令和8年厚木市教育委員会3月定例会

更新日:2026年09月30日

公開日:2026年09月30日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和8年3月24日 火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階教育委員会会議室

出席者

教育長 佐後 佳親
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 山本 正彦
委員 宮崎 昌彦
委員 髙木 友子
事務局
岸間教育部長、長谷川教育指導担当部長、金子教育総務課長、林学校施設課長、中丸学校施設整備担当課長、髙橋学校給食課長、本間教育指導課長、太田教職員課長、井上教育研究所長、岸青少年教育相談センター所長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第7号 厚木市小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画について

議案第8号 厚木市厚木こどもアート展審査委員会規則の一部を改正する規則について

議案第9号 厚木市和田傳文学賞審査会規則の一部を改正する規則について

議案第10号 厚木市厚木こども科学賞審査会規則の一部を改正する規則について

議案第11号 厚木市教育委員会公告式規則の一部を改正する規則について

議案第12号 厚木市学校運営協議会規則の一部を改正する規則について

議案第13号 厚木市久保奨学金(令和8年度高校等修学奨学金(第10期生・第11期生))の支給決定について

議案第14号 厚木市教育振興基本計画審議会委員の委嘱について

3 報告事項

(1)事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)

(2)第3次厚木市教育振興基本計画第1期実施計画について

(3)厚木市中学校部活動の在り方検討委員会答申について

(4)令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について

(5)令和7年度こどもアート展受賞者について

(6)厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について

(7)令和8年度教育指導の重点と教職員の研修方針について



会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

○佐後教育長 それでは、ただいまから令和8年厚木市教育委員会3月定例会を開会いたします。

現在の出席者は5人で、定足数に達しております。

厚木市教育委員会規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として宮崎委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。

始めに、私から報告いたします。

それでは、令和8年2月17日火曜日に開催されました2月定例会以後の主な行事等につきまして御報告いたします。お手元の教育長報告を御覧ください。

まず、4番目でございます。3月4日水曜日に相川公民館集会室において、戸田小学校6年生児童による総合的な学習の時間発表会、「戸田の渡し~戸田の今昔物語~」が開催され、参加してまいりました。発表会では、戸田地区にまつわる歴史、文化について、地域の方や専門家に相談しながら探求した成果をグループごとに分かりやすく発表してくれました。また、調査結果は戸田人という冊子にまとめられており、地域の皆様に見ていただけるよう工夫されていたことは、大変すばらしい取組だと思いました。地域の歴史について学び、新たな発見をすることで、ふるさとである戸田地区、また、厚木への愛着が深まったのではないかと思います。これからも地域の歴史や文化、産業について、更なる探求に挑戦してほしいと思います。

次に、5番目でございます。3月4日水曜日に玉川小学校校庭においてせんみ凧揚げ大会が行われ、参加してまいりました。卒業制作としてのせんみ凧作りは今年でちょうど20年目を迎え、取り組んだ卒業生も500人を超えると伺いました。今年の6年生16人も、地域の方に教わりながら一人一人が伝統の凧を制作し、当日を迎えました。こどもたちは、風が弱いため苦戦しながらも、夢を乗せた凧をみんなで楽しそうに揚げていました。地域の皆様に温かく見守られ成長するこどもたちの姿を見ることができ、大変うれしく思いました。

次に、8番目でございます。3月9日月曜日に教育委員会会議室において令和7年度厚木市教育委員会表彰式が行われ、学校教育の振興、発展に御貢献いただきました個人、団体の皆様に教育委員会感謝状、教育長感謝状を贈呈いたしました。教育環境を整えるために御協力をいただいた皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。

次に、10番目でございます。3月11日水曜日に市立中学校の卒業式が行われ、私は睦合東中学校の卒業証書授与式に参列いたしました。式では保護者の皆様、地域の皆様が見守る中、胸を張って卒業証書を受け取る卒業生の姿は頼もしく、大変立派でした。卒業生の言葉では、仲間や先生方とのたくさんの思い出を振り返るとともに、卒業合唱を通して、未来に一歩踏み出す思いを伝えてくれました。未来に羽ばたく市内全ての卒業生の活躍を期待したいと思います。

次に、11番目でございます。3月13日金曜日に教育支援教室なかま教室において、令和7年度教育支援教室卒業の会が開かれ、参列してまいりました。当日は卒業生と在室生、保護者の皆様が参列し、共に学んだ仲間たちと教室の先生方、また、リモートで結ばれたそれぞれの学校の先生方に見守られた温かい雰囲気の中で卒業の会が開かれました。卒業する生徒たちは記念のアルバム、花束を受け取るとともに、決意表明やお別れの合唱を披露する等、未来に向けた力強い一歩を踏み出しました。教室で学んだ日々は一人一人の人生の中で自信につながっていくのではないかと思います。御卒業を心からお祝いしたいと思います。

次に、12番目でございます。3月13日金曜日に教育委員会会議室において、令和7年度教育実践奨励賞授賞式を行い、実績記録を執筆された12人の教職員の方々に奨励賞を授与いたしました。教育実践記録集は、日頃の研究や実践記録を寄稿していただくもので、今年度も優れた研究成果や実践が報告されました。また、今年度は幼稚園の先生からの教育実践報告もありました。自主的な研究に取り組まれている先生方の御努力は、本市の学校教育の向上につながるものと考えます。研究の成果は全ての学校で共有してまいりたいと思います。また、奨励賞を受賞された先生方には、本市の教育研究、実践のリーダーとして活躍していただきたいと思います。

次に、16番目でございます。3月23日月曜日に教育委員会会議室において、関東地区演劇コンクールの出場が決まった厚木中学校演劇部生徒の皆さんが報告に来てくれました。厚木中学校演劇部は、昨年8月1日に開催された神奈川県中学校創作劇発表会で最優秀賞に当たる県知事賞を受賞し、3月26日木曜日に大田区民プラザで開催される第15回関東中学校演劇発表会2026関東中学校演劇コンクールに出場します。今回のコンクールでは、2年生生徒が書いたオリジナル脚本、ホントを演じます。狼少年から着想を得た作品で、過去のつらい経験から自分を偽ってしまう中学生の葛藤を描き、ありのままの自分で生きていこうというメッセージが込められているそうです。関東大会の出場は生徒の皆さんにとって貴重な経験であり、自信にもつながると思います。厚木中学校演劇部の活躍を応援したいと思います。

続きまして、17番目でございます。令和8年厚木市議会第2回会議(2月定例会議)について、議員の皆様から一般質問をいただいておりますので、議案と併せまして各所管の部長から御報告申し上げます。

教育部長。

○岸間教育部長 それでは、教育長報告3ページの17番を御覧ください。令和8年厚木市議会第2回会議、2月定例会議について御報告を申し上げます。2月定例会議は先月18日から今月17日までの会議期間28日間で開催されました。

始めに、教育行政及び教育委員会に関連する提出議案等について御報告申し上げますので、恐れ入りますが4ページの3、4及び5を御覧ください。提出議案は、議案第9号 令和7年度厚木市一般会計補正予算(第9号)、議案第27号 令和8年度厚木市一般会計予算、議案第32号 令和8年度厚木市学校給食事業特別会計予算の3件でございます。まず、3でございますが、今月6日に開催されました予算決算常任委員会、環境教育分科会において、3議案に係る質疑が行われ、16日に開催されました4の予算決算常任委員会において、いずれも可決すべきものとされました。これらの議案につきましては、翌17日に開催されました5の2月定例会議最終日の本会議において可決されました。

なお、そのほかに、資料に記載はございませんが、既に議決を経た教育委員会が所管する工事請負契約について、専決処分により契約変更をいたしました依知中学校体育館併用等校舎長寿命化機能回復ほか改修工事、妻田小学校北棟校舎長寿命化機能回復改修工事、依知南小学校施設建て替え整備業務(第1期業務)及び緑ケ丘小学校施設建て替え整備業務(第1期業務)の4件について、2月定例会議初日の本会議において報告をしてございます。

続きまして、恐れ入りますが3ページにお戻りいただきまして、2の一般質問を御覧ください。一般質問は、先月26日、27日及び今月2日の3日間で行われ、17人の議員から質問があり、そのうち7人の議員から教育委員会関係の質問がございました。7人のうち、教育部長の所管事項について、栗山香代子議員、山口保子議員、津森英里花議員から、また、教育部長、教育指導担当部長の共同所管事項について、髙田浩議員から質問がございました。

始めに、3ページ2の二つ目の○、栗山香代子議員でございますが、(2)アの学校給食施設の整備方針について、(ア)見直しの検討状況は、(イ)南部学校給食センターの今後は、との質問に対して、教育長から、学校給食施設の整備方針で定めているミニセンター方式の導入については、学校の敷地面積等の課題があることから、整備の方向性の見直しが必要となり、現在検討を進めていること、南部学校給食センターは開設から45年が経過し、施設、設備等の老朽化が進んでいる状況の中で、必要な修繕等を実施しながら安心・安全でおいしい給食の提供に努めていくこと、南部学校給食センターだけでなく単独調理場についても、今後の児童数の減少に伴う学校規模の変化や統廃合を含む適正規模、適正配置の実施等、学校給食を取り巻く課題を踏まえながら学校給食施設の在り方について考え方を示していけるよう、整備方針の見直しを進めていく旨の答弁をいたしました。

次に、栗山香代子議員の一つ下の丸印、髙田浩議員の(3)ア(ア)の学校教育について、今後について見解を問うとの質問に対して、教育長から、国の第4期教育振興基本計画では、2040年以降の社会を見据え、予測困難な時代における持続可能な社会の創り手となる人材育成の必要性、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実等が示されており、本市においても第3次教育振興基本計画では、未来を創る人づくりを基本理念に掲げ、本市の未来を自分事として捉え、自らが活躍する社会の創り手の育成を目指すこととしている。特に、学校教育分野ではICTの積極的な活用による一人一人の学習状況に応じた指導の充実、地域人材や関係機関との連携強化による地域と共にある学校づくり、教職員がこどもと向き合う時間を十分に確保するための働き方改革、児童・生徒が安心して学ぶことができる環境づくりを図り、教育委員会と小・中学校が連携し、全てのこどもたちが自らの可能性を最大限に伸ばすことができる学校教育を推進していく旨の答弁をいたしました。

次に、髙田浩議員の一つ下の○、山口保子議員の(2)ア(ア)の学校給食センターの維持管理や整備について現状と課題は、との質問に対して、北部学校給食センターは本市が初のPFI事業により令和4年9月から供用を開始し、施設等の維持管理はPFI事業者と連携しながら行っており、特に課題はないが、南部学校給食センターは開設から45年が経過し老朽化が進んでいるため、必要な修繕等を実施しながら運営していることから、老朽化した施設、設備を適切に維持管理することで施設の運営の継続を図り、安定した給食の提供に努めていくことが課題であると認識している旨の答弁をいたしました。

次に、4ページの一つ目の○、津森英里花議員の(2)アの教職員の働き方改革に関するアンケートについて、(ア)アンケート結果の総括とそこから見えてきた課題は、(イ)今後の取組は、との質問に対して、教育長から、昨年、小・中学校の全ての教職員を対象に、業務の実態や働き方改革への意識を確認するアンケートを実施した結果、職場が働きやすく、仕事にやりがいを感じている教職員が数多くいる一方で、業務に負担を感じている教職員が一定数いることが判明した。教職員が担うべき業務の整理や人員の確保、意識と慣習の刷新等、様々な課題があると認識している。教職員の多忙化解消には、小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画を策定し、来年度から更に取組を強化していくこととしており、教育委員会と小・中学校が連携し、教職員が働きやすい職場、やりがいを実感できる環境の整備を進めていく旨の答弁をいたしました。

