開票速報でいつも聞くけどドント式ってなあに?

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

ドント式とは

「ドント式」とは、比例代表制における議席配分の計算方法の一つです。政党の総得票数を割り算で計算します。ベルギーの法学者ドントが提唱し、現在、比例代表選挙のある衆議院、参議院議員選挙で採用されています。

ドント式

集計された各政党の得票数を、それぞれ1、2、3・・・・・・と順番に整数で割り算します。
その結果を大きい順に並べ替えて政党ごとの議席数を決めます。
たとえば、議席数6を3党で争うと仮定すると・・・
得票数がA党1,000票、B党700票、C党300票とした場合は次のようになります。

「1で割り算」

A党1,000÷1=1,000

B党700÷1=700

C党300÷1=300


「2で割り算」

A党1,000÷2=500

B党700÷2=350

C党300÷2=150


「3で割り算」

A党1,000÷3=333

B党700÷3=233

C党300÷3=100


これを得票順に並べると

A党1,000票(1番)

B党700票(2番)

A党500票(3番)

B党350票(4番)

A党333票(5番)

C党300票(6番)

B党233票(7番)

C党150票(8番)

C党100票(9番)


6議席を得票数順に割り当てると、A党は(1)(3)(5)で3人、B党は(2)(4)で2人、C党は(6)で1人 となります。

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