令和4年厚木市教育委員会6月定例会

更新日:2022年09月12日

公開日:2022年09月12日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和4年6月21日 火曜日
午後6時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 佐後 佳親
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 森  厚子
委員 山本 正彦
委員 宮崎 昌彦
事務局
田中教育総務部長、八木学校教育部長、長沼社会教育部長、
柴田教育総務課長、金子学務課長、長谷川教育指導課長、
佐藤中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第28号  厚木市図書館協議会委員の委嘱について
議案第29号  厚木市久保奨学金(令和4年度学校教育活動応援奨学金)の支給決定に
                   ついて

3 報告事項

(1)  事務の臨時代理の報告について(令和4年度教育予算補正について)
(2)  事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について)
(3)  令和4年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
(4)  児童・生徒及び学級数将来推計について


会議の経過は、次のとおりです。


開会時刻18時00分

○佐後教育長 ただ今から、令和4年厚木市教育委員会6月定例会を開会いたします。

現在の出席者は5人で、定足数に達しております。

厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として杉山委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。

始めに、私から報告いたします。

令和4年5月24日火曜日に開催されました5月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告いたします。

お手元の教育長報告を御覧ください。

まず、1番目でございます。

5月25日水曜日に、(仮称)厚木市学校給食センターの内覧会が実施され、教育委員の皆様とともに参加してまいりました。皆様にも御覧いただきましたように、大変立派な給食センターであり、最新の設備を備えた施設の完成を大変うれしく思います。今後につきましては、8月22日に開所式を行い、9月から給食の提供を始める予定でございます。引き続き、安心・安全な給食の提供に努めてまいりたいと思います。

次に、3番目でございます。

5月26日木曜日に、中央図書館において、厚木歯科医師会図書贈呈式に参加いたしました。今回の寄贈は、中央図書館で行う「歯と口の健康週間」の展示企画に合わせて、歯の健康に関する図書を含む58冊の図書を厚木歯科医師会様から頂いたものでございます。厚木歯科医師会の皆様に感謝申し上げるとともに、頂いた図書を多くの市民の皆さんに読んでいただけるよう、有効に活用してまいりたいと思います。

次に、5番目でございます。

5月28日土曜日に、中学校体育大会を見学してまいりました。当日は、全ての中学校で体育大会が実施され、そのうち、睦合中学校、玉川中学校、相川中学校の3校を訪問しました。晴天に恵まれ、生徒が練習の成果を存分に発揮し、生き生きと活躍する姿がまぶしく見えました。

コロナ感染の状況も少しずつではありますが、減少傾向が見られる中、感染防止対策を徹底することで、計画どおりの教育活動が行えるようになってまいりました。教育委員会といたしましても、引き続き、学校を支援してまいりたいと思います。

次に、8番目でございます。

5月31日火曜日に、教育長室において、厚木市いじめ防止対策委員会委員長から、いじめの防止等のための実効的な対策についての答申を頂きました。答申では、より有効ないじめ防止対策につなげるための方策や、学校と保護者の協力体制をより強固なものとしていくための方向性が示されました。答申の内容につきましては、学校や保護者、地域に周知するとともに、教育委員会におきましても、いじめの防止等に係る教育施策にいかしてまいりたいと思います。

次に、9番目でございます。

6月1日水曜日、教育委員会会議室において、地域学校協働活動推進員4人の皆様に委嘱状を交付いたしました。教育委員会では、地域学校協働推進活動モデル地区として、森の里地区、依知南地区を指定しておりましたが、今年度新たに、南毛利地区、依知北地区を加えたことによる新規の委嘱でございます。

地域学校協働活動推進員の皆様には、地域で御活躍された経験をいかして、地域と学校をつなぐかけ橋となっていただけるようお願いをいたしました。

次に、ページをおめくりいただき、11番目と少し飛んで21番目でございます。

6月5日日曜日、19日日曜日に行われました緑ケ丘地区、睦合西地区の令和4年度春季健康まつりに参加してまいりました。競技はグラウンド・ゴルフやふらばーるバレーボールが行われ、両地区合わせて約120人の市民の皆様に参加していただきました。3年ぶりの開催ということもあり、地域では、準備や運営に御苦労があったと思いますが、スポーツで汗を流し、コミュニケーションを図る楽しい機会を持つことができました。

次に、お戻りいただいて、12番目と16番目でございます。

6月13日月曜日と16日木曜日に、荻野運動公園屋内プールと神奈中スイミング本厚木校で行われた玉川小学校5、6年生及び厚木小学校4年生の水泳授業を視察いたしました。今年度、玉川小学校と厚木小学校をモデル校に指定し、民間プール等を活用した授業の検証を行っております。

屋内プールは、天候に左右されず、計画的に授業が行えることや、監視員を委託し、今まで以上に安全に水泳授業が実施できる利点がある反面、プールまでの移動に時間がかかるなどの課題がございます。今年度の取組を検証し、課題を整理することで次年度以降の水泳授業の持ち方について検討してまいりたいと思います。