私からの報告は以上でございます。

○佐後教育長 教育指導担当部長。

○長谷川教育指導担当部長 続きまして、教育指導担当所管に関わる一般質問につきまして御報告申し上げます。私の所管につきましては、田口孝男議員、山崎由枝議員、名切文梨議員の3人から、3項目について御質問がございました。

恐れ入りますが、3ページにお戻りいただき、17番、第2回会議、2の1番上の○を御覧ください。最初に、田口孝男議員からは1点、(2)ア(ア)中学校部活動の地域展開について、令和8年度からの前期改革実行期間における取組は、との質問に対して、教育長から、国の示す部活動改革の構成では、令和8年度から令和10年度までを改革実行期間の前期と位置付け、前期の間に確実に休日の地域展開等に着手することとしていること、本市においては来年度の夏を目途に中学校部活動地域展開推進計画を策定し、改革の全体像を生徒、保護者等の関係者と共有しながら、国の示す方向性よりも早期に休日の地域展開の実現を目指すこと、また、来年度については、地域展開を円滑に推進するため中核的な役割を担うコーディネーターの配置を含めた体制を構築するとともに、生徒が活動を幅広く選択できるよう、ブロック制による合同部活動等を先行して実施していくことを答弁いたしました。

次に、3ページ一番下の○ですが、山崎由枝議員から1点、(2)ア(ア)発達性読み書き障害(ディスレクシア)について、市内小・中学校における適切なサポート体制は、との質問に対して、教育長から、教育委員会では教職員が発達性読み書き障害に関する正しい知識を身につけ、認識を深めるための研修を実施するとともに、市立小学校5校に通級指導教室を設置し、読み書きに困難さがある児童に対して、個に応じた指導、支援を行っていること、また、市立各小・中学校において、音声教材であるマルチメディアデイジー教科書の活用や、GIGAスクール端末等ICT機器により読み書きのサポートを行う等、個別の教育支援計画に基づいた指導、支援を行っていること、今後についても、発達性読み書き障害のある児童・生徒が安心して学校生活を送ることができるよう引き続きサポート体制の実施に努めていくことを答弁いたしました。

恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、4ページを御覧ください。上から二つ目の○になります。名切文梨議員からは1点の質問がございました。(2)ア(ア)重大事態発生について、課題と対応策はとの質問に対して、教育長から、体罰事案等の重大事態が発生した際は、児童・生徒の心身の安全の確保を第一に考え、調査及び対応を行っていること。課題としては、事案の調査に対する客観性の担保、対応フローチャートの妥当性の検証、再発防止の取組であると認識していること。対応策としては、教育委員会が服務監督者の責任で行う調査の手法については、専門性の高い心理士や法務担当等の意見を取り入れるとともに、調査の内容については任命権者である県教育委員会の指導、助言を受けることで客観性を担保すること、また、調査結果やフローチャートの妥当性、再発防止の取組において適宜、教育委員による点検評価を行うこと、調査結果の検証については、第三者機関の設置等を含めて他自治体の取組を調査、研究することといたしました。

教育指導担当の所管につきましては、以上でございます。

○佐後教育長 本日の日程のうち議案第13号、第14号、報告事項(1)及び(6)については、個人に関する情報及び人事に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において審議を行うことといたします。

審議事項に入ります。

日程1 議案第7号 厚木市立小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○金子教育総務課長 それでは、議案第7号 厚木市立小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、令和8年4月に施行される公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部が改正されることから、本市の教職員の業務適正化や働き方の見直しを通じて、教職員がやりがいと誇りを持って教育活動に専念できる環境を整えることを目指すため、厚木市立小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画を策定するものでございます。

それでは、内容を御説明いたしますので、別紙を御覧ください。1ページをお開きください。1の計画策定の趣旨でございますが、本市では令和2年に厚木市立小・中学校における働き方改革に関する方針を策定し、教職員が児童・生徒一人一人と向き合うための時間を確保し、よりよい教育環境を実現するため、教職員の負担軽減、働き方改革に取り組んでまいりました。こうした中、昨年6月に公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法が改正され、教育委員会に対して、教員の業務量管理・健康確保措置を実施するための計画の策定及びこれを公表すること並びに当該計画の実施状況の公表が義務づけられましたので、厚木市立小・中学校の教職員に関する働き方改革実施計画を策定するものでございます。

なお、改正法では計画名を業務量管理・健康確保措置実施計画としておりますが、計画の名称は任意であり、本市が取り組んできた教職員の働き方改革を一層推進する計画であることが分かるよう、当該名称とするものでございます。

2の位置づけでございますが、2段落目、また以降になりますが、本計画は4月から始まる予定でございます第3次厚木市教育振興基本計画の基本方針2に位置づけております安心・安全に、共に学ぶことができる教育環境の整備に基づき、小・中学校における働き方改革を具体的かつ計画的に進めるための指針として位置づけるものでございます。

3の本市の現状でございますが、本市では働き方改革の方針に基づき、教職員の在校等時間の管理及びその時間の縮減に取り組んでいるところでございますが、昨年度、令和6年度における本市の教職員の時間外在校等時間の状況につきましては、月45時間を超える割合が小学校で28.0%、中学校で49.1%と、多い状況となっております。今年度実施をいたしました働き方改革に関するアンケートによりますと、特に部活動指導や成績処理、保護者対応等の業務の負担が大きくなっており、更なる取組の推進が必要な状況でございます。

次に、4の目標でございますが、本計画における目標は、神奈川県教育委員会の神奈川県の教員の働き方改革に関する指針に基づき、各市町村と共通で令和11年度までに達成すべき目標を掲げ、一つ目が長時間勤務の是正として、時間外在校等時間月45時間超えの教員の割合、また、時間外在校等時間年360時間超えの教員の割合、いずれも0%、二つ目、ウェルビーイングの向上としていたしまして、ア、現在の職場を働きやすい職場と感じている教員の割合90%以上、イ、仕事にやりがいがあると感じている教員の割合95%を設定しております。

設定の根拠でございますが、今年度7月17日から8月29日までの期間におきまして、臨時的任用職員等を含む全教職員1,357人に対しまして働き方改革に関するアンケートを実施した結果、ウェルビーイングの向上に関する質問として、現在の職場を働きやすい職場と感じている教員の割合が83.4%、仕事にやりがいがあると感じている教員の割合が92.7%でございまして、県の目標値はいずれも80%以上を目指すこととしておりますが、本市におきましては既に80%を達成しておりますので、現在の職場を働きやすい職場と感じている教員の割合を90%以上、仕事にやりがいがあると感じている教員の割合を95%以上に設定をいたします。

5の計画の期間は、神奈川県の指針に基づき、令和8年度から令和11年度までの4年間でございます。

6の働き方改革に関する取組の基本的な考え方でございますが、これまで本市で進めてきた働き方改革の取組について、更なる工夫や改善をしながら継続して取組を進めるとともに、国の指針に新たに位置づけられた学校と教師の業務の3分類に基づき、業務の見直し及び多忙化を緩和する取組を進めてまいります。なお、現段階では取組としていない事項につきましても、教職員の負担軽減に有効と思われる取組につきましては、校長会やアンケート等を通じて学校現場の声を聞きながら研究を進め、目標達成に向けて取り組んでまいります。

7の働き方改革に関する取組の内容でございますが、今回の法改正により国は指針を示しており、その中の学校と教師の業務の3分類を踏まえ、本市の実情に応じて優先的に見直す業務や適正化を図るべき業務を整理し、実行してまいります。

まず、(1)の業務の3分類を踏まえた業務の見直し、アの学校以外が担うべき業務、4ページを御覧ください、中段のイの教員以外が積極的に参画すべき業務、5ページの下段になりますが、ウの教員の業務だが負担軽減を促進すべき業務に対し、本市での業務を分類して、全13項目の業務についての取組を進行したいと考えております。また、地域、学校ごとの議論も踏まえるとともに、適宜、見直してまいります。その他の業務につきましては、他の自治体の取組等も参考に今後、調査研究をしてまいります。

そのほか、働き方改革に関する取組の内容といたしましては、(2)の働き方改革への支援、(3)の働き方改革への理解促進、(4)教職員の健康及び福祉の確保に関する取組がございます。

7ページになりますが、8の関連する取組・今後のフォローアップについてでございますが、(1)取組の状況の公表・報告につきましては、教職員の在校等時間の状況や本計画の取組実施状況等につきまして毎年度、教育委員会定例会及び総合教育会議において御報告をさせていただくとともに、市ホームページで公表してまいります。

(4)の目標の達成状況の把握につきましては、本市で導入している校務支援システムによりまして教職員の出退勤時間等を管理し、把握してまいります。その他の目標につきましては、神奈川県において実施しております働き方改革に関するアンケートの指標を用いて把握いたします。

(5)の取組の周知と協力体制の構築でございますが、当該法律の改正によりまして地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、学校運営協議会の承認を得ることに業務量管理・健康確保措置の実施が義務づけられましたので、本計画に即したもので、例えば、目標の長時間勤務の是正やウェルビーイングの向上等の内容を各学校の実情に合う形で各校長が示すことにより、承認を得る形と考えてございます。

教職員の働き方改革実施計画の説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山委員 御説明ありがとうございました。教員の勤務時間は、一般の仕事と違い、特殊性がかなり強い。例えば12時から1時まで、一般企業であればお昼休みのところ、小・中学校では給食指導をしています。ですが、休憩時間を取らなくてはいけないということになると、どうしてもこどものいない時間、例えば4時過ぎに休憩を取らざるを得ない。しかし、その時間は、自分で教材研究する、会議が入る、保護者対応する、いろいろと入ってきてしまうのが現状ですので、一般的な考え方を教職員に当てはめるのは難しいと思います。

これを踏まえて考えていかなくてはならないと思うので、矛盾を感じてしまう部分がありますが、ここまでが前置きです。

一点目に、現実的には勤務時間のオーバーフローをいかに少なくするかということだと思います。残業は、もう残って仕事をしなければどうしても立ち行かない、回らないので仕方なく行っている、負担感を感じながら残業しているというケースがある一方で、やりがいを感じていて、放課後の時間、自分のペースでこどもたちのために何ができるか考えて作業するのが好きなんだ、という人もいるわけです。一方で負担感を感じているが、一方はやりがいを感じ、率先して残っているという方もいる。これを業務量、時間で測るというのは、相当難しいと感じます。これをあまりきつく管理すると、結局、持ち帰って自分の家で仕事をすることになってしまい、あまりよくないと思うので、針の穴に糸を通すような、かなり微妙なさじ加減が必要になってくると思います。後にも書いてありますが、是非、ここは保護者、教職員御自身に、啓発に力を入れて繰り返しやっていただければ、これが特殊な勤務形態の教職員の働き方について、一番にお願いしたいところです。

以上です。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 御意見ありがとうございます。まず、給食の時間につきましては、確かにこれは国の指針で業務の3分類に、給食の時間における対応も示されています。しかし、教員に代わり、例えば地域の方が給食の様子を見てもらうというのは難しいところもありますので、学校運営協議会や地域学校協働活動で可能であるのかどうかも含め、今後調査研究をしていければと思っています。

あと、勤務時間のオーバーフローにつきまして、やはり学校全体で考えていかなければいけないことだと思いますので、校長会等を通して、意見交換をしながら、よく進めてまいりたいと考えております。

