【1月14日】荻野運動公園で消防出初め式を開催

更新日:2024年01月15日

公開日:2024年01月15日

はしごの上で技を次々披露

はしごの上で技を次々披露

火事を防ぐ決意新たに

厚木市消防本部は1月14日、新春恒例の消防出初め式を荻野運動公園(厚木市中荻野1500番地)で開催しました。令和6年能登半島地震に伴い厚木市救助隊などを緊急消防援助隊神奈川県大隊として石川県輪島市に派遣していることから、規模を縮小して実施しました。

出初め式は消防職団員の士気高揚と市民の防災意識の向上のために開催。今年は規模を縮小し、体育館で式典と厚木市古式消防保存会の演技などのみ実施しました。

この日、山口貴裕市長は「今年も出初め式を開催できて、うれしく思う。消防職団員の日々の働きのおかげで、市民が安心して生活することができている。今後も市民の命を守るため、力を貸してほしい」とあいさつ。式典では消防活動に功労があった消防団員や分団に表彰状が贈られました。式典の後、江戸時代から火消しの技を受け継ぐ厚木市古式消防保存会による演目がスタート。まとい振り込みでは「まとい」と呼ばれる火消しの旗印を振り、はしご乗りでは高さ約6メートルのはしごの上から華麗な技を披露。続いて荻野中学校吹奏楽部による迫力ある演奏を聴いた観客からは大きな拍手が上がりました。

親子で会場を訪れた武隈加奈子さん(30歳代・温水)は「出初め式には初めて来た。縮小開催は残念だったけど、はしご乗りや演奏など迫力があって楽しめた」と笑顔を見せ、息子の令さん(4)は「はしごからお兄さんが落ちそうでドキドキした」と話しました。

昨年の火災件数は前年より2件多い59件。空気が乾燥する冬は火災が発生しやすいため、厚木市消防本部はストーブやこんろなど火の使用中はそばを離れない、燃えやすいものを火元の近くに置かないなど、対策を呼び掛けています。

問い合わせ 警防課046-223-9368

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