平成24年厚木市教育委員会3月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成24年3月27日火曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 利根川 勇
委員長職務代理者 難波 有三  
委員 山本 玲子
委員 新川 勉
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、今井社会教育担当部長、杉山学校教育部長、
串田教育総務部次長、山田社会教育担当次長、内山公民館担当次長、
大木学校教育部次長、長谷川教育総務課長、志賀保健給食課長、
笹生スポーツ課長、宮崎学校教育課長、小林教職員課長、西川教育研究所長、
木村青少年教育相談センター所長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第15号 厚木市市民参加条例施行規則について
日程2 議案第16号 厚木市体育指導委員規則の一部を改正する規則について
日程3 議案第17号 厚木市教育委員会職員の職の設置に関する規則の一部を改正する規則について
日程4 議案第18号 厚木市教育委員会職務権限規程の一部を改正する規程について
日程5 議案第19号 厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 事務の臨時代理の報告について
  • (3) 事務の臨時代理の報告について
  • (4) 厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱について
  • (5) 平成24年度厚木市立小・中学校学校医等について
  • (6) 学校給食用食材の放射性物質の検査について
  • (7) 平成24年度教職員の研修方針について
  • (8) 平成24年度日光修学旅行の実施に係る対応について
  • (9) 厚木市青少年心理相談員の委嘱について

会議の経過は、次のとおりです
開会時刻14時00分

  • 利根川委員長 定刻になりました。現在の出席委員は5名で定足数に達しております。
     ただいまから、平成24年厚木市教育委員会3月定例会を開会します。
     厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、難波委員を指名させていただきます。
     初めに教育長報告をお願いします。
  • 平井教育長 それでは、平成24年2月16日に開催されました、2月定例会以後の主な行事につきまして、お手元の資料に基づきまして、御報告申し上げます。
     まず、お手元の資料の1番目でございます。2月17日、金曜日、玉川小学校の校庭におきまして、せんみ凧揚げ大会が開催されました。
     こちらは山本委員が、玉川小学校の校長として在任中から続いている行事でございます。
     公民館と学校が、一緒に開催している行事でございまして、せんみ凧を子どもたちが卒業の記念品として、数箇月かけて作成いたします。そして、完成したせんみ凧で、凧揚げ大会を行う行事でございます。子どもたちは歓声を上げながら、校庭を走り回り、凧揚げを楽しんでおりました。
     続きまして、8番目でございます。3月9日、金曜日、市内の13中学校で卒業式がございました。委員の皆様にも御出席いただきまして、誠にありがとうございました。
     その中で、私は睦合中学校の卒業式に出席いたしました。3月11日を間近に控えた卒業式ということで、子どもたちの話の中にも東日本大震災の話が出ており、自分たちも一生懸命頑張っていこうという話をしておりました。
     続きまして、10番目でございます。3月10日、土曜日、第39回厚木市スポーツ人のつどいが開催されました。
     この1年間、スポーツ団体、加盟団体の皆様方の大変な御尽力で、スポーツ競技が振興していることを改めて感謝申し上げた次第でございます。
     続きまして、16番目でございます。3月12日、月曜日、厚木市教育委員会随時表彰が開催されました。
     個人で33人、団体で12団体、教育委員会の感謝状が1団体、教育長の感謝状が3団体ございまして、皆様に賞状をお渡しいたしました。
     続きまして、24番目でございます。3月22日、木曜日、厚木市中学校選択制見直し検討委員会から報告書を受理いたしました。
     神崎委員長から、厚木市の中学校選択制について、生徒の皆さんのためにどのような改善をしたら良いか、そういう報告書を受け取った次第でございます。
     続きまして、平成24年厚木市議会2月定例会が24日間の会期で行われました。詳しくは、それぞれ所管の部長から、御報告させていただきます。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 松本教育総務部長 それでは、平成24年厚木市議会2月定例会につきまして、概要を御報告申し上げます。
     本議会は、2月22日から3月16日までの会期24日間で開催されました。概要につきまして、各所管部から報告させていただきます。
     まず、教育総務部でございますが、提出議案は、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)及び平成24年度厚木市一般会計予算の2件でございます。
     一般質問につきましては、寺岡まゆみ議員、名切文梨議員、瀧口慎太郎議員の3人の議員の方から3項目について質問がございました。まず、寺岡議員から教育行政について、小・中学校普通教室冷暖房設備設置事業について、調査結果と今後の進め方はとの質問がありました。
     教育長から、本年度、事業手法やエネルギー方式について、メリット・デメリットの調査を実施し、この調査結果を踏まえ、様々な視点から検討を進め、具体的な整備方針を決定していく旨の答弁をいたしました。
     次に、名切議員から、子育て施策について、放射能汚染対策について、保育所、小学校、中学校、市として取り組んでいることは何かとの質問があり、一括して市長から、空間放射線量を市内22カ所で定期的に測定しているほか、簡易測定器の貸出しや検査機器を購入し、給食用食材の検査を実施するとともに、プールについても検査を拡充するほか、市民の皆様が安心できるよう、リーフレット等で測定結果を定期的にお知らせしていく旨の答弁をいたしました。
     次に瀧口議員から、市政一般について、安心安全なまちづくりについて、児童・生徒の通学路の安全性は確保されているかとの質問がございました。
     教育長から、地域の見守り活動の方々の御協力をいただくほか、特に注意を要する箇所については、学童通学誘導員を配置するなど、児童・生徒が安心して通学できるよう努めている旨の答弁をいたしました。
     常任委員会につきましては、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)、平成24年度厚木市一般会計予算についてが、環境教育常任委員会で審査され、原案のとおり可決すべきものと決せられ、3月16日の本会議において可決されました。
     教育総務部、私の所管につきましては、以上でございます。
  • 今井社会教育担当部長 引き続きまして、教育総務部社会教育担当の所管部分につきまして、御報告を申し上げます。
     提出議案につきましては、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)、受益者負担見直しに関する基本方針に基づき公の施設に係る使用料を見直すための厚木市営体育施設条例等の一部を改正する条例、厚木市立図書館条例の一部を改正する条例、平成24年度厚木市一般会計予算及び平成24年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算の計5件で、一般質問につきましては、石井芳隆議員から1項目で質問がございました。
