平成25年厚木市教育委員会2月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成25年2月19日火曜日
午後4時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 難波 有三
委員長職務代理者 新川 勉  
委員 馬嶋 順子
委員 田口 孝男
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、杉山学校教育部長、山田社会教育部長、
相原教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
内山公民館担当次長、長谷川教育総務課長、市川学校施設課長、
山崎保健給食課長、中村学校給食センター所長、須藤学校教育課長、
志賀学務担当課長、小林教職員課長、高澤教育研究所長、
木村青少年教育相談センター所長、柳田社会教育課長、一柳スポーツ課長、
平本文化財保護課長、三橋中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第1号 厚木市公契約条例施行規則について

日程2 議案第2号 平成24年度教育予算補正(案)について

日程3 議案第3号 平成25年度教育予算(案)について

日程4 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について

日程5 議案第5号 厚木市指定文化財の指定に係る諮問について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 平成24年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (3) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (4) 平成25年度厚木市立中学校選択制について

会議の経過は、次のとおりです

開会時刻16時00分

 難波委員長 定刻になりました。現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。
 ただいまから、平成25年厚木市教育委員会2月定例会を開会いたします。
 厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、新川委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。
 初めに、教育長報告をお願いいたします。
 平井教育長 平成25年1月22日に開催されました、1月定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
 お手元の資料の7番目でございます。
 1月26日、土曜日、厚木市文化会館大ホールにおきまして、平成24年度厚木市・厚木市教育委員会表彰式に出席いたしました。
 難波委員長におかれましては、厚木市教育委員会表彰被表彰者28人の皆様を表彰していただきました。また、他の委員の皆様にも御出席いただきまして、誠にありがとうございました。
 続きまして、10番目でございます。
 1月27日、日曜日、平成24年度こどもアート展表彰式に出席いたしました。
 作品の総数は343点でございまして、毎年多くの子供たちから、こどもアート展に応募がございます。これからも情操教育の一環として、このアート展を充実、発展させてまいりたいと考えております。
 続きまして、12番目でございます。
 1月30日、水曜日、県・市町村教育委員会教育長臨時会議に出席いたしました。
 こちらは、委員の皆様も御存じのように、部活動中の顧問の体罰に関連しまして、国から県を通して、各市町村における体罰等の実態調査に関して、緊急に開催された会議でございました。
 神奈川県では、既に、公立高等学校等で先に行う段取りでございますが、県内の市町村につきましては、国からの質問項目とほぼ同様のものを基準にしながら、各教育委員会で、体罰等の実態調査を行うということで協議いたしました。こちらにつきましては、後ほど御報告させていただきたいと思います。
 続きまして、17番目でございます。
2月9日、土曜日、第34回厚木市立小・中学校PTA活動研究大会に出席いたしました。
 小・中学校がそれぞれ1校ずつ研究発表しましたが、毎年それぞれのPTAの皆様の活動が、本当にすばらしく、充実しているなと感じました。
 続きまして、24番目でございます。
 2月14日、木曜日、平成24年度臨時厚木市小・中学校長会議に出席いたしました。
 こちらは、各小・中学校のPTA会長の皆様にも御出席いただきまして、校長先生、PTA会長の皆様を対象に、先ほど御報告いたしました、体罰等の実態調査の意義、実施方法等を事務局から説明いたしました。
 新聞等で報道されているような体罰は、誠に遺憾でありますし、絶対にあってはならないと思っております。今後も市内の子供たちが、安全で安心な学校生活が送れるよう、教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。本日の日程うち、日程4 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申については、人事に関する案件であり、また、報告事項1 事務の臨時代理の報告については、児童・生徒個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 御異議ありませんので、議案第4号、報告事項1につきましては非公開とし、日程の最後において審議、報告を行うことといたします。
 審議事項に入ります。
 日程1 議案第1号 厚木市公契約条例施行規則についてを議題といたします。
 議案の説明をお願いいたします。
 長谷川教育総務課長 議案第1号 厚木市公契約条例施行規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
 本件につきましては、厚木市公契約条例が、厚木市議会12月定例会で可決されたことを受けまして、平成25年4月1日から施行されます。
 本条例の施行により、教育委員会規則として、施行規則を定めなければならないことから提案しておりますが、まず初めに、同条例の内容につきまして、厚木市総務部契約検査課長から御説明申し上げ、その後、教育委員会規則として制定する理由を説明させていただきます。
 それでは、最初に、契約検査課長から説明させていただきます。
 難波委員長 契約検査課長。
 荒井契約検査課長 それでは、厚木市公契約条例の内容につきまして、御説明申し上げますので、参考資料1を御覧ください。
 本条例につきましては、市が締結する公契約に係ります基本方針を定めるとともに、市や受注者の責務を明確にすることで、労働者等の労働環境の整備や、市の事務事業の質の向上を図り、もって、地域経済の健全な発展を目指すものでございます。
 この条例につきましては、労働者団体、事業者団体から御推薦いただいた委員で組織する検討協議会を設置し、御意見をいただいたほか、市民の方々を対象といたしました意見交換会、パブリックコメントのほか、別に労働者団体、事業者団体との懇談会を開催し、作成したものでございます。
 それでは条例の内容につきまして、御説明いたします。
 第1条につきましては、先ほど御説明いたしました内容を、条例の目的として規定しております。
 第2条につきましては、この条例で使われております、用語の定義を規定しております。公契約、市長等などの5項目につきまして規定いたしております。
 第3条につきましては、基本方針でございます。公契約の過程や内容の透明性の確保を始め、労働者等の労働環境の整備や、地域経済の活性化などを規定いたしました。
 第4条につきましては、市の責務を規定しております。条例の目的を達成するため、公契約に係ります施策を、基本方針の下に推進する旨を規定しております。
 第5条につきましては、受注者の責務を規定しております。市の事務事業を実施する者としての社会的責任を自覚していただき、公契約を適正に履行するとともに、労働者等の労働環境の整備や、公契約に係る施策に協力することなど、責務を果たしていただくことを規定しております。
 第6条につきましては、労働報酬下限額を規定しております。市長は毎年、予定価格1億円以上の工事の請負、予定価格1,000万円以上の業務委託や、管理協定に従事する労働者等の職種ごとに、1時間当たりの労働報酬下限額を定める旨を規定するものでございます。
