平成29年厚木市教育委員会5月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成29年5月23日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 山田 一夫
委員 難波 有三
委員 水上 裕
委員 門田 美惠子
事務局
齊藤教育総務部長、須藤学校教育部長、霜島社会教育部長、
高橋学校教育担当次長、若林教育総務課長、武田学校施設課長、
岩崎学校給食課長、窪田学務課長、佐藤教育指導課長、
川口青少年教育相談センター所長、西海社会教育課長、
増田文化財保護課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第22号 平成29年度教育予算補正について
議案第23号 厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱について
議案第24号 厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱について
議案第25号 厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について
議案第26号 厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱について
議案第27号 厚木市教育支援委員会委員の委嘱について
議案第28号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱について
議案第29号 厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について
議案第30号 厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱について
議案第31号 厚木市文化財保護審議会委員の委嘱について
議案第32号 厚木市久保奨学金(平成29年度学校教育活動応援奨学金)の支給決定に係る諮問について
議案第33号 厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定について

3 報告事項

  • (1) 厚木市教育委員会点検・評価委員会委員の委嘱について
  • (2) 厚木市学校運営協議会委員の委嘱について
  • (3) 第4期厚木市教育充実プラン検討会委員の委嘱について
  • (4) 放射性物質の測定結果について
  • (5) 学校における事故発生状況について
  • (6) 平成28年度児童・生徒指導について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時

  • 曽田教育長 それでは、定刻になりましたので、ただ今から平成29年厚木市教育委員会5月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として難波委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。
     始めに、私から報告をいたします。
     5月定例教育委員会教育長報告。平成29年4月25日火曜日に開催されました4月定例会以後の主な行事等21件につきまして、御報告申し上げます。
     まず、1ページ、4番目でございます。4月27日、木曜日、厚木市役所第二庁舎16階会議室におきまして、平成29年度第1回厚木市小・中学校教頭会議を開催いたしました。
     4月13日には、同じく第1回小・中学校長会議を開催いたしまして、私の年度始めの所信の一端をお話しさせていただき、併せて学期、年度のお願い事項等を説明させていただきました。
     次に、6番目でございます。5月3日、水曜日、若宮公園芝生広場におきまして、第29回森の里鯉のぼりまつりに出席いたしました。来場された方が1,500人ということで、非常に多くの方々が参加されておりました。特に、森の里小学校、森の里中学校、それと県立厚木西高等学校の児童・生徒の皆さんが参加され、小学校の子どもたちは鼓笛隊の演奏、また、中学校の生徒たちは吹奏楽等の演奏を披露して、地域の方々も大変大きな拍手をしてくださっておりました。
     次に、7番目でございます。5月7日、日曜日、玉川・南毛利南の2つの地区におきまして、平成29年度春季の健康まつりが行われました。秋に行われる地区の大運動会とは異なりまして、この春季の健康まつりにつきましては、地域の方々が、ソフトバレーボールやグラウンドゴルフなど幾つかの競技種目に分かれて、スポーツを楽しんでおられました。中には市民体育大会の予選を兼ねている競技もありまして、本当に真剣に白熱した試合が展開されておりました。
     次に、2ページ、10番目でございます。5月13日、土曜日、厚木中央公園ほかにおきまして、第43回厚木市緑のまつりの開会式が行われました。来場された方は、13日の土曜日、14日の日曜日の2日間で3万2,500人ということで、開会式が行われた13日の土曜日はあいにくの雨模様となってしまったのですが、多くの方々が出席されておりました。また、緑の標語のコンクールで受賞された依知中学校の女子生徒も来ており、紹介をされておりました。
     次に、13番目でございます。5月14日、日曜日、厚木市営厚木野球場ほか各会場におきまして、8つの地区の春季健康まつりが行われました。
     次に、14番目でございます。5月15日、月曜日、そして、次のページになりますが、3ページの15番目、5月16日、火曜日の2日間、新任の校長先生がいる学校を訪問させていただきました。15日が鳶尾小学校、三田小学校、16日が上荻野小学校、荻野小学校ということで、計4校を訪問させていただきました。
     学期が始まって約1か月たっているわけですが、子どもたちの状況がどうなのか、あるいは先生方が取り組まれている様子がどうなのかについて、校長先生からお伺いし、その後、校舎内を回らせていただいて、実際に子どもたちが授業に取り組んでいる様子も拝見してきました。
     次に、17番目でございます。5月20日、土曜日、玉川小学校におきまして、平成29年度玉川小学校大運動会が開催されました。小学校におきましては、運動会を春に実施する学校と秋に実施する学校がございますが、この玉川小学校大運動会は春に実施する小学校の運動会の第1番目でございました。
     春に実施する小学校運動会の多くは、来月3日の土曜日に実施するということなので、また、子どもたちが一生懸命頑張る様子を見に行ってまいりたいと思っております。この20日の玉川小学校運動会では、保護者だけではなくて、非常に多くの地域の皆様方が、子どもたちが一生懸命競技に取り組む様子を見てくださいました。
     次に、19番目でございます。5月21日、日曜日、アミューあつぎ8階におきまして、平成29年度第20回少年少女フェスティバルが、1,100人の参加者をもって開催されました。この少年少女フェスティバルは、15の地区ごとの各ブースで、指導員の方々あるいはジュニアリーダーの子どもたちの指導によって、様々なおもちゃ等を手作りするというもので、毎年恒例になっているものです。今回も、厚木市指導員連絡協議会を中心に、多くの参加者を得て、実施されました。
     次に、20番目でございます。同日でしたが、依知南小学校ほかにおきまして、3地区で、春季健康まつりが開催されました。残り1地区、緑ケ丘地区の春季健康まつりの開催をもって、今年の春季健康まつりが終わるということになります。
     以上でございます。
