相模人形芝居(長谷座)

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

黒子の人が青い袴を着た人形と着物姿人形を持ち芝居が行われている写真

壷坂観音霊験記 沢市内の段

黒子の人が人形の後ろに立ち白い布を頭から羽織っている人形と青い手ぬぐいをつけた人形の芝居が行われている写真

藪鶯恋枝道 小磯ヶ原の段

国指定重要無形民俗文化財(昭和55年1月28日)

所在地

 長谷 

保持者

 相模人形芝居長谷座

概説

相模人形芝居

 相模人形芝居は、江戸時代中期頃に始まったといわれています。
 鉄砲を撃つような構えで人形を持つ「鉄砲差し」と呼ばれる独特の操法と、文楽と同様に一体の人形を主遣い、左遣い、足遣いの三人が協力して操る「三人遣い」に特徴があります。特に「三人遣い」は、世界でも日本のみの操作技法であり、大変珍しい技法となっています。
 相模国(現在の神奈川県の大部分)には、江戸時代から明治時代にかけて十五か所に人形芝居が伝えられていたといわれており、現在でも、厚木市の林座と長谷座、小田原市の下中座、平塚市の前鳥座、南足柄市の足柄座の五座により継承されています。

相模人形芝居 長谷座

 長谷の人形は、江戸時代中期から始まったと伝えられており、長谷座の伝承では、淡路の人形廻しが来て始めたといわれています。
 長谷の堰神社には、淡路から伝わったとされる翁面があり、記念碑も建立されています。
 また、幕末から明治初期に活躍した西川伊左衛門からも指導を受けました。伊左衛門は、「相模人形芝居中興の祖」と呼ばれ、相模国に住み着き、カシラ作りから演技指導まで幅広く貢献し、最後まで「江戸系の鉄砲差し」にこだわったと伝えられています。
 先人たちの教えであり、相模人形芝居の特徴である三人遣い、江戸系の鉄砲差しという操法を現在も継承し、林座とともに昭和二十八年県指定無形民俗文化財に指定され、昭和四十六年に国選択、昭和五十五年に国の重要無形民俗文化財の指定を受けました。

活動について

主な公演等

  •  2月 相模人形芝居大会
  •  3月 南毛利公民館まつり
  •  4月 堰神社祭礼
  •  秋頃 厚木市郷土芸能まつり
  •  通年 郷土芸能普及公演・郷土芸能出前体験教室
  •  通年 企業イベント等での公演

稽古日程

  •  第1土曜日 南毛利公民館
  •  第3土曜日 南毛利学習支援センター

 このほか、公演などの状況に合わせて稽古を行っています。

稽古の様子

 「あつぎ元気WAVE」では、稽古の様子などを映像で御紹介しています。
 番組は下記リンクをご覧ください。

 (更新日:令和2年6月8日)

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