次に、15番目でございます。

6月15日水曜日、本庁舎秘書課第二応接室におきまして、糸満市平和教育訪問団表敬訪問があり、参加してまいりました。お越しいただいたのは、沖縄戦の語り部、上原美智子様と糸満市役所職員の上原大空様でございます。語り部の上原様は、依知南小学校と森の里小学校を訪問して、児童に沖縄戦での体験を話してくださいました。子供たちにとって、戦争の恐ろしさと平和の大切さを考える貴重な機会になりました。今後につきましても、平和教育の充実に努めてまいりたいと思います。

続いて、17番目でございます。

6月16日木曜日、厚木北公民館会議室において、厚木市社会教育委員委嘱状交付式が行われ、新しく委員になられたお二人の方に委嘱状をお渡しいたしました。社会教育委員の皆様には、公民館を核とした地域づくりや地域と共にある学校づくりなどについて御議論をいただいております。今後につきましても、社会教育の推進のため、お力添えをいただきますようお願いをしてまいりました。

次に、18番目でございます。

6月16日木曜日、第二庁舎16階会議室において、厚木市教育支援委員会に、障害がある児童・生徒の教育措置について諮問をいたしました。児童・生徒一人一人の特性や潜在的可能性、保護者の願いなどを的確に把握し、教育、医学、心理等の専門的な見地からの多角的な意見を踏まえた切れ目のない教育支援を進めるため、教育支援委員会から御意見をいただけるようお願いをしてまいりました。

次に、19番目でございます。

6月17日金曜日、第二庁舎16階会議室において、厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱状交付式が行われ、9人の委員の皆様に委嘱状をお渡しいたしました。運営協議会委員の皆様に、厚木市青少年教育相談センターの令和3年度事業について、評価、検証をお願いし、それぞれの立場から御意見をいただくことで、今後の事業の充実に努めてまいりたいと思います。

次に、22番目でございます。

6月21日火曜日、本日でございますが、第二庁舎16階会議室において、厚木市史編さん委員会委員委嘱状交付式が行われ、6人の委員の皆様に委嘱状をお渡ししました。委員の皆様には、厚木市の歴史をまとめ、後世に伝えていく市史編さんに係る事項について、調査、審議をいただけるようお願いしてまいりました。

私からは以上でございます。

続きまして、23番目でございます。

令和4年厚木市議会第2回会議、6月定例会議について、議員の皆様から一般質問をいただいておりますので、議案と併せまして各所管の部長から御報告申し上げます。

教育総務部長。

○田中教育総務部長 それでは、教育長報告3ページの23番、令和4年厚木市議会第2回会議6月定例会議につきまして、御報告申し上げます。

1の会議期間につきましては、6月1日水曜日から6月23日木曜日までの23日間で開催しております。

恐れ入りますが、5ページをお開きいただきたいと思います。

3及び4の6月15日開催の環境教育常任委員会及び予算決算常任委員会環境教育分科会につきましては、教育総務部の所管いたします北部学校給食センターの移転に伴い、その位置を定める議案第34号 厚木市学校給食センター条例の一部を改正する条例について、環境教育常任委員会での審査及び採決が行われ、賛成全員で可決すべきものとされました。

次に、教育総務部で所管いたします予算でございます議案第40号 令和4年度厚木市一般会計補正予算(第2号)、学校教育部の所管する予算でございます議案第41号 令和4年度厚木市一般会計補正予算(第3号)につきましては、同日に開催されました予算決算常任委員会環境教育分科会において質疑があり、6月22日開催の予算決算常任委員会で審査される予定でございます。

続いて、3ページにお戻りいただきたいと思います。

2の一般質問につきましては、21人の議員から質問があり、うち、教育委員会関係は11人から質問がありました。

それでは、教育総務部の所管に係る一般質問につきまして、御報告申し上げます。

教育総務部には、池田博英議員から、GIGAスクールについて、2点の質問がございました。(1)イ(ウ)は、「貧困の連鎖」を断ち切る学習支援はとの質問でございましたが、教育長から、現在、全ての児童・生徒が学校において1人1台のGIGAスクール端末を活用することができる環境を整えるとともに、御家庭においても無料で利用することができる学習教材を導入している。また、端末の自宅への持ち帰りに備え、インターネットの利用環境がない御家庭に対しても貸出しができるモバイルWi-Fiルーターを整備している。今後も、経済状況にかかわらず、児童・生徒の学習機会を等しく保障する教育環境の整備に努めていく旨の答弁をいたしました。

次に、(エ)は、教職員の事務負担軽減はとの質問でございましたが、教育長から、GIGAスクール構想については、1人1台の端末整備とともに、校務支援システムを含めたICTの活用により、事務負担の軽減につながっているものと認識している。今後も、教職員が効率的に校務を行うことにより、授業の準備や児童・生徒と向き合う時間を増やすことができるように支援していく旨の答弁をいたしました。