以上です。

○佐後教育長 ほかにいかがですか。

山本委員。

○山本委員 説明ありがとうございました。私もこの資料を拝見し、非常によく考えられていると感じましたし、内容的には賛成です。この働き方改革、いろいろな職場でも言われているかと思いますが、教職員がこのことについての意識を共有し、そして土壌、雰囲気をつくることが重要になると思います。是非、そのような空気感をつくり出してほしいと思います。

7ページの関連する取組、今後のフォローアップについて、目に見えるもの、数字にできるものを評価することになると思います。そうなると、土壌づくりや雰囲気づくりというのは、なかなか評価しづらいのではないでしょうか。是非、そういった数字に表れない、目に見えない部分について、も、何らかの形で評価していけるとよいのではと思います。

私からは、一点質問させてください。4ページに(イ)の広報やホームページのことが記載されております。これまで、ホームページは各学校が作成していたと思いますが、今後は一元管理を目指すということでしょうか。その意図は何かというと、5ページに学校日記の記述がありますが、この学校日記には、学校の独自性が表れますし、学校の良さをアピールするものだと思います。こういったものを一元管理していくというと、どうしても表現し切れないところが出てくると思い、一元管理を目指すのかどうかについて教えてください。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 教育委員会で一元管理するという意味ではなく、例えば学校日記は、現状、ガイドラインで週一回程度更新するように示されています。昨今の肖像権の問題や、フェイク画像の問題等もございますので、改めて見直しを行い、負担軽減を進めることを考えています。各学校で引き続き、その学校の実情や現状に合った形で実施していく考えでございます。

以上です。

○山本委員 ありがとうございます。

○佐後教育長 ほかにございますか。

髙木委員。

○髙木委員 私も質問というより、お願いになりますが、全体としては非常に必要なことで、賛成しております。また、計画、実践を進めていく中で評価する際に数値目標、これもやむを得ないところだと思いますが、先ほど杉山委員のお話にもあったように、その数値を追い求めるところで、例えば仕事を持ち帰ることになってしまったり、タイムカードを押して隠れ残業になってしまったりということになっては、これは真の改革、改善とはなりませんので、数値目標は大切ですが、それを厳しく追い求めるのではなく、教職員の方々の就業、働き方が真に良きものとなるよう、本質的なところを大事に評価していただけるようお願い申し上げます。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 今の御意見につきましても、国の指針にも記載されていますので、本末転倒にならないよう、学校に周知していこうと考えております。

以上です。

○佐後教育長 ほかはいかがですか。

宮崎委員。

○宮崎委員 神奈川県の指針に基づいて、来年の4月から4年間、この計画を進めていくということですが、この働き方については、厚木市の小・中学校36校一校一校の校長先生を中心に管理職がリーダーシップを取って進めていく必要があると思います。いじめの指導や生徒指導において、その学校のいじめのない文化と、校風、風土があると思うのです。働き方改革も同じで、会議の時間をいかに合理的に進めていくか、それから、先生方が何時まで仕事をされているのか、管理職が本質的・体感的に、自分の学校がどうなのかというのを周知や把握をしていく必要があると思います。ウェルビーイングについての県の目標が80%に対し、本市ではそれを既に到達しているため、更にウェルビーイングの目標を高くする。そういった意味では、厚木市の先生方は意識を高く持っているのだと思います。

その中で、6ページの(3)の働き方改革への理解促進、保護者や地域の方、もちろん職員もそうですが、積極的に情報提供しながら、校長会等で意見交換、情報交換をする機会をもってほしいと思います。

また、校務支援システムを使った出退勤時間の記録について、これはシステムをスタートさせてから何年か経つと思いますが、経年の比較や傾向が分かれば教えていただきたいのですが、これは教職員課長ですか。

○佐後教育長 教職員課長。

○太田教職員課長 勤怠管理のシステムが始まってから、教職員課でデータを取っております。この働き方改革の周知も含めて、その数字は、今、正確な数字を示せないのですが、45時間以上の残業をする職員の割合が下がってきてはおります。

以上です。

○宮崎委員 ありがとうございます。いい傾向だと思うので、引き続き、先ほど言ったことを含めて検討していただければ有り難いと思います。

以上です。

○佐後教育長 ほか、よろしいでしょうか。

杉山委員。

○杉山委員 3ページのところです。業務の3分類ので、説明受けてもなかなか腑に落ちないのが、学校以外が担うべき業務の中で、例えば登下校時の通学路における日常的な見守り活動を、これを地域で担ってもらうこと。現実的に、行政も交通安全指導員を配置し、こどもの見守りを行っていただいていると思いますが、多くは敬老会等地域の方の自主的な見守りがメインであると思います。この実態がよく分からない部分もある中で、登下校の見守りを学校運営協議会がコントロールすると受け取ってしまいます。学校協議会の多くは年に3回から4回の会議と限られており、登下校という重要な案件の責任を与えてしまうというのはどうなんだろうというのが、自分ではどうしても腑に落ちない部分があります。この辺り、既に各学校の校長先生には伝わっていると聞いていますが、実際に学校運営協議会が何をするのか、分かりやすく説明いただけますか。。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 学校運営協議会で、例えば地域の人材にどういった方々がいて、見守り活動に参加していただけるか、といった情報提供をいただくことや、例えばPTAに参加していただくだとか、地域の人材を発掘できるような、情報収集の場としたいと考えております。学校運営協議会や地域学校協働活動で登下校の見守りをしてほしいと言った意味ではなく、人材の発掘、情報共有が一番の目的と考えてございます。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員 今の説明を聞いてほっとしました。やはり、文章で読むだけでは、なかなか読み取れないですね。学校運営協議会が登下校の見守りまで担うとなると、ヘビーに感じる方が圧倒的多数ではないかと思いますので、是非今のような説明で、分かりやすく伝えていただければと思います。これはよろしくお願いいたします。

以上です。

○佐後教育長 ほか、ございますでしょうか。

杉山委員。

○杉山委員 同じく3ページ、学校徴収金等の徴収・管理について、口座振替の全校導入を進めると書いてあります。確か、これは議員さんからも要望が出ていたと思いますが、これは進めるに当たっての障壁があるのでしょうか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 例えば教材費等の口座振替は、中学校13校、全てで完了しております。小学校におきましても残り3校と聞いておりますが、口座振替をしていない学校に聞きますと、現金で集めたほうが早いですとか、現状、課題を感じていないといった回答をもらっています。やはり、こどもたちに学校に現金を持たせるというのも、安全面から少し考えなければならない部分ですので、口座振替を推奨しています。また、学校徴収金の管理につきましては、教材費を給食費のように教育委員会が公会計で徴収する方向の考えもあります。これは引き続き調査研究を進めるべきところと考えております。給食費は皆さん定額であったため、公会計化が可能でしたが、教材費は学校、学年によって徴収の金額が異なる部分がありますので、他自治体の事例も踏まえ、研究していきたいと考えています。

以上です。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員

例えば小学1年生はいろいろと買うものが多く、入学式の後にお金を払い、共通で使うものを買う。5,000円以上の集金もあったと思います。学年によって金額は確かに違いますし、学校によっても考え方が違いますので、公会計化は望ましいけれど、かなり難しいという実感があります。これについても聞きたかったところで、これから研究していくということですので、是非、よろしくお願いします。

それから、4ページの教職員以外が積極的に参画すべき業務の中の、調査・統計への回答の中の一番下に、コンクールのことが書いてあります。例えば、和田傳文学賞で、こどもが夏休みに書いたものを、親や先生が目を通しながら、よりよいものにつくり上げていく、その作業の中で、こどもは感性が磨かれ、文章力が磨かれる、すごく大切なものだと思っています。一方で生成AIを利用することの問題もあります。ここで、教職員の働き方改革の観点から、コンクールの在り方を考えるというのは、腑に落ちないところもあります。改めて教育指導課としてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 和田傳文学賞につきましては、要綱に、生成AIによって作成した作品の応募は認めないということは明記をしております。ただ、実際にそれを使用したかどうかを確かめるすべはないというのが、そこは大変悩ましいところです。それから、やはり作品づくりという部分につきましては、教員が関わることでこどもの成長の機会にもなると思いますし、また、こどもと教員との信頼関係もその中で築かれるような、プラスの面ももちろんあると承知しております。ただ、やはりそれが教職員の過剰な負担になることは避けなければならないものだと考えていますので、そのバランスについては十分配慮をしながら、今後進んでいければと考えております。

以上でございます。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員 また別な質問をします。6ページに評価方法の効率化という言葉があります。これは教職員の業務だが負担軽減を促進すべき業務の中で書いてありますが、評価方法の効率化といって、どういうことがあるのか、具体的にどんなイメージか、教えていただければと思います。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 来年度、全中学校にデジタル採点システムを導入する計画があります。その採点システムの中で、評価方法まで効率化し、生徒の得意・不得意も分析できる機能があります。

○杉山委員 学校やこども、あるいは先生によって、教え方や考え方の違いがあると思いますが、デジタル採点システムはその辺りカバーできるのかなと、イメージが湧かないので、分からない部分があります。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 令和6年度に一度、採点システムのトライアルを行っておりますので、どういったものが導入されるかというのは把握してはいるところでございます。来年度、コンペを実施し、教員が使いやすいものを是非導入していきたいと思います。

以上です。

○杉山委員 分かりました。ありがとうございました。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長

校内研等で、各学校に指導主事が伺い、指導や助言を行っていますが、その中でも授業づくりの中で、妥当性、信頼性のある評価という部分で、毎回の授業で機械的に評価をするのではなく、例えば、学びに向かう態度は単元の後半に、十分育ち切ったところでしっかり見取る。あるいは知識や技能はスモールステップで、単元内でこまめに取っていく。要は毎回の授業で見取るというより、単元全体を通して適切なタイミングで評価を行うという整理をしています。そういった部分も、評価全体の効率化にはつながると考えております。

以上でございます。

○杉山委員 分かりました。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 今の質問の延長で聞かせてください。デジタル採点システムは、大きな定期テストに利用するかと思っていたのですが、単元ごとに使っていくものなのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 今、私が御説明申し上げたのは、bの評価方法の効率化の部分で、この部分についてはデジタル採点システムに限らず、評価のタイミングや効率化という話になります。また、aのデジタル採点システムにつきましても、現在、市内の中学校の中で、いわゆる定期テストという形をやめ、単元ごと、教科ごとにテストを行う形に切替えを始めている学校もございます。定期テストに限らず、単元末のテスト等にもデジタル採点システムを活用することができると考えております。

以上でございます。

○佐後教育長 よろしいですか。

ほかにございますでしょうか。

よろしいですか。

それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第7号を可決いたします。

次の日程2から日程4につきましては、関連がありますので一括して審議したいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、一括して審議することといたします。

それでは、日程2 議案第8号 厚木市厚木こどもアート展審査会規則の一部を改正する規則について、日程3 議案第9号 厚木市和田傳文学賞審査会規則の一部を改正する規則について及び日程4 議案第10号 厚木市厚木こども科学賞審査会規則の一部を改正する規則についてを一括議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、議案第8号 厚木市こどもアート展審査会規則の一部を改正する規則についてから、議案第10号 厚木市厚木こども科学賞審査会規則の一部を改正する規則についてまで、一括して御説明を申し上げます。