     本日の日程のうち、議案第29号及び報告事項6については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので非公開とし、日程の最後において審議、報告を行うことといたします。なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら、御退出いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきいただきたいと思います。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1、議案第22号、平成29年度教育予算補正についてを議題といたします。議案の説明をお願いいたします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 議案第22号、平成29年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、その同意について提案するものでございます。
     内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
     まず、1の総括ですが、歳入の補正額につきましては、社会教育部に関する事業費を140万円増額し、補正後の教育予算歳入金額を11億2,107万7,000円とするものでございます。
     次に、歳出の補正額につきましては、社会教育部に関する事業費を140万円増額し、補正後の教育予算歳出金額を51億2,732万4,000円とするものでございます。
     教育総務部、学校教育部につきましては、今回該当がございません。
     詳細につきましては、所管部の課長から御説明いたします。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 それでは、御説明いたしますので、裏面2ページ、2、歳入を御覧ください。
     文化財保護課の歳入額で、補正前は8,162万1,000円でございましたものが、140万円の増額となり、合わせて8,302万1,000円となります。右側を御覧ください。補正歳入科目として、50節、教育費雑入となります。この歳入の増額につきましては、コミュニティ推進事業助成金140万円を計上したものでございます。これは、一般財団法人自治総合センターが実施する、コミュニティ助成事業宝くじの普及広報事業費として受け入れる委託事業収入を財源に、一般コミュニティ活動やコミュニティセンターの助成、地域防災組織育成助成などを対象としたもので、平成28年10月に申請し、平成29年3月31日に決定されたものでございます。
     続きまして、歳出について御説明いたします。3ページ、3、歳出を御覧ください。文化財保護課の平成29年度歳出予算額が1億5,145万1,000円であったものが、先ほど御説明いたしましたコミュニティ推進事業助成金140万円を加えまして、合計で1億5,285万1,000円となります。このコミュニティ推進事業助成金140万円につきましては、文化財保護課の19節、負担金、補助及び交付金、文化財保護事業費増として、1、郷土芸能コミュニティ事業補助金を140万円計上するものでございまして、コミュニティ活動に対する補助として、国指定の重要無形民俗文化財、相模人形芝居、林座の演目に必要不可欠な道具類を新調するためのものでございます。
     以上で、教育予算補正の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 相模人形芝居の演目は郷土芸能まつりでやっておりまして、毎年見させていただいているのですが、相当お金が掛かっているという印象がありますので、こういった助成というのは、非常に有り難いことだと思います。
     一点質問です。この助成金は毎年取れるものなのか、それとも今回に限って取れたのかをお聞きしたいのですが、いかがでしょうか。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 この助成金は、結構継続して取らせていただいております。一昨年は長谷座、去年は垣澤社中、今年が林座ということで、継続的に取らせていただいているのですが、取れないことも確かにございます。やはりほかの市町村でもそういった団体はありますので、毎年厚木市でということにはならずに、取れないこともございます。ただ、事務局としては、一生懸命アピールしてまいりたいと考えております。
  • 山田教育長職務代理者 分かりました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第22号を可決いたします。
     次に、日程2、議案第23号、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長
  • 若林教育総務課長 議案第23号、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員につきましては、現在5人の方を委嘱しておりますが、平成29年5月31日で一人の任期が満了となることから、厚木市久保奨学金基金条例第15条第3項の規定により、新たに選考委員会委員を委嘱するものでございます。
     1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。新たに委嘱する方は、関幸男様で、新任となります。任期につきましては、条例第15条第4項の規定により、平成29年6月1日から平成31年5月31日までの2年間でございます。
     なお、裏面には、参考資料として、6月1日からの新たな名簿を添付してあります。
     説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますか。
     よろしいですか。それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第23号を可決いたします。
     次に、日程3、議案第24号、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 議案第24号、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員につきましては、平成29年5月31日で任期が満了となることから、厚木市小中学校通学区域再編成委員会規則第3条の規定により、新たに委嘱するものでございます。
     1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。番号1番の杉山繁雄様から10番の宮崎昌彦様までの10人を委嘱するものでございます。10人のうち再任が3人、新任が7人でございます。
     委員の構成につきましては、学識経験者が2人、住民自治組織の代表が2人、青少年育成団体の代表が2人、市内小中学校PTAの代表が2人、市内小中学校長の代表が2人の合計10人でございます。
     任期につきましては、規則第4条第1項の規定により、平成29年6月1日から平成31年5月31日までの2年間でございます。
     説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑ございますか。
     よろしいですか。それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第24号を可決いたします。
     次に、日程4、議案第25号、厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 案件第25号、厚木市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市学校給食センター運営委員会委員の任期が、本年5月31日をもって満了となることに伴い、厚木市学校給食センターの管理及び運営に関する規則第3条の規定により、15人の方を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、別紙を御覧いただきたいと存じます。15人のうち、再任が4人、新任が11人でございます。
