改正するものでございます。

改正の概要について御説明申し上げます。

恐縮ですが、1枚おめくりいただけますでしょうか。

厚木市教育支援委員会規則の一部を改正する規則を御覧ください。

臨時委員を設置する理由でございますが、現在、就学に関する相談が増え、また、多様化しております。そのような状況下において、就学相談等を充実させるためのものでございます。

改正する主な点でございますが、9行目の第5条でございます。臨時委員について、委員会に特別の事項を審議させるため必要があるときは、臨時委員を置くことができる。以下、第2項、第3項を記載してございます。

また、5行目に、第6条第2項中「委員」の次に「(議案に関係のある臨時委員を含む。以下同じ。)」と加え、臨時委員の関係したケースにつきまして、会議に参加ができることを示したものでございます。

恐れ入りますが、もう1枚おめくりいただき、参考資料1を御覧ください。

こちらは新旧対照表になりますが、中ほどにございます第5条を第6条に、第6条を第7条に、第7条から第11条までを第8条から第12条までに1条ずつ繰り下げ、第4条の次に1条を加えるものでございます。また。新の第7条第2項につきましては、先ほど御説明申し上げたとおりでございます。

次に、右側の参考資料2を御覧ください。

こちらにつきましては、改正後の規則でございます。

なお、附則でございますが、規則の施行日を令和4年5月1日とするものでございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。

○佐後教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 今、就学相談の件数が増加しているということを理由の一つに挙げられましたが、確かに就学相談の件数は増加していると思いますけれども、具体的にこの臨時委員という方はどういう業務を想定しているのか、その辺について教えてください。

それから、もう一つは、何人ぐらいを予定しているのか、その辺もお願いします。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 ケースにつきましては、本当に様々なケースが今後出てくるかと思っております。特別な支援が必要な場合には、いつでもそういった新たな方を入れることができるということが1点と、あとは、ケースが本当に多くなっておりますので、一応2名程度を想定してございます。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 2名程度ということは分かりました。

参考資料2に、委員会の委員は次に掲げる者ということで、第3条第1号から第7号まで示してあるかと思います。今回の臨時委員というのは、やはりこの第1号から第7号までの枠の中の方からということでよろしいのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 この枠にとらわれずに、その時々に必要な方々を選出していきたいと考えております。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 そうしますと、今回はこの枠外の方という印象を受けたのですが、そういう解釈でよろしいのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 基本的にはその形で考えておりますけれども、ケースによっては、この枠の中の方が入るケースもあろうかと考えております。

○佐後教育長 ほかにございますか。

森委員。

○森委員 臨時委員を置くことができるということで、置きますということではないのかなと私は解釈しました。置くことができるということですので、事案があって特別大変だという時期になったら置くことができるように改正したのかと思います。人数のことについても御説明がございましたけれども、やはりその時々で、今はこの人数が必要だとか、つまり、今回はあくまでも規則の改正であると私は理解したのですが、もう既に令和4年度で臨時委員を置く想定があるということなのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 本当に件数が増えていく又は多様化していく状況であることを踏まえて、今年度から積極的に取り入れていきたいと考えております。

○佐後教育長 森委員。

○森委員 積極的に取り入れていきたいということは、規則を改正したら即座にというか、やはり2名程度の臨時委員を委嘱する予定があると判断してよろしいのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 そのようにする予定でございます。

○佐後教育長 ほかにいかがでしょうか。

宮崎委員。

○宮崎委員 就学相談が増加して、多様化しているというのは、本当に現実的な話で、右肩上がりというのも理解できます。そのための臨時委員ということですけれども、この委員会は確か年5回の開催だったと思うのですが、件数が増えているので、以前も議論になったのですが、その回数を増やすという検討よりも、むしろ臨時委員を増やして対応していくということで、回数を増やすことについては検討されたのかということをお聞きしたいと思います。