 第7条につきましては、契約において定める事項を規定しております。市と受注者が締結する公契約におきまして、受注者が労働報酬下限額以上の労働の対価を支払うことなど、条例の目的を達成するため、必要な事項を定めるものでございます。
 第8条につきましては、労働報酬審議会を規定しております。市長が労働報酬下限額を定めるときや、条例の運用状況に係る御意見を伺うため、設置するものでございます。
 第9条につきましては、出資法人等を規定しております。市長が財政上の援助を行う法人におきましては、その法人が当事者となる契約につきましても、市と同様の取扱いをされるよう、努力義務を規定したものでございます。
 第10条につきましては、点検等を規定しております。5年を超えない期間で、運用状況の点検等をする旨を規定したものでございます。
 第11条につきましては、委任を規定しております。この条例の施行について、必要な事項を市長等が別に定めることを規定したものでございます。
 次に、附則第1項につきましては、施行日を規定したもので、労働報酬下限額に係ります第6条と、労働報酬審議会に係ります第8条につきましては、平成25年1月1日から施行し、それ以外の部分は、平成25年度の工事案件等から対応するため、平成25年4月1日から施行するものです。
 第2項以降につきましては、この条例が適用される契約に係る経過措置や、附属機関 の取扱いにつきまして規定したものでございます。
以上で、説明を終わらせていただきます。
 難波委員長 教育総務課長。
 長谷川教育総務課長 ただいま契約検査課長から、公契約条例につきまして説明させていただきましたが、本条例の施行により、教育委員会規則として施行規則を定めなければならない理由を説明させていただきます。
 先ほど、公契約条例第2条の定義におきまして、公契約の種類が示されておりますが、公契約となる契約は二つございます。一つは請負契約、もう一つは管理協定になります。
 また、第6条におきまして、公契約のうち、労働報酬下限額を定めなければならない契約を二つ定めております。一つが第1号で、予定価格1億円以上の工事の請負契約、もう一つが第2号で、予定価格1,000万円以上の業務の委託契約と管理協定と定めております。
 そして、管理協定につきましては、第6条第2号、括弧書きにおきまして、市長等が別に定める管理協定に限るとされております。
 つまり、労働報酬下限額を定めなければいけない管理協定は、市長等が別に定めることとなっております。この市長等には、教育委員会も含まれることから、労働報酬下限額を定めなければならない管理協定を、教育委員会の規則で定めるものでございます。
 議案の裏面を御覧ください。教育委員会規則としての、厚木市公契約条例施行規則でございます。
 第2条で、対象委託契約の範囲としまして、厚木市立社会教育集会所条例第1条に規定する厚木市立社会教育集会所に係る管理協定を除く管理協定としております。つまり、厚木市社会教育集会所の管理協定が除かれるということが、規定されております。
 教育委員会が締結している管理協定は二つございます。一つはこちらの厚木市社会教育集会所条例に規定する、厚木市社会教育集会所に係る管理協定で、もう一つが厚木市営体育施設の管理に関する基本協定書でございます。
 この二つの協定のうち、厚木市社会教育集会所に係る管理協定は、協定の締結先が、自治会となってございます。
 先ほど契約検査課長の説明にありましたように、本公契約条例の目的の一つといたしまして、労働者等の労働環境の整備を図るという目的がございます。
 しかしながら、社会教育集会所につきましては、協定の締結先が、自治会ということもございまして、この条例の目的に合致いたしませんので、除外されているものでございます。
 しかし、厚木市体育協会と締結しております、厚木市営体育施設の管理に関する基本協定書については、条例の目的に合致いたしますので、労働報酬下限額を定めなければならない管理協定の対象とし、また、運用に当たりましては、第3条におきまして、他の規則の例による事項ということで、条例の施行に関し必要な事項については、第3条の中で、厚木市公契約条例施行規則の例によるとし、厚木市の施行規則に基づき運用するものとすべく、教育委員会規則として、厚木市公契約条例施行規則を定めるものでございます。
 最後に、附則を御覧ください。本規則の施行日につきましては、平成25年4月1日とするものでございます。
 以上、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2項に基づき、提案するものでございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
 難波委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がございますでしょうか。
 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 厚木市営体育施設の指定管理者に対しては、不当に安い契約をしてはいけないと規定しているのでしょうか。
 難波委員長 契約検査課長。
 荒井契約検査課長 新川委員長職務代理者がおっしゃるとおりでございます。
 現在、最低賃金法による地域別では、神奈川県の最低賃金が849円でございます。新川委員長職務代理者の発言の中で、不当という言葉がございました。契約検査課において、不当な賃金であると訴えられたという相談があった事例はございませんが、神奈川県の最低賃金であります849円が、現在、生活保護基準よりも下回っている、いわゆる逆転現象が起きているという中では、この公契約条例におきまして、更に上回る最低賃金を設定いたしまして、労働者の方に、より良い生活をしていただく、それが目的でございます。
 難波委員長 それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第1号を可決いたします。
 それでは、ここで暫時休憩といたします。
暫時休憩 16時18分

再開時刻 16時19分

 難波委員長 再開いたします。
 日程2 議案第2号 平成24年度教育予算補正(案)についてを議題といたします。
 議案の説明をお願いいたします。
 相原教育総務部次長 それでは、議案第2号 平成24年度教育予算補正(案)につきまして、御説明申し上げます。
 本予算(案)につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定によりまして、市長から教育委員会に対し、意見が求められましたので、この同意について提案するものでございます。
 それでは、教育予算補正(案)の内容につきまして御説明いたしますので、1ページを御覧いただきたいと思います。
 1の総括でございます。歳入の補正額につきましては、教育総務部において、1億8,509万円を増額、学校教育部において、82万4,000円を減額し、教育予算歳入金額を6億8,020万9,000円とするものでございます。なお、社会教育部につきましては、今回該当がございません。
 歳出の補正額につきましては、教育総務部に係る事業費を1億7,818万5,000円増額し、学校教育部に係る事業費を1,088万3,000円減額し、補正後の教育予算歳出金額を46億6,035万8,000円とするものでございます。また、歳出につきましても、社会教育部は該当がございません。
 次に、歳入・歳出につきまして所管別に御説明いたしますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
 歳入でございますが、教育総務部学校施設課の国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金79万2,000円の減額につきましては、小学校及び中学校理科教育設備整備等補助金の交付決定が、国からありましたことによるものでございます。
 また、学校施設環境改善交付金の小学校整備事業費交付金3,526万3,000円及び中学校整備事業費交付金3,341万9,000円の増額につきましては、小学校、中学校それぞれ3校ずつのトイレ改修工事に対し、新たに交付決定がありましたことによるものでございます。
 次に、市債、市債、教育債の小学校整備事業債8,340万円及び中学校整備事業債7,050万円の増額につきましては、トイレ改修工事に対し、新たに措置するものでございます。
