令和6年度第4回厚木市社会教育委員会議報告

更新日:2025年03月06日

公開日:2025年03月06日

会議概要

会議主管課

市民交流部市民協働推進課

会議開催日時

令和7年2月17日(月曜日)午後3時から午後4時15分まで

会議開催場所

厚木市役所第二庁舎4階教育委員会会議室

出席者

社会教育委員 9人(6人欠席)
市民交流部長、市民協働推進課長、公民館係長、担当、社会教育指導員

説明者

担当

令和6年度第4回会議結果は以下のとおりです。
なお、第4回会議の傍聴者はありませんでした。

1 開会

2 あいさつ(議長)

3 案件

(1)令和6年度活動報告等について

【事務局】説明。
【委員】パンフレットの配布先ですが学校だけのようですので,公民館などに掲示するなどできませんか。私はこの内容に沿ってよく子どもたちに声掛けをしますと反応があります。これを知っていると声掛けの仕方も違ってきます。せっかくいいものを作っているのですから、地域の大人たちにも見えるようにしていただけると、もっと有効活用できるのではないかと思っています。
【事務局】周知啓発という部分でも、様々な手法を考えてやっていきたいと思っています。公民館に配布することに関しては、公民館と社会教育の推進ということで連携して進めていきたいと思います。

 

(2)地域ぐるみ協育フォーラムの振り返りについて

 

