土地区画整理事業とは

 土地区画整理事業とは、良好なまちづくりを行うために、乱雑な市街地、無秩序に市街化しつつある地域、または新たに市街地にしようとする地域など面的に広がりを持った広い地域にわたって、道路、公園などの公共施設を整備すると同時に宅地の形状を利用しやすいように整える事業です。

土地区画整理事業によってまちづくりを行った場合には、次のような利点があります。

1. 曲がりくねった道路や狭い道路が、安全で快適な道路に生まれ変わります。
2. 道路の整備によって、消防車なども楽に通れるようになるため、火災などの災害に対する安全性が増します。
3. 子供たちの安全な遊び場また憩いの場として、公園が整備されます。
4. 上下水道や都市ガスなどの供給処理施設が一体的に整備され、快適で衛生的になります。
5. すべての宅地が道路に面し、形の整った利用しやすいものになります。また、宅地の境界も明確になります。
6. 整理前の権利は、そのまま整理後に受け継がれますので、長年住み慣れた地域から引っ越す必要はありません。