 続きまして、保健給食課でございますが、市債、市債、教育債の小学校給食施設整備事業債3,670万円の減につきましては、起債対象額の確定によるもので、減額するものでございます。
 次に、歳出につきまして御説明いたしますので、4ページを御覧いただきたいと思います。
 学校施設課の教育費、小学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費におきまして、平成24年度、国の経済危機対応地域活性化予備費に係ります、小学校トイレ改修工事が、対象事業として採択されました。これによりまして1億2,887万8,000円を増額するものでございます。
 また、教育振興費の小学校理科教育等設備整備事業費の減につきましては、対象事業費の決定により93万円を減額するものでございます。
 次に、教育費、中学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費につきましては、小学校と同様に、中学校トイレ改修事業が対象事業として採択されましたので、1億1,279万3,000円を増額するものでございます。
 また、教育振興費の中学校理科教育等設備整備事業費の減につきましては、対象事業費の決定により65万4,000円を減額するものでございます。
 続きまして、保健給食課の教育費、小学校費、学校保健給食費の学校給食施設整備事業費の減につきましては、厚木小学校給食施設整備事業費、これは単独調理場の建設でございますが、その事業費の確定によりまして1,879万5,000円を減額するものでございます。
 続きまして、5ページを御覧いただきたいと思います。学校給食センターの教育費、教育総務費、事務局費の(仮称)学校給食費会計準備事業費の減につきましては、委託業務入札によります執行残が出ましたので、その分を減額するものでございます。
 次に、教育費、小学校費、学校給食センター費の南部学校給食センター費の1,090万4,000円の減及び教育費、中学校費、学校給食センター費の北部学校給食センター費の2,940万円の減につきましては、学校給食配送委託業務の入札の執行残を減額するものでございます。
 教育総務部関係補正予算につきましては、以上のとおりでございます。
 引き続き、学校教育部次長から所管の事業につきまして、御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 難波委員長 学校教育部次長。
 大木学校教育部次長 引き続きまして、学校教育部の補正予算(案)について、御説明申し上げます。
 最初に歳入でございます。恐れ入りますが、3ページをお開きください。
 学校教育課でございますが、国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金でございますが、被災児童就学支援事業費補助金21万8,000円の増及び被災生徒就学支援事業費補助金30万5,000円の増につきましては、東日本大震災の被災児童・生徒を対象とする、就学支援補助金が、今年度も交付されることとなったため、計上するものでございます。
 次に、繰入金、基金繰入金、厚木市SEL教育基金繰入金134万7,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴うものでございます。
 続きまして、歳出でございます。6ページを御覧ください。
 学校教育課でございますが、教育費、教育総務費、教育指導費の外国語指導助手配置事業費の減につきましては、業務委託に係る入札差金により、59万3,000円を減額するものでございます。
 次に、特別支援教育推進事業費の減につきましては、神奈川県立伊勢原養護学校への、バスによる送迎業務に係る入札差金等により、131万8,000円を減額するものでございます。
 次に、七沢自然ふれあいセンター活動事業費の減につきましては、バスによる送迎業務に係る入札差金により、60万4,000円を減額するものでございます。
 次に、厚木市SEL教育基金事業費の減につきましては、携帯型学習機器の購入に係る入札差金等により、134万7,000円を減額するものでございます。
 次に、教職員課でございますが、教育費、小学校費、教育振興費の小学校非常勤講師派遣事業費の子事業、小学校少人数学級実施事業費につきましては、小学校の3学年を35人以下の学級とするため、当初11校へ非常勤講師の派遣を見込んでおりましたが、児童数の変動により9校となったため、報酬等552万1,000円を減額するものでございます。
 次に、7ページを御覧ください。教育研究所でございます。教育費、教育総務費、教育研究所費の教育調査研究事業費の子事業、教育資料提供事業費の減につきましては、小・中学校の社会科副読本等の印刷製本費の入札差金により、150万円減額するものでございます。
 平成24年度教育予算補正(案)につきましては、以上でございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
 難波委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
 特に質疑がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案どおり可決してよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第2号を可決いたします。
 次に、日程3 議案第3号 平成25年度教育予算(案)についてを議題といたします。
議案の説明をお願いいたします。
 相原教育総務部次長 それでは、議案第3号 平成25年度教育予算(案)につきまして、御説明申し上げます。
 本予算(案)につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定によりまして、市長から教育委員会に対し、意見が求められましたので、この同意について提案するものでございます。
 それでは、教育予算(案)の内容につきまして御説明いたしますので、1ページを御覧ください。
 まず、総括でございますが、歳入につきましては、教育総務部関係で9億5,351万4,000円、学校教育部関係で1,564万5,000円、社会教育部関係で2,376万5,000円を計上し、歳入合計は9億9,292万4,000円となり、前年度予算額と比較いたしまして、4億9,698万1,000円の増となってございます。
 この主な要因といたしましては、学校給食費の公会計化によりまして、学校給食費が厚木市一般会計の新たな歳入として計上されたことによるものでございます。
 歳出につきましては、教育総務部関係で29億6,894万1,000円、学校教育部関係で7億6,439万4,000円、社会教育部関係で9億3,058万3,000円を計上し、歳出合計は46億6,391万8,000円となり、前年度予算額と比較いたしまして、2億2,697万1,000円の増となっております。
 主な要因につきましては、学校給食費の公会計化によりまして、小・中学校を合わせまして、8億5,361万1,000円を新たに計上したことの影響が大きいものでございますが、一方、マイナス要因もございます。厚木小学校給食施設整備事業の完了に加えまして、その他事務事業の実施に当たりまして、優 先度の精査をいたしまして、徹底した経費の見直しによりまして、このような数字になってございます。
 なお、歳入につきましては2ページから10ページまで、また、歳出につきましては11ページから31ページまで、所管ごとに内容を記載してございます。
 それでは、歳出の主な事業について御説明申し上げます。
 平成25年度当初予算説明資料が、お手元に配布されていると思いますが、そちらを基に、所管ごとに説明させていただきたいと思います。
 まず、教育総務部から御説明させていただきます。それでは、資料の5ページを御覧いただきたいと思います。
 まず、ナンバー18、小学校保護者負担軽減事業費及びナンバー19、中学校保護者負担軽減事業費につきましては、保護者の経済的負担の軽減を図るため、教材等やクラブ活動、部活動に係る備品を購入する経費として、小学校費で2,912万6,000円、中学校費で2,100万8,000円を計上しております。