【事務局】説明。
【委員】やはりグループワークは難しかったと思っていて、地区によって違いがある中で同じことをお願いしてしまったということもありましたし、時間の配分については、柱をもっと減らせば良かったという部分もあるんですけど、今後は一斉にやるのではなくて各地区に合った内容でやった方が良いんだろうなと。そうすると裾野が広がっていきますので、例えばいくつかのテーマを用意してあげて選択してやっていただくとその地区に合った話し合いができるのではないかなと思いました。
【委員】私のグループは複数の校長先生や、推進員の方がいまして、これから推進員が決まって実践が始まるというところで、みなさんが悩んでいたことを教えていただき、アドバイスももらっていましたから、私のところは良かったと思いました。いい勉強をさせてもらいました。
【委員】私も地域ごとにグループになっていたというところが良かったなと思っていて、その地域ごとに課題はあると思いますので、そのメンバーで話し合えたのはすごく良かったと思いました。受付では、駐車券の受け渡しに戸惑ってしまったので、どこの駐車場に停めたら駐車券を配布するかとか、募集をかける時点で案内の仕方について改善していただけたらと感じました。
【委員】パネルディスカッションは課題が明確になるように進めていただいたので、見ている方も自分事として考えながら参加できていたのではないかと思いました。その流れでグループワークだったので、課題が明確になっていたので、話しやすかったのではないかと思います。やはり参加するからには、例えばフォーラムに参加したら自分はこういうところを理解して帰りたいとか、参加者が主体的に狙いをもって参加して欲しいということもあり、私もすごく考えながら時間を過ごしましたが、他のみなさんも一生懸命話し合いに参加してくださって、とても雰囲気が良かったなと思いました。
【委員】時間配分については、やはり項目が多すぎたようです。メインのテーマが一つあれば話はつながってくると思います。時間が無くて3つのグループの発表しかなかったですけど、せっかく話をしたのだから全部の発表をした方が良かったのかなと思います。時間が無いということは中身で工夫できると思います。パネルディスカッションは3つの事例がありましたが、2つは活動が学校の先生から始まって形にしようとしたもので、これも一つのやり方ですが、地域や保護者の悩みがあったり、子どもたちもいろいろな要望を持っているので、そのへんからの事例があれば良かったです。歴史の事例は地域の郷土愛とか大人がどうやって地域の歴史を大切にしているのかということを子どもたちに教えたということで、子どもたちの声から始まったという事例を出して欲しいと思いました。また、グループワークの後、どういう動きになっていくかということが大事です。地域ごとに議論していろいろなことを学んだはずですので、せっかくやったことを検証するということが大事で、課題を見つける上で絶対に必要です。いろいろなことが見えてくれば課題もクローズアップされてきて、行政がやるのか、公民館がやるのか、地域がやるのかなど、時間がかかるかもしれませんが、そういったことが見つかってくると思います。フォーラム事体は大成功であったと思っていて、やっていただいた方々の苦労もわかりました。良い貴重な経験をさせていただきました。
【委員】私のグループは小学校と中学校が参加しており、そこの違いもあるということで、課題でもあったのですが、今後は結構期待できそうかなという印象を受けました。地区によっての違いもあると感じていますので、一つのテーマというのも難しいと思います。またテーマの選択制という方法も良いのかなと感じています。アンケートの自由意見などを見ると、やはり地区で多くの課題があるのだと、子ども会や自治会の課題についても、これからどうするか、地区でどのようにコミュニケーションを取っていくのか、これが我々に提示された課題だと思いますので、できるだけ地域が盛り上がっていけば良いと思いました。
【委員】パネルディスカッションでは、経験されている方から未経験の方への引き継ぎのような時間にもなりましたし、連携のきっかけもできて良い時間だったと思います。グループワークは地域の顔見知りの方と話が盛り上がって、集中して聞いてしまって、私は記録をしなければいけなかったのですが、後半まで何も書いてなくて、付箋も何もない形になってしまい、もう少し両立しながらやらなければと個人的な反省をしました。
【議長】これからのことですが、地域学校協働活動の研修会を地区ごとに行っている中で、来年度全地区全校に推進員が配置されます。私の地区で研修会に参加されたみなさんが、このような研修会は公民館に来て一回もやったことがないと、とても盛り上がりました。地区や団体でも課題を抱えて、行事などのやり方も違う中で、地区ごとに研修会を実施して、全体でも実施するような積み重ねをすることが良いのかなと思います。やはり地区ごとに違いがあり、生活環境なども違いますので、一概に一つのテーマでということの難しさが厚木市の中にはあると思います。できれば地区ごとに一回できればと思います。
【委員】やはりフォーラムに参加された人のフォローが必要で、地域によって違うと言いながら全ての地区を分かっているわけでありませんから、同じ地区の参加者が悩みを共有できたという成果があったと思います。地区ごとにいろいろ問題が起きているところですので、それは行政もつかんで欲しいです。問題のあるところ、良いところを参考にして、実態を見て全体の底上げをしていく必要があります。これはみんなで考えものだと思います。
【事務局】来年度に地域学校協働活動推進員が全小中学校に配置されるということで、4地区まだ配置されていない地区、今年度配置された地区、昨年度配置された地区など様々ですが、こういう活動をしてくださいという正解は無いと思っています。国が制度化したということもありますが、様々な活動により地域で子どもを育てるとか開かれた学校を目指すとかそういうことで始まった事業であると認識としており、厚木市でも新しく始まった事業でございますので、生みの苦しみと言いますか、やはりフォーラムについても皆さん色々なご意見があって、これからもいろいろな人の意見をいただいた方が良いのかなと思います。来年度で全ての地区に推進員が配置されますけれども、それはあくまでもスタートラインに立ったというところですので、フォーラムのフォローアップや課題としてやっていかなければいけないところが多くありますので、社会教育委員の皆様のご意見をいただきながら事務局の方でもしっかり取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
【委員】国の施策は間違っていないわけですが真似することはなく、厚木市らしさを出して欲しいです。厚木の歴史を良く学べば分かりますが、発展してきた過程で、新しい人がどんどん入ってきたわけですが、昔と同じ風習を守っている地域もあるし、どんどん改良されている地域もある中で厚木らしさをどうやって見つけるか、まず厚木らしさというものを良く検証して欲しいと思います。
【事務局】厚木らしさというと、自治会の例を見ても、世帯数の差やそれぞれ特色があるのは事実です。自治会の加入率の低下という課題もあるので、先日は自治会活性化講座というものを実施しましたが、多くの方々に参加していただいて、地域別の人口や高齢化率など多くの事項を検証して、高齢者が多い地区、若者の多い地区など、あなたの住んでいる自治会はどうですか、こんな方法がありますねなど、まず自分の自治会がどういう状態なのか知る事が大事で、自分の地域に合った活動を展開して自治会を活性化していきましょうと、先進事例を紹介しながらの内容でした。自治会であれば自治会連絡協議会というものがあって、公民館も地区館長会議がありますから、様々な団体の役員さん方が地区による違いを議論しながら、一生懸命考えながら地区に合った活動をしていただいているから厚木の場合はまだまだ存続できていると思いますので感謝を申し上げたいと思います。地域学校協働活動についても来年度推進員が全て配置されますので、地域には地域づくり推進委員会などもありますから、いろいろな役員と連携しながら、学校と顔の見える関係で、何でも言い合えればたぶん解決策は見つかっていくのだろうと思うので、フォーラムの中で推進員のパネリストの方が言っていただいた、困った時の公民館ということで、是非職員も交えて地域の特色を踏まえて何をしたら良いのか、いろんな人の意見を聴いて何をしていくべきなのかということを皆さんに考える時間や方法も共有しながらやっていくということが大事だと、今日のご意見を含めて拝聴しましたので地区での講演なり研修などを含めて考えてまいります。
【委員】これは社会教育委員会議が提案していくということですか。
【事務局】地域学校協働活動については、前回の任期の委員の中で教育委員会に提言書を提出していただいておりますから、提言書に基づいて教育委員会がどのように地域学校協働活動を推進していくかというところをしっかりと見ていただくということと、地域学校協働活動は始まったばかりということになりますので、本日のように、引き続きご意見をいただければと思います。
【委員】やはり検証は必要だと思いますので、学校運営協議会は子どものため、地域学校協働活動は地域の活性化のためという、その二つの視点で検証はされていませんので、これからやっていくべきことです。例えば今年度の重点的な取組の確認、年度終わりの進捗の把握など、簡単ではないですが、途中経過でも把握していくことは社会教育委員会議でも必要だし、各地区でもそういったことを振り返ってもらうことは必要だと思います。
【委員】地域をコーディネートする人がいないから、それぞれが動いていることが課題だと思います。コーディネートする人が地域に一人いれば、それぞれの悩みを共有して責任を持って対応できるようなシステムができるといいかなと思います。社会教育主事をいかすことも必要で、そのような人たちを集めてコーディネーター会議をやれば、いろいろなことが見えてきて本音で話せると思います。日本全国調べてみると事例があると思うので聞いてみることも必要と思います。
【事務局】厚木の場合は公民館がそのような役割を担っていますので、社会教育主事の話もありましたが、公民館が拠点になってそれぞれをつなげていければ理想なのかなと思います。地域学校協働活動でも学校ではなくて公民館を拠点に学校情報を活用した地域づくりというのが厚木市らしさというところだと思います。厚木市には公民館が15館、分館1館もあって、地域に拠点があるということはとても大きいことですので、地域の役員さんが集まる機会も公民館が束ねておりますので、みなさんが連携しながら、役割分担を含めて地域づくりがなされていると思います。ただし、役員の担い手不足や自治会をはじめ加入率の低下、コミュニティーが薄れてきていることも事実ですので、これはどこの地区でも課題だと思うので、それを解決できるような地域に合った取組を進めていけたらと思います。
【議長】地域や自治会の様相、役員さんの意識も環境とともに変わってきています。地域によって考え方もたいぶ違ってきて、年代層によっても違うということで、社会教育委員のみなさまが何でも話をしていただくことが一つの形になりますので、気が付いたことは言っていただきたいと思います。