提案理由でございますが、厚木市こどもアート展審査会、厚木市和田傳文学賞審査会及び厚木市厚木こども科学賞審査会の委員の任期を改めるため、規則の一部を改正するものでございます。現在、各審査会の委員の任期は1年以内となっておりますが、委員が総入替えをした場合には審査の見方が前年度と変わってしまうおそれがあることから、これを2年以内と改めるものです。これにより通算で3期、最大6年まで専門性のある方の任期を延ばすことが可能となります。更に、委員のうち常に何名かは年度をまたいで残留していただき、任期をずらして連続性を持たせることで審査の安定性、一貫性を保つことができることから、改正するものでございます。

以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。

○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑ありますでしょうか。

よろしいですか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第8号、第9号及び第10号を可決いたします。

次に、日程5 議案第11号 厚木市教育委員会公告式規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○金子教育総務課長 議案第11号 厚木市教育委員会公告式規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、厚木市公告式条例の一部改正に伴い、規則の交付等の方法を、インターネットを利用する方法に変更するほか、所要の措置を講ずるため、本規則の一部を改正するものでございます。

本条例の改正の概要でございますが、国のデジタル化推進の流れを踏まえ、条例の公布等の方法を掲示場への掲示からインターネットを利用する方法に変更すること等により、公布内容を迅速かつ広く市民の皆様に周知し、市民の皆様の利便性の向上と行政運営の効率化を図ることを目的として行うものでございます。

それでは、内容を御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、裏面の参考資料の新旧対照表を御覧ください。右側が改正前の旧の規則、左側が改正後の新の規則となります。

始めに、第2条第1項の、教育委員会名を記入して教育長が署名しなければならないを、教育委員会名を記入しなければならない、に改めるものでございます。

次に、同じく第2条の第2項でございますが、厚木市公告式条例第2条第2項に規定する掲示場に掲示して行うを、第2条第2項の例による方法で行う、に改めるものでございます。厚木市公告式条例第2条第2項の例による方法につきましては、市役所の掲示場に掲示してこれを行うを、インターネットを利用して行う、ただし市長が必要と認めるときはこれに代えて市役所の掲示場に掲示して行うものとする、とありますので、これに倣うものでございます。

次に、第3条、規程等の公表の条文でございますが、第1項及び第2項を、前条の規定は、規程、告示または公告の公表について準用する、に改めるものでございます。

表面にお戻りいただき、附則を御覧ください。附則の第1項につきましては、本条例の施行日を令和8年4月1日とするものでございます。

附則第2項につきましては、条例改正の経過措置について定めるものでございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

杉山委員。

○杉山委員 確認ですが、この公告式というのは、本庁舎の駐車場のところにある、ガラス窓の中に入っているあれですね。紙に加え、インターネットを使って示すことができるいう内容でよろしいですか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 基本的には、市ホームページで公表することになります。ただし、インターネット環境を持っていない方も当然いらっしゃいますので、市政情報コーナーに紙の資料として配架をしておき、閲覧可能にする形を取りたいと考えてございます。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員 そうすると、今の施設についてはもうなくなってしまうのか、施設は残り、そこにも掲示される、それはいかがでしょうか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 基本的には、先ほど申したとおり、市ホームページ上での公開になります。インターネットが使えない環境になってしまったとき、例えば、災害等によって電源が不通になった場合、今ある掲示場を使って告示行為をする、という方向です。引き続き、あの掲示場は継続するということで御理解いただければと思います。

以上です。

○佐後教育長 ほかにございますか。

よろしいですか。

それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第11号を採決いたします。

次に、日程6 議案第12号 厚木市学校運営協議会規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。

議案の説明をお願いします。

教育総務課長。

○金子教育総務課長 議案第12号 厚木市学校運営協議会規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。

本件につきましては、学校運営協議会の承認事項について改めるため、本規則の一部を改正するものでございます。

それでは、内容を御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、裏面の参考資料の新旧対照表を御覧ください。こちらは厚木市学校運営協議会規則ですが、右側が改正前の旧の規則、左側が改正後の新の規則となります。改正箇所をアンダーラインで示してございます。

第4条の基本方針の承認等として、左側の新の第3号に業務量管理・健康確保措置の実施に関することを追記するものでございます。こちらにつきましては、先ほど議案にて御説明させていただきました働き方改革実施計画の中で、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律の改正があったことに伴いまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の学校運営協議会の条項に、校長は、学校運営に関して基本的な方針を作成し、学校運営協議会の承認を得なければならないという条項中に、業務量管理・健康確保措置の実施が新たに追加をされましたので、当該規則の改正をするものでございます。

恐れ入りますが、表目にお戻りいただき、規則の附則を御覧ください。この改正につきましては令和8年4月1日から施行するものでございます。

説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

よろしいですか。

それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。

本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

○佐後教育長 異議なしと認め、議案第12号を可決いたします。

報告事項に入ります。

報告事項2 第3次厚木市教育振興基本計画第1期実施計画について、報告をお願いします。

教育総務課長。

○金子教育総務課長 それでは、報告事項2 第3次厚木市教育振興基本計画第1期実施計画につきまして御説明申し上げます。

本件につきましては、第3次厚木市教育振興基本計画に掲げる基本理念及び基本方針等の実現を図るため、本計画を定めるものでございます。こちらにつきましては、第3次厚木市教育振興基本計画における5年間の実施計画を第1期実施計画として位置づけるものでございます。

資料2を御覧ください。こちらは表紙になりますが、計画期間を令和8年度から令和12年度までの5年間としております。

2枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。第1章、実施計画の概要になります。まず、1の趣旨になりますが、令和8年度を始期とする第3次厚木市教育振興基本計画の策定に伴い、その基本理念や基本方針、施策を実現していくための第1期実施計画として策定をいたしました。

次に、2の計画期間になります。実施計画の策定に当たっては、本計画の基本理念、10年間のうち、最初の5年間を第1期といたします。

次に、3の進行管理になります。本計画の進行管理につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき点検、評価してまいります。また、各事業には指標を設定し、各事業の指標の中から代表指標を選定して各基本方針の達成状況を把握するとともに、計画全体の進捗状況を検証して、必要に応じて事業の見直しを行います。

2ページには4、計画構成図を掲載しております。

4ページをお開きください。ここからが第2章、実施計画事業になります。基本方針1を例に御説明いたします。基本方針1、児童・生徒に必要な資質・能力の育成、その下に概要、主題を簡潔に伝えるリード文を記載し、その下に施策を記載しております。基本方針1は3つの施策からなります。

5ページを御覧ください。施策1の確かな学力の育成として、その下に実施事業を表にして分かりやすく記載しております。左から、実施計画事業名、事業内容、事業指標、目標値、担当課を示しております。事業指標の指標名に★があるものが代表指標となり、基本方針の達成状況を把握する指標となります。

7ページ、8ページが施策2の実施計画事業になります。9ページ、10ページが施策3の実施計画事業となります。12ページからが基本方針となり、同様に施策に対する実施計画をお示しし、基本方針4まで同様の体裁で記載しております。

以上が第1期実施計画の説明になりますが、先般お示しさせていただいた実施計画事業からの変更点につきまして御説明をさせていただきます。

まず、7ページ、8ページにお戻りいただき、御覧ください。上から4つ目の青少年非行防止活動事業でございますが、各年度の目標値を変更しております。続いて、13ページ、14ページでございます。基本方針2、施策1、安心・安全な教育環境の整備の中で、事業として小・中学校学校施設最適化推進事業がございましたが、施設の耐用年数により内容が変わってきてしまうということから、目標値の設定が難しいということで、第11次の総合計画のアクションプランから削除されましたので、本計画からも削除いたしました。

次に、25ページ、26ページを御覧ください。中段の施策2、家庭・地域・学校の連携・協働の推進のコミュニティ・スクール推進事業の指標で、学校における課題や悩みを学校運営協議会で共有することがその改善や解決につながっていると思いますか、の目標値につきましては、学校アンケート結果がまとまりまして数値が出ましたので、目標値を改めて設定するものでございます。

なお、この指標につきましては、先般計画をお示しさせていただいた際に杉山委員からの御意見で、学校運営協議会のみではなく、学校運営協議会を始めとした地域の団体としたほうが、連携・協働を示すことができるのではないかと御意見をいただきましたけれども、この学校に対するアンケートは学校運営協議会に対するアンケートでございまして、地域の団体を入れると回答が難しくなってしまうという判断から、指標名は変更しないことといたしました。

次に、33、34ページを御覧ください。基本方針4、施策4になります。スポーツ活動の推進でございますが、一番上段になります市民スポーツ活動推進事業がございますが、こちらは目標値の計算に誤りがあったため、数値を変更いたしました。

次に、同じページで下から3つ目で、スポーツ合宿誘致事業補助金につきまして、同じく目標値を変更いたしました。これは、総合計画アクションプランでの目標数値を増加したため、合わせて同じ数字に設定をいたしました。

また、代表となる指標、先ほど御説明いたしました★の事業でございますが、先般お示ししたときには代表となる指標を一覧でお示ししておりましたが、計画の中で指標に★をつけ、明瞭化いたしました。

以上が変更点でございます。

実施計画の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。

宮崎委員。

○宮崎委員 全体的な構成は前にも聞かせていただきましたが、2ページに計画構成図があり、そこの1、2、3、4の基本方針から、更に具体的な施策が分かれているのですが、1番から順に下に行くに従い、教育委員会の所管ではない事業や施策が出てきます。特に3番、4番、家庭教育、社会教育、生涯学習、文化スポーツ、これは市長部局と連携して行うということですが、横串を刺していく必要のある、この3番、4番のところの事業の見極め、どう連携していくのかというのがすごく大事だと思います。

例えば、私はスポーツに携わっていますが、こどもたちが日頃からどうスポーツ、運動に接し、親しめる機会をつくっていくか、これには教育委員会でしかできない小・中学校の体育の授業が重要になると思います。そういったことも含め、スポーツ魅力創造課とどう連携を図り、事業を各学校や保護者に周知していくかが、とても大事だと思うのですが、連携の仕方、どう横串を刺すのかについて、お伺いします。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 第3次計画につきましては、教育を市全体で支えるものと捉え、関係部局横断で検討を進めてまいりました。その中で、計画全体に一貫性と教育的な視点を確保するため、教育委員会が担って進めてまいりましたが、指標の管理等に関する部分につきましては、庁内推進委員会を組織し、その中で連携体制を整備していきたいと考えております。

以上です。

○佐後教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 ありがとうございます。推進委員会では、教育委員会が主体的に動き、こどもたちの活動が充実できるよう、お願いしたいと思います。

第11次厚木市総合計画では、第1期のアクションプランと名前を変えたのですね。教育振興基本計画は、市の総合計画に年数を合わせてありますが、名称は実施計画となっており、名前はアクションプランに合わせないのでしょうか。その辺りの検討はされたのでしょうか。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 検討しましたが、教育委員会としては継続して実施計画という名称を使うことが分かりやすいということでございます。

○佐後教育長 よろしいですか。

ほかにございますか。

山本委員。

○山本委員 説明ありがとうございました。幾つか教えてください。

まず、14ページで、防犯ブザーの着用率の目標値について、95%になっています。こどもたちには基本的に全員に配布するものと思いますので、5%は持ってきていないのかと、疑問に思いましたので、教えてください。

次に、15、16ページ、施策の3、幼保小の連携推進事業がございます。カリキュラムフォーマットを作っていくということが書かれており、このイメージが湧きませんでした。例えば、幼保小それぞれがフォーマットを作るのか、小学校とそれ以前、幼稚園等と連携して何かを作るのか内容を教えていただければと思います。

