金星はどんな星?

更新日:2021年08月08日

公開日:2021年08月08日

明けの明星・金星

明けの明星・金星

宵の明星・金星

宵の明星・金星

空にきらめく明星

太陽をめぐる8つの惑星の中で、太陽に近い方から2番目の天体が金星です。地球からは常に太陽に近い方向に見えるため、肉眼では夕方か明け方にしか見ることができません。

(特別な工夫や望遠鏡を使えば真昼でも見ることができます)

太陽が昇る前の明け方の東の空に見える時期の金星を「明けの明星」、

太陽が沈んだ後の夕方の西の空に見える時期の金星を「宵(よい)の明星」と呼びます。

 

動きと満ち欠け

太陽をめぐる金星の動きをアニメーションにしたものです。

金星は太陽の光を反射して輝いている天体です。そのため、地球から見たときに金星にどのような角度から光があたっているかによって、見かけの形が変わります。地球の衛星・月が、満月になったり三日月になったり形を変えるのと同じ仕組みです。これを「満ち欠け」と呼びます。小さな望遠鏡でもこの様子を観察することができます。

金星の場合は、満ち欠けとともに地球との距離も変化するため、大きく見えたり小さく見えたりします。この現象は、宇宙の中心は地球ではなく太陽であると主張したガリレオ・ガリレイの地動説の有力な証拠のひとつになりました。

 

 

最も明るい惑星

ある夜に同じ望遠鏡で撮影した木星(左)と金星(右)を並べて表示したものです。

大きさはほぼ同じですが、金星の方がはるかに明るく映っています。

実際に夜空で見比べも、金星は木星よりも数倍以上明るく見えます。

地球の空では、太陽・月に続いて3番目に明るい天体です。

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