それから、本当に委員さんが朝早くから夕方遅くまでやられているので、その負担を考えると、この臨時委員というのは内容的には賛成なのですが、ほかの市町村も就学相談の対象者が増えているという現状は同じだと思うのです。少しインターネットで見たところ、あまりこういう対応をしているところはなかったのですが、どこか参考にされたということはあるのか、それとも厚木市独自で現状を踏まえてこのようにしたのか、その辺を教えてください。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 回数を増やすことについても検討はいたしましたが、総合的に考えて人数を増やしての対応ということを考えてございます。また、この臨時委員につきましては、基本的に就学相談を主な部分として担当することを想定してございますが、支援委員会については、それよりもお子様や保護者の方等の相談の方を中心に考えているものでございます。

また、他市を参考にということではなく、厚木市で独自にいろいろ検討した中で、決めたものでございます。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 今の回数の件もそうですけれども、確かそろそろ就学相談の日程を保護者と打合せをしながら、例えば、8月に来る人、9月に来る人という形でやっていたと思うのです。確かに、去年あたりは大変だったと思うのですが、最初は人出が少なめで、最後の方になればなるほど、どんどん人が増えていってしまったということがあったと思います。何日間かの予定の中で就学相談をやるのですが、確かに人手も足りないような状況ですので、臨時委員を置いて、とにかくその希望の日時でできるだけできるようにということが必要なのだろうと思っているのですが、先ほどお話があったように、支援委員会そのものの開催が5回ということになると、やはりどうしても支援委員会のメンバーの方は大変ですよね。最後の5回目は、朝9時ぐらいから夜の6時か7時ぐらいまでずっとやっているというような形で、できるだけ分散してできる方がいいと思うと、臨時の方もいて割と分散してできるような手法が取れるのであれば、委員の方の負担も少し減るのかなと期待しているところです。ですので、できるだけ固まらないようにとか、早め早めにという、その辺の後方支援の啓発をお願いできればと思います。

それから、思うのは、うちの子は関係ないと思っているけれども、最後になって不安になって駆け込みのようにして2月末や3月に慌てて相談に来られる方もいるということが現実だと思うので、できるだけうまく臨時委員の方を活躍していただいて、そういう保護者のニーズにも応えて、また、委員の方の負担も軽減できるような、そのような方向をうまく探っていただければと思います。

○佐後教育長 森委員。

○森委員 臨時委員を置く理由は分かりました。

この新しい文言を確認しますと、通常の委員の任期は2年だけれども、臨時委員の方は審議が終わったら解任されるとありますから、例えば、令和4年度の場合、業務の流れは分かりませんけれども、今の説明をお聞きする限りでは、やはり保護者の聞き取りのところで少しマンパワーが足りないかなというニュアンスに聞こえました。そのときサポートしていただけるメンバーを臨時委員として委嘱して、その業務が終わったら、その年度内のどこかで、「ここまでで終了です。」というような形になるのかなと私は感じたのですが、今の皆さんのお話を聞いていると、やはり年々、就学相談の対象者が増えて、また、なおかつ年度末に更に増えてくるということが想定されるのであれば、私は臨時委員をどうこうというよりも、2年間任期がある委員の方を採用した方がよいのではないかと、特に2月、3月というのは、本当に忙しい時期だと思うのです。それが年度の途中でというのは、本当に妥当なのでしょうか。臨時の方というのは、私のイメージでは、スポットでここだけ欲しいというイメージでしたので、ただ、ここのところ恒常的に毎年委員の方が足らないという状況なのであれば、2年間の任期の方を増やすということはできないのかなと感じたところです。

○佐後教育長 教育指導課長。

○長谷川教育指導課長 今、杉山委員、森委員からお話をいただいた部分につきまして、どうしても後半にまとまっていくというお話がありましたけれども、担当者の集まる会議の中では、この就学相談を計画的に進めるようにということで、話をさせていただいております。もちろん、今までもそのようにしていただいているところではございますけれども、やはり、個別の教育計画の見直しなどをしながら、11月頃の教育相談で急に支援級という話が出てくるような形は本筋ではないというところを確認した上で、計画的に進めていくということでいくと、本来的には分散していくというところになろうかと思います。これについては、学校側の対応についても、こちらから発信をしているところでございます。