     委員の構成につきましては、公募の委員が3人、市内小中学校長からの選出委員が4人、市内小中学校PTAからの選出委員が4人、関係行政機関の職員から2人、学校薬剤師から1人、学識経験者1人の合計15人でございます。
     また、任期につきましては、平成29年6月1日から平成30年5月31日までの1年間でございます。
     以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑ありますでしょうか。
     よろしいですか。それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第25号を可決いたします。
     次に、日程5、議案第26号、厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 議案第26号、厚木市学校事故審査委員会委員の委嘱につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
     厚木市学校事故審査委員会委員の任期が満了することに伴い、厚木市学校事故審査委員会規則第3条の規定により、委員の委嘱をするものでございます。
     この厚木市学校事故審査委員会につきましては、学校管理下における事故により、児童・生徒が災害を受けた場合に、学校事故見舞金を支給するに当たり、公平かつ適正に調査審議するために設置されるものでございます。
     委員の任期につきましては、平成29年7月1日から平成31年6月30日までの2年間となり、年3回の会議を予定しているものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。厚木市学校事故審査委員会委員の名簿を添付させていただいており、再任が2人、新任が4人となってございます。
     以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     よろしいですか。それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第26号を可決いたします。
     次に、日程6、議案第27号、厚木市教育支援委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、議案第27号、厚木市教育支援委員会委員の委嘱につきまして、御説明を申し上げます。
     提案理由でございますが、厚木市教育支援委員会委員において欠員が生じたことに伴い、厚木市教育支援委員会規則第3条の規定により、委員を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。委員は全員で15人でございますが、そのうち、今回新たに7人の委嘱をさせていただくことになります。
     内訳といたしましては、精神科医師が1人、厚木児童相談所職員が1人、県教育委員会の特別支援教育担当指導主事が1人、県立特別支援学校教員が1人、市内小中学校の校長が2人、市内の特別支援学級設置校長が1人でございます。
     前任者の異動や役職の交代等による欠員に伴いまして、規則第3条第1号、第3号、第4号、第5号、第6号、第7号に基づき、委嘱するものでございます。
     今回委嘱する委員の任期につきましては、平成29年6月1日から平成30年5月31日までの1年間となります。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の裏面を御覧ください。参考資料として、今年度の委員全員の名簿でございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 この教育支援委員会については、就学指導委員会から名称が変更したものかと思いますが、その経緯について改めて確認したいと思うのですが、いかがですか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 直接のきっかけは、昨年度の春に、神奈川県の就学指導委員会が教育支援委員会と名称を変えました。
     就学指導に関しましては、市の就学指導から県の就学指導ということで、順番に移ってまいりますので、混乱が生じないようにということで、厚木市でも、今年3月に教育支援委員会と名称を変更したものでございます。
  • 山田教育長職務代理者 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。よろしいですか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第27号を可決いたします。
     次に、日程7、議案第28号、厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、議案第28号、厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱につきまして、御説明を申し上げます。
     提案理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第3条の規定により、委員を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。平成29年4月に、精神医療分野の委員の異動及び厚木愛甲地区小学校教育研究会児童指導部会の部長が改選されたことを受け、新たに2人の委員を委嘱するものでございます。
     任期につきましては、平成29年6月1日から平成30年5月31日まででございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の裏面を御覧ください。参考資料として、今年度の委員全員の名簿でございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますか。
     よろしいですか。それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第28号を可決いたします。
     次に、日程9、議案第30号、厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     青少年教育相談センター所長。
  • 川口青少年教育相談センター所長 それでは、議案第30号、厚木市青少年教育相談センター運営協議会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、人事異動等の理由により、本運営協議会委員に欠員が生じましたので、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第2条の規定により委嘱をするものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙名簿を御覧ください。関係行政機関の職員及び市立小・中学校長3人の方を委員として委嘱するものでございます。
     任期につきましては、厚木市青少年教育相談センター運営協議会規則第3条第1項により、前任者の残任期間と定められておりますので、平成30年5月31日までとなります。
     なお、別紙裏面には、参考資料といたしまして、他の委員も含めた委嘱後の運営協議会委員名簿を載せさせていただいております。
     以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑ありますでしょうか。
     よろしいですか。それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第30号を可決いたします。
     次に、日程10、議案第31号、厚木市文化財保護審議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 それでは、厚木市文化財保護審議会委員の委嘱につきまして、提案理由を申し上げます。