(3)令和7年度社会教育関係団体に対する補助金について

【事務局】説明。
【委員】補助金が交付されて成果が上がるような活動で使ったかというチェックはしているのですか。
【事務局】各団体所管がありますので、各団体から新年度の補助金申請の際に、今年度の事業計画と収支予算、補助額の申請書が提出され、適正ということであれば補助金を交付します。そして1年間こういう活動をしましたという実績報告書と収支決算書が提出されますので、補助金が適正に使われたかということを報告書に基づいて審査をします。その際にしっかり審査がされ適正に実施されていると思います。
【委員】金額はどうやって決めるのですか。
【事務局】それぞれの団体さんとの話し合い、要綱等により交付しています。補助率があって二分の一とか、三分の一というのが多いです。
【委員】コロナの時にはかなり返金があったのではないですか。
【事務局】そのとおりです。
【委員】団体や地区の規模によっても違いますね。
【議長】意見は以上ですので、よろしくお願いします。

(4)その他

【事務局】ここでみなさま2年の任期が終了ということで、今度改選ということになります。5月31日まで任期ということになっていますけれども、本日が最後の会議になります。事務局では6月1日からの改選に向けて各団体からの推薦依頼や公募委員の募集などを行いますので、よろしくお願いします。

4 閉会(市民交流部長・副議長)

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