令和7年厚木市教育委員会8月定例会

更新日:2025年11月27日

公開日:2025年11月27日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和7年8月26日 火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 佐後 佳親
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 森  厚子
委員 宮崎 昌彦
事務局
岸間教育部長、長谷川教育指導担当部長、金子教育総務課長、
林学校施設課長、髙橋学校給食課長、本間教育指導課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第32号 令和7年度教育費一般会計予算補正について
議案第33号 令和7年度厚木市学校給食事業特別会計予算補正について
議案第34号 厚木市和田傳文学賞審査会委員の委嘱について


会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

○佐後教育長 それでは、ただいまから令和7年厚木市教育委員会8月定例会を開会いたします。
現在の出席者は4人で、定足数に達しております。宮崎委員から欠席の届出がありました。
厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山本委員を指名させていただきます。
始めに、私から報告いたします。
それでは、令和7年7月22日火曜日に開催されました7月定例会以後の主な行事等につきまして御報告いたします。
お手元の教育長報告を御覧ください。
まず、13番目でございます。
8月2日土曜日、3日日曜日に、厚木市中央大通りほかで第79回あつぎ鮎まつりが開催され、開会式、オープニングパレード、大花火大会、子ども鮎つかみ等に参加いたしました。熱中症対策を行った上での開催でしたが、2日間で約33万人の方が来場され、大盛況のイベントとなりました。
会場には小・中学生の姿も多く見られ、子どもたちにとって市制70周年を記念した様々なイベントや1万発の大花火大会は、大切な思い出になったのではないかと思います。夏の開催は今回が最後となりますが、厚木市ならではのイベントが盛大に開催できたことをうれしく思いました。
次に、14番目、15番目でございます。
8月4日月曜日に、令和7年度広島県平和学習訪問団出発式、5日火曜日には、糸満市中学生平和学習訪問団の出発式がそれぞれ市役所駐車場で行われ、参加いたしました。終戦から80年となる今年、子どもたちが広島、沖縄を訪問し、平和について学ぶことは大変意義のあることだと思います。
広島市訪問団には、高校生、中学生、小学生合わせて20人、糸満市訪問団には、中学生6人が参加してくれました。現地で戦争、原爆に関する資料に触れ、語り部さんの話を伺う中で、平和の尊さについて再認識することができたのではないかと思います。
また、広島訪問団は、平和記念式典に参列する貴重な体験をすることができました。戦争で犠牲になった方々のためにも、私たちは平和を守るための努力を続けなくてはならないと強く思いました。
次に、16番目でございます。
8月6日水曜日に、厚木市文化会館小ホールにおいて令和7年度厚木市教育委員会教育研究発表会・教育講演会が開催されました。当日は教育委員の皆様をはじめ、教職員、教育関係者の方々、合わせて約300人の皆様に御参加をいただきました。研究発表会では、自ら学び、指導力を高めるための調査、研究、ICTを活用した授業改善に向けた指導力向上に関する調査、研究の2本の発表が行われました。
また、教育講演会では片野秀樹様を講師にお招きして、心と体を整える攻めの休養、教育現場と家庭で生かす休養学を講演演題とした御講演をいただきました。参加された皆様には、研究発表、講演会の内容を小・中学校での教育活動や家庭教育に生かしていただきたいと思います。
次に、18番目でございます。
8月7日木曜日、議場において、令和7年厚木市議会第5回会議が1日の会期で開催されました。議長、副議長の選挙、常任委員の選任、また市長提出議案等ございましたが、教育委員会に係るものはございませんでした。
私からは以上でございます。
本日の日程のうち、議案第34号については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
○佐後教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において審議を行うことといたします。
審議事項に入ります。
日程1 議案第32号 令和7年度教育費一般会計予算補正についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
教育総務課長。
○金子教育総務課長 それでは、議案第32号 令和7年度教育費一般会計予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
提案理由につきましては、令和7年度教育費一般会計予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
内容について御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
まず、1の総括でございますが、歳入の補正額につきましてはございません。
次に、歳出の補正額につきましては、教育部に関する事業費を1億6,787万3,000円を増額し、補正後の教育予算歳出金額を91億8,488万7,000円とするものでございます。
詳細につきまして御説明いたしますので、2ページをお開きください。
左側の表の中段の教育費、教育総務費、事務局費、右側の学校給食課の学校給食費無償化対応繰出金、(1)の学校給食事業特別会計繰出金につきましては、一般会計から学校給食事業特別会計へ繰り出すため、8,018万5,000円を増額するものでございます。
続いて、左側の表の小学校費、学校管理費、右側の学校施設課の小学校維持管理事業費1,023万円及び一番下段の学校施設課、中学校維持管理事業費450万円につきましては、学校敷地内の巨木化、古木化した樹木の剪定を実施するため増額するものでございます。
お戻りいただき、同じく学校施設課の小学校維持補修事業費3,916万2,000円、恐れ入りますが、次ページ、3ページの一番上になりますが、中学校維持補修事業費につきましては、209万4,000円を増額するものでございます。
小学校維持補修事業につきましては、昨年度末に報告された施設の定期点検において、対応が必要となった小学校4校のモルタル剝離やクラックなどの修繕や経年劣化等により老朽化した施設整備の修繕を実施するほか、小学校維持補修事業費及び中学校維持補修事業費におきましては、国土交通省令の改正に伴い、防火設備点検検査において、常時閉鎖扉の点検を新たに実施する必要があるため、小・中学校に設置されている常時閉鎖扉の点検を行うものでございます。
2ページにお戻りください。
下から二つ目、小学校費、学校保健給食費、右側の学校給食課の小学校学校給食事業費の(1)小学校給食施設維持補修事業費につきましては、162万8,000円を増額するものでございます。