     まず、石井芳隆議員の御質問でございますけれども、まず、教育行政について、歴史文化・スポーツの推進について、歴史文化を展示公開する施設を建設する考えはあるかとの質問がございました。
     教育長から、現在、郷土資料館において、歴史文化に関する所蔵資料等を展示公開しているが、今後一層の促進を図るため、(仮称)収蔵資料館建設事業を、あつぎ元気プラン第2期実施計画に位置付け、新たな郷土文化の情報発信拠点として建設を目指していく。平成24年度においては、中央青年の家跡地について、計画策定のための測量調査を実施する旨の答弁をいたしました。
     次に、一市民一スポーツ運動をどう展開していくかとの御質問がございました。
     教育長から、市民誰もが、いつでも、どこでも、主体的にスポーツを実践できるよう、各種事業に取り組んでいる。最新の市民意識調査では、スポーツをしている方が徐々に増加し、5割を超えている状況である。今後もより一層スポーツ環境の整備に取り組み、スポーツに参加する楽しさや喜びを感じていただけるよう努めていく旨の答弁をいたしました。
     環境教育常任委員会につきましては、3月7日に審査が行われ、採決の結果、いずれも可決すべきものと決せられ、3月16日開催の本会議におきまして採決が行われ、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)、受益者負担見直しに関する基本方針に基づき公の施設に係る使用料を見直すための厚木市営体育施設条例等の一部を改正する条例、平成24年度厚木市一般会計予算の3議案が賛成多数で、厚木市立図書館条例の一部を改正する条例、平成24年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算の2議案が、賛成全員でそれぞれ可決成立いたしました。
     以上でございます。
  • 杉山学校教育部長 続きまして、学校教育部でございます。提出議案につきましては、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)及び平成24年度厚木市一般会計予算がございました。
     一般質問につきましては、徳間和男議員、奈良握議員、栗山加代子議員、松前進議員、沼田幸一議員、難波達哉議員、内川由喜子議員、寺岡まゆみ議員、名切文梨議員の9人の議員から19項目の質問がございました。
     まず、平成24年度から全面実施となる、中学校の新学習指導要領における、武道の必修化に関わりまして、徳間和男議員から中学校の体育授業について、柔道の安全性について、安全性の確認はできているのか、また、奈良握議員から教育委員会のアピールについて、自治基本条例に基づく新たな展開について、中学校授業の武道必修化への備えはどのように進められたか、そして、沼田幸一議員から、教育行政について、新年度からの学校教育の変化について、武道教育の安全性をより重視すべきと考えるがどうかとの一般質問がございました。
     教育長から、新学習指導要領の全面実施に伴い、中学校一、二年生に武道が必修化されること、市内の中学校では柔道を選択する学校が多いこと、各中学校では平成21年度から必修化に向けて、教員の指導体制を充実させるとともに、設備等の安全点検を行うなどして、準備を進めてきていること等を説明し、教育委員会としても、安全管理や指導計画作成について適切な指導・助言を行うとともに、実技講習会を実施し、生徒が安全に学習できるよう取り組んでいく旨の答弁をいたしました。
     また、放射能汚染に関係して、奈良握議員から、教育委員会のアピールについて、自治基本条例に基づく新たな展開について、小・中学校の修学旅行先の決定はどのようになされているかとの一般質問もありました。
     教育長から、修学旅行は、社会科等の学習の関連を踏まえて実施する学校行事の一つであることから、国の通達に基づき、学校の総意や教育的識見をいかしながら、前年度の反省や学校評議員等の意見を踏まえながら、校長が決定している旨の答弁をいたしました。
     栗山加代子議員から、放射能から子どもを守るための取組についてということで、1点目、文部科学省の放射線等に関する副読本について、どのように活用するのか、2点目、野外活動等における児童・生徒の安全確保について、安全基準をどう設定し、どう対処するかとの一般質問がございました。
     教育長から、1点目の放射線等に関する副読本の活用については、児童・生徒の実態や発達段階等に即し、必要に応じて活用することや、新学習指導要領に基づいて、中学校の理科において放射線についての学習をすること、2点目の野外活動等における安全基準については、厚木市の放射線量が安全基準である1時間当たり0.19マイクロシーベルトに基づいて対処していること、野外活動場所だけでなく、小学校の修学旅行先である日光市の主な観光地についても、厚木市の安全基準を下回っていることや、教育委員会として修学旅行の実施に関わる情報収集を行い、各学校に助言し、安全確保に努める旨の答弁をいたしました。
     松前進議員から、教育行政について1点目、外国籍児童・生徒への教育について、現状と課題についてどのように捉えているか、2点目、厚木市学力・学習状況調査について、実施に至った経緯は及び活用の仕方をどのように考えているかとの一般質問がありました。
     教育長から、1点目の外国籍児童・生徒への教育の現状と課題について、本年度、本市には約380人の外国籍児童・生徒が就学しており、外国籍児童・生徒が多く在籍している学校では、国際教室を開設していること、教育委員会として学校生活の適応や学習活動の支援のために、日本語指導協力者を派遣し、放課後の補習のために支援員を派遣していること等について答弁をいたしました。
     2点目の厚木市学力学習状況調査実施の経緯につきましては、国の全国学力・学習状況調査が抽出調査に変更されたことから、児童・生徒の学力や学習状況を客観的かつ継続的に把握するため、保護者代表を含めた検討委員会を設置し、検討を進めていただいたこと、その検討内容を踏まえ、平成24年度から、小学校5年生と中学校2年生を対象として実施することとした旨の答弁をいたしました。
     また、厚木市学力・学習状況調査の結果の活用につきましては、各学校で児童・生徒の学力の傾向や、個々の学習状況を把握し、今後の指導の工夫や改善にいかしていくこと、教育委員会としては、今後の教育施策に反映し、各学校の取組を支援していく旨の答弁をいたしました。
     なお、難波達哉議員からも厚木市学力・学習状況調査の内容や今後の取組について一般質問があり、教育長から松前議員と同様の答弁をいたしました。
     沼田幸一議員からは、先に述べた武道の必修化の質問とともに、教育行政について、新年度からの学校教育の変化について、防災教育をどう展開しようとしているのかと、副読本はどのように活用されているかとの一般質問もありました。
     教育長から防災教育について、東日本大震災の教訓を踏まえ、防災教育の諸課題について校長会と協議し、抜本的な見直しをしてきたこと、そうしたことを受けて防災対応マニュアルでは、災害時の引き渡しなど、実効性のある内容に改定した旨の答弁をいたしました。
     また、副読本につきましては、児童・生徒が地域の様子をより深く理解できるように、地域学習教材として副読本を作成し活用されていること、作成に当たっては、デザインや紙面構成の工夫を行い、読み物資料としても興味を持てる内容に編集している旨の答弁をいたしました。
     内川由喜子議員からは、教育行政について、スクールソーシャルワーカーについて、1点目、子どもたちの現状認識と課題は、2点目、問題を抱えた子どもたちへの支援は何か、3点目、活用に向けた今後の取組は、との一般質問がありました。