教育総務部の所管につきましては以上でございます。

○佐後教育長 学校教育部長。

○八木学校教育部長 続きまして、学校教育部の所管に係る一般質問につきまして、御報告申し上げます。

学校教育部には、池田博英議員、望月真実議員、田口孝男議員、寺岡まゆみ議員、新井啓司議員、田上祥子議員、山崎由枝議員の7人から20項目について質問がございました。

恐れ入りますが、教育長報告の3ページにお戻りいただき、一般質問の最初の白丸を御覧ください。

まず、池田博英議員からは、学校図書館を活用した児童・生徒の学びの支援について2点の質問と、GIGAスクールについて2点の質問がございました。(1)ア(ア)及び(イ)は、学校図書館の活用状況は、また、情報共有の仕組みづくりはとの二つの質問でございましたが、教育長から、学校図書館は、児童・生徒が自発的、主体的な学習活動や読書活動を充実させる場であり、各教科等における調べ学習や国語科の授業のほか、司書教諭や学校司書により、日常的に読書に親しめる環境が整えられるなど、様々な教育活動において活用されていること、また、教育委員会においては、図書館教育推進部会や学校司書研修会を通して、各学校の取組や全国の学校図書館の活用例を紹介するなど、情報共有を図っている旨の答弁をいたしました。

また、(1)イ(ア)及び(イ)は、タブレットの活用状況は、また、情報共有によるきめ細かな指導状況はとの二つの質問でございましたが、教育長から、小・中学校においては、GIGAスクール端末のインターネットを利用した調べ学習や資料づくり、海外の学校とのオンラインによる交流事業など、様々な場面で活用していること、また、研究モデル校等における具体的な実践例を共有し、きめ細かな指導にいかしている旨の答弁をいたしました。

次に、望月真実議員からは、校則についてと学びについて、それぞれ1点ずつ、合計2点の質問がございました。(1)ア(ア)は、市立小・中学校における見直し状況を把握しているか、また校則に対する教育委員会の見解はとの質問でございましたが、教育長から、市立小・中学校においては、児童・生徒が安心・安全に学校生活を送ることができるよう、服装や持ち物、行動などについて決まりを設けており、学校生活の決まりについては、多様性に配慮した制服を取り入れるなど、時代の進展や地域の状況、児童・生徒の実態などに応じた適切な見直しが図られている旨の答弁をいたしました。

また二つ目、(1)イ(ア)は、学びの多様化について、見解は、また、学校内での工夫や取組はとの質問でございましたが、教育長から、子供たちの学びについては、学校の内外において、その場所や形態、方法などが多様化してきていることは認識しており、市立小・中学校においては、児童・生徒が個に応じた学習に取り組めるよう学びの場や内容の調整、ICT機器の活用など、柔軟に対応していること、また、今後も子供たちが多様な形で学ぶことができるよう、学びの更なる充実に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

次に、一番下の白丸になりますが、田口孝男議員からは、中学校における休日の運動部活動の地域移行について、1点の質問がございました。(1)ア(ア)は、現状と課題はとの質問でございましたが、教育長から、現在、休日部活動の在り方については、関係者の方々と意見交換を進めており、地域移行については、学校、地域、保護者の理解を深めることや受入組織及び体制、活動場所となる施設等の環境の構築が課題であると認識していること、また、今後は保護者や関係団体等からの意見を参考にするとともに、国の動向を注視し、持続可能な運営体制の整備に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

次に、1枚おめくりいただき、4ページの一つ目の白丸になります。

寺岡まゆみ議員からは、コロナ禍が子供の生活や健康に与える影響についてと総合的な学習の時間について、それぞれ1点ずつ、合計2点の質問がございました。(1)ア(ア)は、現状の把握と対応はとの質問でございましたが、教育長から、コロナ禍において、マスクの着用や感染リスクの高い活動の制限により、児童・生徒は生活全般にわたり不安やストレスを内面に抱えていると考えられることから、教育委員会においては、児童・生徒の健康面及び心理面での影響を把握するために、心身の様子や出欠席等の状況を注視し、必要に応じてスクールカウンセラーによる相談を実施するなど、心のケアに努めてきており、今後も児童・生徒が相談しやすい環境をつくるとともに、小さな変化やSOSのサインを見逃さない体制を構築し、きめ細かな支援に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

また、二つ目、(1)イ(ア)は、目的と取組内容はとの質問でございましたが、教育長から、総合的な学習の時間においては、探究的な見方、考え方を働かせ、教科の枠を超えた、横断的、総合的な学習を通して課題を解決し、自らの生き方を考えていくための資質、能力を育成しており、取組内容については地域や学校の特色をいかして、まち探検から地域の良さを発見していくことや、子供たちの興味関心に基づき、国際理解について考え、発表し合うなど、各学校の教育課程に基づいた組織的かつ計画的な取組が実施されている旨の答弁をいたしました。