     本件は、厚木市文化財保護審議会委員の任期満了に伴いまして、厚木市文化財保護条例第17条第4項の規定により委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、別紙名簿の裏面を御覧ください。厚木市文化財保護条例第17条でございますが、第3項において、10人以内で組織するとされ、第4項では、委嘱するに当たり、1公募による市民、2学識経験者を有する者と規定しております。
     今回につきましては、公募による市民1人と学識経験を有する者9人、計10人を予定しておりましたので、公募いたしましたところ、一人の応募がございましたが、面接等審査をしましたところ、基準に達しませんでした。そのため、学識経験者を有する者から9人を再任して、委嘱しようとするものでございます。
     一枚お戻りいただき、別紙を御覧ください。委嘱を予定しております厚木市文化財保護審議会委員候補名簿でございます。
     任期は平成29年6月1日から平成31年5月31日までの2年となってございます。
     よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 公募による市民の関係ですが、平成31年まで今の構成員の形で組織されるのか、それとも、いずれどこかでまた公募されるのか、お聞かせいただけますか。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 これからの2年間は、この9人で進めてまいりたいと考えております。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいですか。それでは、特にそのほかないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第31号を可決いたします。
     次に、日程11、議案第32号、厚木市久保奨学金(平成29年度学校教育活動応援奨学金)の支給決定に係る諮問についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 議案第32号、厚木市久保奨学金(平成29年度学校教育活動応援奨学金)の支給決定に係る諮問につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市久保奨学金基金条例第12条の規定により、厚木市久保奨学金の支給決定を行うに当たり、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会の意見を聴くため、同選考委員会に諮問するものでございます。
     それでは、内容を御説明申し上げますので、1枚おめくりください。厚木市久保奨学金のうち平成29年度学校教育活動応援奨学金の奨学生30人の支給決定について、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会に諮問をすることを本議案でお諮りするものでございます。
     説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第32号を可決いたします。
     次に、日程12、議案第33号、厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 議案第33号、厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市学校運営協議会規則第3条第1項の規定により指定するものでございます。
     それでは、内容を御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。指定する学校につきましては、厚木小学校、依知南小学校の2校で、指定期間は、平成29年6月1日から平成32年3月31日までとなります。
     もう1枚おめくりください。それぞれの学校の設置申請書でございます。
     なお、コミュニティ・スクールにつきましては、広報あつぎなどで御案内のとおり、本年度から2年間で全ての小・中学校へ導入してまいりますが、今回の2校が新たに指定する最初の学校となります。
     説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 学校運営協議会ですが、今回のように各学校の校長の方から申請書が出てきて、2年間で全ての学校に設置するということになるのですか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 全て申請主義となりますので、学校から申請書をいただき、教育委員会で御審議いただき、可決いただいた上で、指定ということになります。
     今年度の予定につきましては、今のところ、この6月のほか、10月以降に、十数校を指定という予定になっております。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 10月以降ということは、しっかりと準備等をしていただいた上で、申請に基づいて設置していくという形になりますね。コミュニティ・スクールの設置は大変いいことだと思いますので、推進していただければと思います。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     私から一つ確認します。
     設置希望の意向というのは、今年度は、モデル校の3校を含めて何校でしたか。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 5月の中旬に、教職員に対する研修会を実施しまして、今、全校に設置希望の意向確認をしております。今月末までには回答が出てくるのですが、現在のところ、モデル校3校のほか、プラス18校ということで、21校になるかと考えております。
     以上です。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 新しいことなので、学校としては、説明を聞いても、戸惑ったり、不安に思ったりすることは多いと思うのですが、今後も、教育委員会として、いろいろ指導したり、質問に答えたりする機会というのは設けるのか、教えていただければと思います。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 説明の機会としましては、去年の段階から、いろいろな団体の方にも御説明しています。例えば、先週には、PTAの理事会がありましたので、その場をお借りして13地区36校のPTA会長に対して説明をいたしました。また、民生委員の理事会や自治会長の集まりといった場をお借りしまして、学校運営協議会、コミュニティ・スクールへの御協力について、案内しているところでございます。
     以上です。
  • 門田委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 確認しますが、学校運営協議会のメンバーに入っていただくことになると思われる主な団体のところには、大体説明してきているということですか。
  • 若林教育総務課長 そういうことです。
  • 曽田教育長 そのほかいかがですか。
     よろしいですか。それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第33号を可決いたします。
     続いて、報告事項に入ります。
     報告事項1、厚木市教育委員会点検・評価委員会委員の委嘱について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 報告事項1、厚木市教育委員会点検・評価委員会委員の委嘱につきまして、御報告申し上げます。