     教育長から、1点目の子どもたちの現状認識と課題について、児童・生徒の問題行動の背景には、家庭や学校等の環境の問題が複雑に絡み合っていることから、学校だけでは解決が困難なケースが増加しており、児童・生徒自身への支援とともに、置かれている環境への働きかけが重要である旨の答弁をいたしました。
     2点目の問題を抱えた子どもたちへの支援につきましては、児童・生徒が問題を抱えているケースのうち、家庭環境など社会的な要因を含むものについては、学校と保健・福祉・医療・警察などの公的機関や、民生・児童委員など地域福祉に関わる方とを結びつけるような支援方法により、環境改善に向けて支援を行っている旨の答弁をいたしました。
     3点目のスクールソーシャルワーカー活用に向けた今後の取組につきましては、県の事業であるスクールソーシャルワーカー及びスクールソーシャルワークサポーターと平成24年度から、市独自で配置する教育ネットワークコーディネーターとの連携を図る中で、問題を抱えた児童・生徒の支援を一層充実させる旨の答弁をいたしました。
     寺岡まゆみ議員からは、教育行政について、登校支援について、適応指導ルーム及び厚木市相談指導教室の成果と課題は何かとの一般質問がありました。
     教育長から、適用指導ルーム及び厚木市相談指導教室では、不登校の児童・生徒を対象として、一人一人の状態に応じた適応指導や教科指導を行っており、成果として児童・生徒のコミュニケーション能力が向上し、学習への自信を取り戻したことにより在籍校への復帰ができていることである旨の答弁をいたしました。
     名切文梨議員からは、子育て施策について、放射能汚染対策について、小学校が取り組んでいることは何か、中学校が取り組んでいることは何かとの一般質問がございました。
     市長の答弁につきましては、先ほど松本教育総務部長の説明のとおりでございます。
     なお、環境教育常任委員会の付託事項につきましては、平成23年度厚木市一般会計補正予算(第10号)及び平成24年度厚木市一般会計予算について審査され、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決せられております。
     また、陳情第2号 厚木愛甲地区に特別支援学校分教室の設置を求める意見書を神奈川県に提出することを求める陳情につきましては、内容が審査され、採択の結果、本会議で採択されております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     それでは、本日の日程のうち報告事項1及び3 事務の臨時代理の報告について、報告事項4 厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱については、人事に関する情報が含まれる報告であり、報告事項2 事務の臨時代理の報告については、児童・生徒個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 御異議ありませんので、報告事項1、2、3、4につきましては非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
     なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら、退出いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきください。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1 議案第15号 厚木市市民参加条例施行規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 長谷川教育総務課長 議案第15号 厚木市市民参加条例施行規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、教育委員会2月定例会で御審議いただきました、厚木市市民参加条例が厚木市議会2月定例会で可決されたことを受けまして、平成24年4月1日から施行されます。
     まず、参考資料1、厚木市市民参加条例の抜粋を御覧ください。同条例では、施行についての必要な事項は、実施機関が別に定めると規定しており、教育委員会はその実施機関に該当いたします。
     つきましては、教育委員会において定める厚木市市民参加条例施行規則につきまして、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号に基づき提案するものでございます。
     それでは、本施行規則の内容について御説明申し上げますので、議案裏面を御覧ください。
     厚木市市民参加条例の施行については、厚木市市民参加条例施行規則の例によるとなってございます。条例番号、規則番号は、本日現在、まだ付番されておりませんので空白となっております。
     次に参考資料2を御覧ください。こちらは、厚木市の厚木市市民参加条例施行規則(案)でございます。
     教育委員会といたしましては、この施行規則の例によると規定しておりますので、市の施行規則と同様の取り扱いをするものでございます。
     では、厚木市の施行規則(案)の内容につきまして説明させていただきます。
     こちらの施行規則(案)でございますが、まず第1条の趣旨から始まりまして、第2条では市民参加の手続の実施、第3条から第8条は、審議会等の委員の公募方法やパブリックコメントの手続方法など、具体的な内容が規定されております。
     この施行規則のポイントにつきましては、資料3を使用しながら御説明いたします。
     まず、参考資料3 市民参加の仕組みについては、主に市民参加条例の内容を説明しているものですが、まず裏面の5 対象行為と参加手法の組み合わせを御覧ください。上段の表でございますが、この部分は規則の第2条を一覧表として示しているもので、参考資料2の厚木市市民参加条例施行規則(案)第2条も併せて御覧ください。
     例えば、施行規則(案)第2条第1項第1号の条文にございます、条例の制定をするときは、市民参加の手続としてパブリックコメントのほかに、参考資料3の表の右側にありますAの審議会からEの意向調査のうちから、二つ以上の手続を行わなければならないと規定されております。
     また、施行規則(案)第2条第1項第3号にあります、金銭の徴収に係る基本方針の策定の場合は、パブリックコメントのほかに、Aの審議会からEの意向調査のうちから、一つ以上行わなければならないといった内容を規則で定めております。
     また、規則の第3条から第8条は、参考資料3の表面の3、市民参加手続の方法として、Aの審議会等の運営からFのパブリックコメント手続まで、六つございますが、それぞれAからFまでの具体的な手続方法、例えば、第3条につきましては、審議会等の委員の公募においては、委員の資格は原則として18歳以上の市民とするといった、委員の選考方法等を定めております。
     また、第4条のパブリックコメントにおいては、意見等の提出方法を定めているなど、第3条から第8条は、市民参加の手続方法の具体的な内容を規則で定めているものでございます。
     また、第9条では市民参加手続の実施予定及び実施状況について公表する事項、例えば、実施予定時には対象行為、手続の手法、市民参加手続の、いつからいつまでといった実施期間などの公表事項が定められておりまして、実施状況においては、市民参加手続の参加者数などの公表が定められております。
     第10条では公表方法について、公表に当たり、閲覧または配布する場合には、市役所の連絡所あるいは市政情報コーナーで行うなど、公表場所を定めておりまして、また、その他、広報への掲載やインターネットでの閲覧などにより公表するといったような、具体的な公表方法を定めているものでございます。