また、17、18ページに人権教育のことが書かれております。人権講座参加者の人権意識高揚度を指標にしております。人権問題は非常に難しく、そもそもこういった講演会に参加される方は意識が高揚しているのではないかと思います。指標については、もう少し違った視点でできないか、と思いました。

最後に、33、34ページについて。合宿スポーツ大会等の参加者及びトップリーグの観戦者数、8年から12年の間にほぼ倍に目標数値を設定していますが、33ページを拝見しますと、合宿等の参加とトップリーグの観戦というのを別に書かれています。これを併せて指標として人数を倍にするのは、難しいのではと感じました。これを分けて考える必要はないのかと思うのですが、いかがでしょうか。

○佐後教育長 学務課長。

○永田学務課長 私から、防犯ブザーについて回答させていただきます。

防犯ブザーにつきましては、小学校の新入学児童と、転校、転入学してきたお子さんに対して配布するよう、各学校にお配りしております。中学生は、希望者があったときに配布しています。携帯率は、ずっと95%と設定していますが、やはり100%を目指したいところです。ただ、携帯率の実績が、小学生は90.0%でした。毎年、87%くらいのところから少しずつ伸びてきている状況ですので、実績を踏まえての数値設定になります。それから女子児童よりは男子児童、また、高学年になるにつれて携帯率が低くなる傾向にありますので、新入学児童へ防犯ブザーを配布する際だけではなく、入学後においても定期的に保護者を含め周知をしていく必要があると考えております。

以上です。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、私からは15ページ、16ページの幼保小の連携事業について、カリキュラムフォーマットのお話をさせていただきます。

こちらにつきましては、令和7年度にこども育成課、保育課、教育指導課で委員会を立ち上げ、そこに幼稚園の先生が3人、保育所から3人、そして小学校から3人との合計9名で、実際に意見交換をしながら、協働でこのカリキュラムフォーマット案のたたき台を作ってきました。

令和8年度以降、カリキュラムフォーマットのたたき台を用い、市内の3つの実践グループ、具体的には依知小学校と幼稚園、保育園で1グループ、それから戸室小学校と幼稚園で1グループ、それから戸田小学校と保育園で1グループをつくり、実際にカリキュラムフォーマットを2年間運用します。そして、随時フィードバックをいただき、またカリキュラムフォーマットを見直し、改善したものを次の実践グループにというサイクルで進めていくものでございます。

以上でございます。

○山本委員 ありがとうございます。

○佐後教育長 教育総務課長。

○金子教育総務課長 人権教育啓発推進事業の指標の考え方ですが、毎年人権講座、ヒューマンカレッジを開催し、参加者にアンケート等を取っております。講座は異なる内容になりますので、人権意識の高揚度、考え方を調査して、総合的に判断していきたいと考えています。

スポーツの関係につきましては、スポーツ魅力創造課で担当しておりますので、御意見をお伝えし、また報告させていただきたいと思っています。

以上です。

○佐後教育長 ほかにございますか。

よろしいですか。

それでは、ほかになければ、報告事項2を終わります。

それでは、ここで休憩といたします。それでは、40分まで休憩になりますので、よろしくお願いいたします。

暫時休憩15時36分

 

再開時刻15時40分

○佐後教育長 再開いたします。

報告事項3 厚木市中学校部活動の在り方検討委員会答申について、報告をお願いします。

教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、報告事項3 厚木市中学校部活動在り方検討委員会答申につきまして、資料3により御報告申し上げます。

令和7年11月6日付けで、厚木市中学校部活動の在り方検討委員会に諮問した事項について答申を受けましたので、報告するものでございます。

諮問事項としましては、(1)厚木市中学校部活動地域展開推進計画に関する事項、(2)その他の活動の地域展開に当たり必要な事項でございます。答申日は令和8年3月10日でございます。

答申の内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりください。1、はじめにでは、国や県の動向、検討委員会が設置された経緯、審議の内容について述べております。

次に、2ページ目、基本的な考え方では、地域クラブ活動で目指す生徒の姿と、その実現に向けて必要な整備について述べています。

次の3ページから6ページにかけては、地域展開の円滑な推進に当たっての課題を述べております。(1)生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができるよう、学校と地域が連携した持続可能な体制の整備、4ページの(2)生徒の自主的・自発的な活動を支える指導体制の整備、同じく4ページの(3)財源の確保、そして、5ページの(4)その他の4つについて、それぞれの課題を述べております。

最後に、6ページでは、おわりにでまとめを述べております。

次のページを御覧ください。7ページ目につきましては諮問書の写し、8ページ目は検討委員会における審議の経過、そして9ページ目は委員の一覧、そして最後、10ページ目には委員会規則を載せてあります。

以上でございます。

○佐後教育長 ただいまの報告に対して、何かございますか。

宮崎委員。

○宮崎委員 ありがとうございます。実は私も検討委員会を傍聴し、議論されているのを見させていただきました。タイトなスケジュールの中で5回開催されていましたがその中で検討委員の方々は、それぞれの立場で真剣に、部活動の在り方、今後の地域展開について議論をされ、とても内容のある会議だったと思っています。答申の作りについて、2ページに目指す生徒の姿があり、その下に(2)で、目指す姿を実現するために必要な整備と書いてあり、7項目ありますが、これと、3ページの3の地域展開の円滑な推進に当たっての課題、この項目が、全部横に行っているだけとなっています。検討委員会の皆さんは、課題を出されただけでなく、これからのこどもたちのために、地域展開をどうしたらいいかという内容も、検討委員会の中ではされていました。それにもかかわらず、答申はなぜ課題のままで終わってしまうのか、不思議に感じました。

また、5ページの(4)のその他のア、3つの活動の場について、確かに事務局からも提案されて、それに対してまた意見もあったかと思います。この中には、厚木市を4つのブロックに分け、それぞれ更に地域的なブロック展開をしていきますという内容も会議の中で出たと思います。しかし、ここには書かれていない。この(4)のアは、むしろ課題ではなく、これからの展望、今後の展開の在り方の一つじゃないかと思っています。今更ですが、答申の作り方がどうなのかと思います。検討委員会では、課題に加え、今後の展開として考えられることが挙がっていたと思います。それがこの答申に載っていない。その構成について、教えていただけますか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 御指摘いただきました、3ページからの地域展開の円滑な推進に当たっての課題という部分ですが、お話のとおり、その前のページに、目指す姿を実現するために必要な整備の一つ一つの項目と対応して記載されているものになります。項目の名前が課題となっていますので、実際にお読みいただくと、それぞれの文末には、活用する必要があります、あるいは検討する必要がありますと提言を交えた形にはなっているのですが、その辺りが不明確であり、読みづらく申し訳ございません。また、こちらの課題の部分で特に触れられている提言については、推進計画で具現化していくという形になりますので、そこは丁寧に拾ってまいりたいと思います。

以上です。

○佐後教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 今後、8年度以降に新たな推進計画が策定されるので、そこに生かしていただきながら、進めていただきたいと思います。

次に、アンケートについて。ここにはありませんが、小学校5、6年生のアンケートの回収率が43%で、中学生は70か80%ぐらいありました。これから推進計画策定されますが、この5、6年生が中学校に上がるので、もう少しこどもたちの不安や実態を把握するため、回収率を上げながら、部活動の地域展開について保護者やこどもたちに周知していただきたいと思いました。地域展開について知らない人が、児童の保護者で、60%でした。やはりこれから推進計画策定と同時に、広く周知もしていただく必要があると思いました。

二つ目は、今後、どこに事務局を置き、どう進めていくかというのを教えてください。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 まず、担当部署につきましては、教育指導課の中に部活動地域展開担当が設置されます。人数は前回申し上げましたとおり、正規職員2名、会計年度任用職員を1名、コーディネーターを配置する形で進めてまいります。教育指導課の中に置きますが、市長部局の関係各課と密に連携を取りながら進めていくものになりますし、推進計画も、策定に当たっては関係機関と一緒につくってまいります。

以上でございます。

○宮崎委員 附属機関の事務局は。

○本間教育指導課長 附属機関に関しましては今のところ、令和8年度に推進計画の進捗管理を行うための附属機関を教育委員会内に設置をすることになっております。実際の地域展開の運営につきましては、今後また検討を進めていくことになっております。

以上です。

○宮崎委員 ありがとうございます。これはものすごいことで、正規職員を2名つけていただいて、なおかつ会計年度任用職員でコーディネーターということで、これは教育部長以下、課長も、人の配置は大変なことだったと思いますが、すごく前進したなと、本当に感謝しています。附属機関はこれから進めていくということですが、スポーツに携わっている教育委員がアドバイス等をしていける機会は検討できるのでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 推進計画の進捗管理を行う附属機関につきましては、これまでの部活動の在り方検討会と同じように、多様な立場の方から委員になっていただき、それぞれのお立場、視点からの御意見をいただけるのが望ましいかと考えております。ただ、その具体的なメンバー構成ですとかそういった部分については、現時点ではまだ検討中ですので、ここでははっきりとしたことは申し上げられないですけれども、多様な方に関わっていただくというような形で構成しようというふうには考えております。

以上でございます。

○佐後教育長 教育部長。

○岸間教育部長 基本的に教育委員会の諮問機関として附属機関を設置しますので、教育委員さんが委員になるということは現実的ではないということだと思います。ただ、附属機関の規則はこれからつくりますので、その中で、例えば、その審議会が必要と認めるには関係者を呼んで意見を聞くことができるという、そうした規定を設ければ、更なる専門家という立場での意見聴取というところは全く不可能ではないかなとは思います。ただ、そこは制度設計をどうするかという、そこにかかってくると思います。

以上です。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 私からの意見ですが、過去の資料を見ましたが、教員の中でも4割ぐらいの先生が、部活動に関わっていいというアンケート結果があったと思います。今回傍聴させていただいていて非常に気になったのが、地域に移行することを前提に議論をしていたことです。システムをどうやってつくるかということばかりが主眼になっていて、そこに今まで携わっていた学校の先生の気持ち、こどもたちの気持ちというのが少し置き去りになっているような印象を受けました。それが今回のこの答申の中で、やっぱり冒頭に先生やこどもたちの気持ちというのをくみ取っているという文章が欲しかったと感じます。

その上で、結論は変わりませんが、どういう議論をしたかというのが重要だと思っています。5ページの真ん中に部活動クラブに関すること、その他に4ブロックに分けると書かれております。これは宮崎委員からも指摘がありましたが、ブロック制が必ずしも適しているとはいえませんと、何か否定するような言葉もあります。委員会の中ではずっと、この4ブロックにすることを是として議論してきたと思うのです。この文章はすごく違和感があります。私自身も、4ブロックに分けるというのはすごくいいアイデアだなと思っていて、これがベターな回答だとは思っています。この、必ずしも適しているとはいえませんというのは、少し文章としてどうなのかなと感じました。

一つページを戻り、4ページ一番下、財源の確保につきましても、話がどうしても、会費は幾らなのかというところばかりで、集めたお金をどう使うのか、更にはこどもたち、指導者の保険の問題もあると思います。そういった議論もなかったため、今後も引き続き検討していただけること期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。

以上です。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 御意見ありがとうございます。4つのブロック制につきましては、こどもたちの活動機会の確保という視点で考えたときには、望ましいと考えております。ただ、実際に委員の意見の中で、活動の内容によっては、特に吹奏楽の話が出ましたが、楽器を動かすという物理的に難しい部分もございますし、また、学校のいつものメンバーで一つの曲をつくり上げるという、性質の部分による課題が挙がりました。また、地域行事との関係性等についての御意見もあり、大切な御意見だと思いましたので、このような形で付け足させていただきました。