     資料1を御覧ください。厚木市教育委員会点検・評価委員会につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、点検及び評価を行うに当たり、教育に関し学識経験を有する方の知見の活用を図るため、設置しているものでございます。
     この度、厚木市教育委員会点検・評価委員会設置規定第3条の規定に基づき、平成29年6月1日付けで、別紙の者を委嘱いたしましたので、報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。この度このお一人の方を委嘱するものでございます。
     なお、任期につきましては、委嘱の日であります平成29年6月1日から前任者の残任期間である平成30年3月31日まででございます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     よろしいですか。特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2、厚木市学校運営協議会委員の委嘱について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 報告事項2、厚木市学校運営協議会委員の委嘱につきまして、御報告申し上げます。
     資料2を御覧ください。厚木市学校運営協議会委員につきましては、学校運営協議会規則第5条第1項の規定により、教育委員会が委嘱又は任命することになっておりますが、平成29年5月1日付けで委嘱をいたしましたので、報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。相川小学校から追加の推薦がありましたので、新たにお一人を委嘱したものでございます。
     任期につきましては、平成31年4月30日までとするものでございます。
     なお、裏面に参考資料として、委嘱後の全体の名簿をお示しさせていただきましたが、相川小学校につきましては、新たなお一人を加え19人となりました。
     報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対しまして、何かございますか。
     よろしいですか。特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3、第4期厚木市教育充実プラン検討委員会委員の委嘱について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 報告事項3、第4期厚木市教育充実プラン検討委員会委員の委嘱につきまして、御報告申し上げます。
     資料3を御覧ください。本件につきましては、第4期厚木市教育充実プランを策定するに当たり、第4期厚木市教育充実プラン検討会を設置し、同検討会設置規定第3条に基づき、10人の方を委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。委員構成につきましては、公募による市民が2人、学識経験を有する者が1人、教育関係団体等を代表するものが7人の合計10人でございます。公募につきましては、6人の応募があり、書類審査を行った結果、2人の方を選出いたしました。
     なお、任期につきましては、平成29年5月23日からプラン策定の審議終了まででございます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 この教育充実プラン検討委員会は、どのくらいの頻度で行われているのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 前回の第3期厚木市教育充実プラン検討会の開催回数からですが、全部7、8回ということになるかと思います。
  • 山田教育長職務代理者 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 この委員会では、公募は書類審査ですが、公募の場合の審査方法等については、市で決められているのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 市で決められた方法はありませんが、今回公募の市民を選考するに当たっては、本課で作成した公募基準に基づき、審査等を実施いたしました。
     以上でございます。
  • 門田委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。特になければ、報告事項3を終わります。
     次に、報告事項4、放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 報告事項4、給食用食材の放射性物質の測定結果について、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料4を御覧ください。始めに、4月12日から5月11日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、5月9日に、小・中学校の調理後の給食の測定を行っており、それらを含む御覧のページ及び裏面のページ全て不検出となっております。
     恐れ入りますが、右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、保護者の方からの要望を取り入れ、火曜日、木曜日に、翌日の給食で使用する食材について1日3品目を限度として測定する中で、4月分につきましては、1名の保護者の方から5品目の要望に対して、教育委員会が選定した食材を合わせ15品目の測定を行いました。5月分につきましては、3名の保護者の方から12品目の要望に対して、予定を含めて21品目を測定いたします。
     今後におきましても、保護者の方からの要望があった食材を基本として、測定してまいります。
     もう一枚おめくりいただきまして、裏面を御覧ください。小・中学校のプール水の放射能濃度の測定結果でございますが、4月24日に、市内小・中学校6校で、水泳が始まる前に行う清掃前の状態のプール水の放射能濃度の測定を行いましたが、いずれも不検出となっております。
     報告につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 4月の要望で、要望品目は5種目になっていますが、これは何でしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 保護者の要望でございますが、4月の食材名のところに記載してございます米、牛乳、豚肉、ニンジン及びさといもの5品目となっております。
  • 曽田教育長 確認ですが、赤字になっている食材は何ですか。
     学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 赤字になっておりますものが、こちらで測定をした1品目でございます。
     そのほかのものにつきましては、米、牛乳、豚肉は、納品業者で既に測定済みのものを給食に出しております。したがって、にんじんとさといもが測定対象となりますが、さといもにつきましては、給食の献立の中には食材として取り入れてございませんでしたので、今回はにんじんのみの測定ということになっております。
  • 山田教育長職務代理者 分かりました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 以前、給食試食会に行ったときに、献立表の裏に測定結果が載っていたのを見させていただいて、保護者の方は安心するだろうなと思ったのですが、この毎月の測定結果については、保護者の方には、通知がされているのでしょうか。どのようになっているのか、教えてください。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 給食の献立には、測定結果の掲載はしておりませんが、市のホームページには、毎回掲載しております。