     以上のとおり、厚木市市民参加条例の施行については厚木市市民参加条例施行規則の例によると定め、市の施行規則と同様の取り扱いをするものでございます
     最後に、施行規則にお戻りいただきまして、下段の附則を御覧ください。本施行規則の施行日につきましては、平成24年4月1日とするものでございます。
     以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありましたらお願いします。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 異議なしと認め、議案第15号を可決いたします。
     次に、日程2 議案第16号 厚木市体育指導委員規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 笹生スポーツ課長 議案第16号 厚木市体育指導委員規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及び内容を御説明いたします。
     本件につきましては、スポーツ振興法の全部改正によるスポーツ基本法の施行に伴い、厚木市体育指導委員の名称等を改正する必要が生じたため、本規則の一部を改正するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。参考資料の新旧対照表により御説明させていただきます。まず、題名を厚木市スポーツ推進委員規則と改めるほか、本規則中、体育指導委員をスポーツ推進委員に改めるものでございます。
     次に第1条では、根拠法が変わったことにより法律名を改めるものでございます。
     第2条では、法に新たに追加された委員の職務について、追加するものでございます。
     第3条は定数を71人以内とするものでございます。
     第5条は文言整理をするものでございます。なお、本規則の施行日は平成24年4月1日からとするものでございます。
     以上でございますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     それでは、質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 異議なしと認め、議案第16号を可決いたします。
     次に日程3 議案第17号 厚木市教育委員会職員の職の設置に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
  • 長谷川教育総務課長 議案第17号 厚木市教育委員会職員の職の設置に関する規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、組織体制の整備に伴い、本規則の一部を改正するため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号に基づき、提案するものでございます。
     なお、本議案と以降の議案第18号、第19号は、教育委員会2月定例会におきまして議決いただきました議案第6号、厚木市教育委員会事務局及び教育機関の組織等に関する規則の一部を改正する規則に基づくもので、4月1日からの新たな組織運営に対応すべく改正するものでございます。
     それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     今回の新旧対照表では、改正点を赤字で示してございます。新旧対照表は右側が改正前の旧の規則、左側が改正後の新の規則となっております。
     始めに、第3条につきまして、事務局における職であります参与を廃止いたします。
     次に第4条につきまして、組織体制の整備等に伴い、学校給食センターを課として位置付けますので、教育機関における職につきまして、第1項で学校給食センター所長を置き、併せて第3項で係に係長を置く旨の改正を行うものでございます。
     最後に改正規則にお戻りいただき、下段の附則を御覧ください。
     本規則の施行日につきましては、平成24年4月1日とするものでございます。
     以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださるよう、お願い申し上げます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     それでは、質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 異議なしと認め、議案第17号を可決いたします。
     次に、日程4 議案第18号 厚木市教育委員会職務権限規程の一部を改正する規程についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 長谷川教育総務課長 それでは、議案第18号 厚木市教育委員会職務権限規程の一部を改正する規程につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、組織体制の整備等に伴い、本規程の一部を改正するため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2項に基づき、提案するものでございます。
     それでは、改正の内容について、御説明申し上げますので、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     始めに、第6条につきまして、先ほど議案第17号で御説明いたしましたとおり、教育機関における職に、学校給食センター所長を置きますので、課長の職務で規定する課長につきましても、学校給食センター所長を加えるものでございます。
     次に第16条につきましても、事務局における職であります参与を廃止いたしますので、参与に関する職務権限の部分を削除いたします。
     また、第16条を削除いたしますので、併せて条の繰り上げを行うものでございます。
     最後に改正規程にお戻りいただき、下段の附則を御覧ください。
     本規程の施行日につきましては、平成24年4月1日とするものでございます。
     以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださるよう、お願い申し上げます。
  • 利根川委員長 それでは、ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 異議なしと認め、議案第18号を可決いたします。
     次に日程5 議案第19号 厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 長谷川教育総務課長 議案第19号 厚木市教育委員会事務決裁規程の一部を改正する規程につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、組織体制の整備等に伴い、本規程の一部を改正するため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号に基づき、提案するものでございます。
     それでは、改正の内容について、御説明申し上げますので、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     本規程の一部改正でございますが、組織体制の整備等に伴い、事務分掌の見直し及び組織の機構順等を改めましたので、別表第2 個別事項(第8条関係)の表の一部を改めることになりますが、今回の新旧対照表では、改正点を赤字で示してございますので、赤字部分を追いながら、主な改正点を御説明させていただきます。
