令和5年度 厚木市青少年問題協議会 会議録(令和5年6月23日開催)

更新日:2023年07月07日

公開日:2023年07月07日

会議概要

会議主管課

青少年課

会議開催日時

令和5年6月23日(金曜日)
午後1時30分から午後3時15分まで

会議開催場所

  あつぎ市民交流プラザ  ミュージックルーム1(アミューあつぎ7階)

出席者

厚木市青少年問題協議会委員12人

事務局4人(こども未来部部長、青少年課長、青少年育成係長、同副主幹)

関係課2人(青少年教育相談センター所長、社会教育課長)

説明者

青少年課長

 会議の経過は、次のとおりです。

1 開会 青少年課長

 

2 あいさつ 会長

 

3 講話

演題 「地域の子育てで大切なこと」

講師 湘北短期大学保育学科 准教授 亀井 美弥子 氏

内容 資料1のとおり

 

4 案件

  (1) 令和4年度事業報告について

       資料2に基づき事務局から説明

【質疑・意見】

(委員)青少年健全育成大会は、3年ぶりに開催することができたことは、大変喜ばしいことであった。青少年育成推進者表彰受賞者にも、ようやく式典で感謝状を贈呈することができ、また、講演会も「スマホを扱うに当たってのリスク」や「スマホ世代の子供にどう向き合ったらよいのか」等について具体的で分かりやすく説明され、大変興味深かった。今後も青少年の健全育成に有益な講演会が実施できればと思う。

  (2) 令和5年度事業計画(案)について

       資料3-1、3-2に基づき事務局から説明

【質疑・意見】

(委員)青少年健全育成大会については、例年、青少年健全育成会連絡協議会に委託されるため、事前に準備をしている。今年度は文化会館が使用できないため、厚木シティプラザで実施するが、ステージを設けなければ、前年度の参加人数よりやや多い人数分を確保できる見込みである。前方に座るのは、主催者と来賓をそれぞれ3人で考えている。また、青少年問題協議会委員については、主催者としての席を設け、紹介する場面を設けたいと考えているので、御承知おきいただきたい。

   (3) 令和5年度表彰選考委員選出について

         資料4に基づき事務局から説明

【質疑・意見】

(委員)事務局で案があれば伺いたい。

(事務局)事務局案として次の委員を提示し、出席委員全員から了承を得る。

  ・厚木市青少年健全育成会連絡協議会 遠藤会長

  ・厚木市青少年指導員連絡協議会 川田会長

  ・厚木市青少年相談員連絡協議会 熊崎会長

  ・厚木市子ども会育成連絡協議会 石澤会長

  ・市民公募の委員 大橋委員

 

5 意見交換  

「子どもの健やかな成長に向けた必要な支援について」

【質疑・意見】

(委員)子ども達のためには、安心できる様々な居場所を設けたり、子ども達からも助けを求めることができる環境を作っていくことが必要かと思う。また、子ども達が成長していく上では、認められたり、褒められたりすること が大切だと思う。そこで頑張ったことに達成感が得られ、自信もついていくので、更にチャレンジしていくことができる。こうした中で自分の良さや強みを新たに気付いていけるので、自己肯定感も高まっていくと思う。

(委員)最近、コミュニケーションをとることや人と触れ合って何かを体験することの必要性を痛感している。そうした触れ合い中で、自己肯定感や自己有用感、つまり自分が人の役に立ったという思いを育むことのできると思う。こうしたことがないとマスクを着用しなければ人と話ができないといったことになったり、あるいは過敏になり過ぎて、お互いを厳しく叩き合ってしまう雰囲気が生じてしまうことをとても危惧している。

    昨今、個性の尊重や多様性ということが、単なるわがままになってしまっているようなところも見受けられ、人の痛みが感じられなくなっている傾向がある。保護者にも同様の傾向が感じられる場合がある。

(委員)コロナ禍では、子どもが責められると保護者が自分の育て方が悪いのではないかとかなりゆがんだ感じに捉えてしまうことも増えた感じがする。コロナ以前のPTA活動では、PTAと教員と地域の方とが和気あいあいと話す機会が多く、相手のこともお互い分かっていたので、何かあっても保護者が自分の育て方が悪いと捉えてしまうケースはあまりなかった。PTAにおいても、コロナ禍で人間関係が疎遠になっていたので、元に戻せずともある程度戻していきたいと考えている。

(委員)私も常々思っていることは、地域人たちの絆が希薄になってきているということである。子ども会の団体が解散する数も増加し、子ども会の団体数も目に見えて減少してきている。

   こうした中でなぜ自治会活動や子ども会活動に参加しなくなったかということについて本質的なところを行政も含めて調査をして、どんな手助けをすれば、これらの活動が以前のように活性化するのかということについて、皆で真剣に議論していく必要がある。

(委員)現在の子ども会は、毎年、加入率が減っている状態であるので、皆様のお知恵を借りたい。

   先程、講師から、子どもだけでなく親に対しても双方に支援が必要であるとの話があり、同感した。また、社会全体が当事者として子ども達を見守っていくことの大切さについてお話をいただいき、青少年問題協議会の活動方針である家庭、学校、地域が連携して子どもを育てるとことの重要性を再確認した。

(委員)学校が良くなれば、地域は必ず良くなる。そういう良い学校から卒業した良い子が地域で活躍してくれるからである。講師の話の中に人類の子育ての基本は「共同養育」というのがあったが、こうした考えをもっと大切にしていけたら良い。

(委員)PTA活動など熱心にされている方もいる一方、子どもを育てることを苦行のように感じている保護者もいる。小学校など6年間しかなく、ここに関われる間、一緒に活動していった方が、楽しいのではないかと思う。PTAや子ども会の活動あるいは子育てについて苦行のように、あるいはやったら損するじゃないかといった感じにならないような雰囲気にしていけるといいと思う。

(委員)青少年健全育成会や青少年指導員等に携わった方に尋ねると、携わっていた間は本当に楽しかったと答える場合が圧倒的に多い。その楽しさをいかに伝えていくということが一つのヒントになるのではないか。

(委員)今の意見は、そのとおりで、私も以前PTAに関わっていたが、大変楽しかった。多くの方に声をかけたり、イベントを盛り込んだりしながら、楽しい雰囲気を作るよう努力はしていた。このようにしていくと、役員を選出する際も皆さんが自主的に手を挙げてくれるようになった。

(議長)いろいろと皆様から御意見をいただきありがたく思う。本市の子どもの健やかな成長は、とりわけ大事なテーマである。自治会や各団体の共通した課題もあるかと思うので、今後においても様々なアドバイスをいただき、本市の施策にしっかりと反映していきたいと考えているのでよろしくお願いしたい。

 

6  その他

    なし

 

7 閉 会 副会長

 

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