  • 曽田教育長 給食用食材の放射性物質の測定結果については、市議会議員に参加いただいている毎月の全員協議会の中でも、毎回報告されておりますし、ホームページにより市民の皆様への周知はきちんと行っております。
  • 門田委員 分かりました。ありがとうございます。
     もう一つ確認ですが、保護者が測定を希望できるということは、保護者の方々は知っていらっしゃるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 岩崎学校給食課長 ホームページでも掲載しておりますし、学校の方でも周知していると思いますので、御存じであると思います。
  • 門田委員 分かりました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 プールの放射能濃度の測定ですが、このほかの学校についても、調査の機会があるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 武田学校施設課長 小・中学校のプールの放射能濃度の測定を行う学校については、毎年変えております。東西南北の各学校からということで6校選定しておりますが、同じ学校を継続して測定するのではなく、毎年変えて測定しております。
  • 門田委員 分かりました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。よろしいですか。特になければ、報告事項4を終わります。
     次に、報告事項5、学校における事故発生状況について、報告をお願いします。
     教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 報告事項5、学校における事故発生状況につきまして、御説明を申し上げます。
     恐れ入りますが、資料5を御覧ください。資料5は、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則に基づき報告された、学校管理下で発生した事故及び交通事故をまとめたもので、小・中学校ごとに平成24年から28年までの発生件数を示したものでございます。
     各学校での安全指導をさらに効果的に進めていくために、一般事故、交通事故の学校別発生件数の経年変化と、児童・生徒100人当たりの発生率を示しました。一般事故につきましては表の左側に、交通事故につきましては表の右側にお示ししてございます。
     まず、平成28年度の小学校の状況でございますが、一般事故の総数は147件で、昨年度より13件の増となっております。小学校の特徴といたしましては、資料にはお示ししておりませんが、休み時間の事故が全体の42%、体育の授業が21%を占めております。また、交通事故の総数につきましては33件で、7件の減となっております。このうち、自転車を運転中の事故が66%となっております。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただいて、資料の裏面を御覧ください。続きまして、中学校の状況でございます。一般事故の総数は110件で、昨年度より24件の減となっております。中学校の特徴といたしましては、部活動中の事故が60%、体育の授業の事故が21%を占めております。また、交通事故は9件で、6件の減となりました。この5年間では、一番発生率が低い年度となっております。このうち、自転車を運転中の事故が66%を占めております。
     これらの資料をもとに、各小・中学校にも事例に関する情報提供をいたしまして、事故防止の注意喚起を行うとともに、安全への配慮が十分に行えているかを確認するよう指導いたします。
     さらに、効果的な交通安全・事故防止に関する指導資料を小・中学校に配布することや、適切なタイミングで継続的に事故防止の注意喚起を行うとともに、交通安全の呼び掛けなどを子どもたちの力で行うなどの取組も含めまして、自らの命は自らが守るという意識を育てることができるように、今後も指導してまいりたいと思っております。
     資料の後半につきましては、学務課長から御説明を申し上げますが、教育指導課の資料の数字は、学校から提出された事故報告書をまとめたものでございます。学務課の資料は、スポーツ振興センター医療費給付に該当した件数でありますので、双方の数字に違いがありますことを御了承ください。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 続きまして、学務課から、災害発生件数について、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料の右側を御覧いただきたいと思います。こちらの資料につきましては、学校管理下で起きたけがなどにより、医療機関を受診し、スポーツ振興センターで災害共済給付を受けた平成24年度から28年度までの件数を、1災害1給付として集計し、学校別にまとめたものでございます。
     災害発生件数でございますが、小学校、中学校ともに、全体では平成24年度から平成28年度では減少傾向となってございます。また、この表の右の欄の平成28年度の給付率でございますが、小学校は平均で3.33%、中学校は平均で5.81%となっており、中学校の給付率が小学校より高くなっております。
     続きまして、裏面を御覧ください。ただ今御説明いたしました災害発生件数の資料について、学校ごとに、平成26年度から平成28年度の3か年の給付件数をグラフに表したものでございます。
     なお、本資料におきましては、毎年、小・中学校にも報告させていただいているもので、各学校において事故防止に向けた取組をお願いしているものでございます。
     報告については、以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対しまして、何かございますか。
     難波委員。
  • 難波委員 小・中学校の事故発生状況について、綿密な報告ありがとうございます。
     私は、事故の発生率や件数の増減というのは、それ程強く意識する必要はないのではないかと思います。もちろん事故が増えていいと言っているわけではなくて、先生方は細心の注意をした上で、いろいろ指導されていらっしゃると思いますが、子どもたちが活発に活動すれば、やはり事故も起きてしまうものだと思います。
     お聞きしたいのは、この1年間に起きた事故の中で、後遺症が残るような重大事故というのは、どのくらいあったのかという点です。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 平成28年度に起きた事故に関しましては、後遺症が残って、今でも学校生活に苦労しているという報告は、幸い聞いておりません。
  • 難波委員 ありがとうございます。それでしたら、安心しました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 私も難波委員と同じことを思っていました。
     学校では大変奮闘しています。クラスの先生も子どもたちもけがをしたくない、親もけがを少なくお願いしますということで、先生方も全力でやっているところです。やはり子どもたちが元気に活動している中では、けがは少ないに越したことはないですが、ゼロにはできないと思います。今の学校現場では、無理をさせずに大事を取ってやっていると思うので、後遺症が残るようなものはないということで、感謝しております。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 ヘルメットについてですが、厚木市は助成しているので、結構ヘルメットを被っている子どもたちが多いように感じます。今、どのくらいの割合になったのでしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 すみません、今、手元に詳細な資料はありませんが、昨年の状況ですと、小学校では、9割近くの子どもたちがヘルメットを持っていると聞いております。ただ、実際にヘルメットを被って自転車に乗っている率は7割から8割であると交通安全課からは聞いております。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 ただ今の学務課長の説明に続きまして、御説明いたします。