次に、新井啓司議員からは、コロナ禍における児童・生徒の学校生活について、学校での集金方法について、また、通学路の更なる安全確保対策について、それぞれ1点ずつ、合計3点の質問がございました。(1)ア(ア)は、児童・生徒の日常と心の変化はとの質問でございましたが、教育長から、長期化するコロナ禍において、児童・生徒は感染防止対策による様々な制約の中で、不安やストレスを抱えながら学校生活を送っていることから、子供たちの心情に寄り添いながら、楽しさを感じ、充実感を得られる学校生活を送ることができるよう支援に努めていく旨の答弁をいたしました。

また、二つ目、(1)イ(ア)は、学校現場の現金取扱いの現状と事故防止対策はとの質問でございましたが、教育長から、小・中学校においては教材費等の徴収について、現金で集金している学校と口座振替によるシステムを利用している学校があり、各種交付金等については、マニュアルを作成し、適切な管理体制の下で取り扱うとともに、チェック体制の充実を図るなど、事故防止に努めている旨の答弁をいたしました。

そして、三つ目、(1)ウ(ア)は、学校現場等からの通学路改善要望の状況はとの質問でございましたが、教育長から、本市では今年度、交通死亡事故ゼロを市政運営の最重要事項に位置付け、交通安全指導の強化及び通学路安全対策に取り組んでいるところであり、通学路の安全対策については、小・中学校から定期的に要望書を提出していただき、通学路の安全対策協議会による合同点検等において、改善につなげていること、また、今後も子供たちの命を守るために、関係機関と連携しながら、更なる安全性向上を図り、安心・安全に登下校できるよう努めていく旨の答弁をいたしました。

次に、田上祥子議員からは、児童・生徒の学力向上と体力向上への取組について4点の質問と、中学校運動部活動について3点の質問がございました。(1)ア(ア)及び(イ)は、令和3年度全国学力・学習状況調査及び体力・運動能力調査結果から分かる本市の児童・生徒の課題は何か、また、学力と体力・運動能力の関係について教育委員会の見解はとの質問でございましたが、教育長から、令和3年度の全国学力・学習状況調査における平均正答率及び全国体力・運動能力、運動習慣等調査における体力合計点については、本市の児童・生徒は全国と比較してほぼ同等と捉えており、学力と体力・運動能力の関係については、双方をバランスよく育むことが大切であると考えている旨の答弁をいたしました。

また、三つ目、(1)ア(ウ)は、学力向上プロジェクトの成果と課題は何かとの質問でございましたが、教育長から、市立小・中学校においては、学力向上プロジェクトを通して、児童・生徒が自ら学習に取り組む主体性が育まれており、今後も児童・生徒の学力向上に向け、より効果的、効率的にプロジェクトが推進できるよう、各学校の取組を支援していく旨の答弁をいたしました。

そして四つ目、(1)ア(エ)は、小学校への体育専任の非常勤講師の配置を考えてはどうかとの質問でございましたが、教育長から、小学校においては、専科教員や学級担任間の授業交換等により、一部の学年や教科で専門性を持った教員による教科指導が行われおり、今後は、県からの教員の配当数や小学校の実情に応じて、体育を含めた教科の専門性を持つ教諭の配置について考えていく旨の答弁をいたしました。

次に、(1)イ(ア)、(イ)及び(ウ)は、教員の負担軽減はできているか、生徒のための支援はできているか、そして、部活動指導者の人材確保の取組はできているかとの三つの質問でございましたが、教育長から、教育委員会においては、部活動の適切な休養日や活動時間の設定等について、ガイドラインを示すとともに、部活動指導協力者や部活動指導員を市立中学校に配置することで、教員の負担軽減や生徒のための部活動の充実を図っていること、また、公募を行い、地域の人材を活用することで、部活動指導者の確保に努めていること、そして、今後も部活動が有意義な活動となるよう、運動部活動の環境整備に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

次に、山崎由枝議員からは、保護者の負担軽減について1点の質問がございました。(1)ア(ア)は、学用品、制服及び修学旅行のキャンセル料等の支援に取り組む考えはとの質問でございましたが、教育長から、教育委員会では、市立小・中学校の各教科や学級活動で使用する消耗品等については、保護者の経済的負担を軽減することを目的に、費用の一部を公費で負担しており、中学校制服については、各学校が華美で高価なものにならないよう配慮するとともに、PTAが制服リユースの取組を行っていること、また、修学旅行のキャンセル料等については、旅行会社のキャンセル費用保険等に加入するなど、各学校において対応している旨の答弁をいたしました。