また、先ほど臨時的という部分でお話がございましたけれども、就学相談につきましては、4回お願いする予定でございまして、その4回については、基本的には同じ方に来ていただければと考えているところでございます。

そういった形で、子供たちに必要な支援、相談を手厚くできたらと考えているところでございます。

○佐後教育長 委員を増やしたらどうかということについて、何か説明はありますか。

○長谷川教育指導課長 附属機関の条例で委員の人数が定められておりますが、これを増やすということについては、また別の手続でございまして、今回につきましては、臨時委員ということで、規定をさせていただいているところでございます。

○森委員 分かりました。

もし、今後、こういうことが毎年起こるのであれば、そもそもの人数についても、手続は大変かもしれないですけれども、どうかということで申し上げました。何か毎年繰り返していくのもどうなのだろうなと少し感じました。

○佐後教育長 ありがとうございます。

ほかによろしいでしょうか。

それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第13号を可決いたします。

報告事項に入ります。

報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告について、厚木市教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。

本件につきましては、令和4年4月1日付けで教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動を行うに当たり、同年3月24日付けで内示を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。

裏面をお開きください。人事異動の内容につきましては、こちらの名簿に記載のとおりでございます。

説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

よろしいですか。

それでは、特になければ報告事項1を終わります。

次に、報告事項2 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項2 事務の臨時代理の報告について、厚木市教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。

本件につきましては、令和4年4月1日付けで教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。

恐れ入りますが、裏面を御覧ください。人事異動の内容につきましては、こちらの名簿に記載のとおりでございます。

説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。

よろしいですか。

それでは、特になければ報告事項2を終わります。

次に、報告事項3 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項3 事務の臨時代理の報告について、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。

本件につきましては、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員に欠員が生じたことに伴い、令和4年4月1日付けで厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員を委嘱する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。

1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

番号1番の須田剛様、2番の山内夕様の2名を委嘱するものでございます。こちらの2名につきましては、選出団体からの選出委員に変更が生じたことにより、新たに委嘱するものでございます。

任期につきましては、厚木市小中学校通学区域再編成委員会規則第4条の規定により、委員の任期は2年とし、補欠の委員の任期は前任者の在任期間とすることが定められておりますので、他の委員と同様に令和5年9月30日までの任期といたします。

次のページにつきましては、参考資料として、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の名簿を添付しております。

説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいですか。

特になければ、報告事項3を終わります。

次に、報告事項4 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項4 事務の臨時代理の報告について、厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命につきまして、御報告申し上げます。

1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。

本件につきましては、厚木市学校運営協議会委員に欠員が生じたことに伴い、令和4年4月1日付けで学校運営協議会委員の委嘱及び任命を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、御報告するものでございまして、4月1日付けの人事異動に伴い、新たに委嘱及び任命した学校がございましたので、御報告するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

番号1番の安達利江様から、恐れ入ります、4ページをお開きいただきたいと思いますが、76番の松本恵様までの76人に委嘱又は任命するものでございます。

任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項ただし書の規定により、前任者の残任期間となります。

なお、6ページ以降につきましては、参考資料といたしまして、各学校の学校運営協議会委員名簿を添付しております。

説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

よろしいでしょうか。

特になければ報告事項4を終わります。

次に、報告事項5 学校選択制の実施結果について、報告をお願いします。

学務課長。

○金子学務課長 報告事項5 学校選択制の実施結果につきまして、学務課からは中学校選択制及び小規模特認校制度の実施結果につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料5を御覧ください。

始めに、令和4年度入学中学校選択制の実施結果でございます。中学校選択制につきましては、子供たち一人一人が自ら適した教育環境で個性や能力を一層伸ばすことを目的として、新1年生となる児童とその保護者が指定校と隣接している厚木市立中学校の中から就学を希望する学校を1校選択できるという制度でございます。

