山中陣屋跡史跡公園

更新日:2021年10月25日

公開日:2021年04月01日

山中陣屋跡史跡公園の中にある、山中城址石碑が写っている写真
山中陣屋跡史跡公園の中にある多目的広場と、ベンチが写っている写真
山中陣屋跡史跡公園の中にある、山中城址石碑をアップにした写真

概説

 荻野山中藩大久保家の陣屋があった場所です。大久保家は1万3千石の大名であり、天明3年(1783)頃、陣屋を駿河国(現静岡県)からこの地に移し、約80年間にわたって領主を務めました。

 陣屋は、周囲の水田より一段高い半島状に突き出た低台地に位置し、広さは約1.5ヘクタール程で、その概要は、寛政3年(1791)に描かれた絵図面により知ることが出来ます。中央には御殿が設けられ、ほかに家臣の長屋、馬場、矢場、稲荷、湧水(シミズ)、井戸、物置などがあります。

 発掘調査によって、台地周辺の土堤部分は、当初の姿のままであることがわかりました。

 現在では、稲荷社、湧水などに往時をしのぶことができます。

 史跡に親しみ、郷土の歴史を理解していただくために「山中城址」の碑や案内文等を設置しています。

公園情報
住所 下荻野251
面積(平方メートル) 3,300
遊具 なし
多目的広場 あり
トイレ あり
主な樹木 フジ、ケヤキ

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