薪ストーブの使用にご注意ください

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

 地球温暖化対策や再生可能エネルギーへの関心が高まり、薪や木質ペレットなどの木質バイオマスを燃料とするストーブの普及が進んでいます。一方で、不適切な利用により大気や健康に影響を及ぼしたり、ご近所トラブルの原因になるケースもあります。現在使用している方や、購入を検討されている方は十分な配慮をお願いします。

注意点

よく乾いた無垢の薪を使いましょう

  • 十分に乾燥した燃料を使いましょう。燃料の含水率が高いと、不完全燃焼が起こりやすくなり、有害物質等を含む排ガスがより多く放出されることとなります。
  • 化学処理のされていない無垢の木材を使いましょう。防腐剤や接着剤、塗料が含まれている木材や、農薬が付着した樹木、その他廃棄物を燃焼させると、有害物質が発生するおそれがあります。

紙やごみ、枯葉や枯枝など、薪や木質ペレット以外のものは絶対に燃やさないでください。

熱効率の高いストーブを選び、正しく設置しましょう

  • 熱効率が高いストーブは、少ない燃料で部屋を暖かくすることができ、また煙に含まれるすすや臭いを抑えることができます。
  • 煙突や排気筒と本体が一体となって性能を発揮します。煙突の不適切な設置により、燃焼状況が悪くなったり、煙道火災等の事故に発展するおそれがあります。専門家や工務店等と慎重に検討しましょう。

火事を起こさないよう注意しましょう

  • 可燃物からの離隔距離が不十分であったり、煙突の設置方法が不適切であったり、清掃を怠ったことにより、火災になったり、火災になりかけたりする事例が報告されています。

ストーブはこまめに清掃をし、定期的に点検をしましょう

日常的にできること

  • ドアガラスを布とガラスクリーナーでふきましょう。
  • 灰受け皿が満杯になる前に清掃しましょう。

シーズン前後で行いたいこと

  • 燃焼室の灰やすす、タールをブラシ等で取り除き、レンガや格子などの劣化があれば交換しましょう。また、通気を保ったり除湿剤を入れる等して湿気がこもらないようにしましょう。
  • ガスケットの点検をしましょう。また硬化や毛羽立ち等が見られる場合は交換しましょう。
  • 年に1度は必ず煙突内を点検し、すすやタールがあればブラシ等で取り除き、損傷や劣化の有無も確認しましょう。シーズンオフ中は煙突トップを覆い、落ち葉や虫が入らないようにしましょう。

3年から5年に1度に行いたいこと

  • 専門家によるストーブ本体と煙突のフルメンテナンスを行いましょう。

煙や臭いがご近所の迷惑にならないようにしましょう

  • ストーブと煙突の設置位置や煙突の高さによっては、煙が近隣の住宅に入ってしまうこともあります。
  • 窓を開ける時間や洗濯物を干す時間等と重ならないようにするなど、使用する時間や状況の配慮をしましょう。

より詳しく知りたい方

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