2の実施結果でございますが、受入上限人数について、厚木中学校が3人、ほかの12の中学校につきましては、それぞれ20人の合計243人に対しまして、隣接の学校で76人、隣接外は0人ということで、合計76人がこの制度を使って就学いたしました。隣接外につきましては、指定学校や隣接する学校に希望する部活動がない場合に希望することができるというものでございますけれども、今年度につきましては0人ということでございました。

なお、今年度は受入上限人数を超える申込みが厚木中学校及び睦合東中学校の2校でありましたので、抽選を実施いたしました。厚木中学校は3人のところ6人の申請がございましたので、公開抽選により当選者3人と補欠者3人を決定しました。睦合東中学校につきましては、20人のところ24人の申請があったため、同じく公開抽選により、当選者20人と補欠者4人を決定いたしました。なお、睦合東中学校の当選者のうち、1人の辞退者があったため、補欠順位1位の方を繰り上げて、当選といたしました。

3の申請期間でございますが、令和3年10月12日から令和4年1月12日まででございます。

4の主な選択理由でございますが、教育環境が16人、部活動が17人、友人関係が36人、通学距離が7人となってございました。

次に、裏面の2ページを御覧ください。

令和4年度入学の小規模特認校制度の実施結果でございます。小規模特認校制度につきましては、少人数ならではの温かな指導や地域と連携した教育活動を推進している小規模校におきまして、通学区域以外からの就学を認めることで児童の適性をいかした教育を推進することにより、学校規模の適正化及び学校の活性化を図る制度でございます。

2の児童を受け入れる小学校でございますが、児童数147人の厚木市立玉川小学校におきまして、市内全域から全学年での就学を受け入れるものでございます。

3の実施結果でございますが、新1年生5人が就学を希望されたものでございます。右側の表につきましては、指定学校からの申請人数でございます。

4の申請期間でございますが、令和3年10月12日から11月10日まででございます。

学務課からの報告は以上でございます。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 それでは、引き続き教育総務課から御報告いたします。

3ページを御覧ください。

令和4年度入学、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択実施結果でございます。

(1)の住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択ということで、制度の趣旨でございますが、大規模状態にある学校の通学区域に居住する児童・生徒が、そうではない他の学校が住居からおおむね1キロメートル以内にある場合に、この学校への就学を認めることにより、学校規模の適正化を図ろうとするものでございます。

(2)の1キロメートル以内の学校の選択対象校になりますが、大規模状態にある学校が厚木第二小学校と南毛利小学校、選択することができる学校は厚木第二小学校が相川小学校、南毛利小学校が緑ケ丘小学校と毛利台小学校でございます。

(3)の実施結果になりますが、相川小学校が2人、緑ケ丘小学校が5人の合計7人でございました。

(4)の申請期間でございますが、令和3年10月11日から11月17日まで実施いたしました。

説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 中学校選択制の実施結果で、玉川中と睦合東中が2桁ということで、少し人数が多かったわけですけれども、確か睦合東中の場合は、睦合中からの移動が多かったように思うのですが、玉川中と併せて、どこから玉川中、あるいは睦合東中に移動したのか、傾向みたいなものが分かれば教えてください。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 中学校ですけれども、睦合東中学校につきましては、清水小学校が大分多い状況でございます。それと、玉川中学校につきましては、隣接の愛甲小学校が多いという状況でございます。

以上でございます。

○佐後教育長 ほかにございますでしょうか。

森委員。

○森委員 資料5の1ページ、(4)の選択理由ですけれども、アの教育環境を望まれている方が意外と多いですけれども、この教育環境ということについて、周りに何があるからとか、これが私には計り知れなくて、教育環境というのは何を求めていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 例えば、先ほど杉山委員がおっしゃった玉川中学校につきましては、やはり、人数が少ないということで、きめ細かな教育と言いますか、そういった教育が受けられるかということや、自然が多いですとか、そういった部分について、選択の希望があるという状況になっているかと思います。