また、財源の確保だけでなく、その確保した財源をどのように運用していくのかということつきましても、今回の答申の内容に加え、今日いただいた御意見も推進計画に生かしていけるようにしてまいりたいと思います。どうもありがとうございました。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員 5ページの図表2の中に生徒の3つの活動の場というのがあって、サポートクラブとパートナークラブと書いてありますが、イメージができないのと、この辺りはどう分けているのか教えてください。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 サポートクラブとパートナークラブの分け方について、サポートクラブは、厚木市の部活動の方針に準じた活動であることと、活動費が部費程度の廉価なものであることの二つの要件を満たすクラブです。厚木市の部活動の方針には、活動時間や適切な休養日の設定等が定められています。サポートクラブは、これらの方針に沿って活動するとともに、活動費を部費程度の廉価な水準としています。一方、パートナークラブは、これらの要件を満たさないクラブです。活動時間や休養日、活動費については、部活動の方針による制限を設けていません。

以上でございます。

○佐後教育長 杉山委員。

○杉山委員 例えば、民間のスイミングスクール等では、週1回や2回で、月謝も1万円等、高額といえば高額ですが、企業が経営しているところはパートナークラブという位置付けでよろしいと思います。サポートクラブというと、小学生の少年サッカーがあり、中学校に行くと、お金はそれほど高くなく、競技の向上を目指し、大会で優勝したいと頑張っているクラブチームがあります。それもサポートクラブに当たるというイメージがありますが、そのような形で考えてよろしいですか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 例えば、サポートクラブは地域の柔道教室があると思いますが、現状の部活動と同等の日数や、金額設定で行っていく場合には、これはサポートクラブという捉えになると思います。また、先ほどサッカーの例が挙がりましたけれども、サッカーの中でも、場合によっては同じ団体が二つの設定をすることも考えられるのかなと考えています。まずは部活動並みの活動内容を設定したサポートクラブというものがあって、同時にその団体がその枠を取ったパートナークラブも同時に運営することも、状況によっては生じるのではないかと考えております。

以上でございます。

○杉山委員 分かりました。

○佐後教育長 ほか、よろしいでしょうか。

宮崎委員。

○宮崎委員 いずれにしても、初めて行うことです。特に、厚木市は先行しています。課題も一つ一つが重く、大きい課題となっています。スタートするに当たり、推進計画の策定、附属機関の進め方も大変だとは思いますが、移行期に当たるこどもたちが犠牲にならないよう、こども中心の捉え方をしていただき、スムーズな展開、スムーズな移行を是非進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。

○佐後教育長 よろしいでしょうか。

それでは、ほかになければ、報告事項3を終わります。

次に、報告事項4 令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について、報告をお願いします。

教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣調査の結果について御報告申し上げます。

恐れ入りますが、資料4を御覧ください。本資料は、スポーツ庁から送付された本市の結果を全国、県の結果と併せて示したものでございます。調査は7から8種目の体力・運動能力の測定と、運動習慣等に関する質問となっております。対象は全国の小学校5年生の男女及び中学校2年生の男女で、本市では4月から7月に、小学生約1,500人と中学生約1,500人を対象に調査を実施しております。

始めに、1ページを御覧ください。1、調査結果、体力合計点の経年変化について。全国を示すのが青の線になりますが、こちらを見ますと、令和6年度との比較では小学校、中学校とも向上するという結果になっております。そして、本市を示すのが緑色の線になります。こちらを見ますと、おおむね全国や県と同じような傾向で推移しております。令和6年度の比較では、小学校は男女ともに向上、中学校では男子が向上、女子は低下しております。

次に、2ページ、各種目の結果を御覧ください。全国を上回っていた種目はピンクの色がついてございます。種目は、小学校の長座体前屈、小・中学校の50メートル走が挙げられます。一方、水色で示したものは、各種目の全国平均を偏差値において下回り、特に課題があると考える項目でございます。偏差値は、厚木市の結果の横に墨付き括弧でくくり、示しております。なお、中学校においては持久走と20メートルシャトルランが選択でき、持久走を選択した中学校は今回、2校となっております。小学校につきましては、ここ数年課題の見られる種目といたしまして反復横跳び、20メートルシャトルラン、立ち幅跳び、中学校につきましては反復横跳びとなっております。

1枚おめくりいただき、3ページの総合評価を御覧ください。こちらは、体力テスト合計点を5段階で評価した体力の総合評価となります。8種目の記録を総合した評価においてD、Eの評価になる児童・生徒、つまり運動が苦手と思われる児童の割合が県や全国の割合より高くなっております。

1枚おめくりいただき、4ページの(2)運動習慣等を御覧ください。運動習慣等の調査につきましては、運動が好きという質問のほか、7項目を抜粋しました。朝食の摂取率の低さ、またスクリーンタイムの長さは、どの学年とも改善すべき課題がある様子が見られます。また、運動が好き、卒業後も運動する時間を持ちたいといった運動に関わる意識についても、特に中学校の女子につきましては全国より大きく下回っており、課題があると言えます。

4ページ下の集計を御覧ください。どんなときに体育の授業が楽しいと感じるか、又は感じていると思うかに対し、児童・生徒は楽しい、教員は思うと回答したものの集計です。これら5つの質問は、どれも体育の授業を楽しく行うために大切な要素であると認識しております。ウのできなかったことができるようになったときに授業が楽しいと感じると思う児童・生徒の割合は8割を超えており、ここは学校の捉えと近いことが分かります。一方、オの友達と交流し、協力できたときについては、児童・生徒の捉えと学校の捉えに差が生じていることが分かります。体育において、できることは重要な要素ですが、それだけにこだわることなく、児童・生徒が授業を楽しいと感じる場面を意識し、仲間と協力しながら行う取組や、達成体験が得られるような授業を行うことで、児童・生徒の認識を正しく見取るための工夫を行うことが求められると考えられます。

次に、1枚おめくりいただき、5ページの(3)学校の取組を御覧ください。各学校でどのように工夫してアプローチしているかについて分かる質問項目です。授業がどのように行われているかについて、先生方を対象とした質問の回答内容ですが、1番の授業での児童・生徒が助け合い、役割を果たす活動については、全国平均は下回っておりますが、中学校では昨年度より向上している傾向が見られます。また、2番の体育の授業で児童・生徒同士が話し合う活動について、小学校では昨年度よりも数値は下回っておりますが、県の数値は超えており、中学校では全国を上回る結果となっております。

次に、6ページです。3授業の目標を児童・生徒に示す活動についてですが、こちらは小・中学校ともに低下をしました。しかし、いつも取り入れている、大体取り入れているの割合を合わせると、小・中ともに100%になりますので、各学校では種目の特性や授業の展開によって示す場面やタイミングに差はありながらも、授業の目標はきちんと示しているものと解釈できます。また、4番、こちらは今年度から新設された質問でございます。いずれの質問も組織としての取組に関する質問ですが、このことから、体力や運動能力を向上させるためには、担任や教科担当だけではなく学校としてどう取り組んでいくかを考えることが重要であると捉えられます。特に中学校の数値が低い傾向が見られますが、こちらは教科担当の専門性が高く、教科担当が中心となった取組でとどまってしまっている等ということも推察されますので、保健体育課を中心に学校全体で体力・運動能力の向上を考えていくことが重要だと考えられます。

ここまで御報告させていただきました今年度の成果と課題について、7ページでまとめております。教育委員会では、令和7年度の課題に対しまして、先生方への支援として、これまで実施してきた各種目のポイントを掲示物として提供することや、GIGAスクール端末を活用し、教員向けのクラスルームを立ち上げて経年変化を記録し、振り返りができるようなソフトを作成したり、また、各種目に活用できる補助運動等をクラウド内に掲示したりしております。

中段にお示ししましたが、今年度の課題といたしましては、実態を踏まえた授業改善、生活習慣、学校全体で取り組む意識の醸成の3点であると考えております。一つ目の、実態を踏まえた授業改善に関しましては、さきに示したとおり、小学校で総合評価がD、Eに当たる運動が特に苦手と思われる児童の割合が全国に比べ高いこと、あと、どのようなときに授業が楽しいと感じているかの児童・生徒の捉えと教員の捉えに差があること等を考え、各学校の児童・生徒の実態を踏まえた授業改善が重要であると考えます。

二つ目の生活習慣の改善ですが、朝食の欠食率、毎日の睡眠時間については全国より低く、平日のスクリーンタイムも全国を上回っております。この課題の解決に向けましては家庭の協力を得ることが必要となりますので、各学校が家庭との連携を深められるよう工夫して進める取組を支援してまいりたいと思います。その一つとして、今年度モデル校小・中各1校で進めている睡眠教育を今後も意義あるものにしたいと考えております。学校・家庭・地域と協働してこどもたちの体力向上のため、生活習慣の改善に取り組むことができるよう発信していくことを考えております。

最後に、三つ目の学校全体で取り組む意識の醸成に関しましては、特に中学校において、保健体育科の教員だけで取り組むのでなく、学校全体で体力・運動能力向上の意識を持つことが必要であると考えます。また、小・中学校ともに、できるようにする、記録を伸ばすという視点だけの取組でなく、生活習慣の改善も含め、生涯にわたる健康の保持増進、豊かなスポーツライフの実現を目指し、全職員が様々な場面で意識し、取り組んでいくことが重要であると考えます。教育委員会といたしましては、これら3点について各学校が取り組むよう、啓発と支援をしていきたいと考えております。

次ページ以降、8ページからは、学校へ送付する予定の資料、また、クラウドへアップする資料の一部となっております。8ページ目にお示しした体育・保健体育のクラスルームにおいて参考資料を掲載し、先生方にいつでもどこでも使っていただけるよう準備をしております。ちなみに、このクラスルームに登録しているメンバーは、小学校では86人の先生、中学校では30人の先生と現在なっております。

9ページ目のポイントカードは、毎年県から送付される体力テスト時の全力を発揮するためのポイントです。また、全国、神奈川県の平均値を示したり、厚木市の最高記録、平均記録を示したりすることで、こどもたちの目標設定ができるようにしております。

10ページは、紙を使っての記録用紙の例となります。自分でレーダーチャートを作成することで、こどもたちが主体的に取り組むことができるようにしております。

最後になりますが、本調査結果の報告、また、今後の取組に関する学校への説明については、4月の校長会議で伝えていく予定でおります。

以上で報告を終わります。

○佐後教育長 ただいまの報告に対して、何かございますか。

杉山委員。

○杉山委員 説明ありがとうございました。自分が小学校の教員になりたての頃を思い出すと、初任の学校が国の指定を受けた体力づくりの研究をするというので、業間休みや昼休みは、みんな外へ出て遊べという話でした。また、こども自体が、習い事等もやっていたとは思いますが、外で駆け回る、鬼ごっこやドッジボールを汗みどろになってやっている姿を覚えています。小学校6年生では連合運動会があり、夏休みに、いろいろな種目を必死になって練習するというのがありました。これはこどもの運動能力の向上、体力も含め、向上に随分役に立ったんじゃないかと思います。今はいろいろな制約もあり、難しくなっていると思います。

体力づくりは形としては残っていると思いますが、全体的に見て、小学生は汗を流して走り回る、といったことをやっていないのではないか。公園で遊ぶにも、ゲームを持っていくのです。だから、外で遊ぶといっても体力の向上につながらないのではないかと思います。この数値が厚木市は年々下がっているという調査結果を毎年見ているので、今のままでは、厚木市のこどもの体力が向上するのは難しいのではないかと思ってしまいます。

