被爆樹木クスノキの植樹について
平和への誓いを新たに
長崎原爆の日の平成27年8月9日、厚木市は戦後70年を迎え平和への思いを新たにしていこうと、平和推進事業の一環として、被爆樹木植樹式を厚木中央公園(寿町3-424-1)で実施しました。式典には小林常良市長など8人の関係者が出席し、恒久平和の象徴であるクスノキを植樹しました。
植樹したのは爆心地から約800メートルの地点で被爆したクスノキの種子を育てた2世樹木で、厚木市が参加する平和首長会議を通じて長崎市から贈られたものです。
この日は、小林市長、越智一久市議会議長、寺岡まゆみ市民福祉常任委員会委員長、横山浩久遺族会会長、丸尾明子被爆者の会会長、市内の中高生からなる「ピースプロジェクトチーム」のメンバー3人が植樹に参加し、被爆樹であるクスノキ1株を丁寧に植えました。
式典で小林市長は「私たちは平和の大切さを伝えていくという重大な役目を負っている。戦争のない平和な社会を維持していくため、思いを多くの人と共有していかなければならない。」、越智議長は「厚木市は平成5年に『国際平和と核兵器廃絶を求める都市宣言』をしている。市議会としても、戦争の記憶を風化させない取り組みを継続し、平和への意識をさらに高めていきたい」とあいさつしました。
市では、この被爆樹を恒久平和の象徴として大切に育て、平和意識の向上に寄与できるよう、一層の啓発に努めてまいります。
被爆樹木クスノキの成長記録
平成27年12月のクスノキ
枯葉の季節となりましたが、 青々とした葉を付けていました。
添え木の横に植えられてあるクスノキ写真 拡大画像 (JPEG: 92.1KB)
平成28年8月のクスノキ
夏の日差しを浴びて、元気に成長しています。
令和元年8月のクスノキ
背丈も高く、葉も増え大きく成長しました。
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日