     右側が改正前の旧の規程、左側が改正後の新の規程でございます。
     まず、3ページの学校施設課を御覧ください。名称を、教育施設課から学校施設課に改めます。また、学務課を廃止しますので、旧学務課の事務分掌のうち、学校経理関係と通学区域に関する事務を、学校施設課に移管することから、旧の規程の6ページの学務課にありました、通学区域を学校施設課に新たに加えるほか、同じく旧の規程の6ページと7ページの学務課にありました、学校教材配当予算と学校教材備品につきましては、旧の規程の3ページの教育施設課にありました、学校管理配当予算、学校管理備品と一本化いたしまして、新の規程では、学校配当予算、学校備品と名称を変更し、学校施設課の事務分掌とするものでございます。
     次に、4ページの保健給食課を御覧ください。まず、学校給食の課長決裁に(2)単独調理場の維持管理を新たに加えます。これは、学校給食センターを課として位置付けることから、単独調理場の維持管理は保健給食課の所管とするものでございます。
     また、学校給食センターを課として位置付けることにより、旧保健給食課が所管していました、学校給食費及び学校給食センター運営管理関係を、同センターが所管いたしますので、旧の規程の保健給食課にございました、学校給食の教育長決裁であります(1)給食費徴収金額の決定、部長決裁であります(2)給食費徴収金の収支決算の報告、(3)学校給食配膳員の雇用計画の決定を、後ほど御説明いたしますが、新の規程の学校給食センターの決裁事項とするものでございます。
     さらに、旧の規程で保健給食課が所管していました、給食センター運営管理のうち(1)防災計画の策定から(7)給食費の経理までは、新の規程の学校給食センターの決裁事項としますが、(8)統計資料の調査報告については、新の規程では保健給食課の学校給食における課長決裁とするものでございます。
     次に、6ページの学校教育課を御覧ください。
     先ほど、御説明いたしました、学務課を廃止いたしますので、旧の規程の5ページの学務課にありました、就学、学事、次のページの教科用図書の無償給付を学校教育課に新たに加えます。
     次に9ページの学校給食センターを御覧ください。
     先ほど御説明させていただきましたとおり、学校給食センターを課として位置付け、学校給食費の経理及び学校給食センター運営管理関係を同センターが所管いたしますので、新の規程の学校給食センターに、学校給食費、給食センターの運営管理の決裁事項を新たに加えます。
     最後に改正規程にお戻りいただき、下段の附則を御覧ください。
     本規程の施行日につきましては、平成24年4月1日とするものでございます。
     以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださるよう、お願い申し上げます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     それでは、ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     お願いします。
  • 山本委員 質問させていただきます。
     給食費の徴収等については、所管が変わったという形でありますけれども、実際には学校側としては、それによって大きく、給食費の扱い方について変化が出てきますでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀保健給食課長 学校給食費につきましては、将来的に公会計にしたいと考えております。従来は学校で徴収をしておりましたが、それを市が直接、保護者の方から徴収する方向に持っていきたいと考えておりまして、今回の改正を行ったものでございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
  • 山本委員 ありがとうございました。学校では子どもたちの給食費の徴収等について、いろいろ苦労されているわけですね。それについて、教育委員会でも、様々な形でフォローをしてきてくださっているのですが、公会計に向けて、今のような進め方をされているというのは、大変助かることだなと思います。
     ありがとうございました。
  • 利根川委員長 それでは、ほかに質疑がないようですので採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 異議なしと認め、議案第19号を可決いたします。
     報告事項に入ります。
     報告事項5 平成24年度厚木市立小・中学校学校医等についての報告をお願いいたします。
  • 志賀保健給食課長 平成24年度厚木市立小・中学校学校医等につきまして、資料5に基づきまして、御報告申し上げます。
     市立の小・中学校に配置されております学校医、学校歯科医、学校薬剤師につきましては、学校保健安全法の規定に基づきまして、教育委員会が委嘱をし、児童・生徒の健康診断、疾病の予防、あるいは学校環境衛生の確保に従事をしていただいております。
     平成24年度につきましては、延べ人数で小・中学校を合わせまして、学校医が内科、眼科、耳鼻科の3科の合計で120人、学校歯科医が48人、学校薬剤師が36人、合計で204人となっております。
     配置に際しましては、厚木医師会、厚木歯科医師会、厚木薬剤師会の御推薦をいただきまして、決定しているものでございます。
     また、各学校への配置につきましては、資料5のとおりでございますけれども、平成24年度の異動状況といたしましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師の中で辞職される方が7人、新任の方が7人、配置替えが4人となっております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対して、何かございますか。
     お願いします。
  • 山本委員 質問をさせてください。それぞれの医師会にお願いをして、担当の医師を推薦していただくと伺いましたが、各医師会に入っていらっしゃる方のみに委嘱するということで、考えていらっしゃるのでしょうか。
     また、かなりの人数で担当する学校が重複していらっしゃるところと、そうでないところがあるわけですが、各学校への対応・指導等に問題はないのでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀保健給食課長 まず、最初の御質問でございますけれども、医師会等に推薦をお願いしておりますので、医師会等に、入っていない方につきましては、基本的には委嘱はしないものと考えております。
     二つ目の質問でございますけれども、長く学校医を務めていただいている学校と、そうでない学校がありますが、できれば長く務めていただきたいと思いますが、やむを得ないものと考えております。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 串田教育総務部次長 ただいまの2番目の質問でございますけれども、医師が重複している部分でございますが、眼科医について、特に重複している状況が見られるかと思います。これは、医師の数、医院の数が少ないという状況もございますので、重複しておりますけれども、学校での定期健診につきましては、事前によく調整をした上で、問題がないような形で割り振っていただいておりますので、そういった意味では特に問題は生じておりません。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
  • 山本委員 ありがとうございました。今、御説明をいただきましたように、内科健診等、いろいろと学校で時期が重なりますし、また、学校の予定ですとか、お医者様の予定などいろいろ課題が出てくるのではないかと心配いたしましたが、今の御説明で、スムーズに行われているということですので、安心しました。