しかし、中学校へ行くと部活動がある。部活動で頑張ってくれれば体力や運動能力が向上するきっかけになると、期待も寄せていますが、いくら啓発や家庭の協力を要請しても、おそらく児童の体力向上は難しいのではないか、よほど何か革命的な取組を行わなければならないのでは、と個人的には思っています。

そうした中で、教育委員には元中学校の体育の先生、スポーツの研究をされている専門性の高い方、それから、幼稚園、保育園のこどもたちの運動のことについて長い経験の中で知っている方がいらっしゃると思うので、何か少しでも参考にできるものを取り入れ、一皮むけた取組ができないかなと願っています。

以上です。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 説明ありがとうございました。成人の体格は、実はもう40年、50年で平均身長が変わってません。男性は約170センチ、女性は157から158センチでしょうか。ということは、何が変わっているかというと、体重が減っているんです。日本人はスリム化している傾向にあり、もしかしたらその傾向はこどもにも影響している可能性があるとおもいます。

一つは、こどもが成人と同じように細くなっている可能性がある。その原因の一つに、やはり御両親の痩身化を望む傾向が影響していて、それが食事や睡眠時間にも影響している可能性がある。身長や体重も測っていると思うので、是非次回からの資料にそういったものも出していただけると、何か分かることがあると感じました。

関連して、スクリーンタイム、睡眠時間、朝食の有無に影響しているのを思いますと、小学校5年生は恐らく塾に通う子たちの割合も相当増えていると思います。この辺りが、先ほど杉山委員が外遊びについてお話しされましたが、外で遊ぼうにも、塾に行かなければいけないから遊べない現実もあるのではないかと思います。体力に関する調査とは別に、塾に行っている子たちがどのくらい増えているのかも、私たちは知っておく必要があるのではないかと思いました。

資料のことで質問させてください。2ページの一番下、※の二つ目になります。T得点、これは恐らくTスコア、すなわち偏差値のことを指していると思いますが、今回青印にしたところは、偏差値の7未満のところを指摘しているという理解で正しいのかどうかを教えてください。

それから、同じページで、小学校5年生女子のシャトルランが46.9で低いと指摘されていますが、これは中学校2年生のシャトルランで48になっている。すなわち、これは解消されていると考えてよいのでは、と思います。

全体的に見て、反復横跳びが、やはり青印になっており、厚木のこどもたちの体力的な課題というのは、この反復横跳びであると考えています。すなわち、クイックな動きができないこどもたちが多い。この結果から、学校の授業でも、是非クイックな動きをするような運動種目を取り上げていくと、青印が一つ解消されると思います。それがうまくいけば、小5女子の立ち幅跳びも青印ですが、これも恐らくクイックな動きができれば、解消される種目だと感じました。全体的な目線で体力を見ていただけるといいと思います。まずは私の感想です。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 T得点、標準偏差の部分に関しましては、青印がついているものは47.0を下回るもの、50.1を下回るものは赤印をつけております。特に全対象者で課題になっている反復横跳びは、重点的に改善していくよう、今いただいた御意見を参考に、各学校に働きかけていきたいと思います。ありがとうございます。

○佐後教育長 宮崎委員。

○宮崎委員 杉山委員がおっしゃった、昔の時代と今、こどもたちを取り巻く環境が本当に変わっていると思います。特に小学校の授業、週3回の体育の授業に関して言えば、小学校には体育部会があり、その中でこの実態をもう一度把握し、整理し、市として、どのような取組が必要かという、そういうきっかけづくりにしていただくのがいいと思います。具体的には、例えば最初の準備運動、あるいは最後の整理運動のまとめのところで、体力づくりに関する動きや活動を毎回継続的に入れていく、学校の体育で積み重ねていくのが一番いいのではないかと思います。小学校体育の充実のためには、やはり体育主任を中心に、週3回の体育の授業をもっと充実させるというのは大切だと思います。

○佐後教育長 ほかにございますか。髙木委員。

○髙木委員 まず、一つめの質問ですが、4ページの一番下の表です。どんなときに体育の授業が楽しいか、これで児童・生徒間と学校、指導者の回答に開きがあると黄色というのは、これは児童・生徒の4つの群を平均値にしたものと、小・中の教員の回答を平均値にして、2条件で差が有為になるように検定したものという解釈でよろしいのでしょうか。個別に見ていくともう少し開きが出ていそうなところもあるのに、黄色がついているところは限られているところが気になっています。それはそれで、統計的に有意なところだけ黄色になっていればいいのですが、例えば個別に見て、大きい検定で有為でないものを取り上げてはいけないんですが、例えば一番如実なのが右上のところで、体を動かしてすっきりする、これが中学校の教員は84.6%そこを期待しているけれども、中2女子は48.6%しかなく、すごく開いている。全体的な考察のところでも言われていますが、やはり教員と児童・生徒とのスポーツに期待するもののギャップは、考えていかないといけないのではないかというのが一つです。また、どの科目においてもそうですが、結局、その科目が得意な人が教員になっていくことがほとんどです。しかし、児童・生徒の中には当然不得意な者も多くいて、得意な人間が不得意な人間の視点を持って、いかに全員が楽しく学べるようにするかというのを、言わずとも先生方は常に考えていらっしゃると思いますが、改めてそこを意識していかなければならないと、今回の結果を見て思いました。

もちろん、体育の授業はスポーツをする本当に貴重な機会なので、そこを頑張らなければいけないのと同時に、授業数と授業内容は全国的に学習要領で統一されているはずなので、そこで大きな結果に差が出るはずは理論上ないので、とすると問題は、やはり授業以外の時間が非常に大きく、杉山委員もおっしゃっていましたが、例えば休み時間や放課後をどう使うかというところが恐らく大きいだろうと推測されます。コロナ以前から、特に小学校の児童の放課後の屋外の活動と、単独ではなく複数のこども同士の活動、そしてスポーツの割合はすごく下がっていて、ほとんどの場合は屋内にとどまってしまう、外に出たとしてもゲーム機かスマホを持って、男女とも、1人で、複数であったとしても黙々と動かずに、ただひたすらゲームや動画を視聴している。これは、塾の普及はもっと前からされているので、塾の普及というよりは、むしろモバイル端末の低年齢化、個人端末の低年齢化、そこが恐らくコロナ前のところから一番利いてくるところで、明らかにスクリーンタイムも長いので、そこの一日の時間の使い方と健康への影響というのを、小学生に自分で自覚的にコントロールしなさいというの難しいところですが、保護者を含めてどう啓蒙、啓発していくかというのも市としての課題ではないかと、改めて今回の結果を見て考えました。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 御意見ありがとうございます。一つ、御質問の部分で、この児童・生徒質問紙と学校質問紙の差という部分についてですが、小学校は小学校で男子、女子の平均を出し、それを学校質問紙の結果と比較する処理をしております。ただ、統計的な検定等は行っていませんので、有意差があるか、そこまでは検証しておりません。また、この黄色をつけた部分については、こどもたちがいい価値を感じているにもかかわらず教員がそこに至っていないというような部分をピックアップしたものになるので、その逆も大事な視点かと思いますので、教員はこれが大事だ、楽しいとこどもは感じているだろうと思っても、こどもはそうは感じていない、指導のギャップにつながる部分だと思います。そこを含め、もう少し丁寧な処理の仕方を今後検討していきたいと思います。ありがとうございます。

○佐後教育長 山本委員。

○山本委員 私は体育の授業の中でこの体力テストの得点を上げることが可能だと思っています。具体的には、例えばバスケットボールをやるときに必ずシャトルランや反復横跳びをウォーミングアップで入れる、種目ごとに体力テストの要素に準じるようなウォーミングアップを行っていけば、対応できると思います。是非そこのところは、教育研究所や、宮崎委員がお話しなさった体育部会等、何か厚木らしい準備体操の在り方を開発していくと、比較的簡単にできると考えています。是非その辺りを含め、将来に向けて御検討いただければと思います。

以上です。

○佐後教育長 教育指導担当部長。

○長谷川教育指導担当部長 たくさんの御意見をありがとうございました。今の御意見を踏まえつつ、得点を上げるのがいいのか悪いのかも含め、議論していかなければと思い、この数値を上げることを目標にするのか、厚木市のこどもたちが将来、例えば生涯スポーツに結びつくこと、未病につながること、そうしたことを目標にしていくのかというので、切り口が違ってくると思います。厚木のこどもたちにどういう運動習慣をつけていくのかというところから探っていかなければ、なかなか結論は出ないと思います。ただ、その結果として数値が上がるというのが理想的な形であると思いますので、御意見いただきながら、厚木のこどもたちをどうしていくのかというのを考えていければと思います。よろしくお願いいたします。

○佐後教育長 ほか、よろしいですか。

それでは、ほかになければ、報告事項4を終わります。

次に、報告事項5 令和7年度こどもアート展受賞者について報告をお願いします。

教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、報告事項5 令和7年度こどもアート展について御説明を申し上げます。恐れ入りますが、資料5を御覧ください。

趣旨でございますが、こどもアート展はこどもたちに創造と鑑賞の喜びを広め、制作する意欲や自分の思いを表現する能力の向上を図ることを目的とし、昭和59年に4州県日中友好書画作品展として始まったものです。今年度は40回目の開催となりました。また、友好都市のこどもたちの作品も併せて展示し、芸術を通した交流を図っております。

募集期間及び応募数は、令和7年12月4日から令和8年1月14日までの間、学校推薦と個人応募で作品を募集いたしました。学校からは、絵画222点、立体48点、合わせて270点の推薦があり、個人からの応募作品はございませんでした。

3番、審査会及び事業者の決定でございますが、2月5日に審査会を開催し、最優秀賞3点、優秀賞6点、優良賞21点のこどもアート展受賞者を決定いたしました。受賞者につきましては、1枚おめくりいただき、3ページのページ受賞者名簿のとおりとなっております。

続きまして、2ページを御覧ください。授賞式、展示会についてでございますが、受賞式につきましては、2月8日にあつぎ市民交流プラザミュージックルーム2での開催を予定しておりましたが、降雪のため中止となりました。なお、展示会につきましては2月7日土曜日から2月9日月曜日まで、あつぎ市民交流プラザ、アートギャラリーにて行い、本市の児童・生徒の作品のほか、友好都市である横手市、網走市、糸満市、そして韓国の軍浦市のこどもたちの作品49点を展示いたしました。

以上、御報告申し上げます。

○佐後教育長 ただいまの報告に対して、何かございますか。

よろしいですか。

特になければ、報告事項5を終わります。

次に、報告事項7 令和8年度教育指導の重点と教職員の研修方針について、報告をお願いします。

教育指導課長。

○本間教育指導課長 それでは、報告事項7、令和8年度教育指導の重点と教職員の研修方針につきまして、資料7を基に御報告いたします。

最初に、教育指導課より教育指導の重点について御説明申し上げます。本重点は、小・中学校における教育の充実、向上を図るため、毎年示しているもので、内容といたしましては、教育委員会の基本目標や重点の項目、それに加え、学習指導要領の示す各教科の指導のポイント等で、それらを日頃忙しい先生たちが確認しやすいように示すことを意識して作っているものでございます。学校向けの冊子では、これの前に、令和8年度から新たになる教育大綱及び第3次教育振興基本計画の図を掲載する予定でおります。

