【開催報告】看取りシリーズ研修会(2)看取りケア_令和6年2月21日

更新日:2024年04月12日

公開日:2024年02月27日

 誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる「地域包括ケア社会の実現」を目指し、医療・介護・福祉に従事する皆さんのスキルアップや顔の見える関係による連携促進を図るため、専門職を対象とする研修会を開催しました。

 今回の研修は、東京有明医療大学看護学部看護学科の教授である川上嘉明先生にお越しいただき、「看取りケア」をテーマに開催しました。

看取り期のおける体の変化とその変化に応じたケアとは何なのか、根拠を踏まえご講義いただき、看取り期の体の状態に応じて「ケアの引き算」をしていくこともご本人の苦痛を取り除くことにつながると気づかされました。

1 日時

令和6年2月21日(水曜日)午後7時から8時30分まで

2 会場

厚木市役所 本庁舎 4階大会議室

3 参加

医療・介護・福祉関係者

4 テーマ

看取りケア

5 講師

東京有明医療大学 看護学部看護学科 教授 川上 嘉明 氏

6 講義の様子

講義の様子1

5年も前から死の兆候があるということに驚きました。支援者の死の時期の見立て次第で、ご本人やご家族に残された時間が変わるため、看取り期における体の変化を見逃さないことが大切であると感じました。

講義の様子2

最期を看取ったご家族が晴れ晴れとした表情をされている写真を見て、ご家族が看取りケアに参加していただくことの重要性を実感しました。

感想(一部)

  • 在宅でもっと看取りをしたいと思うようになりました。生活の場で見送りたいです。
  • 家族に自分の死を見せるということも大事な仕事だと助言されていたのを見て、すごく共感しました。ライフスタイルとして必要なことではないかと思い、私も子どもにできればそうしていきたいなと思います。
  • 食事、水分が苦痛となることを再度考えさせられました。大事なのは何かを考える良い機会になってよかったです。

関連ページ

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

市民福祉部 地域包括ケア推進課 在宅福祉推進係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2388
ファックス番号:046-221-1640

メールフォームによるお問い合わせ