○佐後教育長 ほかにございますか。

山本委員。

○山本委員 学校の移動ということですけれども、1ページについては中学校の選択、それから2ページは小規模特認校、3ページは住居からの距離ということですけれども、単純な疑問ですが、申請期間が全てまちまちになっているかと思います。これは何か理由があるのでしょうか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 それぞれ説明会を学校で実施しております。日にちがずれていることについては、恐らくその学校の都合等もあるかと思いますので、合わせるのは、なかなか難しいかなと思います。御承知いただければと思います。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 その中で、中学校だけ期間を長くしているというのは、それだけ中学校の入学に対して考える時間を丁寧に与えているということでしょうか。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 こちらにつきましては、例えば、中学校を選択するに当たって、私学も希望する方がおられるという状況もございまして、その合否を待って中学校を選択するという、そういう期間の部分が入っていると認識してございます。

○山本委員 なるほど。ありがとうございます。

○佐後教育長 ほかにございますか。

宮崎委員。

○宮崎委員 一人一人に適した教育環境で学校生活を充実させるということで、入学の選択の幅を広げるという意味で、それぞれスタートした年度は違うのですが、実態に応じて子供たちが入学して、充実した学校生活ができていると思います。

この中学校選択制は、何回か改正を施して、最初は全学区から選択できたものを、隣接にしたり、人数を調整したりということですけれども、分かれば教えていただきたいのですが、睦合東中について、抽選をたまたまやったのか、毎年抽選があるのか、毎年あるようであれば、実態がそうなのですから、ベースというか、受入人数を増やしてもいいのではないかと思うのです。睦合東中は、まだ大きな学校ではないですし、教室もあると思うので、厚木中とは実態が違うと思うのです。それがたまたま昨年度こういう結果だったのか、確か、かなり多いときもあったような気がするのですが、その辺をお伺いしたいと思います。

それから、二つ目ですが、小規模特認校についてです。これは、開設した当時は、特色を持たせるということで、環境もいいのですが、英語教育を取り入れて、その特色を持たせるということも一つあったのです。その特色が今もいきているのかどうかということ、そのように何かPRする部分があればあるほど、希望する方も多くなると思うのですが、その辺のことが今も続いているのかどうかを教えていただきたい。2番と3番については、やはり周知を丁寧にしっかりやる必要があると思うのです。これは少人数だけれども、一人でも二人でもこういう制度を使っているということであれば、周知の方法も更に充実させていく必要があると思うので、その辺を是非お願いしたいと思います。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 まず、睦合東中学校の状況ですけれども、定員20人から少しオーバーしたという状況がございました。前年度につきましては、定員20人のところ、申請者が16人で、15人の入学者がございました。その前の年度については、20人の定員に対しまして、12人の申請者、そして、12人が入学しているという状況。その前の年度につきましては、20人の定員に対して申請者が23人、実際に入学しているのが19人という状況でございます。近年は20人に収まっている状況でございまして、今年度だけ抽選を実施したという状況でございます。

過去に遡りますと、平成29年度は少し多かったという事例がありまして、20人の定員に対して28人の申請があったという状況が見られました。

それから小規模特認校の特色でございますけれども、学習等の内容につきましては、私の方では把握してございませんので、その辺につきましては、また後ほど確認してから御回答させていただきたいと思います。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 PRの関係について、お話をいただきました。特に、住居から1キロ以内の学校の選択、これについては、PRが本当に重要だと思っております。通学区域再編委員会においても御意見がありまして、一昨年までは翌年に1年生になるお子様、つまり、6歳の世帯に御案内を出していたのですが、それでは遅いのではないかということで、その一つ前、5歳のお子様の世帯にも説明会の御案内を出すようにしております。まだこういった数字にはなっておりますけれども、ホームページや広報等でもPRをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