 次に、6ページを御覧ください。ナンバー1、小学校学校給食施設整備事業費及びナンバー2、中学校学校給食施設整備事業費につきましては、新規事業として、南部及び北部学校給食センターの老朽化に伴いまして、建て替えについての調査委託費として、それぞれ100万円を計上してございます。
 次に、10ページを御覧ください。ナンバー1、小学校校舎・体育館改修事業費につきましては、戸室小学校の外壁、屋上の改修工事及び上荻野小学校の給水タンク改修工事等として1億1,889万2,000円を計上しております。
 ナンバー2、中学校教室冷暖房設備設置事業費につきましては、学習に集中できる環境の整備を図るため、市立中学校13校の教室に、冷暖房設備を設置するための設計委託費として893万1,000円を計上しております。なお、本事業につきましては平成25、26年度の継続事業として実施されるものでございます。なお、工事につきましては平成26年度を予定してございます。
 次にナンバー3、小学校校舎等整備事業費につきましては、県道座間荻野線の延伸に伴いまして、三田小学校グラウンド造成のための実施設計等委託費として1,446万9,000円を計上しております。
 次に、11ページを御覧いただきたいと思います。ナンバー4、小学校校庭整備事業費につきましては、北小学校の校庭整備を行う経費として5,221万7,000円を計上しております。
 教育総務部関係当初予算の説明については以上でございますが、引き続き、学校教育部次長及び社会教育部次長から、所管の事務につきまして、御説明させていただきますので、よろしくお願いします。
 難波委員長 学校教育部次長。
 大木学校教育部次長 引き続きまして、学校教育部の予算につきまして、主要事業を中心に御説明申し上げます。恐れ入ります。1ページにお戻りください。
 ナンバー1、小学校少人数学級実施事業費につきましては、一人一人の児童に、目が行き届いたきめ細かな指導を展開するため、厚木市独自の施策として、国の実施する小学2学年より1学年上の3学年を対象に、35人以下の学級編制をするもので、1,474万8,000円を計上するものです。
 次にナンバー2、小学校教科担任制推進事業費につきましては、小学校高学年の教科担任制を推進するため、小規模校に非常勤講師を派遣するもので、295万1,000円を計上しております。
 次に2ページをお開きください。ナンバー4とナンバー5ですが、小・中学校元気アップスクール推進事業交付金につきましては、地域とのきずなを大切にした、特色ある学校づくりを推進するため、全小・中学校を対象に交付金を交付するもので、小学校は2,025万5,000円、中学校は1,294万円を計上しております。
 3ページのナンバー9、小中一貫教育推進事業費につきましては、教育委員会の指定校において、中学校教員が学区の小学校で事業を行えるよう、中学校に非常勤講師を派遣するもので、295万1,000円を計上しております。
 次に、ナンバー10、小学校放課後あつぎ元気塾実施事業費につきましては、放課後の教室を利用し、小学校3年生の国語及び算数の基礎的・基本的な内容の確実な定着を図るため、復習を中心とした個別の学習指導を行うために、元気塾講師を派遣するもので、678万1,000円を計上しております。
 次に、ナンバー11、厚木市学力学習状況調査実施事業費につきましては、確かな学力を身に付ける教育を推進するため、国の調査とは別に、市独自で小学校5年生及び中学校2年生を対象に調査を実施するもので、640万2,000円を計上しております。
 4ページを御覧ください。ナンバー12、学力ステップアップ支援員派遣事業費につきましては、児童・生徒一人一人の学習状況に応じた、きめ細かな指導を行うことで、基礎的・基本的な知識や技能の習得及び学習意欲の向上を図るため、学力ステップアップ支援員を全小・中学校に派遣するもので、6,897万9,000円を計上しております。
 次に、ナンバー13、外国語指導助手配置事業費につきましては、国際理解の素地を培い、英語教育の推進を図るため、小・中学校に外国語指導助手を派遣するもので、3,953万9,000円を計上しております。
 次に、ナンバー15、学校ICTサポーター事業費につきましては、児童・生徒がICTを活用できるよう支援するため、パソコンを使った授業の補助等を行うサポーターを小・中学校に配置するもので、917万円を計上しております。
 次に、7ページを御覧ください。ナンバー3、青少年教育相談事業費につきましては、児童・生徒とその保護者などが抱える不安や、悩みなどの解決を図るため、様々な相談活動を実施するとともに、ナンバー4、次にございます、登校支援推進事業費と合わせて、不登校の未然防止、早期対応など、児童・生徒の不登校対策のより一層の充実を図るもので、4,688万8,000円を計上しています。
 次に、9ページを御覧ください。ナンバー3、教育資料提供事業費につきましては、家庭・学校・地域社会における教育を支援するため、児童・生徒用の学習教材を作成するほか、研究紀要や実践記録集を発行するなど、教育に関する資料の収集、提供を行うもので、448万7,000円を計上しております。
 次に、11ページを御覧ください。ナンバー5、児童・生徒登下校等安全推進事業費につきましては、児童・生徒が安心して登下校できるようにするため、防犯ブザーの配布や、学童通学誘導員の配置などを行うもので、694万8,000円を計上しております。
 ナンバー6、高等学校等修学旅行費支援金につきましては、経済的な理由により、修学旅行に参加することが困難な生徒や保護者に、経費の一部を支給するもので、320万円を計上しております。
 次に、ナンバー7、要保護及び準要保護児童就学援助事業費及び12ページになりますが、ナンバー8、要保護及び準要保護生徒就学援助事業費でございますが、こちらにつきましては、教育の機会均等を図るために、経済的な理由により就学が困難な児童・生徒の保護者に、学用品などの経費の一部を支給するもので、小学校で4,540万3,000円、中学校で6,645万6,000円をそれぞれ計上しております。
 次に、13ページのナンバー14、学校支援プロジェクト推進事業費でございます。こちらの事業につきましては、いじめや暴力行為など児童・生徒の問題行動に対し、関係機関と連携してプロジェクトチームを組織し、一人一人に適した対応を図るもので、201万9,000円を計上しております。
 次に、15ページを御覧ください。ナンバー1、街頭指導活動費につきましては、青少年による非行の未然防止、早期発見、早期対応を図るため、青少年相談員や社会教育指導員などが、公園や繁華街などを巡回して指導するもので、829万6,000円を計上するものです。
 学校教育部の予算案につきましては以上でございます。
 社会教育部関係につきましては社会教育部次長から説明いたします。
 難波委員長 社会教育部次長。
 小山社会教育部次長 続きまして、社会教育部につきまして御説明いたします。恐れ入りますが、資料の8ページを御覧ください。
 ナンバー6、郷土資料館活動推進事業費につきましては、多くの市民に、郷土の歴史や文化等を伝えるため、郷土資料館で収蔵している資料等を活用し、展示や講座を開催する経費として62万7,000円を予算計上しております。
 ナンバー7、郷土資料館特別展示事業費につきましては、調査や研究等によって得た、歴史・民俗・自然の分野に関する資料を展示する経費として71万2,000円を予算計上しております。
 ナンバー8、ブックスタート事業費につきましては、絵本を介して親子の触れ合いを深めることや、幼いころからの読書習慣の重要性を啓発するため、本やブックリストをゼロ歳児の保護者に配布するとともに、絵本の読み聞かせ方や、図書館の利用方法などについて、説明や案内をする事業の経費として68万6,000円を予算計上しております。
 ナンバー9、子ども読書活動推進事業費につきましては、読書大好きあつぎっ子の育成を図るため、あつぎ家庭読書の日、毎月第3水曜日を中心に、家庭での読み聞かせや、親子読書の必要性について周知を図るとともに、講座等の開催のための経費として74万6,000円を予算計上しております。
 14ページを御覧ください。ナンバー1、家庭教育学級交付金につきましては、全ての教育の原点である、家庭教育の充実を図るため、小・中学校PTA、幼稚園保護者会等に、家庭教育学級の開設を支援するための経費として318万円を予算計上しております。
 ナンバー2、家庭教育情報提供事業費につきましては、家庭教育の必要性や重要性を理解していただくため、小・中学校PTA、幼稚園保護者会等を対象に、講演会や研修会を開催するための経費として7万9,000円を予算計上しております。
