2019職員紹介(消防・北警備第一課)

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

職員インタビュー(平成28年度採用)

消防車の前に立って敬礼している消防署員の写真

入庁の動機は?

 私の父は消防士として働いています。私は、そんな父の話を幼いころから聞いて育ちました。訓練の話を聞いて消防士の働く姿に尊敬し、悲惨な現場の話を聞いて非日常的な現場の恐怖を感じ、心が折れそうな時、それでも仲間と共に乗り越えていく父の背中を見て誇りに思いました。
 そして、私が職業を選ぶとき、自然と夢に見た消防士になりたいと考え、厚木市に入庁しました。

現在の業務は?

 私は現在、厚木市北消防署の消防小隊に所属しています。北消防署の消防小隊は救助小隊を兼務しており、災害の種類によって、時には消防小隊、時には救助小隊など、様々な状況に対して柔軟に対応する部隊として活動しています。
 また、災害対応以外にも、予防査察として市内の建物の立入検査や、実態調査を行うほか、警防調査として、定期的な消火栓、防火水槽の清掃及び調査、また、災害に備えた訓練なども日々の大切な業務として実施しています。

パソコンを使って作業をしている消防署員の写真

仕事のやりがいや魅力は?

 消防は職務上、その活動の舞台は誰かにとって、一生に一度あるかないかの現場であり、人生の分岐点となるようなことが多々あります。事故や怪我などの不幸に見舞われた現場であることも多く、辛い現場になることがほとんどですが、同時に、そういった最前線で当事者もしくはその関係者の方が前向きに進めるよう背中を押すことができる現場でもあります。
 私は、先輩や上司の方が現場で傷病者やその家族の方を励ます姿を見て、体だけではなく、心の手助けができる点もこの仕事の魅力だと、強く思うようになりました。

消防車の設備点検をしている消防署員の写真

印象に残っているできごとは?

 消防に入って間もない頃の出動で右も左もわからない中、出動先に到着したところ誤報だとわかりました。消防車で緊急走行し、急いで向かうとなるとそれなりのリスクもあり、緊張感も走ります。それでも無駄足で終わった帰り道では誰も肩を落とさず、「何事もなくてよかった。」と口々に言っていました。
 「有事に備え全力を尽くすが、無駄足が一番!」
 私は、その時の何事もなかった現場からの帰り道が強く印象に残っています。

職場の雰囲気は?

 業務は多岐に渡り、時期によっては、かなり忙しくなりますが、困ったときは必ず先輩や上司の方々が手を差し伸べてくれます。悲惨な現場に落ち込むときもありますが、職場の仲間みんなで乗り越えていく体制ができており、そういった中で信頼関係、コミュニケーションが深まっていくのを感じています。また、同じ厚木市を守る仲間として公私を問わず交友関係を持ち、今では歳も関係なく年齢の離れた先輩方と、休日に同じ趣味を楽しんでいます。

同僚と談笑している消防署員の写真

あつぎの好きなところは?

 衣・食・住が厚木の中で完結できており、また遠出する際、どこへ行くにもアクセスがいいです。
 また、子育て等の支援が充実しており、将来的な安心感がある点もあつぎのいいところだと感じています。

将来の目標は?

 災害現場でも相談事でも、市民の一番の味方になれる職員になりたいと思います。

消防車の車庫でケーブルの点検をしている消防署員の写真

厚木市職員を目指す人へのメッセージをお願いします

 市の職員として市民のために働きたいという点は、役所も消防も同じです。同じ志を持って働く仲間として、皆さんと働くことができる日を心待ちにしています。

mini profile

趣味: 登山、ソフトテニス
 体を動かすことが一番のリフレッシュになります。特に山頂で、麓の街や山々の景色を眺めながら飲むコーヒーは格別です。

一日のスケジュール

消防署員のスケジュール

(公開日:平成31年4月3日)

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