○佐後教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 睦合東中について、やはり過去にも抽選があったということで、ない年もあるのですが、抽選会で落ちる家庭の子供を見るのが非常につらいのです。この枠が増やせるのであれば、数がどうなるかは分からないけれども、先ほど、申請者が28人の年もあったとお聞きしましたが、少し枠を増やして、抽選にならないで全員入れてあげるような方向が何とかできないのかなと思います。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 その辺につきましては、学校のクラスの人数等もあると思いますので、よく学校側の状況をお聞きしながら、検討してまいりたいと考えてございます。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

ほかになければ、報告事項5を終わります。

学務課長。

○金子学務課長 先ほど、杉山委員の御質問に対するお答えで、睦合東中の隣接校ということで、私、清水小学校と申し上げましたけれども、これにつきましては、依知小学校が多いということで、訂正させていただきます。よろしくお願いします。

○佐後教育長 訂正ということでございました。

それでは次に、報告事項6 令和4年度学校施設整備計画について、報告をお願いします。

教育施設整備担当課長。

○齋藤教育施設整備担当課長 それでは、報告事項6 令和4年度学校施設整備計画につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料6の一覧表を御覧ください。

令和4年度に実施いたします主な学校施設整備でございますが、1の外壁・屋上改修工事は、毛利台小学校及び睦合中学校の2校、2の受変電設備改修工事は、南毛利小学校及び厚木中学校の2校、3のグラウンド改修工事は厚木中学校、4の土砂災害警戒区域法面改良工事は玉川中学校、5の照明器具LED化更新修繕は戸田小学校及び睦合東中学校の2校で、それぞれ改修工事又は更新修繕を実施するものでございます。また、6の小学校特別教室冷暖房設備設置事業は、三田小学校ほか7校の特別教室等に冷暖房設備を設置するものでございます。

それでは、表の順番に沿って内容を御説明いたしますので、恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、1ページの別紙1を御覧ください。

なお、別紙の2ページ以降に、参考資料といたしまして、施工場所の位置図、施工箇所を示す配置図、立面図、平面等を添付しておりますので、併せて御覧ください。

始めに、1の外壁・屋上改修工事でございますが、当該工事は、施設の長寿命化を図るとともに、児童・生徒が快適な教育環境の中で安心して、安全に学校生活を送ることができるよう、外壁の劣化部分等を補修した上で、外壁全面の塗装の塗り替えを実施するほか、屋上全面の防水改修や、災害等における安全対策を図るため、窓ガラスを普通ガラスから学校用強化ガラスに交換するなどの改修工事を実施するものでございます。

件名1の毛利台小学校北棟校舎ほか外壁・屋上改修工事でございますが、今回改修いたします北棟校舎は、昭和57年度に建設された鉄筋コンクリート造、地上4階建ての建物で、外壁の改修面積は1,426平方メートル、屋上の改修面積は344平方メートル、また、プール棟は昭和56年度に建設された鉄筋コンクリート造、地上2階建ての建物で、外壁の改修面積は1,612平方メートル、屋上の改修面積は20平方メートルで、施工期間は、7月中旬から10月下旬までの、約3か月間を予定するものでございます。

次に、件名2の睦合中学校南棟校舎外壁改修工事及び件名3の睦合中学校南棟校舎屋上ほか改修工事でございますが、睦合中学校につきましては、事前の調査において、外壁の仕上げ塗装材にアスベストが含有していることが確認されました。このアスベスト除去には、約50日の作業日数を要することから、生徒等への影響を考慮し、工事を2期に分離発注し、校舎の外壁塗装材の除去を夏休み期間中に、渡り廊下の外壁塗装材の除去を冬休み期間中に実施することで、アスベスト除去時の安全確保を図るものでございます。

まず、件名2の睦合中学校南棟校舎外壁改修工事でございますが、今回改修いたします南棟校舎は、昭和57年度に建設された鉄筋コンクリート造、地上4階建ての建物で、外壁の改修面積は2,978平方メートル、施工期間は7月上旬から10月中旬までの約3か月間を予定するものでございます。

