開票速報でいつも聞くけどドント式ってなあに?
ドント式とは
「ドント式」とは、比例代表制における議席配分の計算方法の一つです。政党の総得票数を割り算で計算します。ベルギーの法学者ドントが提唱し、現在、比例代表選挙のある衆議院、参議院議員選挙で採用されています。
ドント式
集計された各政党の得票数を、それぞれ1、2、3・・・・・・と順番に整数で割り算します。
その結果を大きい順に並べ替えて政党ごとの議席数を決めます。
たとえば、議席数6を3党で争うと仮定すると・・・
得票数がA党1,000票、B党700票、C党300票とした場合は次のようになります。
「1で割り算」
A党1,000÷1=1,000票
B党700÷1=700票
C党300÷1=300票
「2で割り算」
A党1,000÷2=500票
B党700÷2=350票
C党300÷2=150票
「3で割り算」
A党1,000÷3=333票
B党700÷3=233票
C党300÷3=100票
これを得票順に並べると
A党1,000票(1番)
B党700票(2番)
A党500票(3番)
B党350票(4番)
A党333票(5番)
C党300票(6番)
B党233票(7番)
C党150票(8番)
C党100票(9番)
6議席を得票数順に割り当てると、A党は(1)(3)(5)で3人、B党は(2)(4)で2人、C党は(6)で1人 となります。
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日