厚木市交通マスタープラン

1 厚木市交通マスタープランとは

本市は、東名高速道路厚木インターチェンジの開設により、首都圏南西部の道路交通の要衝として発展してきました。近年、首都圏中央連絡自動車道及び新東名高速道路の高規格幹線道路が整備され、将来的には7つのインターチェンジが設置されるなど、道路交通の要衝としての役割の一層の高まりが期待されています。

一方、市域内の移動に関する状況では、鉄道駅が南部に本厚木駅及び愛甲石田駅の2駅しか無く、ほとんどがバス交通に依存している状況です。また、道路交通については、中心市街地である本厚木駅周辺と郊外部との間に、交通量の多い国道246号が貫通しているため、その交差点における交通混雑により自動車や路線バスのアクセス性が低下している状況です。

今後、少子高齢化や人口減少社会の進展に伴い、持続可能性のあるまちづくりのためには、より的確で、効果的な交通体系の確立がもとめられています。そのため、社会経済状況や都市特性、交通特性を踏まえ、市民の移動についてより快適に、より便利にしていくための方向性を示す計画です。