次に、件名3の睦合中学校南棟校舎屋上ほか改修工事でございますが、この工事は、南棟校舎及び渡り廊下の屋上防水改修工事並びに渡り廊下外壁改修を実施するもので、屋上の改修面積は1,289平方メートル、外壁の改修面積は627平方メートル、施工期間は11月上旬から2月下旬までの約4か月間を予定するものでございます。

恐れ入りますが、5枚おめくりいただき、10ページの別紙2を御覧ください。

2の受変電設備改修工事でございます。

当該工事は、施設の長寿命化を図るとともに、児童・生徒が快適な教育環境の中で安心して、安全に学校生活を送ることができるよう、経年劣化した施設の主要な電気設備である受変電設備の改修工事を実施するものでございます。

件名4の南毛利小学校受変電設備改修工事でございますが、今回改修いたしますキュービクル式受変電設備は、昭和59年度に設置され、既存設備容量は175キロボルトアンペアで、改修に当たりましては、今後の電気設備ほかの増設に対応できるよう、250キロボルトアンペアの設備容量を確保するもので、施工期間は7月中旬から2月下旬までの約7か月間を予定するものでございます。

次に、件名5の厚木中学校受変電設備改修工事でございます。今回改修いたしますキュービクル式受変電設備は、昭和51年度に設置され、既存設備容量は230キロボルトアンペアで、改修に当たりましては、今後の電気設備ほかの増設に対応できるよう300キロボルトアンペアの設置容量を確保するものでございます。施工期間は7月中旬から2月下旬までの約7か月間を予定するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき13ページの別紙3を御覧ください。

次に、3のグラウンド改修工事でございます。

当該工事は、生徒が快適な屋外教育環境の中で安心して安全に学校生活を送ることができるよう、機能低下及び経年劣化したグラウンド等の改修工事を実施するものでございます。

件名6の厚木中学校グラウンド改修工事の改修面積は、8,064平方メートルで、施工期間は7月中旬から10月下旬までの約3か月間を予定し、グラウンド及びテニスコートの全面塗装改修や、防球ネットの一部改修を実施するものでございます。

次に、4の土砂災害警戒区域法面改良工事でございます。

当該工事は、土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域(一部、特別警戒区域)に指定されている玉川中学校北側法面について、災害を未然に防止し、通学路等の安全確保を図るため、昨年度中に契約を締結し、既に工事を実施しているものでございますが、施工規模を踏まえた上で、一日も早い完成を目指すため、改良工法の異なる2工区に分離して発注したものでございます。

件名7の玉川中学校北側法面改良工事(第1工区)は、市営玉川野球場北側交差点から、小野橋方面に向かう市道F-247号線沿いの法面で、法面の改良に併せて歩道を整備いたしますので、表面工として、既製のコンクリートパネルを使用し、補強材を地山に挿入することにより、地山と補強材との相互作用によって、切土法面の安定性を高める補強土壁工法により、崩落防止対策を施すもので、施工面積は541平方メートル、施工期間は3月下旬から10月下旬までの約7か月間を予定するものでございます。

次に、件名8玉川中学校北側法面改良工事(第2工区)は、市道F-251号線沿いから分離し、玉川中学校の西側外周道路に向かう市道F-250号線及び市道F-251号線沿いの法面について、吹付のり枠工法の中でも複雑な型枠を使用しない簡易吹付のり枠工法により崩落防止対策を施すもので、施工面積は1,522平方メートル、施工期間は4月上旬から8月下旬までの約4か月間を予定するものでございます。

恐れ入りますが、2枚おめくりいただき、16ページの別紙4を御覧ください。

次に、5の照明器具LED化更新修繕でございます。

当該修繕は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、地球温暖化対策実行計画に基づく取組の一環として、学校施設における大きなエネルギー負荷となっている照明器具を高効率なLED器具に更新し、施設の省エネルギー化を図ることで、エネルギーを起源とするCO2排出量を削減するものでございます。