     小学校で交通事故に自転車で遭ってしまった子のヘルメットの着用率は、大体55%ぐらいということで、かなり多くの子が所持していて、被っている率も高くなってきたのですが、やはり実際に事故に遭ってしまうお子さんはヘルメットを被っていないという事実もありますので、このことについては、既にいろいろな所でお伝えして、更に指導を進めていただけるようにということで、お願いをしている次第です。
     なお、平成28年度については、事故報告書で上がってくる事故の中でヘルメットを被っていた率は54.5%だったということも分かっております。
     以上です。
  • 曽田教育長 確認ですが、所持率が90%といっても、学校によって差はあると思いますが、どうですか。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 すみません、詳細な資料が手元にないのですが、学校ごとに集計されている中で、やはり高い学校もあれば低い学校もあるとは聞いております。
     以上です。
  • 曽田教育長 そのほかよろしいですか。
     門田委員。
  • 門田委員 私は児童館にいることが多いのですが、子どもたちが自転車に乗って児童館に遊びに来るときに、ヘルメットを被っている率がとても高いと思います。やはりいろいろなところでPRしてくれているのかなと感じます。
     実は、私も高齢者ということで、以前ヘルメット購入費1,000円を助成していただきました。1,000円前後でも購入できるので、大人も子どもも、皆がヘルメットを被ってくれるといいなと思っております。
     以上です。
  • 曽田教育長 今の話ではないですが、やはり大人が範を示さなければいけないということで、私も自転車に乗るときには必ず被っております。校長会などでも話をしているのですが、自転車で通勤をされている先生方も結構いらっしゃいます。ここから厚木中学校がよく見えるのですが、かなりの自転車が並んでいます。やはり子どもたちが見ていますので、大人というか、学校の先生がその見本になるような着用の姿を見せれば、また違うのかなという感じもします。
     私自身からも、いろいろな機会がありますので、先生方にも話をし、お願いをしていきたいと思っています。私たち大人が率先してアピールしていくことが必要だと思いますので、教育委員の皆様にも是非御協力をお願いしたいと思います。
     そのほかよろしいですか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 もう一点お聞きします。
     ヘルメットを購入しても子どもが成長すると小さくなってしまいますが、再度購入する場合にも助成金が出るのでしょうか。また、その小さくなったヘルメットについて、妹や弟に利用してもらうといったことは行っているのでしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 厚木市では、今年度から、高校生までと65歳以上の高齢者を対象に、ヘルメット購入費の助成を始めています。1,000円の助成ですが、これは1年に1回の購入に対してということなので、次の年に体格が変わってまた購入するときには、新たに助成を受けることができます。
     また、妹や弟に利用してもらうといったことですが、これは御家庭にお任せしている状況かと思います。
     以上でございます。
  • 山田教育長職務代理者 分かりました。ヘルメットの耐用年数はあるのですか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 日本ヘルメット工業会で耐用年数が示されておりまして、基本は3年という形になっております。材質によっては5年というものもあるそうですが、基本は3年という形になっているようです。
     以上です。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     私から確認しますが、今回の学校における事故発生状況について、事故発生報告書で上がってくるものとスポーツ振興センター医療費給付の関係で上がってくるものとでは、当然件数は違うのですが、実態に近いのは医療費給付の方ではないかと思います。
     先ほどの説明の中で、自転車を運転中など、事故が多く起こっているのはどういう場面かをいろいろ聞きましたが、個々の学校が厚木市の小中学校36校で発生している事故の状況を分かっているかを考えたとき、先ほど説明があったような情報は学校側にも渡した方がいいと思います。
     もちろん学校が置かれている状況というのは、幹線道路がすぐ近くにあるとか、いろいろ違うとは思いますが、共通する部分もあると思うので、情報を渡してあげれば、それではこうしようといったこともできるのではないかと思います。その辺りについては何か検討していますか。
     教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 今日、教育指導課の方から報告させていただいた事故発生報告書に関しましては、毎年7月最初の校長会で、資料としてお渡しして、大きい事故のことなど内容についてお話ししております。
     以上です。
  • 曽田教育長 もう一つ確認します。
     清水小と睦合東中がインターナショナルセーフスクールの認証を取得して、今も継続的に取組を実施しています。また、今、妻田小が認証取得を目指して、いろいろデータ等も収集しながら取り組んでいるわけですが、そういった取組をほかの学校が参考にできるようにしているのでしょうか。
     教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 これまでISSの認証を受けた2校、清水小学校や睦合東中学校の取組結果については、各学校に配布して周知しております。
     以上です。
  • 曽田教育長 そのほか何かありますか。
     門田委員。
  • 門田委員 認証を受けていない学校では、どうやったら認証を受けられるのかとか、どういうことをすればいいのかとか、手続は大変なのだろうかといった疑問を持っていると思います。もちろん認証校は一生懸命取り組んでいるので、そういう空気は伝わってくるとは思いますが、地域の研究会などで教えていただける機会があれば、より伝わるのではないかと思います。
     以上です。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 須藤学校教育部長 今、御質問いただいたことについて、若干補足をさせていただこうと思います。先ほど、事故の特徴、傾向等については、全ての学校に情報発信をして共有するというお話をいたしました。これにつきましては、結果がまとまった後の7月頃になりますが、小・中学校長会議で、件数だけではなくて実際の内容について、例えば、曜日はいつで、どんな内容の災害が発生しているのか、それから中学校では部活動の時間が多い、小学校では体育、休み時間、昼休みの時間が多いといった詳細な情報も踏まえまして、学校の方に提供させていただいているところでございます。ここ数年は、このような取組をさせていただいております。
     また、清水小学校、睦合東中学校のインターナショナルセーフスクールの取組についてでございますが、講師として、学校で中心になって取り組んでいる方をお招きして、実際にどのようなことを行って成果が上がっているのかについて、ここ数年間で何回か、校長会議、教頭研修で情報提供してございます。
