開票結果で、候補者の得票数の内訳(投票区別、期日前投票の得票数など)を知りたい

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

 開票結果に対し、「候補者の得票数の内訳(投票区別得票数、期日前投票での得票数など)を知りたい」と問合せをいただくことがあります。
 しかし、「投票の秘密」を確保するため、これらの内訳がわからないように、複数の投票区の投票を混同して開票することが法的に定められています。
 したがって、候補者のこれら内訳は集計しておりませんので、お答えすることはできません。
 投票の秘密の説明は、次のとおりです。

投票の秘密とは

 憲法第15条第4項は、「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。」(かなづかいは原文のまま)と定めており、秘密選挙の原則をいっています。
 秘密選挙とは、だれがだれに投票したかわからないように行う選挙のことで、選挙人の投票の秘密を守る制度です。
 秘密選挙の目的は、選挙人に対する第三者からの干渉を防ぐことです。干渉には、投票先指示などの脅迫や強要、開票結果による報復、買収などが考えられます。

混同とは

 秘密選挙の原則から、公職選挙法第66条第2項は、「開票管理者は、開票立会人とともに、当該選挙における各投票所及び期日前投票所の投票を開票区ごとに混同して、投票を点検しなければならない。」と定めています。
 開票の際に、複数の投票区の投票を混同することにより、投票がどの投票区のものであるかわからないようにし、投票の秘密を確保しようとするものです。

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