件名9の戸田小学校照明器具LED化更新修繕及び件名10の睦合東中学校照明器具LED化更新修繕でございますが、7月中旬から10月下旬までの約3か月間を予定し、施設の全ての照明器具をLED器具に更新するものでございます。

次に、6の小学校特別教室冷暖房設備設置事業でございます。

当該事業は、近年の地球温暖化等による猛暑の影響から児童の健康被害を防止し、児童が快適な教育環境の中で、安心して安全に学校生活を送ることができるよう、令和4年度につきましては、小学校8校の特別教室等45室に10年間のリース契約により冷暖房設備を設置するもので、7月上旬から10月下旬までの約4か月間を予定し、機器の設置を行い、令和4年11月1日からリースを開始するものでございます。

以上が、令和4年度に実施いたします主な学校施設整備でございますが、いまだに海外においても新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束していないことから、資材や機器等の製造に必要な材料の供給不足により、製品等の納期が不安定な状況であるため、予定した期限に事業が完了しないおそれがございますので、事業の実施に当たりましては、逐次状況を把握するとともに、関係者との調整を十分に行い、児童・生徒の安全確保を図るとともに、できる限り学校運営に支障がないよう実施してまいりたいと考えております。

報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

よろしいでしょうか。

特になければ報告事項6を終わります。

次に、報告事項7 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。

学校給食課長。

○井出学校給食課長 報告事項7 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料7を御覧ください。

3月9日から4月12日までの放射性物質の測定結果でございます。結果といたしましては、全て不検出となっております。

また、学校給食につきましては、調理後の給食の測定も3月22日と3月25日に実施しており、同じく不検出となっております。

恐れ入りますが、おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。

学校給食で使用する食材の測定につきましては、保護者の方からの御要望を随時、ホームページ等で募集しております。3月、4月ともに保護者の方からの御要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材について、3月は18品目を測定し、4月は9品目を測定いたしました。

今後につきましても、保護者の方から要望があった食材を基本として測定してまいります。

次に、3ページを御覧ください。

大気中放射線量の測定結果でございます。4月6日に市内5か所の観測地点で測定した結果となります。いずれの場所につきましても、基準値を超える放射線量は観測されませんでした。

なお、学校給食用食材の放射性物質の測定につきましては、前回の定例教育委員会でもお話をさせていただきましたが、初めは、平成23年7月から月2回の測定を委託で行っておりまして、その後、平成24年3月から測定器を購入し、週2回職員が計測を実施してまいりました。結果としては、基準値を上回ったことは一度もなかったということでして、今後におきましても、平成4年度からは、測定回数を週1回に変更させていただきまして、定例教育委員会での報告も四半期ごとにさせていただきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いしたいと思います。

なお、万一、基準値を超える結果が出た場合は、元どおり週2回の測定をしていきたいと思いますので、その際には速やかに定例会に御報告させていただきます。

以上でございます。よろしくお願いいたします。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

宮崎委員。

○宮崎委員 是非、それでお願いしたいのですが、先ほど課長、平成4年度と言われましたが、令和4年度ではないですか。

○井出学校給食課長 申し訳ございません。令和4年度でございました。訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。

○佐後教育長 それでは、訂正で令和4年度からということで、お願いいたします。

ほかによろしいでしょうか。

ほかになければ、報告事項7を終わります。

それでは、ここで暫時休憩といたします。

再開後は会議を非公開としますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。

なお、傍聴いただいた方につきましても、これ以降、会議が非公開となりますので、御退席いただきますようお願いいたします。お疲れ様でした。

暫時休憩16時12分

再開時刻16時14分

  議案第14号  いじめ防止対策推進法に係る調査の諮問について
    (資料に基づき説明し、可決された。)

○佐後教育長 以上で、本日予定しておりました日程は、全て終了いたしました。

これをもちまして、令和4年厚木市教育委員会4月定例会を閉会いたします。

お疲れ様でした。

閉会時刻16時50分

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