 ナンバー3、早寝早起き朝ごはん啓発推進事業費につきましては、成長期の子供の健やかな成長のために、早寝早起き朝ごはんの大切さを、保護者の方々に積極的にPRする経費として20万3,000円を予算計上しております。
 次に、16ページを御覧ください。ナンバー1、市民スポーツ活動推進事業費につきましては、多くの市民にスポーツに触れ合う機会を提供するため、ニュースポーツを体験する、スポーツなじみDAYなどを開催するための経費として125万1,000円を予算計上しております。
 次に、ナンバー2、スポーツ推進事業補助金につきましては、本市のスポーツの普及・振興を図るため、各種スポーツ大会やスポーツ教室等を開催する事業費として、公益財団法人厚木市体育協会に対して、補助金を交付するため1,323万2,000円を予算計上しております。
 ナンバー3、スポーツ振興基金積立金につきましては、スポーツの振興に役立てるため、皆様からの寄附金などを積み立てるための科目設定として設けておりまして1,000円を予算計上しております。
 次に、17ページを御覧ください。ナンバー4、スポーツ推進委員養成事業費につきましては、地域におけるスポーツ・レクリエーションの普及・振興のため、地域のリーダーとしてふさわしい、スポーツ推進員の養成のための研修会等の経費として409万4,000円を予算計上しております。
 ナンバー5、競技団体選手強化事業交付金につきましては、競技力向上を図るため、競技団体が全国大会や県大会等に選手を派遣する際に実施する、強化合宿及び強化練習会等の事業に対し、交付金を交付するための経費として15万円を予算計上しております。
 ナンバー6、全国大会等出場奨励事業費につきましては、競技力向上を図るため、国際大会、全国大会に出場する市内の個人やチームに対し、奨励金を交付するための経費として120万円を予算計上しております。
 続きまして、ナンバー7、体育施設整備事業費につきましては、安全な施設運営を継続するため、南毛利スポーツセンターテニスコートのフェンスを修繕するための経費として160万円を予算計上しております。
 次に、18ページを御覧ください。ナンバー8、市史編さん事業費につきましては、本市の歴史的変遷を後世に継承するため、厚木市史の発刊を目指し、歴史資料の調査、収集、分類及び整理をする経費として1,381万9,000円を予算計上しております。
 続きまして、ナンバー9、郷土芸能事業費につきましては、相模人形芝居やささら踊りなど、本市の誇るべき郷土芸能を後世に継承するため、児童・生徒を始め市民の方々が鑑賞できる機会を数多く設け、また、後継者育成のため、児童・生徒を始め多くの市民の方々が参加できる体験教室や、郷土芸能学校を開設する経費として391万9,000円を予算計上しております。
 ナンバー10、(仮称)収蔵資料館建設事業費につきましては、郷土の歴史や自然を語る貴重な資料を展示公開、保存するとともに、調査・研究・普及活動等を通して、地域文化の発展と賑わいを創出する、(仮称)収蔵資料館を整備するための調査費として85万円を予算計上しております。
 次に、19ページを御覧ください。ナンバー1、人権教育・啓発推進事業費につきましては、市民の方々に人権に対する意識をより高めていただくため、人権講座ヒューマンカレッジ等を開催するとともに、人権について積極的に啓発するための経費として112万4,000円を予算計上しております。
 社会教育部につきましては、以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。
 難波委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 御説明ありがとうございます。厚木市が目指している、子育て・教育環境日本一ということで、厳しい財源の中、教育委員会の予算は削られていないということで、感謝申し上げます。
 御説明いただきましたが、平成25年度当初予算説明資料の、例えば13ページのナンバー14、学校支援プロジェクト推進事業費が201万9,000円と書いてありますが、平成24年度の予算額を記載していただくと、厚木市教育委員会は、今年度はこの部分に重点的に予算を付けているということが、非常に分かりやすいと思います。我々は、この201万9,000円が、昨年度はどうだったのかということが分からないので、厚木市教育委員会として、この事業を推進したいと思っているのかが、この資料では非常に分かりづらいと思います。来年度、分かりやすく記載していただきたいと思いますので、検討してください。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 教育委員会全体に関わることですので、私から答弁させていただきます。
 新川委員長職務代理者がおっしゃるとおり、前年度比が記載してございませんので、比較ができないと思いますので、来年度につきましては、適正に直させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 難波委員長 新川委員長職務代理者、よろしいですか。
 新川委員長職務代理者 はい。
 難波委員長 他に何か質疑はありますでしょうか。
 それでは、私から一点お尋ねします。16ページのナンバー3、スポーツ振興基金積立金の1,000円ですが、皆様からの寄附金が主な財源ということだと思いますが、この金額について詳しい説明をお願いします。
 一柳スポーツ課長 こちらのスポーツ振興基金積立金につきましては、寄附金の計上ということで、予測が難しいこともありますので1,000円とさせていただいております。また、本年度につきましては3万円の歳入があり、積み立てを行っております。
 難波委員長 ありがとうございます。
 田口委員。
 田口委員 11ページのナンバー7、要保護及び準要保護児童就学援助事業費と、次のナンバー8、こちらも同じ内容ですが、合計しますとかなりの金額になります。学用品などの経費の一部を補助するということですが、必ず学用品等に使われているのでしょうか。他の用途に使われてしまうことはないのでしょうか。どのような形で申請して、どのような形で支給されているのか、説明をお願いしたいと思います。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 就学援助につきましては、市で基準を定めておりまして、収入が生活保護の基準額の1.5倍までの世帯となっております。
申請につきましては、年度当初に申請書を提出いただきまして、生活保護基準額の1.5倍以内であるかを審査いたしまして、保護者の方に決定の通知をしております。
 支給につきましては、定額で支給するもの、あるいは学校で費用として掛かったものだけ支給するということもございます。
 例えば、学用品費につきましては、文部科学省で算出している計算で、保護者に支給しております。また、修学旅行費用につきましては、実際に掛かった費用を支給しております。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 補足説明いたします。手続きといたしましては、基本的には各家庭からの申請となっております。新年度が始まりますと、学校に申請していただきまして、その後、学校から教育委員会に申請書が届きます。申請書が届きますと、学務担当課長が説明いたしました基準の中で、就学援助に該当するかどうかを審査いたしまして、決定すれば支給する形になります。
 しかしながら、いろいろな家庭がございますので、例えば、このような援助は遠慮したいという方もいらっしゃいます。そのような家庭の事情に精通しておりますのは、やはり各学校の担任でございますので、そういうことがありましたら、各家庭に制度についてお知らせをして、遠慮なく申し出ていただけるような環境づくりを図るよう、各学校に伝え、子供たちの生活環境を整えております。
 難波委員長 田口委員。
