厚木市の人材育成
厚木市では、「厚木市人材育成基本方針」を道標とし、人こそ最大の経営資源であるとの認識のもと、組織全体で人材育成を進めています。
この基本方針では、目指す職員像を”市民の皆様と共に考え、自ら行動し、新しい未来をつくる職員”と定め、職員一人一人が持てる力を最大限に発揮できるよう、人事制度や職員研修の充実、職場環境の整備といった取組を6つの視点から示しています。職員の成長をサポートする取組を通じて、目指す職員像を実現していきます。
人材育成の取組
6つの取組のうち、「能力開発」と「人事管理」の一部をご紹介します。
職員の能力を開発する研修
職員研修は、職場外で実施する「庁内研修」「派遣研修」、職場において仕事を通じて習得する「職場研修」、職員自身が自発的に取り組む「自己啓発」に分けられます。それぞれの特色をいかし、総合的に連携のとれた能力開発を推進するとともに、職員が積極的に研修を受講できる職場環境づくりを啓発しています。
新採用職員研修
広く地方公務員として、同時に本市職員としての使命と役割を自覚し、職務に必要な基礎的知識の修得及び職員相互の親睦を図り、職場への適応能力を養うため、1年をかけて研修等を実施します。
あゆコロちゃんと記念撮影(厚木市七沢自然ふれあいセンターにて)
宿泊研修では、厚木市内の宿泊施設で共に生活し、課題に取り組むことにより、お互いに協力し合い自主的に行動することを学びます。当日は、火起こし体験やカレー作り、課題討議・発表、レクリエーションなどを行います。
職場研修
新採用職員には、教育担当者が付き添い、きめ細やかにサポートします。職場や仕事に慣れるまでの間、実務の指導はもちろんですが、いろいろな相談の相手として、先輩職員の中から適任者を選びます。
意欲・能力をいかす人事管理
職員が仕事へのやりがいを感じ、持てる能力を最大限発揮するためには、職員の意向、適性や経験を考慮した人事配置と職員の心と体の健康が必要です。職員が自主的に行動し、職員の意欲と組織のパフォーマンスを共に向上させることができる人事管理体制の構築を進めています。
人事評価制度の効果的な運用
人事評価制度は、職員一人一人の能力を客観的に評価し把握することにより、本人の長所を伸ばすことや、短所を改善することなど、職員の育成に活用します。また、勤務実績に対する評価結果に基づき、昇任・昇格、人事配置、給与などを適切に処遇します。これにより、努力して成果を上げた職員が、自身の成長を感じ、給与面等でより良い処遇を受けることができ、モチベーションやワーク・エンゲージメント※の向上につなげます。
ジョブ・ローテーション
入庁後概ね12年間を育成期として、4年間程度を基本としたジョブ・ローテーションを実施します。様々な職務を計画的にバランスよく経験させることにより、職員の能力や適性を見いだすとともに、幅広い知識・技術を習得し、人的ネットワーク形成を図ります。
庁内公募・人材登用
新たなプロジェクトや部署の設置に当たっては、庁内公募による人事配置を実施します。また、能力や実績に応じた上位職への登用を通じて、意欲や主体的な行動を引き出す人事配置を行います。
人事交流
職員は、人事交流を通じ、幅広い知識を習得し、視野を広げることにより、意識改革及び資質の向上を図ることができます。国や神奈川県との人事交流、実務研修としての派遣等を積極的に行い、先進的な技術や多様な考え方を学びます。
関連ファイル
厚木市人材育成基本方針 (PDFファイル: 891.5KB)
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この記事に関するお問い合わせ先
総務部 職員課 人事研修係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2070
ファックス番号:046-225-3732
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更新日:2024年04月25日
公開日:2024年04月25日