人と猫の共生を目指して

飼い主のいない猫について

猫は繁殖力が強く、年に2回から3回出産します。産まれた子猫は1歳になる前に妊娠できるようになり、あっという間に増えてしまいます。

また、飼い主のいない猫（野良猫）は交通事故などのリスクがある過酷な環境で過ごすため、飼い猫に比べて寿命が短いと言われています。

これ以上猫を増やさないためにも、猫に不妊・去勢手術を行うことが重要です。

TNR活動とは、猫を捕まえて（Trap）、手術を行い（Neuter）、元居た場所に戻す（Return）活動のことです。野良猫に一代限りの命を全うさせることで、飼い主のいない猫の数を減らすことができます。

また、不妊・去勢手術をすることで、繁殖期の鳴き声なども抑えられると言われています。

さくらねこ

「さくらねこ」とは、手術をした後に手術済みの目印として、耳先をさくらの花びらの形にカット（さくら耳カット）された猫のことです。

さくら耳カットをすることで、TNR活動中に猫が繰り返し捕獲されてしまうことを防ぐことができます。

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