学校教育部の所管につきましては以上でございます。

○佐後教育長 社会教育部長。

○長沼社会教育部長 続きまして、社会教育部関連の一般質問につきまして、御報告申し上げます。

社会教育部には、望月真実議員、川口仁議員、難波達哉議員、瀧口慎太郎議員、名切文梨議員の5人から5項目について質問がございました。

3ページを御覧ください。

中ほどより少し下ですが、望月真実議員から、(1)ウ、厚木市立小中学校PTA連絡協議会について、(ア)コロナ禍における活動状況は、また、課題は何かとの質問がございました。教育長から、コロナ禍における本協議会の活動につきましては、様々な制約がある中で、関係者の皆様がオンラインを活用するなど、工夫を凝らし事業等を実施されているところであり、今後につきましても、PTAは子供の健やかな成長を図ることを目的とした社会教育関係団体であることを踏まえ、本協議会との連携、協働を進めていく旨の答弁をいたしました。

次に、その下でございます。川口仁議員から、(1)ア、スポーツ推進について、(ア)あつぎスポーツ王国の実現への取組はとの質問がございました。教育長から、本市は第2次厚木市スポーツ推進計画の基本理念に「スポーツで心がふれあう都市(まち)あつぎ~スポーツ王国を目指して~」を掲げ、スポーツ活動の機会の提供等に努めており、今後につきましても、市民の皆様がいつでも、どこでも誰でも、いつまでもスポーツに親しむことができるよう、スポーツ施策を推進していく旨の答弁をいたしました。

次に、おめくりいただいて4ページを御覧ください。

下から2番目ですが、難波達哉議員から、(1)ア、中町第2-2地区周辺整備事業について、(ア)市庁舎を始め、図書館・(仮称)未来館等の複合施設整備の進捗状況はとの質問がございました。こちらにつきましては、市長部局にも及ぶ内容でございますので、小林市長から、市庁舎等を含む複合施設については、令和2年1月に整備の基本的な考え方をまとめた複合施設等整備基本計画に基づき事業を推進していること、現在、ワークショップや意見交換会を開催し、市民の皆様から御意見を伺いながら複合施設の基本設計業務において検討を進めていること、基本設計業務の完了後は、実施設計、施工業務の発注に向け、あらゆる世代の皆様の居場所となり、誇りと愛着を感じられる複合施設となるよう取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

次に、その下でございます。

瀧口慎太郎議員から、(1)ア、市民の活動場所について、(ア)民有地を借地した老人憩の家、スポーツ広場及び青少年広場の現状と課題はとの質問がございました。こちらにつきましても、市長部局にも及ぶ内容でございますので、小林市長から、本市では市民の皆様の健康増進や相互交流の促進を図るため、老人憩の家、スポーツ広場及び青少年広場を設置しており、設置に当たっては、市が所有する土地のほか、個人や法人等から無償で土地を借用する契約を締結していること、今後についても、地権者の方々の御理解をいただきながら、市民の皆様が活動する場の確保に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。

次に、5ページの一番上になります。

名切文梨議員から、(1)健康・長寿社会の実現について、ア、全国健康福祉祭(ねんりんピック)神奈川・横浜・川崎・相模原大会開催に向けて、(ア)見解と取組状況はとの質問がございました。教育長から、本大会は高齢者を中心とする多くの皆様にスポーツや文化種目の交流大会を始め、健康や福祉に関する多彩なイベントを楽しんでいただける大会であり、本市では11月12日から15日までの間、荻野運動公園において、ラグビーフットボール大会と健康マージャン交流大会を実施すること、本大会の開催に向けて実行委員会を立ち上げ、準備を進めているところであり、健康増進への機運を高めるとともに、全国から訪れる方々をおもてなしする旨の答弁をいたしました。

以上でございます。

○佐後教育長 本日の日程のうち、議案第29号及び報告事項2については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

○佐後教育長 御異議ありませんので非公開とし、日程の最後において審議等を行うことといたします。

審議事項に入ります。

日程1 議案第28号 厚木市図書館協議会委員の委嘱についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

中央図書館長。

○佐藤中央図書館長 議案第28号 厚木市図書館協議会委員の委嘱について、提案理由を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市図書館協議会委員の任期が、本年6月30日をもって満了することに伴い、厚木市立図書館条例第3条第3項の規定により新たに委員を委嘱するものでございます。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。

委員につきましては、公募による市民の方が2人、学識経験者1人、学校教育の関係者1人、社会教育の関係者1人、家庭教育の向上に資する活動を行う者1人の合計6人でございます。新任の方が4人、再任の方が2人でございます。

任期につきましては、令和4年7月1日から令和6年6月30日までの2年間でございます。

以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第28号を可決いたします。

報告事項に入ります。

報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。

学務課長。

○金子学務課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告について、令和4年度教育予算補正につきまして、資料1により御報告申し上げます。

本件につきましては、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、別紙のとおり臨時に代理しましたので、第6条の規定により報告するものでございます。