こちらにつきましては、配膳室の昇降機修繕が必要となったことから増額するものでございます。
その下の(2)の単独調理場維持管理事業費につきましては、単独調理場において、経年劣化により備品の更新が必要になったことから、881万7,000円を増額するものでございます。
その下、(3)の単独調理場維持補修事業費につきましては、経年劣化により単独調理場の空調設備等に不具合が生じ、修繕が必要となったことから、2,125万7,000円を増額するものでございます。
一般会計の予算補正の説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。
よろしいですか。
それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
○佐後教育長 異議なしと認め、議案第32号を可決いたします。
次に、日程2 議案第33号 令和7年度厚木市学校給食事業特別会計予算補正についてを議題といたします。
議案の説明をお願いします。
学校給食課長。
○髙橋学校給食課長 それでは、議案第33号 令和7年度厚木市学校給食事業特別会計予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
提案理由につきましては、令和7年度厚木市学校給食事業特別会計予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められましたので、この同意について提案をするものでございます。
内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただきまして、次のページを御覧ください。
まず、1の歳入の補正額につきましては、学校給食用食材費繰入金は一般会計から学校給食事業特別会計へ繰り入れるため、8,018万5,000円を増額し、9億7,170万5,000円とするものでございます。
次に、2の歳出の補正額、学校給食用食材費につきましては、物価高騰の影響により、給食用食材の価格も上昇しており、献立の質や栄養価を維持するため、8,018万5,000円を増額いたしまして、補正後の歳出金額を9億7,170万5,000円とするものでございます。
補正予算の説明につきましては、以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○佐後教育長 ただいまの説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。
杉山委員。
○杉山教育長職務代理者 説明ありがとうございました。
議案第32号と33号を合わせると、一般会計を学校給食費の事業費の特別会計へ繰入れをするということですよね。その繰入れした原因は、食材費が高騰していることだと思うのですけれども、気候も相まって、ますます農作物の出来が悪いとか、お米の話はもちろんそうですけれども、例えば豚が食欲をなくして細くなっているなどと、マイナスの要因ばかり出てきて、食材費が値上がっているという状況だと思うのですが、見通しとして、この状態で1回の補正で済むのか、それともこれから先、もう少し覚悟しておかなくてはいけないのか。今分かる範囲の見通しをお願いできますか。
○佐後教育長 学校給食課長。
○髙橋学校給食課長 おっしゃるとおり不透明な部分もございますが、金額の根拠につきましては、実績ベースで算出をせざるを得ない部分もございますので、無制限に根拠のない数字を積み上げて、このくらい余計に取ろうという、そういう気持ちもあるのですけれども、なかなかそうもいきませんので、実績ベースで算出しました。
4月からなのですが、栄養士たちが行っているやりくり、工夫、部位を変えたり代用したり、例えばホウレンソウの量が確保できないけど、鉄分などを取りたい場合に、コマツナに変更をすれば量が確保できる。ただカルシウムはコマツナのほうが多い部分もあるかもしれませんが、鉄分が不足した分、コマツナに変えた分、それを油揚げですとか、他のもので栄養の代用をして調理の工夫もしながら、例えばあと、鳥肉でしたら、もも肉を胸肉に変えたりとか、それに伴って調理法も工夫した中で食材費をなるべく抑えて、栄養士の努力でやりくりしていただいておりますので、補正後につきましても、その工夫は引き続きお願いをしていく中で今年度はこの額で乗り切っていきたいと思っております。
基本的に小学校270円のところを60円増額しまして、中学校は330円のところ70円増えた金額で今、算出しております。この金額に関しては、栄養士の意見も聞いておりますので、これだけ増額してもらえれば、今年度何とか乗り切れるのではないのかという金額で算出しておりますので、これで何とかできればと思っております。
○佐後教育長 他にございますか。
山本委員。
○山本委員 説明ありがとうございました。
予算のこともそうなのですけれども、子どもたちはすごく給食を楽しみにしていると思うのですね。そういう中で、メニューはかなり大きなところでの変更があるのでしょうか。
○佐後教育長 学校給食課長。
○髙橋学校給食課長 表に出す前に、栄養士の中の会議などで、いろいろな意見を出し合って、すでに表に出したものを変更することは基本的にはないようにしていまして、出す前に工夫をするという形で、メニューとして出る前に工夫をしております。
○佐後教育長 山本委員。
○山本委員 管理栄養士さんを含めて非常に御苦労があると思うのですけれども、引き続きおいしい給食を提供していただきたいと思います。ありがとうございます。
○佐後教育長 他にございますか。
よろしいですか。
それでは、他に質疑がないようですので、採決に移ります。
本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
○佐後教育長 異議なしと認め、議案第33号を可決いたします。
それでは、ここで暫時休憩といたします。
再開後は会議を非公開としますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れさまでした。

暫時休憩14時18分

再開時刻14時19分

議案第34号 厚木市和田傳文学賞審査会委員の委嘱について
(資料に基づき説明し、可決された。)


以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
なお、非公開案件の資料については、事務局により処分いたしますので、後ほど回収させていただきます。
これをもちまして、令和7年厚木市教育委員会8月定例会を閉会いたします。
お疲れさまでした。

閉会時刻14時36分

議案書等

会議の議案書等は次のとおりです。ただし、会議において非公開とされた案件及びパンフレット等で電子化が困難なものは掲載していません。

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

教育委員会 教育部 教育総務課 教育総務係
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厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

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