  • 利根川委員長 ほかになければ、報告事項5を終わります。
    次に報告事項6 学校給食用食材の放射性物質の検査について、報告をお願いいたします。
  • 志賀保健給食課長 それでは、学校給食用食材の放射性物質の検査につきまして、資料6に基づきまして御報告を申し上げます。
     学校給食の食材につきましては、昨年の7月から月2回程度、専門機関に依頼いたしまして、放射性物質の検査の実施をしております。しかしながら、保護者から検査品目ですとか、検査の回数を増やしてほしいという要望がございます。
     また、市議会に対しまして、市で検査機器を購入し、できる限り子どもたちが食べる前に検査をしてくださいという陳情もございました。こうしたことを受けまして、市といたしまして、検査機器を購入することを決定し、3月上旬に購入し、3月12日から検査を実施しております。
     設置機器につきましては、1検体当たり約15分で、1キログラム当たり40ベクレル以下まで測定できる機種でございます。
     配置につきましては、南部学校給食センターの研修室に設置をしてございます。
     検査の対象でございますけれども、小・中学校36校及び公立保育所6か所の給食で使用する食材及び調理後の給食でございます。
     学校給食・保育所給食、それぞれ週二日ずつ行い、予備日につきましては、調理後の給食の検査等を実施しております。
     学校給食の食材検査につきましては、資料6の検査結果の表のとおりでございます。全て不検出の結果になってございます。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
     お願いします。
  • 新川委員 不検出となっていますので、安心して給食が食べられると思いますけれども、報告の中で、食べる前に検査をしてほしいということで、厚木市が導入したということだったのですが、これは、子どもたちが食べる前に検査をしているということで、理解してよろしいのでしょうか。
  • 志賀保健給食課長 食材につきましては、給食に使う日の前日に、納入業者から持ってきていただきまして、そこで検査をしております。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
  • 新川委員 もう一つ質問したいのですけれども、食材と調理したものと報告されましたが、両方検査したほうが、技術的に良いということなのでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀保健給食課長 本来的には、食材で全ての検査ができればいいのですが、食材で検査できないものもありますので、給食センター、あるいは単独調理場の給食として提供したものを保管しております。それを、保管期間が2週間ございますけれども、2週間経過したものを持ってきて、検査をしているということでございます。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 難波委員長職務代理者 調理済みの給食の検査ということなのですが、一学校での検査というのは、どのくらいの頻度になるのでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀保健給食課長 今学期につきましては、3月19日まで学校給食を行っておりました。3月23日に南部学校給食センターの調理済みの給食、あと、本日も1校行っておりますが、できるだけ多くの検査を実施してまいりたいと思います。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 串田教育総務部次長 食材につきましては、例えば野菜などですと、同じ業者から納入しておりますので、まず調理する前のものを検査しております。それで安全が図られていると思いますけれども、その中で、全てが検査できてないというようなこともございますので、各学校、あるいは給食センターで保管している調理後の給食を、1週間分まとめて検査しております。
     そういった中で、どのくらいの頻度ということになりますと、学校ごとに難しい面はございますけれども、毎週1回程度実施していく中で、できるだけ給食センター、あるいは単独調理場を分けて検査し、皆さんが安心していただけるような形で、実施していきたいと考えております。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ほかに何かありますでしょうか。
     それでは、ほかにないようですので、報告事項6を終わります。
     次に報告事項7 平成24年度教職員の研修方針について報告をお願いいたします。
  • 宮崎学校教育課長 それでは、報告事項7 平成24年度教職員の研修方針について、御説明を申し上げます。
     恐れ入りますが、お手元の資料7を御覧ください。
    教職員の資質を向上させるため、教職員の研修方針を定めるものでございます。研修方針につきましては、教育基本法や学校教育法等の改正に基づき、教員の使命と職責について、引き続き触れながら、新しい学習指導要領に示された、生きる力を育むことを研修することを明示いたしました。
     これらを踏まえまして、生きる力を子どもたちに育むことが、学校教育の果たすべき役割として最も重要であり、そのために教職員一人一人が広い視野に立ち、社会の変化に柔軟に対応するとともに、教育者としての情熱と使命感を持って教育に当たることができるよう、絶えず研究と修養に励み、自らの資質・指導力の向上に努める必要があることを明示しております。
     学校教育部といたしましては、関係法例、厚木市教育委員会基本目標、基本方針及び厚木市教育充実プランからなる厚木市教育振興基本計画を踏まえまして、下段にあります六つの研修方針を定めました。
     小学校において今年度から、また、中学校では来年度から新しい学習指導要領に基づいた教育課程が編成されるため、新しい学習指導要領の趣旨の徹底を図りながら、各学校での学習指導が適切に行われるよう、研修会、研究部会の充実を図ることを方針として示しまして、これからの変化への対応を念頭に置いてまいります。
     具体的な研修事業計画につきましては、次ページから一覧にまとめてございます。
     1番の学校教育課が所管しております研修等につきましては、(1)の研修会1番から10番の研修会と、また裏面になりますけれども、(2)の研究部会1番から5番の研究部会を開催する予定でございます。
     また、研修会の内容につきましては見直しを行いながら、8番から10番までの課題に応じた研修会を新規に設けさせていただきました。8番の小学校理科の観察・実験研修会、9番の柔道基本実技研修会、10番の教育課題研修会でございます。
     この10番の教育課題研修会につきましては、教育研究所と共同いたしまして、放射線等に関する内容の講話をいただく予定となっております。
     次に、2番の教育研究所が所管する研修でございますが、各種研修講座を始め、寺子屋講座、教育研究発表会、教育講演会など、先生方、あるいは先生方以外に、市民の方々も希望により参加が可能な様々な講座を開催いたします。
     特に、(3)のその他の3にございます、先生のためのにぎわい処では、平成21年度から先生方が、自己研さんの場として、教育研究所を夜間に利用することができるよう開催しておりますが、平成24年度におきましては、学校への出前講座も含めて、実施する予定でございます。
     次に、3番の青少年教育相談センターが所管する研究でございますが、学校不適応ケース研究会と教育相談コーディネーターの資質向上を目指した連絡会議を開催する予定です。