恐れ入りますが、資料を1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。臨時代理の理由でございますが、令和4年度教育予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等の関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理したものでございます。

1枚おめくりいただきまして、1ページの令和4年度教育予算補正を御覧ください。

1の総括の歳入につきましては、増減はございません。歳出になりますが、学校教育部に関する事業費を5,180万3,000円増額し、補正後の教育予算歳出金額を105億5,365万7,000円としたものでございます。

次に、2ページの2、歳出でございます。学校教育部学務課の教育費、小学校費、教育振興費、右側になりますが、保護者負担軽減事業費の小学校教材費等負担軽減事業費として3,343万円、中学校費、教育振興費、同じく右側の保護者負担軽減事業費の中学校教材費等負担軽減事業費として1,837万3,000円計上したものでございます。

これにつきましては、全ての市民の皆様がコロナ禍における物価高騰を受けている中で、保護者の収入に関係なく、子育て家庭を支援するため、児童・生徒の学習に必要な経費の一部を公費で負担することにより、保護者の負担軽減を図るもので、児童・生徒1人当たり一律3,000円の給付といたしまして、小・中学校合わせて合計5,180万3,000円の補正予算を計上したものでございます。

以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

宮崎委員。

○宮崎委員 内訳は一律3,000円ということで、需用費がメインだと思うのですが、負担金、補助及び交付金について、小学校より中学校が多い理由が分からないのですが、教えていただけますか。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 負担金及び交付金につきましては、市立の小・中学校以外の私立の小・中学校に通う児童・生徒分でございまして、こちらにつきましては、現金で交付することになることから、交付金という形を取らせていただきまして、3,000円を口座等に振り込むという形式ですので、こちらの方が増額になっております。人数的に中学校に通っているお子さんの方が多いということで、中学校の方が多いということになっております。

○佐後教育長 宮崎委員

○宮崎委員 児童・生徒数に一律に3,000円ずつですよね。そうなると、当然小学校の対象者の方が多いと思うのですが、中学校の方が多いというのはどういう意味なのでしょうか。

○佐後教育長 学務課長。

○金子学務課長 失礼しました。

私立の小・中学校に通っている児童・生徒には、現金でお支払いたしますが、人数的に小学生よりも中学生の方が多いということで、中学校の金額の方が多いという状況になっております。

○宮崎委員 分かりました。ありがとうございます。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

ほかにございますか。

それでは、ほかになければ報告事項1を終わります。

次に、報告事項3 令和4年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項3 令和4年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。

資料3を御覧ください。

本件につきましては、厚木市教育委員会表彰要綱に基づき、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。

1の令和4年度厚木市教育委員会表彰(随時表彰)被表彰者数でございますが、個人29人、団体9団体、2の令和4年度厚木市教育委員会感謝状贈呈被贈呈者数でございますが、個人1人、団体1団体、3の令和4年度厚木市教育長感謝状贈呈被贈呈者数でございますが、団体5団体でございます。

1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。

こちらは令和4年度厚木市教育委員会表彰(随時表彰)被表彰者になりますが、まず、個人の部でございます。

1番の第28回ヨネックス埼玉オープンジュニアバドミントン大会4年以下男子シングルスにおきまして、第1位となりました上野央裕様を始めといたしまして、恐れ入ります2ページをお開きいただきたいと思いますが、一番下、29番の吉田莉子様まで、各種スポーツやコンクールの分野において優秀な成績を修められた29人の方々を表彰するものでございます。

次に、3ページを御覧ください。

団体の部でございます。こちらは、第47回日本少年野球春季神奈川県支部大会におきまして、優勝いたしました相模ボーイズ様を始めといたしまして、9番の神奈川県立厚木高等学校ダンスドリル部IMPISH様までを表彰するものでございます。

次に、4ページをお開きください。

こちらは教育委員会感謝状でございます。1番の長年にわたり鳶尾小学校児童の登下校時の交通安全指導、見守り活動及び校地の除草等を行い、教育活動及び教育環境の整備に貢献されました川瀬茂様と、2番の「読売中高生新聞」及び「読売こども新聞」を市立小・中学校に寄附いただきました読売センター厚木南部様に感謝状を贈呈するものでございます。

続きまして、その下の厚木市教育長感謝状でございます。1番の月刊誌「ニューモラル」を市立小・中学校に寄附いただきました厚木モラロジー事務所様を始めとして、5番の読売センター厚木山際様まで教育文化の振興に貢献があった5団体に教育長感謝状を贈呈するものでございます。