まず、1ページの教育指導の重点では、学習指導要領の前文に示されている、これからの学校教育の在り方や、令和の日本型学校教育の答申で示されている、誰一人取り残すことなく、全てのこどもの資質・能力を育成するためのキーワード、また、令和5年6月に閣議決定された教育振興基本計画第4期に掲げられたコンセプトである、持続可能な社会の創り手の育成及び、日本社会に根差したウェルビーイングの向上等にも触れながら、新しい教育大綱の基本理念である未来を創る人づくりに基づき、日々の教育に向かうに当たり教職員に意識してほしいことをまとめたものでございます。また、2ページの後半には、次期学習指導要領に向けての基本的な考え方を示した論点整理により示された方向性を踏まえ、教育指導の重点について説明をさせていただいております。

続いて、1枚おめくりいただき、3ページからは、教育指導の重点の12項目を記載してございます。まず、3ページの1番、学校経営・運営の重点でございます。6つの項目に分け、それぞれ、1、特色ある学校づくり、2、カリキュラム・マネジメント、3、組織的な指導体制づくり、4、インクルーシブ等の教育の軸となる考え方に加え、5ではGIGAスクール端末の効果的な活用、6では働き方改革の視点についても触れております。また、その下の囲みの部分は、取組の重点として、昨年度に引き続き、今年度もインクルーシブ教育の充実を挙げております。厚木市のインクルーシブ教育システムであるみんなの教室システムにおいて、一人一人の教育的ニーズに適切に対応し、個に応じた支援を更に充実させるために、令和8年度からはインクルーシブ支援員を全ての学校に配置し、通常の学級やリソースルームにおいて個に応じた支援に当たります。また、学校における個に応じた支援やリソースルームにおける取組の実態等を確認し、専門的な立場から運営上の相談や助言を行うインクルーシブ教育推進指導員を配置いたします。そして、厚木市インクルーシブ教育指標、後ほどお示ししますが、そちらを基に、学校づくり、学級づくり、授業づくりの3つの視点から、誰一人取り残すことなく、共に学び、共に育てる場の一層の充実を図ってまいります。

続きまして、4ページ、2、児童・生徒支援の充実でございます。4ページ、5ページについてですが、まず4ページの7番、不登校児童・生徒の支援については、校内教育支援センターについて示し、未然防止や初期対応、社会的自立に向けた支援等、不登校への対応の充実を図ることを載せております。続きまして、5ページの3、学習指導の充実でございます。学習指導については今年度、6ページになりますが、項目の7に質の高い探求的な学びの推進を追加いたしました。こちらは新学習指導要領に向けての論点整理に記載されている、総合的な学習の時間を中心とした質の高い探求的な学びの実現に向けた取組を記載しました。また、令和8年度からは、中学生を対象に実施する新規事業、厚木未来塾においても、市内の大学企業とこどもたちをつなぎ、先端の科学技術や先進的な学問等、本物に出会う体験を通して自身の才能を開花させるきっかけをつかみ、将来の展望を持つことができるような機会を提供することで、質の高い探求的な学びを推進してまいります。更に、(8)番には、GIGAスクール端末を活用した学びの推進を追加しました。内容につきましては、昨年度重点項目として取り上げたものを項立てし、今年度から中学2、3年に導入予定のAI英会話アプリの活用を追加いたしました。

続きまして、7ページから、4番の人権教育の充実、5番、インクルーシブ教育の充実、6番、道徳教育の充実、8ページに入りまして、7番、キャリア教育の充実、8番、健康・安全教育の充実、9番、防災教育の充実、そして10番、国際理解・英語教育の充実、11番、情報教育の充実、そして12番、理数教育の充実について、順に記載をしております。今年度は4番と5番、人権教育とインクルーシブ教育、これがこれまでは一つの項目でしたが、二つに分けて項目立てをし、多様性を保有するインクルーシブ教育の実現に向け、全ての児童・生徒が安心して学ぶことのできる学校づくり、学級づくり、授業づくりを推進すること、また、家庭・地域・学校が連携した体制づくりの構築をすることについて説明を入れております。また、11ページ以降には、先ほどお話ししました厚木市インクルーシブ指標を参考資料として掲載しております。こちらの中身については、今後も見直しを図っていく予定ではございますが、現時点のものとして御参照ください。

以上、12項目の重点に示した内容を推進することで、各学校の教育活動の充実を支援してまいりたいと考えております。この後の教職員の研修方針につきましては、教育研究所長からご報告申し上げます。

以上で報告を終わります。

○佐後教育長 教育研究所長。

○井上教育研究所長 それでは、ここから教職員の研修方針について御報告いたします。恐れ入りますが、資料の13ページを御覧ください。

本方針は、教職員の専門性と資質・能力の向上を目指して定めるものでございます。まず、前文におきまして、教育基本法に示されております教職員の使命と職責について触れるとともに、社会に開かれた教育課程の重視や、主体的・対話的で深い学びの実践、カリキュラム・マネジメントの確立が求められていること、そして、その実現のためには教職員が絶えず研究と修養に励み、資質・指導力の向上に努めなければならないことを明示しております。

次に、教育委員会といたしまして定めております5つの研修方針についてです。1点目、全ての教育活動の基盤となる一人一人の人権を尊重した教育を実現し、信頼に応えられるよう、豊かな人間性や社会性等総合的な人間力の向上に努めることを示しております。2点目、学習指導要領について、より一層理解を深め、児童・生徒の資質・能力を育むために、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた視点からの授業改善ができるよう、指導力の向上に努めることを挙げております。3点目、社会の変化に柔軟に対応する力を育むため、教育の様々な今日的課題に関する研修を通し、より深い児童・生徒理解に基づいた指導ができるよう、対応力の向上に努めることを示しております。4点目、職層や職務に応じて教職員としての専門性を高め、個人の資質・能力の向上はもとより組織力の向上に努めることを挙げております。5点目、様々な研修や研究を通して得られた成果を各学校に還元し、共有することにより、教育活動の改善・充実を図ることを挙げております。また、最後に、研修の実施につきまして、研修の目的や狙いに応じて集合型研修とオンライン研修のそれぞれの特性を生かした形態で研修を実施する予定であることを明記しております。

続きまして、次のページには、令和8年度に教育指導課、教育研究所、青少年教育相談センターで実施いたします教員対象の研修等につきまして、研修方針との関連をまとめた一覧表で載せております。それぞれの研修会、推進部会等の重点となる研修方針に●をつけております。

続きまして、次のページからは、令和8年度に教育指導課、教育研究所、青少年教育相談センターが所管いたします研修等につきまして、それぞれの趣旨や対象、日程を一覧にしております。まず、教育指導課が所管する事業でございます。主に各学校の担当者を対象とした11の推進部会等を開催いたします。続いては、教育研究所が所管する事業でございます。新任校長、新任教頭、初任者等を対象とした研修のほか、臨時的任用教員に対する研修や、希望制による寺子屋講座、教育研究発表会、教育講演会等を開催してまいります。最後には、青少年教育相談センターが所管する事業でございます。不登校の未然防止、校内支援体制の充実といった観点から、課題改善ケース研究会や、教育相談コーディネーター、心スマイル支援員を対象とした連絡会議等を開催いたします。

令和8年度も教育指導課と教育研究所、青少年教育相談センターが連携を図りながら、教職員の資質と指導力の向上に向けた研修等、事業の充実に努めてまいります。

以上でございます。

○佐後教育長 ただいまの報告に対して、何かございますか。

杉山委員。

○杉山委員 説明ありがとうございました。各学校では、もう来年度の教育課程については学校運営協議会等で承認を得て、これで行くと決まっていますが、今回この教育指導の重点については、学校が教育課程の案を示す前に、学校には知らされているということでよろしいでしょうね。特に市教委が来年度、力を入れたいということは当然、学校も承知しているという、それを踏まえた形で学校のグランドデザインや指導教育課程を組んでいると理解してよろしいでしょうか。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 この指導の重点の冊子としてまとめたものについては、この後、各学校に送付するものになります。ただ、令和8年度の取組の方向性については、例えば教育指導課の中であれば、各推進部会等で担当の先生方に発信し、小・中それぞれの校長会で事前に共有しております。特にインクルーシブの取組等については、これまで何度かそういった発信を重ねてきておりますので、そのようなものも踏まえた形で各学校では教育課程の編成をいたしていただいているものと捉えております。

以上でございます。

○佐後教育長 ほかにございますか。

よろしいですか。

宮崎委員。

○宮崎委員 みんなの教室について、図を載せていただきました。これは分かりやすく、よいと思います。今まで私は、リソースルームというと、取り出したこどもたちを個別に指導する場と固定観念で思っていましたが、この図を見るとそうではなく、全体をフリールーム、その中でリソースルームに通級等の役割がある。これについて整理できたように思います。

ただ、7ページのインクルーシブ教育の充実について、これは今、教育指導課も大変苦労されていると思いますが、来年度、教育的な措置をするお子さんの中で、例えば特性があり、心理士や幼稚園、保育園等の先生が、この子は特別な支援が必要だから、必要に応じて特別支援教室や通級教室に通うのが望ましいと判断したとして、御家庭がそれを望まないというケースでは、支援を受けた方が、その子は気持ち的にも生活の仕方としても、得るものも大きいだろうというものが絶たれ、通常の教室で苦しい思いをすることがあると思います。特別支援に関する情報発信も必要であり、学校と保護者との信頼関係、あるいは、教育委員会がそこに加わり助言することも必要だと思います。そうした中で、学校を定期的に訪問し、こどもの情報を共有し、適切にアドバイスする、そのシステムはできていますが、御家庭の希望だけでなく、こどもがいかにして伸びていくか、力をつけていくかという視点でよりよい方向を見つけていけるよう、きめ細かく進めてほしいというのが強い願いです。よろしくお願いします。

○佐後教育長 教育指導課長。

○本間教育指導課長 貴重な御意見をありがとうございます。そのお子さんにとって必要な支援は、御家庭と学校の教職員が共通理解、同じ思いを持って提供していくことが必要であると考えております。そうした中で、保護者の方が不安に思うことが大きく二つあると思います。一つは、通常の学級での支援機能不十分であり、もっと支援してほしいということ。そこが不十分だと、通常の学級を希望し、そこに在籍したとしても、そのお子さんがつらい思いをしてしまうことが起こり得ます。もう一つは、特別支援学級で必要な支援を受けるということが、保護者のイメージの中で、通常の学級と分断されてしまうという印象を持っていると、なかなかそれを受け入れられないところもあるのではと思います。

インクルーシブの推進としては、その両面を解消していくということが大切だと考えており、まずは通常学級の中の支援機能を高めていく、それはもちろん授業の工夫や教室環境の工夫もそうですが、そこに令和8年度からインクルーシブ支援員を配置し、より個別のお子さんに寄り添った支援ができるような体制をつくっていくこと、こちらの図にも示していますが、リソースルームは共に学ぶための支援機能であり、こどもたちが共に学ぶために必要な力をつけるためのもの。それは特別支援学級も同じ考えです。お子さんが必要な力をつけて、ほかの子たちと一緒に過ごして共に学ぶことができる、それを目的に個別の支援を実施しているというところを親御さんに御理解いただければ、親御さんの不安も解消できるのではないかなと考えます。教職員に向けての発信に加え、親御さん、あるいは市民の方たちに対する発信、今後、大切にしていきたいと考えているところです。ありがとうございます。

○佐後教育長 ほか、ございますでしょうか。

よろしいでしょうか。

それでは、ほかになければ、報告事項7を終わります。

それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は会議を非公開としますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。

 

閉会時刻17時12分

 

議案書等

会議の議案書等は次のとおりです。ただし、会議において非公開とされた案件及びパンフレット等で電子化が困難なものは掲載していません。

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