     学校教育課、教育研究所及び青少年教育相談センターのそれぞれが、今日的なテーマにより、教職員の資質及び指導力向上を目指して、研修の充実を図ってまいりたいと思っております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
  • 新川委員 この研修はすばらしいと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思いますが、実は我々も、いろいろ企業研修をやっているわけですけれども、研修の内容を見ると、非常に学校の先生の研修だなと思うところがあります。当然、学校の先生の研修なのですから、授業とか子どもとか、そういうところがあって良いと思うのですが、例えば、企業研修などですと、新しい人同士あいさつしなさいとか、大きい声で返事をしなさい、整理整頓をしなさい、それから、あなたの就いている仕事というのは天職ということで、ノウハウよりは、まず職業に対して、この職業に就けたということに対して喜びを持ちなさいなど、本当に基本的なところから入っていくのです。
     研修の中に、そういうものがあると、先生に対して、インパクトがあるのかなと感じましたので、意見を述べさせていただきました。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     お願いします。
  • 宮崎学校教育課長 ありがとうございます。そういう専門的なことより、むしろ人間としての基本的なモラルですとかマナーですとか、そういったことも重要なことだと考えております。
     育成期間というのがございまして、特に初任者、初めて先生になった初任者研修というのは、年間、大体300時間ほどあるのですけれども、その中には基本研修、専門研修以外の、今、新川委員がおっしゃられたモラルですとか、人間性についての研修も行っております。
     また、各学校では、我々の専門研修とは別に、毎月職員会議等がございまして、その中でも、事故・不祥事の防止ですとか、マナー・モラルについても研修を行っております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ほかにありますでしょうか。
     お願いします。
  • 難波委員長職務代理者 今の御説明で分かったのですけれども、やはり、新しく入ってきた先生方は、とても意欲を持って子どもたちの前に立たれるのだろうと思います。
     ただ、いろいろな部分での経験というものが、当然新任ですので自ら学んでいかなければならないと思います。その中で、教育委員会が行う研修のほかに、各学校でも行っているということでしたが、そこのところを詳しくお話をいただけますでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 宮崎学校教育課長 初任者の研修でございますけれども、年間で約300時間ですので、初任者の先生も研修が多くて大変なのですけれども、その中で初任者を教える、拠点校の指導教員がおりまして、これは初任者を専門に育成、指導する先生方です。この先生方が自分の担当する学校を回りまして、初任者の研修、資質向上に向けて指導しております。
     また、各学校ではそれぞれ、育成を担当する先生もおりまして、その先生方も同じように、初任者の指導力について指導をしております。
     以上でございます。
  • 難波委員長職務代理者 ありがとうございます。大変手厚く、いろいろな研修を重ねて、新任の先生も心強く、頼りになる御指導をいただけるのだろうなと思います。
     あと、もう一点ですけれども、毎年、8月の教育研究発表会に出席をさせていただいて、2年間にわたる研究の成果を聴講する機会をいただきまして、大変すばらしい活動をされているなと、改めて感じておりますけれども、今後も小学校、中学校という自分のテリトリーの中だけではなくて、幼稚園、高校、大学、企業の方々との連携を図りながら、より多岐にわたる研究・研修を進めていただけたら良いなと思いましたので、感想を述べさせていただきました。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     お願いします。
  • 山本委員 今、学校の先生方について、学校内、それから学校外でいろいろな研修、研究をされているということを、詳しく説明をしてくださったのですが、できるだけ、市民の方にも、学校の先生たちはこういうこともしているのだよ、それもいわゆる教育用語を並べただけでなくて、具体的に市民の方に御理解いただけると、先生に対してより信頼感とか親しみとか、そういうのも出てくると思うのです。
     そして、先ほど、新川委員がお話しされていました、教職員のマナー・モラル等についても、初任者だけでなくて、初任者の時に学んだことを、さらに深めていくように、学校の先生方はこういう努力、研修をしていますよというのも伝わっていくと、先生方の張り合いにもなりますし、保護者の方は、先生方は研修をされているから、ここは、こういうふうによくなったな、こういうところはもう少し頑張ってほしいということで、コミュニケーションも深まっていくのではないかと思うのです。
     ですから、分かりやすい言葉で、分かりやすく伝えながら、この実践されていることがいきてくるといいのかなと感じております。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 宮崎学校教育課長 貴重な御意見、ありがとうございます。
     なかなか、そういう研修まで広く保護者や市民の皆様に行き届きませんので、今、山本委員がおっしゃられた貴重な御意見を参考にいたしまして、学校や教育委員会のホームページ等でも、研修内容について掲載して、広く保護者や市民の皆様にも伝えさせていただきたいと考えております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ほかにないようですので、報告事項7を終わります。
     次に報告事項8 平成24年度日光修学旅行の実施に係る対応について、報告をお願いします。
  • 宮崎学校教育課長 それでは、報告事項8 平成24年度日光修学旅行の実施に係る対応について、御報告を申し上げます。
     恐れ入りますが、資料8を御覧ください。小・中学校の修学旅行につきましては、教育活動として実施する学校行事の一つとして位置付けられておりまして、関連する法律や国の通達等に基づきまして、各学校の校長が行き先を決定しております。
     小学校につきましては、例年、日光ということで実施をしておりますが、日光市の放射線量に関しまして、一部不安を持つ保護者等から、学校や教育委員会に対しまして、行き先の変更を求める意見が寄せられております。現在のところ、来年度は市内の22校が日光方面を、1校が岐阜・名古屋方面への修学旅行を計画しております。
     教育委員会事務局といたしましては、こうした状況を踏まえまして、日光方面の地震対策ですとか、放射線の除染の取組等について現状を把握しまして、各小学校へ情報を提供し、適切な助言を行うために、2番の(1)にございますように、1月31日に大和市、綾瀬市、愛川町教育委員会と合同で、日光方面の現地視察と放射線量の測定を実施いたしました。
     その結果、日光市の防災に関する体制や、放射線量、食材、飲料水などに関しまして、特段の問題は確認されませんでした。さらに、(2)にありますように、2月6日には臨時小学校長会議を開催いたしまして、日光視察の結果を報告するとともに、各学校の対応状況について情報交換を行いました。
     さらに、(3)にありますように、小学校長会では、ちょうど昨日からになりますけれども、日光方面に出向きまして、春に実施を予定している全ての学校が、現地の見学先ですとか、宿泊先の状況を確認しまして、改めて放射線量の測定を行い、安全対策に努めているところでございます。