なお、表彰式につきましては、7月5日火曜日、午後4時から、市役所第二庁舎で開催する予定でございます。

以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

森委員。

○森委員 質問ですが、今の4ページです。教育委員会感謝状の2番と教育長感謝状の3、4、5番は、贈呈事由が同じなのですが、教育委員会からの感謝状と教育長からの感謝状ということで、どういう違いがあるのか教えていただけますか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 教育委員会の感謝状と教育長の感謝状ということでございますが、こちらは贈呈基準の中で、金額で一定の基準を設けて分けております。読売センター厚木南部様につきましては、この「読売中高生新聞」と「読売こども新聞」を合計いたしまして、約30万円以上となっております。その下の厚木中央、厚木鳶尾、厚木山際様につきましては30万円以下となっておりまして、30万円以上50万円未満が教育委員会感謝状、10万円以上30万円未満が教育長感謝状ということで分けております。よろしくお願いいたします。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

○森委員 ありがとうございます。

○佐後教育長 ほかにございますでしょうか。

ほかになければ、報告事項3を終わります。

次に、報告事項4 児童・生徒及び学級数将来推計について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○柴田教育総務課長 報告事項4 児童・生徒及び学級数将来推計につきまして、御報告申し上げます。

資料4を御覧ください。

まず、1の目的でございます。教育行政に係る中・長期的な事業計画の立案等に際しての基礎資料とするため、市立小・中学校における令和5年度から令和13年度までの児童・生徒及び学級数を推計するものでございます。

2の児童・生徒数の動向についてになりますが、まず、(1)の児童数につきましては、昭和57年度の1万9,392人をピークとして、平成13年度まで減少が続き、平成14年度からは微増に転じていましたが、平成21年度から再び減少の傾向となりまして、令和4年度は1万855人と、昭和57年度以降最少となっております。推計では、今後も引き続き減少しまして、令和13年度には8,342人となることが見込まれております。下の表でございますが、児童数について、令和4年度と令和13年度を比較いたしまして、減少の割合が大きい学校、上位5校を掲載しております。

次に、その下、(2)の生徒数でございますが、生徒数については、昭和62年度の1万334人をピークとして、平成16年度まで減少が続き、平成17年度からは一旦微増に転じていましたけれども、平成25年度から再び減少となっております。令和元年度は5,673人と昭和62年度以降最少となっております。令和4年度は5,677人となりまして、今年度以降も減少が続き、令和13年度には4,452人となることが見込まれております。下の表では、児童数と同じく、令和4年度と令和13年度の生徒数を比較しまして、減少の割合が大きい学校を掲載しております。

2ページをお開きください。

3の学級数の動向についてでございます。

(1)の通常学級数についてになりますが、学級数については、小学校は昭和58年度の507学級、中学校は昭和62年度の252学級をピークとし、以後増加している期間もあるものの、おおむね減少の傾向が続いております。令和4年度は小学校351学級、中学校158学級となりまして、小学校はピーク以後としては最少、中学校は平成16年度と並んでピーク以後最少となっております。推計では今後も減少が続きまして、令和13年度には小学校285学級、中学校126学級となることが見込まれております。次のアにつきましては、小学校の令和4年度と令和13年度を比較した学級数の増減になりまして、その下、イにつきましては、中学校における同じ比較の表となっております。

(2)の特別支援学級数についてになりますが、学級数についてはほぼ一貫して増加が続く推計となっております。令和4年度は小学校105学級、中学校52学級となり、小・中学校合計では157学級で、これまでで最も多い学級数となっております。推計では、令和5年度からゆるやかには減少する見込みでございまして、令和13年度には小学校73学級、中学校39学級となることが見込まれております。

次の3ページ以降につきましては、別紙としまして、児童・生徒及び学級数の算出方法と、最後のA3の2枚の資料につきましては、児童数・生徒数将来推計の市全体と学校別の推計値になっております。

報告につきましては以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。

杉山委員。

○杉山教育長職務代理者 感想ですが、このように数字で見させていただくと、やはりびっくりするというのが正直なところです。今、学校の適正規模の件ですとか、耐震等の関係で校舎の建て替えの議論もありますが、本当にこの数字を見ると切実感を持って、びくびくしてしまうというのが、感想です。

今、自分の頭の中では、子供の数が減るということについて、どんな影響が出てくるかということについては、断片的なものしか分からないので、気が付かないところでいろいろな影響が出てくると思うのですが、教育委員会に関わるものでも、今後、多岐にわたって考えていかなければならないものが増えてくるだろうということから、いろいろな情報を素早くキャッチして、将来的な面でどういう影響が出てくるのかをよく考えていただいて施策につなげていただければと思っています。

特にこの3年間、コロナの影響がこの将来推計の中にも反映されているのだろうと思うのですが、多分、今後どうなるのか読み切れていない部分も出てくると思うので、特にその辺のところも考えながら施策を打っていただければと思います。

以上です。

○佐後教育長 ほかにございますでしょうか。

森委員。

○森委員 私も感想になりますけれども、中学校で学級も生徒もそれほど減らない学校が6校もあるということで、少し驚いています。例えば、南毛利、東名、依知、睦合東、林、相川がそれほど変わらない、多少は減ると思いますけれど、これだけあるのだなということで、私は逆に少し希望を持って、これからの厚木市のまちづくりの参考にもなりますし、ほかの地区でも、そういったところを参考にしながら、子供の減少に何らかの手立てができたらいいなと、こんなにたくさんの学校がそれほど減らないということは少し意外でした。

