比例代表選挙の「拘束名簿式・非拘束名簿式」って、なんのこと?

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

 比例代表選挙は、現在、衆議院議員総選挙で用いられている「拘束名簿式」と、参議院議員通常選挙で採用されている「非拘束名簿式」の2種類があります。

拘束名簿式とは

 あらかじめ政党側で候補者の当選順位を決めた名簿を確定しておく方法で、政党の獲得議席数に応じて名簿登録上位順に当選者が決まります。
 なお、「拘束名簿式」による衆議院議員の比例代表選挙の投票では必ず政党名を記入してください。候補者名を記入すると無効となります。

非拘束名簿式とは

 候補者の名簿はありますが、当選順位は決めず、各政党の当選議席数の中で各候補者個人として得票数の最も多かった者から順に当選人が決まります。
 ですので、「非拘束名簿式」による参議院議員比例代表選挙の投票では、候補者名、政党名どちらでも記入できます。
 また、「非拘束名簿式」の例外として、令和元年7月執行の参議院議員比例代表選出議員選挙から導入されたのが、「優先的に当選人となるべき候補者」、いわゆる「特定枠」制度です。これは個人の得票数の多寡に関わらず、政党が非拘束名簿とは別に、候補者として登載した名簿に順位を付け、獲得した議席数に応じて優先的に当選人を決める制度です。

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