 田口委員 生活保護も不正受給等の様々な問題が出ています。教育委員会の予算ですので、学用品等の子供の教育に関わることに使われていなかったら、とても残念だと思いますので、教育委員会としてしっかりと把握する必要があると思います。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 先ほど、準要保護児童の場合は、生活保護の1.5倍までと説明がありましたが、これは国が定めた1.5倍なのでしょうか、それとも厚木市が独自で定めた1.5倍なのでしょうか。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 準要保護につきましては、国の基準というものはございません。1.5倍というのは、厚木市独自で定めているものでございます。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 他の市町村も同じ基準なのでしょうか。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 神奈川県内の市町村では、1.0倍や1.2倍などがございますが、最高水準が1.5倍となっておりますので、厚木市は県内の中では、一番給付の水準が高いと言えます。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 学校教育部長の説明の中で、学校の担任を通して申請するというお話がありましたが、保護者の気持ちとして、先生にそういったことを知られたくないので、申請しない方もいらっしゃると思いますが、直接、教育委員会に申請することは可能ですか。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 多くの学校では、事務職員が申請の取りまとめを行っております。今、新川委員長職務代理者から御指摘があったとおり、直接、教育委員会に申請ということも研究課題と考えておりますが、学校に申請いただければ、学校と教育委員会で情報の共有ができますので、現状では学校に申請いただいております。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 先ほどの説明の中で、委員の皆様に誤解を与えてしまったかと思います。基本的に担任は関わっておりません。事務職員が取りまとめております。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 子供の心情を一番大事にしてください。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 当然、知られたくないプライバシーの部分ですので、子供にはできるだけ目に触れないような形で、配慮したいと考えております。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 10ページのナンバー2、中学校教室冷暖房設備設置事業費は、全中学校の教室に冷暖房が整備されて、将来的には、小学校もそういう形になるのでしょうか。
 難波委員長 学校施設課長。
 市川学校施設課長 中学校教室冷暖房設備設置事業費につきましては、市内の全中学校の220教室を予定してございますが、平成25、26年度に整備してまいります。引き続きまして、小学校も平成27年度に行いたいということで、計画してございます。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 中学校から先に整備をするのは、中学校の教室に冷暖房がないということなのでしょうか。
 難波委員長 学校施設課長。
 市川学校施設課長 中学校を先に整備する理由につきましては、一点目として、受験ということがございます。冷暖房が整備された環境の中で学習に集中できるよう、優先して中学校から整備しております。
 また、二点目として、小学校から必ず中学校へ上がるということもございますので、6年生から中学校へ上がったときに、冷暖房が整備された環境を用意するということもございます。
 難波委員長 他に質疑がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案どおり可決してよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第3号を可決いたします。
 次に、日程5 議案第5号 厚木市指定文化財の指定に係る諮問についてを議題といたします。
 議案の説明をお願いいたします。
 平本文化財保護課長 議案第5号 厚木市指定文化財の指定に係る諮問について、提案理由及び内容について、御説明させていただきます。
 本件につきましては、厚木市文化財保護条例第4条第1項及び同施行規則第2条の規定に基づき、厚木市指定文化財の指定の申し出がございました文化財について、適正な指定を行うため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第16号の規定により、厚木市文化財保護審議会に諮問しようとするものでございます。
 恐れ入りますが、1枚おめくりください。
 文化財指定の申出がございました4件について、厚木市文化財保護審議会に対する諮問文でございます。
 次に、諮問理由書を御覧ください。1の遍照院薬師堂、いわゆる妻田薬師の須弥壇は、天正年間、天正年間といいますと1573年から1591年でございますが、厨子を制作しました大工の名前が須弥壇の内部に残されていますことから、同時期に制作されたものと思われます。
 2の足利義満安堵状は、室町幕府の三代将軍であります義満が、京都理性院の僧に、厚木市内の飯山に金剛寺がございますけれども、金剛寺の別当職等となることを承認、あるいは保証した文書でございまして、義満のサインであります花押がございます。これは原本となります。
 次に、3の厚木市内の恩名沖原遺跡出土浅鉢は、縄文時代の中期の土器でございます。
一般的に縄文土器の場合は、器の外面に縄目の文様を施すことが、その特徴となっておりますが、この土器は外面には文様がございません。内面に1点、魚を表現したような文様が、一対ございます。また、内面には漆を塗ったような痕跡も認められます。
 最後の4の北条家制札は、戦国大名の北条氏直が、荻野新宿で開かれる市での禁止行為を定めたもので、小田原北条氏、いわゆる後北条氏の朱印でございます、虎の印判が認められます。
 以上、4点の史料につきましては、いずれも本市にとって、極めて貴重な文化財であり、また、学術的にも高いことが考えられますので、厚木市指定文化財として指定することの可否について、文化財保護審議会に諮問し、御審議をお願いしようとするものでございます。
 なお、1枚おめくりいただきますと、カラーの写真がございますので、御確認いただければと思います。1が遍照院薬師堂の須弥壇、2が足利義満の安堵状、3が恩名沖原遺跡出土浅鉢、4が北条家制札でございます。
 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
 難波委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
 特に質疑がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案のとおり可決してもよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第5号を可決いたします。
 報告事項に入ります。
 報告事項2 平成24年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いいたします。
 長谷川教育総務課長 報告事項2 平成24年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
 資料2を御覧ください。
 本件につきましては、関係各課から提出のありました、表彰候補者内申書に基づき、去る、1月31日に開催いたしました、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしましたものを、随時表彰するものでございます。
 まず、1ページを御覧ください。個人の部でございますが、平成24年度かながわ地球環境保全ポスターコンクールで、環境月間特別賞を受賞されました、泉海逢様を始めといたしまして、40人を表彰するものでございます。
 4ページを御覧ください。団体の部でございますが、第25回関東ママさんバレーボールいそじ大会Bブロック優勝をされました、あつぎA様を始めといたしまして、8団体を表彰するものでございます。
 個人及び団体のいずれにつきましても、文化及びスポーツの分野において、優秀な成績を収められております。
 5ページの教育委員会感謝状でございますが、平成20年から愛甲小学校で本の読み聞かせを行い、教育活動に貢献されました、なしのみおはなし会様に贈呈するものでございます。