○佐後教育長 ほかにございますでしょうか。

山本委員。

○山本委員 教えていただきたいのですが、2ページのところ、真ん中の少し下のイ、中学校の表を見ますと、厚木中学校が令和13年度には4学級減少しています。これが私には結構ショックで、街なかでもこういう現象がいよいよ現れ始めるということは、教育から離れてしまうかもしれませんけれども、市の人口、それから市の財政、そういったものについても、きっと影響を受け始めてしまうことが将来的にあるだろうと予想してしまうのですが、この厚木中学校が減ってしまうということは、関連して、厚木小学校や厚木第二小学校なども将来的には減っていくという、そういう予想もどことなくしているのかというのを、分かる範囲で結構ですので教えていただけますでしょうか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 ありがとうございます。

6ページのA3の表、最後に付いている資料を御覧いただきたいと思います。今、山本委員から御指摘いただきましたとおり、下の段の厚木中学校、小さくて申し訳ありませんが、令和4年度の実数が828人となっております。ずっと右に目を向けていただいて、令和13年度、こちらが708人となっております。御指摘いただきましたとおり、厚木中学校の学区としましては、厚木小学校と厚木第二小学校になっておりますが、それではということで、上に目を向けていただきますと、厚木小学校が904人から730人ということで、170人ほど減っております。ただし、真ん中の厚木第二小学校は、857人から856人と、ほとんどは変わりがない部分でございます。第二小につきましては、商業施設跡地の4棟のマンションが少し影響しているのかなと思っております。ただ、厚木小学校につきましても、推計としては減少しておりますが、大きいファミリー型のマンションなどが街なかに建設されますと、そこでまた増えてくるのかなと思います。今回、厚木中学校が減っているという推計上の話につきましては、厚木小学校の部分が減っているということで、それが影響しているということになります。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

○山本委員 はい。

○佐後教育長 ほかにございますか。

宮崎委員。

○宮崎委員 前回も話をしたと思いますが、私が特に注目しているのは特別支援学級の子供たちの数と学級数なのです。3ページの算出の考え方は、そのまま進級するという単純な算出方法なのですが、年々、特別支援が必要な子供たちが増えている中で、教育支援委員会の措置替えなどを見ていただくと実態が分かると思うのですが、別の算出方法というか、別の係数を当てはめて、この特別支援学級の人数を想定していった方がいいのではないかと思います。

例えば、最後の6ページの表について、これは令和4年度が基準ですけれども、令和元年度が基準の表があったと思うのです。その時に、今の令和4年度、5年度、あるいは6年度が果たしてこの数字なのか。今の令和4年度の実態について、5年前はそういう推計になっていたのか、その辺も含めて、実態に合わせて、教育支援に措置替えが行われる数とか、そういう係数も必要なのではないか。

結論を言うと、令和13年度に、この特学の学級数、単純に学級数で当てはめて、施設、教室が空きますとか、空いてきますということにはならないのではないかという危惧をしています。

○佐後教育長 教育総務課長。

○柴田教育総務課長 ありがとうございます。

少し御紹介させてください。特別支援学級の子供たちの算出の考え方、今、お話いただいたとおり、進級、学年が上がる子につきましては、そのまま上がるということで算定しております。ただ、新1年生につきましては、現在、算出の方法といたしまして、その地域、その学区にいる年齢の子たちに対して、今、厚木市内にどれだけ特別支援学級に通っている子がいるかということを係数として掛けまして、算出しているという状況でございます。ですので、小学校であれば、2年生から6年生までの算出の方法と新1年生のそれとは違っているということでございます。

確かに、年々、特別支援学級が増えている状況はございます。今、御指摘いただいたとおり、この令和13年度のそれぞれ73学級と39学級という数には必ずしもならないかもしれませんが、特別支援学級につきましては、その教室の当てはめなどにつきまして、状況的に前年度には分かりますので、それにつきましては、適宜、配置をしていきたいと思います。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

ほかにございますか。

それでは、ほかになければ、報告事項4を終わります。

それでは、ここで暫時休憩といたします。

再開後は、会議を非公開としますので、関係者以外の方は御退席ください。

お疲れ様でした。

暫時休憩18時59分

再開時刻19時00分

  議案第29号  厚木市久保奨学金(令和4年度学校教育活動応援奨学金)の支給決定について
  (資料に基づき説明し、可決された。)
  報告事項2  事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について)
  (資料に基づき報告し、了承された。)

以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。

これをもちまして、令和4年厚木市教育委員会6月定例会を閉会いたします。

お疲れ様でした。

閉会時刻19時11分

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