     教育委員会事務局といたしましては、今後も日光方面の修学旅行の実施に関する情報収集を行いまして、各小学校への情報提供・助言等を行うとともに、状況の変化に対して迅速に、また適切に対応してまいりたいと考えております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
     お願いします。
  • 新川委員 今の放射線量を測定してきたということで、それは国の基準以下だったということで理解してよろしいでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 宮崎学校教育課長 1月31日の測定の結果でございますけれども、例年、小学校が見学する観光地を中心に計測をいたしまして、厚木市が、0.19マイクロシーベルトという安全基準を設定しておりますけれども、その中で一部、0.19マイクロシーベルトを超える箇所がございましたけれども、その他のところにつきましては、0.19マイクロシーベルトの基準以下ということでございました。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     お願いします。
  • 杉山学校教育部長 今、学校教育課長が申しましたように、厚木市の安全基準というのは、毎時0.19マイクロシーベルトでございます。日光市につきましては、0.19マイクロシーベルトを超える箇所が複数あったということでございまして、これにつきましては、厚木市の安全基準を超えている場所には行かないという形で、学校には伝えております。また、小学校長会でも諮っておりまして、それを基に最終決定し、厚木市の安全基準以上であれば、そこには小学校6年生の修学旅行では行かないという形で、指導しております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     お願いします。
  • 山本委員 厚木市の安全基準の0.19マイクロシーベルトについては、ほかの地域よりかなり厳しく設定をされているということで、今、部長と課長がお話ししてくださった形でいくと、測定できる範囲内のところをよく調査をして、子どもたちの安全を、また放射線以外の内容も含めて、安全確保しながら実施するというのは、やはり、日光市を見学する教育的価値というのがあると思いますので、大事なことかなと思います。
     例えば、今、いろいろ問題になってきておりますが、放射線の問題があるからやめさせろなどと、テレビなどでも出てきていますが、それこそ、学校給食などで地産地消を推薦していますし、それから、災害の関連した地域で栽培されたものを、検査して問題がなければ、差別をしないで、できるだけ利用していこうという方向も出ているわけで、厚木市では様々な角度から、可能な範囲で検査をしてくださっているわけですから、教育的価値があるということと、それから視察に行き、校長先生方が検討して、実施しようという形で進めているのは、教育委員会としても支援していきたいなと考えております。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
  • 難波委員長職務代理者 私も心配する部分もありますけれども、厚木市の安全基準以上の場所には行かないということで、修学旅行を実施するということで、私もよろしいかなと思います。
     是非、こういった話し合いがされた結果、各小学校では、今後、保護者の皆さんに御説明をし、御理解をいただいた上での実施ということになると思いますので、その御説明の部分で、保護者の皆さんの御理解をいただくように、よろしくお願いをしたいと思います。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 新川委員 厚木市の安全基準を下回ったということで、私も安心しております。
     また、いろいろな状況の中で、もしかしたら取りやめになるということがあった場合、過去にはインフルエンザの時に、山本委員が言われたような、差別があったという話を聞いております。
     私、日光に友達がいますけれども、子どもたちは、実際にそこで生活をして、学校に行っているわけですね。例えば、厚木の子どもが、そこは放射線が高いから、行かないのだよと言ってしまうと、その子どもたちは、そんな危険なところに、僕たちはいるのという話にもなりかねないと思います。今回は厚木市の安全基準を下回っているということですので、是非、子どもたちを日光に送ってあげたいなと思いますので、変な差別にならないような形で、御配慮いただきたいなと思います。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     それでは、ほかにないようですので、報告事項8を終わります。
     次に報告事項9 厚木市青少年心理相談員の委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 木村青少年教育相談センター所長 平成24年度厚木市青少年心理相談員の委嘱について、資料9の名簿に基づきまして御報告いたします。
     平成23年4月1日から任期2年で青少年心理相談員を委嘱しました、山村文青少年心理相談員から、一身上の都合で、任期途中に退職の申出がございましたので、新任といたしまして、大野宏二様に委嘱するものでございます。任期につきましては、前任者の任期であります平成25年3月31日までとなります。
     また、平成22年度に委嘱した竹居田幸仁様、中野里美様、遠藤佳奈様の3人の青少年心理相談員につきましては、平成24年3月31日に任期が終了しますが、4月1日から再任となります。任期につきましては、平成24年4月1日から平成26年3月31日までとなります。併せて、竹居田幸仁青少年心理相談員には、2月の教育会定例会で御承認いただいた、主任心理相談員として、平成24年4月1日から職務に従事してもらいます。
     以上で報告を終わります。よろしくお願いします。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
     特にないようですので、報告事項9を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は、会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
     ありがとうございました。
     なお、傍聴いただいた方についてもこれ以降、会議を非公開としますので、御退席いただくようお願いします。傍聴いただいてありがとうございました。

暫時休憩 15時40分

再開時刻 15時43分
 
報告事項1 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

暫時休憩 15時49分

再開時刻 15時50分

 報告事項2  事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

暫時休憩 15時53分

再開時刻 15時55分

 報告事項3  事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項4  厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱について
 (資料に基づき説明し、了承された。) 

  • 利根川委員長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。これをもちまして平成24年厚木市教育委員会3月定例会を閉会いたします。
     ありがとうございました。 

閉会時刻15時57分

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