 表彰式につきましては、3月12日、火曜日、午後4時、市役所第二庁舎16階会議室で開催する予定でございます。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して何かございますでしょうか。
 特になければ、報告事項2を終わります。
 次に、報告事項3 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
 山崎保健給食課長 それでは、報告事項3 給食用食材の放射性物質の測定結果について、御報告いたします。
 恐れ入りますが、資料3を御覧ください。
 1月16日から2月12日までの測定結果でございますが、全て不検出となっております。
 恐れ入りますが、1枚おめくりいただき右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、保護者からの要望を取り入れ、1日3品目を限度として測定している中で、1月につきましては、25品目の要望に対しまして16品目、2月につきましては、39品目の要望に対しまして、予定も含めて21品目を測定いたします。
 今後におきましても、保護者の方から要望があった食材を基本として、測定してまいります。
 恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、裏面を御覧ください。大気中の放射線量の測定につきましては、環境農政部において月1回、市内22か所の定点観測が実施されております。2月8日の測定結果につきましては、数値的には今回も特に変化は示されておりません。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対しまして、何かございますでしょうか。
 田口委員。
 田口委員 先日、南部学校給食センターを訪問して、放射性物質の測定作業を実際に見学させていただきました。非常に大変な作業ですけれども、よく測定の実態というものが分かって、今では、誰に聞かれても説明できるようになりました。ありがとうございます。
 また、保健所からの通知を目にいたしましたが、しいたけについて、一度も出荷しないと報告した後に、保管していたしいたけを、干ししいたけにして販売した業者がいたということで、その干ししいたけの放射性物質を計測したところ、検出されたということがあって、このようなルートで出回っているものについては、十分注意してほしいという内容でしたので、報告させていただきます。
 難波委員長 保健給食課長。
 山崎保健給食課長 今、田口委員の発言ですが、しいたけに関しましての情報が、教育委員会にも入ってございます。
 干ししいたけに関しましては、年間で業者と契約してございます。また、既に測定いたしまして、結果は不検出でございました。年間契約してございますが、例えば、ロットが違った場合は業者から、ロットが違うものが納品されるという連絡がございますので、その場合は、必ず測定いたします。また、情報に関しましては逐一収集いたしまして、学校給食の安心・安全を図りたいと思っております。
 以上です。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
 他になければ、報告事項3を終わります。
 次に、報告事項4 平成25年度厚木市立中学校選択制について、報告をお願いいたします。
 志賀学務担当課長 平成25年度厚木市立中学校選択制につきまして、資料4に基づきまして、御説明申し上げます。
 まず、中学校選択制につきましては、平成25年度の入学者から、従来の市内13校から自由に選択できる制度から、通学の安全等の観点から、指定学校に隣接する区域の学校の中から1校を選択する、隣接区域選択制に変更しております。
 平成25年度の入学者につきましては、昨年9月に小学校6年生の全ての保護者に、小学校を通じて制度の案内を行っております。また、10月には全小学校で保護者説明会を開催しております。また、小・中学校の校長及び教頭、小学校6年生の担任の先生につきましても、説明会を開催しております。
 中学校選択制の申し込みにつきましては、10月22日から11月20日までの期間で受付しておりますが、受入れ上限人数を超えた学校は、ございませんでしたので、二次申請として、今年の1月21日まで受付いたしました。一次申請及び二次申請の結果が、資料4の数字でございます。市内13校の受入れ上限人数につきましては、総計で240人、申請件数が62件、就学予定者数が60人となっております。
 申請理由につきましては、受付の際に聞き取りをいたしまして、集計したものでございます。一番多いものが友人関係の21件、次が部活動、次が教育環境、最後が通学距離等という結果になっております。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 中学校選択制が改正されたわけですが、昨年度は、全体では何人だったのでしょうか。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 平成24年度の申請件数は63件ございました。昨年度と比較いたしますと、1件の減ということになります。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 今までも、隣接する中学校を選択する子供が多かったので、今回改正したことによって、何か子供たちにとって、不利という言い方は良くないかもしれませんが、そういうことはなかったと理解してよろしいのでしょうか。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 隣接する中学校を選択された方が9割程度おりますので、不利はないものと考えております。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 転出を希望する学校に偏りがあるように感じますが、その理由について把握されていますか。
 難波委員長 学務担当課長。
 志賀学務担当課長 転出が多い学校につきましては、睦合中学校、藤塚中学校が挙げられます。
睦合中学校ですが、学区内の清水小学校は、睦合中学校と睦合東中学校に分かれます。清水小学校の児童の8割程度が、睦合東中学校に進学いたしますので、友人と同じ学校に行きたいという理由があるかと思います。
 また、藤塚中学校ですが、依知中学校の部活動を希望する児童が、6人いらっしゃいます。また、依知小学校も、中学校が藤塚中学校と依知中学校に分かれますので、友人と同じ中学校に通いたいという児童が、6人いらっしゃいます。
 難波委員長 田口委員。
 田口委員 中学校選択制の申請理由の中で、部活動という割合が非常に高いようです。中学校の部活動が、活発に行われているのだと思いますが、部活動中の顧問の体罰によって、高校生が自殺したという報道があって、私は皆さんの関心が高い問題だと思います。
 また、私の娘が高校へ通っておりますが、既に学校から調査書を持ってきて、学校ではなく、直接、神奈川県教育委員会に郵送するという形で調査が行われております。
 また、厚木市を始め、各市町村でも、小・中学校で調査を行うという報道もされております。
 私が質問したいのは、厚木市ではどのような形で調査するのかということと、調査の結果が、どのように公表されるのかということ、最後に、厚木市が体罰の防止について、どのように取り組んでいるのか御説明をお願いします。
 難波委員長 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 田口委員のお尋ねでございますが、まず、調査の方法、期間等について御説明いたします。
 方法につきましては、神奈川県に倣いまして、教員向けの調査、児童・生徒・保護者向けの調査、この二つで行っております。
 期間でございますが、実は昨日から教員向けの調査は始まっておりまして、2月26日までの期間で調査いたします。また、児童・生徒・保護者向けの調査につきましては、明日、各学校で児童・生徒に、調査用紙と回答用紙を配布する予定となっております。
 回収につきましては、郵送又は教育委員会に直接持ち込む方法と、学校では教頭に手渡しする方法と、回収箱が準備できる学校につきましては、回収箱を設置して、回収する方法をお願いしております。
 児童・生徒・保護者向けの調査につきましては、家庭に負担が掛からず、また、提出しやすい環境を整えるために、四つの選択肢から選んでいただく方法をとっております。