     さらに、現地審査という形で、ほかの学校の方に参加していただいて、実際に、生徒の案内による説明を受けていただいております。例えば、1つの例を申し上げますと、けがの場所や内容について、校舎図にシールを張るといった取組も行っており、具体的に学校のどの場所でけがが多いのかを見ていただいています。
     これから妻田小学校も取組を進めていくところでございますので、できるだけ負担にならないよう、効果的な情報提供をしてまいりたいと考えております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     あと、これは難波委員にお伺いしたいのですが、幼稚園については、厚木市では全部私立なので、教育委員会の所管ではないのですが、子どもにとっての安心・安全や自分で身を守る意識を育てるといったことは、やはり幼稚園でも同じではないかと思います。その辺りについては、幼稚園の方ではどのような取組をされているのでしょうか。
  • 難波委員 残念ながら幼稚園協会では、それぞれの園内で起きた事故について、幼稚園間で共有するといったことは、今の段階ではしておりません。
     自園のことに関して申し上げれば、当然事故はないに越したことはないですので、遊具に緩みがあるかどうか、欠損があるかどうかといった30項目程の安全管理表を作りまして、3か月に1回程度、定期的に担当の職員が園内をくまなく回りチェックをして、もし支障があれば、業者に委託して補修したり、私どもで修理したりしています。
     それから、私どもは、事故が発生したときに、その後どう対応するのかということが、責任ある立場としては非常に大事であると思っています。朝はなかったのに、帰りにたんこぶを作っていたり、少し傷があったりといったことを、職員が帰りの会などで一人一人しっかり確認をする。そして、親御さんが気付く前に、幼稚園の方からしっかりと連絡をし、もし重大事故であれば、当然すぐに保護者に連絡して病院に連れていくといった対応をしており、職員が共通理解をしているところであります。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     幼稚園のお子さんも、年長になるにつれ自分だけで出かけるということも増えてくると思いますが、交通安全や交通事故防止の指導について、当然幼稚園要領の中にはあると思いますが、幼稚園の中では、実際にそういった指導をされているのでしょうか。
  • 難波委員 幼稚園によってもそれぞれ違いはあるかと思いますが、私どもの園では、かつては交通安全教室という日を設けて、全学年で親御さんにも参加をしていただいて、前半は交通安全標語とか交通安全全般についての勉強会、後半は実際に幼稚園の周辺を親子で歩いていただいて、横断歩道の渡り方、信号の見方などをしかりと親子で確認をしてもらうといったことを実施していました。
     ただ、2年前から認定こども園になりまして、保育園と同じ機能ということで、御両親ともお仕事をされていらっしゃったり、あるいはシングルマザー、ファザーということで、親御さんも大変お忙しい方が多いので、年長のお子さんについては、特に親御さんをお呼びしないで、園外保育で園を出るとき等、その都度指導しております。
     なお、年少のお子さんについては、従来どおり交通安全教室というものを設けて、親御さんと一緒に、標語の見方、交通ルール、信号の見方等を学習していただくとともに、実際にやっていただく時間も設けています。
     以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     過去を振り返ってみて、ここ数年間の中で、本当に命を落としてしまうという重大事故が残念ながら起こっているので、死亡事故はゼロを目指さなければならないというのは、誰もが思っていることだと思います。
     小中連携や中高連携ということはよく言われますが、幼保と小との連携のところも考えて、命を守るというか、安心・安全の面での幼保小中の連携というものも非常に大きな課題としてあるような気がしているので、幼稚園はどうなのかということを聞かせていただきました。
     水上委員。
  • 水上委員 今のお話を聞いていて、ハインリッヒの法則を思い出しました。1つの大きな事故の陰には29の軽微な事故があって、その下にはヒヤリハットが300あるというものです。
     したがって、今回の数字を見ると、例えば小・中学校での一般事故の合計は257件でしたので、この法則がもし正しいとするならば、かなり危険なわけです。やはりヒヤリハットが300近くになったら、大きな事件が1つ起こる可能性があるわけですから、要注意ということで、つまりヒヤリハットをなるべく減らすということが大事なのだということを、今の話を聞いてしみじみ思いました。
     所感でございます。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     難波委員。
  • 難波委員 交通事故に関していえば、やはり小学校も中学年以上になったら、本人の自覚が大きいと私は思っています。
     したがって、幼児期に日常の生活の中で、しっかり信号も守るとか、横断歩道では1回止まって右左見るといったことを毎日繰り返してやっていけば、それが習慣になっていきますので、子どもが小さいときに、いかに習慣付けてしまうかということが、大事なのかということを思っています。
     また、私たち大人は、前を見ながらでも、普通に180度から200度ぐらいの範囲を見ることができますので、それ程首を傾けなくても、右から来る車や左から来る車を確認できますが、子どもは140度ぐらいの範囲しか見ることができません。あえて首を曲げないと、右から来るとか左から来るというのを確認することができないので、だから右見て左見てと言うわけです。こういう子どもの特性などにも触れながら、「今しっかりと習慣付けてくださいね。それがお子さんの安全を守ることになりますよ。」ということを親御さんにお伝えしていくことも大切だと思っています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。今、難波委員がおっしゃったことで、思い出したことがあります。
     清水小学校に、地域、学校の安心・安全について全面的に支援いただいている「さわやかネットワーク」という組織がありまして、その組織の方が、「子どもたちが登下校するときに安心して帰れるように、黄色い防犯ベストを着て、旗を持って横断歩道などに立ってくださっている方が沢山いますが、それでも右見て、左見てというのを自分自身できちんとやらないと駄目だ。」ということをおっしゃっていました。
     小さいときから、人任せではなくて、自分自身でしっかり見て、判断して、我が身を守らなければいけないという意識を培っていくということは、やはり長い目で見たときに、事故防止につながっていくのではないかと感じました。
     ほかによろしいでしょうか。
     それでは、特になければ、報告事項5を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は、会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
     お疲れ様でした。

暫時休憩15時34分
再開時刻15時36分

  • 議案第29号 厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について
    (資料に基づき説明し、可決された。)
  • 報告事項6 平成28年度児童・生徒指導について
    (資料に基づき報告し、了承された。)
  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、平成29年厚木市教育委員会5月定例会を閉会いたします。
    お疲れ様でした。

閉会時刻15時48分

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