 また、回収後につきましては、教育委員会に、教員向けの調査と児童・生徒・保護者向けの調査が集まりますので、そこで中身を精査いたします。
 体罰であるか、そうでないかの判断につきましては、平成19年2月5日付の文部科学省の通知がございますが、こちらに体罰についての基準が示されておりますので、それに照らし合わせて判断いたします。
 公表につきましては、国の公表につきましては、調査の結果を神奈川県から国に報告いたしますのが、4月の末日と聞いておりますので、それ以降になると思います。
 神奈川県教育委員会におきましても、国の公表日以降となっておりますので、厚木市についても、そちらに沿った形での公表になると考えております。
 最後のお尋ねですが、体罰についての本市の取組でございます。
 これまでも、各小・中学校の管理職を対象にした研修会や教育長講話の中で、事故防止の観点から、体罰については指示、指導を行っておりました。各学校ではそちらを持ち帰って、月に1回、事故不祥事防止研修会を開催しております。そこで教員に定期的に、意識の向上を図る取組を行っております。また、体罰をテーマとした、教員対象の研修会も行っております。
 今後につきましては、今までの取組に加えて、管理職がそれぞれの教員に対して、体罰について指導を行うだけでなく、教員間で話し合いができるような研修プログラムを、教育委員会が提供できるのではないかと考えております。
 また、部活動につきましては、一般論として、体罰が起こる可能性がやや高いと考えますと、中学校には体育連盟という組織がございますので、そちらへの働きかけなども視野に入れながら、今後、絶対にあってはならない体罰を根絶するための取組を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。
 難波委員長 田口委員、よろしいですか。
 田口委員 ありがとうございます。体罰が騒がれておりますが、実際には、中学校では言うことを聞かない生徒や、立ち向かってくる生徒もいるのではないかと思います。そういったことに対して、体罰を気にし過ぎて先生が萎縮したり、きちんとした指導が行われなかったりして、学校が荒れてしまうのはいけないことですし、そういう子供によって、何も罪のない子供たちに被害が及んでしまうことは、絶対にあってはならいないことです。
 きちんとした指導を行うためには、相当な指導力が必要であると思います。指導力が落ちないように、今後も取組を進めていただきたいと思います。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 質問と意見を述べさせていただきます。
 調査の中で、例えば、保護者が自分の子供は体罰を受けていないということであれば、提出しなくてよいのか教えていただきたいのと、田口委員と重なりますが、企業でも上司が部下に大声で怒ると、それはパワハラだということで訴えられたりすることがあります。
 先生が子供を何度も殴ることは、絶対いけないことですし、一発でも当然いけないことですが、本当に怒ること自体が、全て駄目だという風潮になってきますと、教育が本当にしっかりできるのかと思いますので、筋道を立てて怒らないといけないのですが、怒るべきときはきちんと怒れるようであってほしいと思います。
 また、新聞等で学校現場や教育委員会が、隠蔽体質であるという報道がされておりまが、本市ではそういうことはないと思いますので、事件が起きた場合には、学校現場や教育委員会が隠すことなく、公表していただきたいと要望いたします。
 難波委員長 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 新川委員長職務代理者の御質問ですが、保護者の記載がなければ、提出の必要がないのかということですが、そのとおりでございます。子供が体罰に関わるようなことがなく、保護者が気付いたことや意見等がなければ、提出の必要はございません。
 また、隠蔽についての御指摘ですが、今の社会情勢から、こちらにつきましては、十分に配慮しなければならないといことで、今回の調査につきましても、様々な検討をいたしました。できるだけ児童・生徒・保護者に調査を提出していただきたいと考えまして、今回の回収方法となりました。
 また、田口委員と新川委員長職務代理者から、大変貴重な御意見をいただきました。過剰な反応が起こったり、教員がきちんと指導ができない状況が発生したりすることは、避けたいと思っております。しかしながら、権力を行使するようなことが、指導の形態ではないと思っておりますので、諭すところはきちんと諭すわけですが、例えば、教員に向かってくる子供たちが、周りの生徒に被害を及ぼすような、非常に乱暴な状況であれば、それを制するために、きちんと対応しなければならないと思います。普段の人間関係をきちんとつくりながら、今の現象だけではなくて、先に目標を置いて支援・指導するというスタンスで、全ての教員が取り組めるように、指導力の向上について、様々な支援をしていきたいと考えております。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 補足説明いたします。
 体罰のきっかけは、いろいろあると思いますが、言葉尻を捉えてしまうようで、大変申し訳ありませんが、先生が子供を怒るというような発言がございましたが、怒るということは、感情的なものになってしまいます。
 子供の指導は感情ではなく、きちんとした判断の中で、指導がされなければいけないと考えておりますので、先生が指導力を高めるということが、大事であると思います。
 感情的にならず、きちんとした指導ができるように、これまでも研修しておりましたが、人権感覚を基本に据えた指導ができるように、教職員の資質向上を図るということで、取り組んでまいりたいと思っております。
 以上です。
 難波委員長 それでは、私からよろしいでしょうか。
教育委員会に届いた調査結果を基に、精査していくというお話ですが、その担当者についてですが、教育委員会の中で、専任の担当者を考えているのでしょうか。
 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 これから業務に携さわりますが、二つ想定しておりまして、一つ目は、保護者の意見のみが書かれていて、事実確認を行わないで済むような報告でございます。
 二つ目は、中身を調査しなければならない報告でございます。
 こちらにつきましては、教育委員会で素早く対応したいと考えております。
 また、担当者につきましては、教育指導に携わる職員、例えば、指導主事が通常業務を行いながら、進めてまいります。
 難波委員長 ありがとうございました。こちらは、大変な作業であると想定できますし、また、期間も限られた中での作業になるかと思います。通常業務を行いながらの作業ですので、大変かと思いますが、是非ともよろしくお願いいたします。 新川委員長職務代理者と田口委員の発言につきましては、私もそのとおりだと思います。
 また、報告の中で、教員間で体罰に関して話し合いをする機会を設けてみたいというお話がありましたが、これはとてもすばらしい考え方というか、とても大事なことだろうと私は思います。体罰に限らず、教育内容や行事等に関しても、毎年行っているからということではなく、この行事はどうなのだろうか、この事象はどうなのだろうかということを、教育委員会の皆さんで、絶えず話し合う環境を学校の中で作っていくことで、学校の現場もよくなりますし、保護者の信頼も得られると思いますので、是非、時間を掛けて行っていただきたいと思います。
 他になければ、報告事項4を終わります。
 それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
暫時休憩 17時55分

再開時刻 17時56分

 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について
 (資料に基づき説明し、可決された。)
 報告事項1 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

難波委員長 以上で、本日予定をしておりました日程は、全て終了いたしました。これをもちまして、平成25年厚木市教育委員会2月定例会を閉会いたします。
閉会時刻18時 8分

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